【J1ピックアッププレビュー】順位関係なしの好カード、意地を見せるのは《浦和vsG大阪》

2017.10.20 21:30 Fri
Getty Images
▽浦和レッズとガンバ大阪という東西の雄が22日に埼玉スタジアム2002で行われる明治安田生命J1リーグ第30節で激突する。

◆中位に沈む名門対決
▽テーブル上は前節終了時点で浦和が7位、G大阪が10位。ピックアップするには寂しい順位に沈んでいるものの、近年のJリーグやカップ戦で数々のタイトルを争い合ってきたことを考えれば、注目せずにはいられない名門対決だ。ちなみに、G大阪の本拠地である市立吹田サッカースタジアムで行われた前回対戦は1-1のドロー。直近のリーグ戦における埼玉スタジアム2002を会場にした戦いだと、浦和が2連勝中のカードとなる。
◆ACL効果でムード“良好”〜浦和レッズ〜
▽リーグ戦7位に沈む浦和だが、ムードは悪くない。このミッドウィークに行われたAFCチャンピオズリーグ(ACL)2017準決勝2ndレグで、FWフッキとMFオスカルの両ブラジル代表選手を擁する上海上港(中国)に完封勝利(1-0)を収め、10年ぶりの決勝進出。激戦の反動や中3日で今節を迎える選手の疲労具合が気がかりなところだが、来シーズンのACL出場権獲得に向けて、士気は高まるばかりだ。ACLファイナル進出の力をリーグ戦でも示したいところだ。

◆長谷川体制発足後“最悪”〜ガンバ大阪〜
▽対するG大阪は長谷川健太監督就任後、最悪の状況だ。クラブは今シーズン限りでの長谷川監督退任発表後、現在まで公式戦8試合勝ちなし。ホーム戦5連敗となる0-1で敗れた前節のアルビレックス新潟戦後、クラブ上層部が長谷川監督と緊急会談を開く始末だ。また、新潟戦で負傷交代したDFオ・ジェソクの離脱により、台所事情も更に困窮。正直、ポジティブな要素を見つけるのが難しい。今回の浦和戦は、クラブとしての意地が問われる一戦になりそうだ。

◆守備面が明暗を分ける?
▽この一戦の勝利の行方を左右しそうなのが両クラブのディフェンス面だ。G大阪を迎え撃つ浦和だが、現在はクラブワーストのホーム戦11試合連続失点中。また、今シーズンのリーグ戦におけるクリーンシート数でも、18チーム中ワーストの「3」しか記録していない。対するG大阪も現在、リーグ戦15試合連続失点で、2011年に記録した18試合連続失点のクラブワースト記録に迫る勢い。攻撃陣にタレントが多く集う両者だが、守備面が明暗を分けそうだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆浦和レッズ(4-1-4-1)
(C)CWS Brains,LTD.
GK:西川周作
DF:遠藤航、阿部勇樹、マウリシオ、槙野智章
MF:青木拓矢、ズラタン、柏木陽介、矢島慎也、高木俊幸
FW:興梠慎三
監督:堀孝史

▽上述のとおり、浦和は上海上港との激戦から中3日でG大阪戦を迎える。そういった点を鑑みると、ローテーションが施される可能性が高い。GK西川周作や、MF柏木陽介、MF青木拓矢、MF阿部勇樹、FW興梠慎三ら主軸をそのままに、上海上港でベンチスタートだったFWズラタンや、出番のなかったMF矢島慎也、MF高木俊幸が先発メンバー入りを果たすことになりそうだ。

◆ガンバ大阪(4-3-1-2)
(C)CWS Brains,LTD.
GK:東口順昭
DF:初瀬亮、三浦弦太、今野泰幸、藤春廣輝
MF:中原彰吾、倉田秋、井手口陽介、遠藤保仁
FW:赤崎秀平、ファン・ウィジョ
監督:長谷川健太

