低調チェルシー、ワトフォードキラーのバチュアイ2ゴールに救われ連敗ストップ!《プレミアリーグ》
2017.10.21 22:40 Sat
▽プレミアリーグ第9節、チェルシーvsワトフォードによるロンドン・ダービーが21日にスタンフォード・ブリッジで行われ、ホームのチェルシーが4-2で勝利した。
▽直近の試合でアーセナルを破るなど、マルコ・シウバ新監督の下で4位と躍進するワトフォードとのダービーに向けてはローマ戦から先発2人を変更。クリステンセンとザッパコスタに代えてリュディガーとペドロを起用し、ダビド・ルイスを本来の3バックの中央に戻したほか、アウピリクエタを右ウイングバックに配置し、最前線のモラタの下にアザールとペドロを置く本来の[3-4-3]の布陣に戻した。
▽中2日の過密日程を受けて、早い時間帯に先制点がほしいチェルシーは立ち上がりからサイドを起点に攻勢を強めていく。すると12分、右サイドのゴールライン際でDFブリトスと競ったアザールが微妙な判定ながらCKを獲得する。このCKの流れからボックス右のアザールが丁寧にマイナスパスをペドロに送ると、ボックス手前右のペドロが右足で強いカーブをかけたダイレクトシュートが右ポストの内側を叩きゴールネットに吸い込まれた。
▽ペドロのゴラッソで先制に成功したチェルシーは16分にも追加点のチャンス。バイタルエリア左でパスを受けたモラタがボックス右にフリーで走り込むセスクへ絶妙な斜めのスルーパスを通す。だが、GKゴメスに詰められたセスクのループシュートは完璧に読まれてしまい、絶好の決定機を逸した。
▽後半に入ってもギアが上がらないチェルシーは立ち上がりの48分に右サイドを破ったロベルト・ペレイラの鋭いグラウンダーのクロスからファーでフリーのリシャルリソンに絶好機を許すが、これは相手のシュートミスに救われる。だが、直後の49分に中盤でのバカヨコのボールロストからカウンターを浴びると、ボックス左でボールを持ったリシャルリソンのグラウンダーのパスをファーでフリーのペレイラに冷静に流し込まれ、逆転を許した。
▽後半立ち上がりの痛恨の失点に動揺するチェルシーは54分にも相手セットプレーの流れからブリトスのクロスをゴール前でドフリーのリシャルリソンに頭で合わせられるが、これは再びリシャルリソンのシュートミスに救われる。
▽何とか流れを変えたいコンテ監督は61分、疲労困憊のモラタを下げてバチュアイを投入。さらに68分にはマルコス・アロンソに代えてウィリアンを投入し、アスピリクエタを左サイドバックに移した[4-2-3-1]の布陣に変更した。
▽するとこの選手交代が同点ゴールをもたらす。71分、相手陣内右サイドで得たFKの流れからウィリアンとパス交換した右サイドのペドロがニアを狙ったクロスを入れると、相手DFの前に飛び出したバチュアイが頭で合わせてゴール左隅に流し込んだ。
▽ワトフォードキラー、バチュアイの対ワトフォード戦3試合連続ゴールで試合を振り出しに戻したチェルシーだが、ここから一気に流れを引き戻すまでには至らない。82分にはボックス内でゴールを背にしてセスクのパスを受けたバチュアイが強引に右足の反転シュートを試みるが、これは枠の右に外れる。さらに86分にはペドロに代わってザッパコスタを右サイドに投入すると、この交代が勝ち越しゴールに繋がる。
▽87分、右サイド深くでザッパコスタがタメを作って外のウィリアンに短いパスを渡すと、ウィリアンが鋭いクロスを供給。ニアで相手DFカバセレがフリックしたボールをファーに詰めたアスピリクエタが頭で流し込んだ。伏兵の今季初ゴールで試合を再び引っくり返したチェルシーは、試合終了間際の95分にも相手DFの不用意なパスをバカヨコが頭で跳ね返すと、これに反応したバチュアイが冷静にGKとの一対一を制し、ダメ押しの2点目を奪った。
▽上位対決で大苦戦のチェルシーだったが、ワトフォードキラーのバチュアイの2ゴールなどで打ち合いを制し、リーグ戦の連敗をストップした。
