アトレティコ先制点死守できず…! ビジャレアルとの好カードは痛み分け《リーガエスパニョーラ》
2017.10.29 03:35 Sun
▽リーガエスパニョーラ第10節のアトレティコ・マドリーvsビジャレアルが28日に行われ、1-1の引き分けに終わった。
▽対するビジャレアルも[4-4-2]を採用し、GKにバルボサ、ディフェンスラインにガスパール、A・ゴンサレス、ビクトル・ルイス、ジャウメ、中盤にはフォルナルス、トリゲロス、ロドリゴ・エルナンデス、ロベルト・ソリアーノ、を起用。最前線ではバッカと、直近のリーガ3戦で6得点と絶好調のバカンブがコンビを組んだ。
▽鋭いカウンターを標榜するビジャレアルに対して、比較的ボールを持つ時間の長いアトレティコは、攻撃時にガビが2CBの間に下がり3バックを形成。両SBが高い位置を取る形で得点への糸口を探っていく。
▽しかし、ビジャレアルは上がってくるSBの対応をSHが徹底して担当。外へ追い込む形でプレスを続け、中で待つグリーズマンにボールを渡さない。試合はチャンスの生まれ難い展開となっていく。
▽攻めあぐねるアトレティコは、前半の中ごろからグリーズマンが中盤や左右に大きく動きつつボールを引き出していく。しかし、ラストパスの場面でうまく行かない場面が続くと、中央へのシンプルなパスが多用され始める。すると逆に、中央を警戒していたビジャレアルが、カウンターからチャンスを得る展開が増えることに。
▽40分には、カウンターの場面でトリゲロスがピッチ中央から質の高いグラウンダーパスを送る。前を独走するバカンブの足下にピタリと収まり、GKオブラクとの一対一に。しかし、バカンブが右足を振り抜く前に追いついたサビッチがスライディングを敢行。ギリギリの状況でボールをかき出した。
▽ピンチを凌いだ直後の42分、今度はアトレティコが絶好機を迎えた。左サイドにポジションを取ったグリーズマンがボックス内角度の無い位置からシュートを放つ。これをGKバルボサが弾くと、こぼれ球がサウールの下へ。ゴールはGK不在の状況となっていたが、カバーに入っていたDFがクリア。古巣相手の得点とはならなかった。
▽スコアレスで試合を折り返して迎えた後半、アトレティコは最前線に左からグリーズマン、ガメイロ、コレアを並べる[4-3-3]のような形に変形。3トップ中央のガメイロをターゲットに、早いタイミングでボールを当てていく。
▽すると61分、左サイドを浅い位置から、フィリペ・ルイスがボックス手前中央目がけてクロスを供給。グリーズマンがワンタッチで右サイドに展開すると、飛び出したコレアがスピードに乗った状態で絶妙なトラップをする。そのままボックス右深い位置まで侵攻し、右足を振り抜いてネットを揺らした。
▽1点を追うビジャレアルが前がかりになり始めた67分、ガビのパスに抜け出したガメイロが、ボックス内で一対一に。これはGKバルボサのファインセーブに阻まれたが、カウンターからアトレティコの決定機が増えていく。
▽しかし81分、バランス良く試合を運んでいたアトレティコは、痛恨の失点を喫した。途中出場のカスティジェホが早い弾道の右CKを送ると、中央でゴディンとの競り合いに勝ったバッカが強烈なヘディングシュート。これがGKオブラクの牙城を打ち破ることとなった。
▽結局、試合はこのまま終了。アトレティコは先制点を守り抜くことができず、連勝突入とはならなかった。また、ビジャレアルの連勝も「3」でストップ。白熱の好カードは痛み分けという結果に終わった。
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▽直近の公式戦6試合で白星が1つのみと得点力不足に苦しむアトレティコが、エスクリバ監督解任後リーガ3連勝中の好調ビジャレアルを、ホームのワンダ・メトロポリターノに迎えた一戦。アトレティコはこれまで同様、GKにオブラク、ディフェンスラインにフアンフラン、ゴディン、サビッチ、フィリペ・ルイス、中盤にガビ、トーマス、コレア、サウール、最前線にグリーズマンとガメイロを起用する[4-4-2]を採用し、カラスコがメンバーから外れた他はベストな布陣で臨んだ。▽鋭いカウンターを標榜するビジャレアルに対して、比較的ボールを持つ時間の長いアトレティコは、攻撃時にガビが2CBの間に下がり3バックを形成。両SBが高い位置を取る形で得点への糸口を探っていく。
▽しかし、ビジャレアルは上がってくるSBの対応をSHが徹底して担当。外へ追い込む形でプレスを続け、中で待つグリーズマンにボールを渡さない。試合はチャンスの生まれ難い展開となっていく。
▽それでも20分には、ボックス手前でボールを持ったコレアが強引にミドルシュートを放つが、GKバルボサに阻まれる。直後にも裏に抜け出したガメイロがヒールでボールをコントロールし、シュートまで持ち込んだが、枠を捉えなかった。
▽攻めあぐねるアトレティコは、前半の中ごろからグリーズマンが中盤や左右に大きく動きつつボールを引き出していく。しかし、ラストパスの場面でうまく行かない場面が続くと、中央へのシンプルなパスが多用され始める。すると逆に、中央を警戒していたビジャレアルが、カウンターからチャンスを得る展開が増えることに。
▽40分には、カウンターの場面でトリゲロスがピッチ中央から質の高いグラウンダーパスを送る。前を独走するバカンブの足下にピタリと収まり、GKオブラクとの一対一に。しかし、バカンブが右足を振り抜く前に追いついたサビッチがスライディングを敢行。ギリギリの状況でボールをかき出した。
▽ピンチを凌いだ直後の42分、今度はアトレティコが絶好機を迎えた。左サイドにポジションを取ったグリーズマンがボックス内角度の無い位置からシュートを放つ。これをGKバルボサが弾くと、こぼれ球がサウールの下へ。ゴールはGK不在の状況となっていたが、カバーに入っていたDFがクリア。古巣相手の得点とはならなかった。
▽スコアレスで試合を折り返して迎えた後半、アトレティコは最前線に左からグリーズマン、ガメイロ、コレアを並べる[4-3-3]のような形に変形。3トップ中央のガメイロをターゲットに、早いタイミングでボールを当てていく。
▽すると61分、左サイドを浅い位置から、フィリペ・ルイスがボックス手前中央目がけてクロスを供給。グリーズマンがワンタッチで右サイドに展開すると、飛び出したコレアがスピードに乗った状態で絶妙なトラップをする。そのままボックス右深い位置まで侵攻し、右足を振り抜いてネットを揺らした。
▽1点を追うビジャレアルが前がかりになり始めた67分、ガビのパスに抜け出したガメイロが、ボックス内で一対一に。これはGKバルボサのファインセーブに阻まれたが、カウンターからアトレティコの決定機が増えていく。
▽しかし81分、バランス良く試合を運んでいたアトレティコは、痛恨の失点を喫した。途中出場のカスティジェホが早い弾道の右CKを送ると、中央でゴディンとの競り合いに勝ったバッカが強烈なヘディングシュート。これがGKオブラクの牙城を打ち破ることとなった。
▽結局、試合はこのまま終了。アトレティコは先制点を守り抜くことができず、連勝突入とはならなかった。また、ビジャレアルの連勝も「3」でストップ。白熱の好カードは痛み分けという結果に終わった。
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