▽対するG大阪は、勝てていない状況を考慮しても、何かしらメンバー変更の余地があるだろう。18日の紅白戦で、DF初瀬亮、MF中原彰吾、FW赤崎秀平らが主力組でプレーしており、この浦和戦で先発機会が巡ってきそうだ。また、前節を出場停止で欠場したMF倉田秋も先発復帰の見込み。布陣においては、紅白戦で試された中盤ダイヤモンド型が用いられる可能性がある。

【キープレーヤー】
◆FW興梠慎三(浦和レッズ)
(C)CWS Brains,LTD.
▽浦和のキープレーヤーは、19ゴールで得点ランキングトップに立つ興梠だ。直近リーグ戦5試合で4ゴールと点取り屋としての働きだけでなく、スペースを突く動き出しや、起点となるプレー面も好調。チームの攻撃面をリードする存在として凄味を増すばかりだ。今節は浦和加入後、J1での過去6度の対戦で一度もゴールを挙げられていないG大阪が相手。個人としてもゴールという結果にこだわりたいところだ。

◆MF倉田秋(ガンバ大阪)
Getty Images
▽対するG大阪の注目選手は、出場停止明けの倉田だ。前節こそ出場停止処分で欠場したものの、その試合を除けば、今シーズンのリーグ戦全試合に先発出場。ゴール数においても、ここまで8ゴールと2011年に記録したキャリアハイの10ゴールに迫る。その中、日本代表として臨んだ10月の代表戦では、A代表初ゴールを含む2戦2発をマーク。ゴールへのイメージは良い。苦境のチームを救う活躍に期待したい。
関連ニュース

【J1注目プレビュー|第8節:G大阪vs鳥栖】 攻撃を立て直したいG大阪、守備を立て直したい鳥栖

【明治安田J1リーグ第8節】 2024年4月14日(日) 15:00キックオフ ガンバ大阪(12位/9pt) vs サガン鳥栖(19位/4pt) [パナソニック スタジアム 吹田] <span class="paragraph-subtitle">◆攻撃陣の奮起で5試合ぶり勝利を【ガンバ大阪】</span> 開幕から5試合無敗を続けてきたG大阪だが暗雲が立ち込めている。 ミッドウィークの横浜FM戦は、前半こそ良い戦いを見せたもののフィニッシュのクオリティが欠如。一方で横浜FMにその精度を見せつけられて2-0で敗戦となった。 アウェイでの北海道コンサドーレ札幌戦で敗れていたチームはこれで連敗。さらに3試合連続でノーゴールと無敗継続から一気に暗雲が立ち込めている。 ケガ人続出というエクスキューズはあるものの、やはり攻撃面の課題は昨シーズンから付き纏い続けている。チャンスメイクとゴールを奪う間にある大きな差をどう埋めるのか。開幕3試合連続ゴールの宇佐美貴史に頼りきりにならない2人目が出てきて欲しいところだろう。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:一森純 DF:中野伸哉、三浦弦太、中谷進之介、黒川圭介 MF:ダワン、鈴木徳真 MF:食野亮太郎、石毛秀樹、ウェルトン FW:宇佐美貴史 監督:ダニエル・ポヤトス U-23日本代表活動参加:半田陸 <span class="paragraph-subtitle">◆守備崩壊中、どこから立て直すか【サガン鳥栖】</span> 今シーズンの鳥栖は苦しみが続いている。第2節に北海道コンサドーレ札幌を下したものの、それ以外は勝利なし。7戦で1勝1分け5敗と苦しんでいる。 今節先に試合を行った札幌が引き分けたことで暫定的に最下位に転落。勝ち点差がまだ詰まっている状況なだけに、1つ勝てば大きくジャンプアップはするが、余裕はない。 前節は早い時間に失点して浦和レッズに3-0で完敗。失点後のパフォーマンスダウンが今シーズンは顕著に。局面ではファイトしているものの、チームとしてプレーに繋げられていない。 ピッチ内での選手たちの判断を尊重する川井健太監督。開幕前から不安視された守備面が完全に崩壊しており、バランスを崩している今どう立て直すか。キッカケを掴む結果を手にしたいところだ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:朴一圭 DF:原田亘、山﨑浩介、キム・テヒョン、上夷克典 MF:福田晃斗、河原創 MF:菊地泰智、堀米勇輝、長沼洋一 FW:マルセロ・ヒアン 監督:川井健太 U-23日本代表活動参加:木村誠二 2024.04.14 12:30 Sun

