ザザ5戦連発弾などでバレンシアがセビージャに快勝! リーガ5連勝で首位バルサ追走《リーガエスパニョーラ》
2017.10.22 03:41 Sun
▽リーガエスパニョーラ第9節、バレンシアvsセビージャが21日にメスタージャで行われ、ホームのバレンシアが4-0で快勝した。
▽直近のベティス戦で6-3の派手な打ち合いを演じ、4連勝で2位に浮上したバレンシアは、5連勝を目指す今節は、リーグ3位の堅守を誇る5位セビージャをホームに迎えた。注目の先発メンバーでは直近4連発中のザザと、ロドリゴ・モレノの好調2トップなどベストメンバーが起用された。
▽対するセビージャは、懸念された代表ウィーク明けの前節でアスレティック・ビルバオに0-1で敗れると、直近のCLではスパルタク・モスクワ相手に1-5の大敗を喫するなど、ここまで順調な歩みを見せてきたベリッソ新体制で最初の山場を迎えた。苦手メスタージャでの一戦に向けては、大敗したスパルタク・モスクワ戦から先発3人を変更。クローン=デリ、サラビア、イェデルに代わって、ヘスス・ナバス、ムリエル、フランコ・バスケスを起用した。
▽立ち上がりは拮抗した展開となったものの、時間の経過と共にコンディション面で勝るバレンシアが切り替えの速さを武器に試合の主導権を握る。ボールを奪っては2トップへのクサビ、ゴンサロ・グエデスの鋭いドリブル突破を起点に相手ゴールへ迫っていく。
▽一方、連戦の疲れを感じるセビージャは序盤こそバネガやバスケスがフィニッシュに絡んだものの、以降は中盤で競り負ける場面が目立つ。さらに30分には序盤から足を気にしていたラングレが足を痛め、パレハやカリソに続きまたしてもセンターバックに離脱者が出てしまう。これを受けて、ベリッソ監督は右サイドバックのコルシアを投入し、メルカドがセンターバックにスライドした。
▽バレンシアの1点リードで迎えた後半も試合展開に変化はなし。しかし51分、左サイドを起点とした攻めからボックス手前で前を向いたロドリゴが左足アウトを使ったスルーパス。これに抜け出したザザがDFケアーに寄せられながらも得意の左足のシュートをファーポストに流し込み、5試合連続となる今季8点目を奪った。
▽痛恨の2失点目を喫したセビージャは、ノリートに代えてサラビア、ピサーロに代えてクローン=デリを続けてピッチに送り出し、反撃に出る。しかし、ボックス内までボールを運べるものの、ムリエルらのフィニッシュがなかなかうまくいかず、相手GKネトを脅かすことができない。
▽一方、前がかりな相手に対して、グエデスやソレールらの推進力のある攻めが機能するバレンシアは、70分に殊勲のザザを下げてサンティ・ミナを投入。すると、この交代が試合を決定付ける3点目をもたらす。85分、カウンターから相手陣内を持ち上がったグエデスがボックス左に走り込む、サンティ・ミナに丁寧なラストパスを送ると、これをサンティ・ミナが冷静に流し込んだ。勢い付くバレンシアは試合終了間際にもコンドグビアのフィードに抜け出したグエデスがGKとの一対一を難なく制し、この試合自身2点目を決めて勝負あり。
▽セビージャとの注目の強豪対決に完勝したバレンシアが、結果内容とも文句なしの5連勝を達成した。一方、公式戦3連敗のセビージャは思わぬ急失速となった。
▽直近のベティス戦で6-3の派手な打ち合いを演じ、4連勝で2位に浮上したバレンシアは、5連勝を目指す今節は、リーグ3位の堅守を誇る5位セビージャをホームに迎えた。注目の先発メンバーでは直近4連発中のザザと、ロドリゴ・モレノの好調2トップなどベストメンバーが起用された。
▽立ち上がりは拮抗した展開となったものの、時間の経過と共にコンディション面で勝るバレンシアが切り替えの速さを武器に試合の主導権を握る。ボールを奪っては2トップへのクサビ、ゴンサロ・グエデスの鋭いドリブル突破を起点に相手ゴールへ迫っていく。
▽一方、連戦の疲れを感じるセビージャは序盤こそバネガやバスケスがフィニッシュに絡んだものの、以降は中盤で競り負ける場面が目立つ。さらに30分には序盤から足を気にしていたラングレが足を痛め、パレハやカリソに続きまたしてもセンターバックに離脱者が出てしまう。これを受けて、ベリッソ監督は右サイドバックのコルシアを投入し、メルカドがセンターバックにスライドした。
▽押し込みながらもゴールが遠いバレンシアだったが、43分に絶好調のグエデスが魅せる。ショートカウンターで敵陣をドリブルで突破したグエデスはボックス内でDFケアーを冷静にシュートフェイントで外し、最後は強烈な右足のシュートをゴール右隅に突き刺した。
▽バレンシアの1点リードで迎えた後半も試合展開に変化はなし。しかし51分、左サイドを起点とした攻めからボックス手前で前を向いたロドリゴが左足アウトを使ったスルーパス。これに抜け出したザザがDFケアーに寄せられながらも得意の左足のシュートをファーポストに流し込み、5試合連続となる今季8点目を奪った。
▽痛恨の2失点目を喫したセビージャは、ノリートに代えてサラビア、ピサーロに代えてクローン=デリを続けてピッチに送り出し、反撃に出る。しかし、ボックス内までボールを運べるものの、ムリエルらのフィニッシュがなかなかうまくいかず、相手GKネトを脅かすことができない。
▽一方、前がかりな相手に対して、グエデスやソレールらの推進力のある攻めが機能するバレンシアは、70分に殊勲のザザを下げてサンティ・ミナを投入。すると、この交代が試合を決定付ける3点目をもたらす。85分、カウンターから相手陣内を持ち上がったグエデスがボックス左に走り込む、サンティ・ミナに丁寧なラストパスを送ると、これをサンティ・ミナが冷静に流し込んだ。勢い付くバレンシアは試合終了間際にもコンドグビアのフィードに抜け出したグエデスがGKとの一対一を難なく制し、この試合自身2点目を決めて勝負あり。
▽セビージャとの注目の強豪対決に完勝したバレンシアが、結果内容とも文句なしの5連勝を達成した。一方、公式戦3連敗のセビージャは思わぬ急失速となった。
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