レーティング:チェルシー 3-3 ローマ《CL》

2017.10.19 06:21 Thu
Getty Images
▽チャンピオンズリーグ(CL)・グループC第3節、チェルシーvsローマが18日にスタンフォード・ブリッジで行われ、3-3のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。
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▽チェルシー採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
13 クルトワ 5.5
3失点も防げるシュートはきっちり防いだ。クロスへの対応も秀逸
DF
28 アスピリクエタ 5.0
コラロフの1人スルーパスの場面では判断を誤る。空中戦で劣勢を強いられた

27 A・クリステンセン 5.0
大きなミスとは言えないが、相手に詰め切れずに2失点に関与

24 ケイヒル 5.0
ゼコ相手の空中戦ではよく戦った。ただ、ボールを持った場面で苦しむ
MF
21 ザッパコスタ 5.5
対面のコラロフに懸命に食い下がった。仕事量はかなり多かった

(→リュディガー -)
古巣初対戦を飾る

4 セスク 5.5
バタ付いた中で冷静な繋ぎを見せた。守備では時間の経過と共に球際で劣勢に

30 D・ルイス 6.5
見事なフィニッシュで先制点を奪取。足の具合が気がかりだが、交代するまでアグレッシブなプレーでチームをけん引

(→ペドロ 6.0)
なかなか試合に入り切れなかったが、同点ゴールをアシスト

14 バカヨコ 5.5
前半は積極的なプレッシャーでカウンターの起点となるが、後半は押し込まれて耐える展開に

3 マルコス・アロンソ 6.0
相手の右サイドの攻撃に対して、まずまず対応。攻撃では要所で正確なキックを披露

FW
9 モラタ 5.5
アザールの1点目をアシスト。フル出場したが、後半は動きにキレを欠いた

10 アザール 7.0
見事な2ゴールでチームを救う。前半は攻撃的な守備でショートカウンターをけん引しつつ、後半はオープンスペースで積極的に仕掛け続けた

(→ウィリアン -)

監督
コンテ 5.5
試合内容では相手に圧倒されたが、懸命なやりくりで何とか勝ち点1を手にした

▽ローマ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 アリソン 5.0
好守なく3失点。それでも、積極的な飛び出しで背後のスペースをケアした

DF
25 ブルーノ・ペレス 5.0
前半はファン・ジェズスと共にビルドアップの部分で苦戦し、失点に関与した。後半は積極的な攻撃参加で盛り返す

20 ファシオ 6.0
チームは3失点も自身は空中戦や粘りの対応でまずまずの出来。ゼコのゴラッソをお膳立て

5 ファン・ジェズス 5.0
後半は一対一の対応など良い面も見せたが、試合序盤の再三のボールロストは頂けない

11 コラロフ 7.0
慣れ親しんだイングランドの地で攻守に躍動。1ゴール1アシストの大暴れだった

MF
4 ナインゴラン 6.0
ハイインテンシティでローマの攻守の切り替えのスイッチを入れた

21 ゴナロン 6.5
1アシストを記録するなど、攻守に気を配ったベテランらしい職人ぶりだった

6 ストロートマン 5.5
攻守に及第点の出来。ただ、コンディションの問題か、やや消極的なプレーも多かった

(→フロレンツィ -)

FW
30 ジェルソン 5.5
先発抜擢で攻守にハードワークをこなしたが、攻撃面でインパクトがほしかった

(→ペッレグリーニ 5.0)
無難に試合に入った

9 ゼコ 7.0
ローマでの公式戦100試合目で見事なゴラッソ含む2ゴールの大活躍

8 ペロッティ 6.5
フィニッシュだけうまくいかなかったが、変幻自在の仕掛けや積極的にボールを呼び込むプレーで攻撃の起点となった

(→エル・シャーラウィ -)

監督
ディ・フランチェスコ 6.0
ローマらしい勇敢な戦いぶりで勝ち点1を持ち帰る。勝てた試合だったが、0-2からの展開を考えれば、致し方なし

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ゼコ(ローマ)
▽相手エースのアザールやコラロフの活躍も見事だったが、あと一押しが足りない中で圧巻のボレーシュートでゴールをこじ開け、一気に流れを引き寄せたローマの大エースをMOMに選出。以外にも対チェルシーでは初ゴール。

チェルシー 3-3 ローマ
【チェルシー】
D・ルイス(前11)
アザール(前37)
アザール(後30)
【ローマ】
コラロフ(前40)
ゼコ(後19)
ゼコ(後25)

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