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▽前節、開幕から全敗中の最下位クリスタル・パレス相手に今季初ゴールと初白星を献上した5位チェルシーは、リーグ戦2連敗と調子を落とす。ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)のローマ戦ではホームで2点差をひっくり返されるも、エースのアザールのゴールによって3-3のドローに持ち込み、公式戦の連敗をストップした。▽中2日の過密日程を受けて、早い時間帯に先制点がほしいチェルシーは立ち上がりからサイドを起点に攻勢を強めていく。すると12分、右サイドのゴールライン際でDFブリトスと競ったアザールが微妙な判定ながらCKを獲得する。このCKの流れからボックス右のアザールが丁寧にマイナスパスをペドロに送ると、ボックス手前右のペドロが右足で強いカーブをかけたダイレクトシュートが右ポストの内側を叩きゴールネットに吸い込まれた。
▽ペドロのゴラッソで先制に成功したチェルシーは16分にも追加点のチャンス。バイタルエリア左でパスを受けたモラタがボックス右にフリーで走り込むセスクへ絶妙な斜めのスルーパスを通す。だが、GKゴメスに詰められたセスクのループシュートは完璧に読まれてしまい、絶好の決定機を逸した。
▽この決定機以降、なかなかチャンスを作れなくなったチェルシーは、休養十分で球際のバトルで奮闘するアウェイチーム相手に主導権を握られる。それでも、クレバリーやリシャルリソンにフィニッシュに持ち込まれるものの、決定機は許さない。逆に、前半終了間際の40分にはセスクのミドルシュートでゴールに迫るが、ここはGKゴメスの好守に阻まれる。すると、前半終了間際の48分には自陣左サイド深くで与えたスローインの場面でホレバスのロングスローのこぼれをボックス右のドゥクレに右足アウトにかけた見事なシュートでニアを抜かれ、1-1に追いつかれてハーフタイムを迎えた。
▽後半に入ってもギアが上がらないチェルシーは立ち上がりの48分に右サイドを破ったロベルト・ペレイラの鋭いグラウンダーのクロスからファーでフリーのリシャルリソンに絶好機を許すが、これは相手のシュートミスに救われる。だが、直後の49分に中盤でのバカヨコのボールロストからカウンターを浴びると、ボックス左でボールを持ったリシャルリソンのグラウンダーのパスをファーでフリーのペレイラに冷静に流し込まれ、逆転を許した。
▽後半立ち上がりの痛恨の失点に動揺するチェルシーは54分にも相手セットプレーの流れからブリトスのクロスをゴール前でドフリーのリシャルリソンに頭で合わせられるが、これは再びリシャルリソンのシュートミスに救われる。
▽何とか流れを変えたいコンテ監督は61分、疲労困憊のモラタを下げてバチュアイを投入。さらに68分にはマルコス・アロンソに代えてウィリアンを投入し、アスピリクエタを左サイドバックに移した[4-2-3-1]の布陣に変更した。
▽するとこの選手交代が同点ゴールをもたらす。71分、相手陣内右サイドで得たFKの流れからウィリアンとパス交換した右サイドのペドロがニアを狙ったクロスを入れると、相手DFの前に飛び出したバチュアイが頭で合わせてゴール左隅に流し込んだ。
▽ワトフォードキラー、バチュアイの対ワトフォード戦3試合連続ゴールで試合を振り出しに戻したチェルシーだが、ここから一気に流れを引き戻すまでには至らない。82分にはボックス内でゴールを背にしてセスクのパスを受けたバチュアイが強引に右足の反転シュートを試みるが、これは枠の右に外れる。さらに86分にはペドロに代わってザッパコスタを右サイドに投入すると、この交代が勝ち越しゴールに繋がる。
▽87分、右サイド深くでザッパコスタがタメを作って外のウィリアンに短いパスを渡すと、ウィリアンが鋭いクロスを供給。ニアで相手DFカバセレがフリックしたボールをファーに詰めたアスピリクエタが頭で流し込んだ。伏兵の今季初ゴールで試合を再び引っくり返したチェルシーは、試合終了間際の95分にも相手DFの不用意なパスをバカヨコが頭で跳ね返すと、これに反応したバチュアイが冷静にGKとの一対一を制し、ダメ押しの2点目を奪った。
▽上位対決で大苦戦のチェルシーだったが、ワトフォードキラーのバチュアイの2ゴールなどで打ち合いを制し、リーグ戦の連敗をストップした。
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