【J1注目プレビュー|第8節:東京vsFC東京】復活の“東京ダービー”、プライドをかけた決戦

【明治安田J1リーグ第8節】 2024年4月13日(土) 16:00キックオフ 東京ヴェルディ(3位/15pt) vs FC東京(15位/7pt) [味の素スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆緑のプライドを賭けて2勝目を【東京ヴェルディ】</span> 16年ぶりに戻ってきたJ1の舞台。ここまで良い戦いを見せながらも、掴んだ白星はわずかに「1」。これが16年間離れていたことによるのかもしれない。 “東京”がクラブ名につき、長らく戦ってきた舞台はJ2。それでも、久々にたったJ1の舞台から簡単に降りるわけにはいかない。このダービーをキッカケに、内容だけでなく結果も掴んでいきたいところだ。 ダービーは昨年経験済み。天皇杯の舞台での対戦は、悔しい敗戦となった。そして、“ダービー”というものの存在を体感した。当然狙うはリベンジ。かつてスター選手が揃ったチームは、代表経験のない若手集団へと生まれ変わった。 胸にあるのは緑のプライドと東京のプライド。“ホーム”の味スタで2勝目を掴みたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:マテウス DF:宮原和也、林尚輝、谷口栄斗、深澤大輝 MF:松橋優安、稲見哲行、森田晃樹、見木友哉 FW:染野唯月、木村勇大 監督:城福浩 U-23日本代表活動参加:山田楓喜 <span class="paragraph-subtitle">◆青赤で染める俺たちが“東京”だ【FC東京】</span> 国立競技場での2連戦は、浦和レッズ、鹿島アントラーズと難敵を相手に連勝。複数得点を奪っての勝利と、チームとして上昇気流に乗れている。 そんな中で迎えるのは、“アウェイ”という扱いになる本拠地でのダービー。何がなんでも負けてはいけない一戦となる。このダービーを知るのは、両軍合わせて長友佑都のみ。先発での出番が回ってくるかは分からないが、“お祭り男”のモチベーションは高い。 昨年の天皇杯での対戦は、試合には勝利したもののピッチ外で“ケチ”がついた。勝ってもスッキリしない結末となってしまったが、今回はしっかりと勝って、晴れやかに誇りたいところだ。 U-23日本代表でパリ五輪を目指す、松木玖生、荒木遼太郎、野澤大志ブランドンがいなくとも、胸にあるのは赤青のプライドと、東京をそうプライドのみ。緑に染めさせるわけにはいかない。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:波多野豪 DF:白井康介、土肥幹太、エンリケ・トレヴィザン、バングーナガンデ佳史扶 MF:高宇洋、小柏剛、小泉慶 FW:安斎颯馬、仲川輝人、俵積田晃太 監督:ピーター・クラモフスキー U-23日本代表活動参加:野澤大志ブランドン、松木玖生、荒木遼太郎 2024.04.13 12:30 Sat

