巨神兵ハーフナーのヘディング2発で神戸が競り勝つ! 甲府は2度のリード生かせず…《J1》
2017.10.29 18:52 Sun
▽明治安田生命J1リーグ第31節のヴァンフォーレ甲府vsヴィッセル神戸が29日に山梨中銀スタジアムで行われ、アウェイの神戸が3-2で勝利した。
▽降格圏の16位サンフレッチェ広島(勝ち点27)とわずか勝ち点1差で15位甲府(勝ち点28)と、10位神戸(勝ち点41)の一戦。3戦ぶりの勝利を目指す甲府は、0-2で敗れた直近のセレッソ大阪戦から阿部とドゥドゥに代えて黒木と田中佑を起用した。一方、前節サガン鳥栖を相手に6試合ぶりの黒星を喫した神戸は、その試合から先発3人を変更。出場停止のポドルスキに代えてハーフナー・マイクを起用したほか、松下と田中順に代えて藤谷と大森を起用した。
▽強い雨が降りしきる中でスタートした一戦は、インテンシティの高い入りを見せた甲府が押し込む展開となる。すると18分、右サイドでボールを奪った小出が中央の黒木に斜めのパスを繋ぐ。そして、黒木のラストパスに抜け出したリンスがボックス付近から右足のシュートをゴール右隅に流し込んだ。
▽幸先良く先制した甲府は、その後も前がかりな神戸に対してリンスのスピードを生かしたカウンターから追加点に迫るなど、良い形の試合運びを見せる。しかし、33分には右サイドを突破した渡邉に鋭いクロスを入れられると、これを中央に走り込んだハーフナーに豪快に頭で流し込まれ、同点に追いつかれた。
▽結局、1-1のイーブンで折り返した試合は、後半立ち上がりに再び動く。47分、右サイドで仕掛けたリンスがボックス右に抜け出した小出にマイナスのパス。これを小出がグラウンダーで折り返すと、ファーサイドでフリーの高野が左足の強烈なシュートで流し込み、高野のJ1初ゴールで甲府が再びリードを奪う。
が前線でプレッシャーをかけると、守備陣の連係ミスとDF新井のスリップが重なり、ゴール前の大槻にシュートチャンスが訪れる。これを大槻が冷静に流し込み、移籍後初となるリーグ戦のゴールを奪った。
▽その後、互いに交代カードを切っていく中でチャンスを作り合うものの、守備陣の粘りに遭い、なかなか3点目が生まれない。しかし、試合終了間際の86分に神戸の長身FWがスコアを動かす。右サイドのスペースに飛び出した小川が絶妙なクロスをゴール前に送ると、これをハーフナーが再び得意のヘディングで流し込み、神戸がこの試合初めてリードを奪った。
▽残留に向けて勝ち点を積み上げたい甲府は、試合終了間際に決死のパワープレーを敢行する。エデル・リマや新里に決定機が訪れるも、GKキム・スンギュを中心に守る神戸守備陣を最後まで崩せず。ハーフナーのヘディング2発で神戸が白熱の一戦を逆転で制した。一方、2度のリードを守れなかった甲府だが、ライバルの取りこぼしによって辛くも残留圏内をキープした。
▽降格圏の16位サンフレッチェ広島(勝ち点27)とわずか勝ち点1差で15位甲府(勝ち点28)と、10位神戸(勝ち点41)の一戦。3戦ぶりの勝利を目指す甲府は、0-2で敗れた直近のセレッソ大阪戦から阿部とドゥドゥに代えて黒木と田中佑を起用した。一方、前節サガン鳥栖を相手に6試合ぶりの黒星を喫した神戸は、その試合から先発3人を変更。出場停止のポドルスキに代えてハーフナー・マイクを起用したほか、松下と田中順に代えて藤谷と大森を起用した。
▽幸先良く先制した甲府は、その後も前がかりな神戸に対してリンスのスピードを生かしたカウンターから追加点に迫るなど、良い形の試合運びを見せる。しかし、33分には右サイドを突破した渡邉に鋭いクロスを入れられると、これを中央に走り込んだハーフナーに豪快に頭で流し込まれ、同点に追いつかれた。
▽結局、1-1のイーブンで折り返した試合は、後半立ち上がりに再び動く。47分、右サイドで仕掛けたリンスがボックス右に抜け出した小出にマイナスのパス。これを小出がグラウンダーで折り返すと、ファーサイドでフリーの高野が左足の強烈なシュートで流し込み、高野のJ1初ゴールで甲府が再びリードを奪う。
▽しかし、すぐさま反撃に転じる神戸は50分、後半から大森に変わって途中出場の大槻
が前線でプレッシャーをかけると、守備陣の連係ミスとDF新井のスリップが重なり、ゴール前の大槻にシュートチャンスが訪れる。これを大槻が冷静に流し込み、移籍後初となるリーグ戦のゴールを奪った。
▽その後、互いに交代カードを切っていく中でチャンスを作り合うものの、守備陣の粘りに遭い、なかなか3点目が生まれない。しかし、試合終了間際の86分に神戸の長身FWがスコアを動かす。右サイドのスペースに飛び出した小川が絶妙なクロスをゴール前に送ると、これをハーフナーが再び得意のヘディングで流し込み、神戸がこの試合初めてリードを奪った。
▽残留に向けて勝ち点を積み上げたい甲府は、試合終了間際に決死のパワープレーを敢行する。エデル・リマや新里に決定機が訪れるも、GKキム・スンギュを中心に守る神戸守備陣を最後まで崩せず。ハーフナーのヘディング2発で神戸が白熱の一戦を逆転で制した。一方、2度のリードを守れなかった甲府だが、ライバルの取りこぼしによって辛くも残留圏内をキープした。
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