酒井途中出場のマルセイユが敵地で敗戦…南野途中出場のザルツブルクは無敗継続で首位キープ!《EL》

2017.11.03 07:22 Fri
Getty Images
▽ヨーロッパリーグ(EL)・グループI第4節、ヴィトーリア・ギマランエスvsマルセイユが2日に行われ、ホームのヴィトーリアが1-0で勝利した。マルセイユのDF酒井宏樹は76分から途中出場している。
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▽前節、ヴィトーリアとのホームゲームで逆転勝利を飾ったマルセイユ(勝ち点6)は2位の座をキープ。迎えた敵地でのリターンマッチでは、前回対戦に続き酒井やパイエ、トヴァンなど一部主力を温存して臨んだ。
▽キックオフ前にマルセイユの控えDFエブラが相手サポーターとの口論の末、ハイキックを見舞う暴力行為で退場処分となるなど、アクシデントの中で始まったこの一戦。試合は立ち上がりから中盤での潰し合いが目立ちなかなか良い形でフィニッシュに持ち込めない。28分には相手GKのキックミスをグスタボがカットし、ボックス左でパスを受けたエンジエが右足のシュートを放つが、これはGK正面を突く。

▽一方、前半終盤にかけてサイドを起点とした攻撃を仕掛けるホームチームは、40分過ぎにマルティンスが続けて際どいヘディングシュートを放つが、いずれも枠を捉え切れない。

▽ゴールレスで折り返した試合は後半も一進一退の攻防を見せる。64分には中央を持ち上がったマルティンスが強烈なシュートを放つが、これはクロスバーを叩いた。
▽流れを変えたいマルセイユは67分、エンジエを下げてトヴァン、76分にはマキシム・ロペスを下げて酒井を投入する。しかし、80分には右サイドを突破したヘルドン・ラモスのクロスに対して、DF酒井の前に飛び込んで来たウルタードにドンピシャのヘディングシュートを決められ、痛恨の先制点を奪われた。

▽その後、ミトログルの投入で攻勢を強めたマルセイユだが、87分にブバカル・カマラが2枚目の警告を受けてしまい、試合前のエブラに続いて退場処分に。そして、最後まで相手の守備をこじ開けられず、試合はタイムアップ。エブラの試合前退場という波乱含みの一戦を落としたマルセイユは、ヴィトーリア、コンヤシュポルとの下位2チームに勝ち点差2に迫られることになった。

▽また、同日行われたグループIのもう1試合、ザルツブルクvsコンヤシュポルは、0-0のドローに終わった。ザルツブルクのMF南野拓実は、69分から途中出場している。

▽ここまで2勝1分けの無敗で首位に立つザルツブルクは、今節の勝利で決勝トーナメント進出が決まる。その重要な一戦に向けては、負傷明けの南野を再びベンチに置いた。

▽試合は序盤から拮抗した展開が続き、互いに決定機を作るものの決め切れない。65分を過ぎてもゴールレスの状況が続くと、ホームのザルツブルクは前節1アシストの南野とヤボをピッチに送り出す。試合終盤にかけては南野やヤボが攻撃に絡んだものの、最後まで相手の守備を打ち破ることはできず。試合はゴールレスドローで決着した。4戦無敗継続のザルツブルクは勝ち点を「8」に伸ばし、次節以降の決勝トーナメント進出を目指すことになった。

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