【J1注目プレビュー|第8節:C大阪vs川﨑F】C大阪は首位を追いかけ無敗キープなるか? 川﨑Fは3試合ぶりゴールが欲しい

【明治安田J1リーグ第8節】 2024年4月13日(土) 15:00キックオフ セレッソ大阪(3位/15pt) vs 川崎フロンターレ(15位/7pt) [ヨドコウ桜スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆首位を追いかけ無敗継続へ【セレッソ大阪】</span> 前節はアウェイでアルビレックス新潟と対戦したC大阪。しっかりと0-1で勝利を収め、開幕7試合で無敗を継続した。 首位との勝ち点差は「1」。いつでも追い越せる状況であるが、今節はホームに川﨑Fを迎える中、決して苦手とはしていない。 ホームでは直近7試合で5勝2敗。昨シーズンは3-0で勝利した相手でもあり、今のチーム状態を考えれば勝利が求められるだろう。 今シーズンのC大阪はここまで全試合で先制点を奪っており、リードした状態で試合を進められていることも好調に繋がっているだろう。今節もしっかりと先制点を奪えるかに注目。そして初の古巣対決となる登里享平にも注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:キム・ジンヒョン DF:毎熊晟矢、鳥海晃司、舩木翔、登里享平 MF:ヴィトール・ブエノ、田中駿汰、奥埜博亮 FW:ルーカス・フェルナンデス、レオ・セアラ、カピシャーバ 監督:小菊昭雄 U-23日本代表活動参加:西尾隆矢 <span class="paragraph-subtitle">◆【川崎フロンターレ】</span> 前節は首位のFC町田ゼルビアをホームに迎えた中、0-1で敗戦。やはりチームとしてどこか乗り切れない部分が見え隠れする。 今の川﨑Fは攻守に問題を抱えており、攻撃陣は2試合連続ノーゴール。試合によって波があるのが現状で、得点源として期待されるFWエリソンは3試合不発。決定機を作る回数も少ない。 さらに深刻なのは守備陣。ジェジエウ、三浦颯太が負傷離脱、高井幸大がU-23日本代表としてパリ五輪アジア最終予選に参加している状況。例年のことではあるが、センターバック陣の選択肢が限られている。 アウェイでは分が悪い相手。それでも浮上するためには勝利が必要になるが、どう乗り越えるのか注目だ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:チョン・ソンリョン DF:瀬川祐輔、大南拓磨、田邉秀斗、佐々木旭 MF:橘田健人、瀬古樹 MF:家長昭博、脇坂泰斗、マルシーニョ FW:エリソン 監督:鬼木達 U-23日本代表活動参加:高井幸大 2024.04.13 11:05 Sat

【J1注目プレビュー|第8節:町田vs神戸】J1首位がJ1王者を迎え撃つ! 正守護神不在の両者、高強度の戦い

【明治安田J1リーグ第8節】 2024年4月13日(土) 15:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/16pt) vs ヴィッセル神戸(6位/11pt) [国立競技場] <span class=“paragraph-subtitle">◆攻守の核が不在の中で強度を保てるか【FC町田ゼルビア】</span> ホームでサンフレッチェ広島に敗れ、J1初黒星を喫した町田。ずるずると連敗する可能性も心配されたが、前節はアウェイでの川崎フロンターレ戦で0-1と勝利した。 連敗を回避できたことは大きく、チームとしては下を向くことはない。首位に立ち続けていくことに躍起になっているだろう。 一方で、今節からは不安材料が。パリ五輪アジア最終予選に臨むため、MF平河悠、FW藤尾翔太の2人が不在となる。チームの攻撃を牽引していた2人がいなくなることがどこまで影響を与えるか。前線には助っ人が揃っており、彼らの奮起が期待される。また、守護神のGK谷晃生が前節退場し今節は不在。攻守の変化が与える影響はポイントになる。 戦い方が似ている神戸との対戦では、“強度”で上回ることができるかどうか。J2とJ1の王者同士の対戦となるだけに、力の勝負となる。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:福井光輝 DF:鈴木準弥、ドレシェヴィッチ、チャン・ミンギュ、林幸多郎 MF:安井拓也、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:オ・セフン、ナ・サンホ 監督:黒田剛 出場停止:谷晃生 U-23日本代表活動参加:平河悠、藤尾翔太 <span class="paragraph-subtitle">◆王者としてのプライド、強度でも負けない【ヴィッセル神戸】</span> 上位を窺う中で前節は横浜F・マリノスをホームに迎えて1-2の敗戦。2試合連続で勝利を逃している。 とはいえ、悲観するような内容ではなかった。守備は安定感を見せ、横浜FMを苦しめたことも事実。個のクオリティに屈したこと、そして守護神・前川黛也の退場が大きく響いたといえる。 チームの屋台骨である高強度のプレス、そしてブロックを敷いた時の堅さは保てるはず。気掛かりな部分は、攻撃陣の沈黙といえる。 第5節の北海道コンサドーレ札幌戦では6ゴールと暴れたが、この2試合では1得点。エース大迫勇也の状態も気になるところだが、高強度対決でJ1王者として負けるわけにはいかない。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:新井章太 DF:酒井高徳、山川哲史、マテウス・トゥーレル、初瀬亮 MF:山口蛍、扇原貴宏、宮代大聖 FW:武藤嘉紀、佐々木大樹、ジェアン・パトリッキ 監督:吉田孝行 出場停止:前川黛也 2024.04.13 10:30 Sat

