イグアイン弾でスポルティングと引き分けたユベントス、2位を死守《CL》

2017.11.01 07:32 Wed
Getty Images
▽ユベントスは10月31日にチャンピオンズリーグ(CL)・グループD第4節でスポルティング・リスボンとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。

▽前節スポルティング戦を2-1と薄氷の逆転勝利を飾って2勝1敗とした2位ユベントス(勝ち点6)は、2-0と勝利した直近のミラン戦のスタメンから3選手を変更。ルガーニ、アサモア、リヒトシュタイナーに代えてバルザーリ、アレックス・サンドロ、負傷明けのデ・シリオを起用した。
▽勝利すればグループステージ突破の可能性があるユベントスは、1トップにイグアイン、2列目に右からクアドラード、ディバラ、マンジュキッチと並べる[4-2-3-1]を採用。立ち上がりから自陣に引いたスポルティングに対し、ボールを保持したユベントスだったが、チャンスを作るには至らない。

▽すると20分に先制を許す。キエッリーニがジェウソン・マルティンスのドリブルに対応できずボックス右への侵入を許すと、GKブッフォンはシュートを弾くも、ルーズボールをブルーノ・セーザルに流し込まれた。

▽失点直後、ボックス中央でフリーとなっていたケディラが決定的なヘディングシュートを放ったユベントスだったが、枠の左に外してしまう。ハーフタイムにかけてもボールを持ったものの、好機を生み出すことはできずに低調な前半を1点ビハインドで終えた。
▽迎えた後半、圧力をかけるユベントスは開始3分に左CKからマンジュキッチがヘディングシュートを浴びせたが、60分にカウンターを受けてブルーノ・セーザルに決定的なシュートを許してしまう。

▽ここは枠の上に外れて助かると、試合はオープンな展開に。そんな中65分、ユベントスはデ・シリオに代えてドグラス・コスタを投入し、右サイドバックにクアドラードを配す攻撃的な布陣とする。

▽すると69分、イグアインがゴール至近距離からヘディングシュートを浴びせるもGKルイ・パトリシオのセーブに阻まれる。それでも79分、クアドラードのスルーパスでボックス右に抜け出したイグアインが飛び出したGKを外すチップキックシュートを流し込んで、1-1に持ち込んだ。

▽終盤にかけては引き分けでも良しとしたユベントスがバランスを崩さずに1-1のままタイムアップ。引き分けに持ち込み、2位を死守している。
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