再三の決定機生かせず…格下カラバフに2戦連続ドローのアトレティコが敗退危機…《CL》
2017.11.01 07:11 Wed
▽チャンピオンズリーグ(CL)・グループC第4節、アトレティコ・マドリーvsカラバフが10月31日にワンダ・メトロポリターノで行われ、1-1のドローに終わった。
▽ホームで必勝を期すアトレティコは、立ち上がりからリスクを冒して攻撃に出る。開始4分にグリーズマンが最初の枠内シュートを放つと、その後もコレアやサウールの積極的な仕掛けから相手を押し込む。21分にはセットプレーの流れからトーマスの右クロスを攻め残っていたゴディンが頭で合わすが、これは枠の左に外れた。
▽その後も相手を自陣に押し込んでいくものの、前回対戦と同様に中央をきっちり締めてボールホルダーへのチェックも怠らないカラバフの守備に苦戦するホームチームは、徐々に強引な仕掛けからボールを失い、カウンターを受け始める。すると40分、ゴディンのやや緩慢な対応から右CKを与えると、キッカーのゲリエの右足アウトスウィングのクロスをゴール前にフリーで走り込んだミチェルに頭で合わせられ、痛恨の先制点を献上した。
▽1点ビハインドで試合を折り返したアトレティコは、49分に後半最初のチャンスを作る。右サイドから中央に切り込んだコレアが左足を振り抜く。これがGKのファンブルを誘い、ガメイロが詰めるもシュートを枠に飛ばせない。
▽この同点ゴールで息を吹き返すアトレティコに更なる追い風が吹く。59分、浮いたボールに競ったペドロ・エンリケの足裏がゴディンの顔面を捉えると、これが危険なプレーと判断されて一発レッドカードが掲示される。これで数的優位を手にしたアトレティコは、ガイタン、トーレスと攻撃的なカードを切って畳みかける攻めを見せる。しかし、トレースやグリーズマンらがなかなか決め切れない。
▽すると、試合終盤の88分にはサビッチがこの試合2枚目のカードをもらってしまい、退場処分に。これで数的優位がなくなったアトレティコだが、ホームサポーターの大歓声を後押しに猛攻に打って出る。5分が与えられた後半アディショナルタイムにはフアンフランの右クロスをゴール前のゴディンが渾身ヘッドもGK正面。さらにラストプレーではボックス左でフリーのガイタンが左足のシュートを放つが、これは相手GKのファインセーブに阻まれ、万事休す。
▽敵地での前回対戦に続いて格下カラバフと1-1のドローゲームを演じたアトレティコは、第4節終了時点で未だ勝利がない低調ぶりで次節にも敗退の可能性が出てきた。
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▽前節、格下カラバフ相手のアウェイゲームをゴールレスドローで終え、歴史的な勝ち点を献上したアトレティコは、1敗2分けの未勝利でグループステージの戦いを折り返すことになった。深刻な得点力不足に悩まされるチームはカラバフ戦直後のセルタ戦で公式戦5試合ぶりの白星を手にするも、直近のエルチェ戦、ビジャレアル戦をいずれも1-1のドローで終えるなど、勝ち切れない状況が続く。今季CL初勝利を目指した今回の一戦ではビジャレアル戦と同じ11人をピッチに送り込んだ。▽その後も相手を自陣に押し込んでいくものの、前回対戦と同様に中央をきっちり締めてボールホルダーへのチェックも怠らないカラバフの守備に苦戦するホームチームは、徐々に強引な仕掛けからボールを失い、カウンターを受け始める。すると40分、ゴディンのやや緩慢な対応から右CKを与えると、キッカーのゲリエの右足アウトスウィングのクロスをゴール前にフリーで走り込んだミチェルに頭で合わせられ、痛恨の先制点を献上した。
▽1点ビハインドで試合を折り返したアトレティコは、49分に後半最初のチャンスを作る。右サイドから中央に切り込んだコレアが左足を振り抜く。これがGKのファンブルを誘い、ガメイロが詰めるもシュートを枠に飛ばせない。
▽前半同様に苦しい展開が続くアトレティコだったが、56分にトーマスの度肝を抜くシュートで追いつく。右サイドで味方が折り返したボールをボックス手前右のグリーズマンがワンタッチでマイナスに落とすと、これをトーマスが右足のダイレクトシュート。強い内巻きのカーブがかかったシュートが枠の外側からゴール右上隅を捉えると、GKの懸命に出した手を弾いてネットを揺らした。
▽この同点ゴールで息を吹き返すアトレティコに更なる追い風が吹く。59分、浮いたボールに競ったペドロ・エンリケの足裏がゴディンの顔面を捉えると、これが危険なプレーと判断されて一発レッドカードが掲示される。これで数的優位を手にしたアトレティコは、ガイタン、トーレスと攻撃的なカードを切って畳みかける攻めを見せる。しかし、トレースやグリーズマンらがなかなか決め切れない。
▽すると、試合終盤の88分にはサビッチがこの試合2枚目のカードをもらってしまい、退場処分に。これで数的優位がなくなったアトレティコだが、ホームサポーターの大歓声を後押しに猛攻に打って出る。5分が与えられた後半アディショナルタイムにはフアンフランの右クロスをゴール前のゴディンが渾身ヘッドもGK正面。さらにラストプレーではボックス左でフリーのガイタンが左足のシュートを放つが、これは相手GKのファインセーブに阻まれ、万事休す。
▽敵地での前回対戦に続いて格下カラバフと1-1のドローゲームを演じたアトレティコは、第4節終了時点で未だ勝利がない低調ぶりで次節にも敗退の可能性が出てきた。
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