【J1注目プレビュー|第8節:横浜FMvs湘南】連勝継続か連敗ストップか…“神奈川ダービー”を制するのは?

【明治安田J1リーグ第8節】 2024年4月13日(土) 14:00キックオフ 横浜F・マリノス(4位/13pt) vs 湘南ベルマーレ(18位/5pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆今季初連勝、次はホーム連勝へ【横浜F・マリノス】</span> AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を含めた連戦中の横浜FM。ミッドウィークにはホームにガンバ大阪を迎えしっかり勝利。今シーズンのリーグ戦ホーム初勝利を収めた。 それと同時にリーグ戦連勝。苦しい日程ながらも結果を出すチームは、中2日で湘南を迎え“神奈川ダービー”を戦う。 ケガ人が徐々に復帰を果たし、選手層が整ってきたとはいえ、ハードな連戦の中で迎える湘南はやりにくい相手。G大阪戦も相手の強いプレスに対して前半は良いところなしに終わったが、最後は2点をもぎ取った。 粘りと気持ちを見せなければいけない中、ここをどう乗り切るか。ターンオーバーをしつつ、大車輪の活躍を見せるアンデルソン・ロペスのゴールには期待せざるを得ない。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、畠中槙之輔、永戸勝也 MF:ナム・テヒ、喜田拓也、植中朝日 FW:水沼宏太、アンデルソン・ロペス、宮市亮 監督:ハリー・キューウェル <span class="paragraph-subtitle">◆止めたい連敗、ダービーを良いキッカケに【湘南ベルマーレ】</span> 前節はアウェイでサンフレッチェ広島と戦い2-0で敗戦。これでリーグ戦3連敗、5戦未勝利と嫌な流れに入ってしまった。 特徴である前からのプレスや攻撃へと転じるプレーは悪くなかったが、GKソン・ボムグンの一発退場が最後は手痛いことに。チームとしての戦いは見せたが、力負けしてしまった。 目下の課題は失点の多さ。リーグ2番目に多い14失点だが、チームとしての守備というよりは個々の局面での脆さが露呈してしまう。 とはいえ相手は連戦中、しかも中2日でナイトゲームからデーゲームとコンディション面では圧倒的優位に立てる状況。今こそ湘南の“走力”で連敗を止めるチャンスだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:馬渡洋樹 DF:鈴木雄斗、キム・ミンテ、大岩一貴、畑大雅 MF:池田昌生、茨田陽生、奥野耕平、平岡大陽 FW:ルキアン、鈴木章斗 監督:山口智 出場停止:ソン・ボムグン U-23日本代表活動参加:田中聡 2024.04.13 09:40 Sat
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly