日本はポット4が濃厚…ポット3入りの条件は4つ
2017.10.16 19:25 Mon
▽国際サッカー連盟(FIFA)は16日、10月のFIFAランキングを発表した。日本は前回より4つランクを下げ、44位となった。
▽今回のFIFAランキングは、12月1日に行われる、ロシア・ワールドカップの組み合わせ抽選会のポット分けに影響する。ポット分けはFIFAランキングの上位から8カ国ずつが4つ分類され、開催国であるロシア(65位)のみ、FIFAランキングに関係なくポット1に入る。
▽現時点で出場32カ国中、出場が決定しているのは23カ国。ここに、アフリカ予選の残り3カ国、欧州予選のプレーオフを勝ち抜く4カ国、南米5位のペルーvsオセアニア王者のニュージーランド、北中米カリブ海4位のホンジュラスvsアジアPOを勝ち抜いたオーストラリアの勝者の9カ国が加わることとなる。
▽今回発表されたランキングを元にポット分けを予想すると、日本は限りなくポット4に入ることとなるだろう。出場が確定している国で、日本よりFIFAランキングが低いのは、パナマ(49位)、韓国(62位)、サウジアラビア(63位)の3カ国のみ。また、アフリカ予選で同グループのモロッコ(48位)、コートジボワール(61位)は、どちらが出場となっても日本よりランキングは下となる。日本以下のW杯出場国(可能性がある国を含む)のランキングは以下の通り。
◆FIFAランキング
44.日本
47.ギリシャ※1
48.モロッコ※2
49.パナマ
55.ブルキナファソ※3
61.コートジボワール※2
62.韓国
63.サウジアラビア
64.カーボベルデ※3
69.ホンジュラス※4
74.南アフリカ※3
122.ニュージーランド※5
※2…アフリカ予選で同グループ
※3…アフリカ予選で同グループ。32位のセネガルが首位
※4…43位のオーストラリアとの大陸間プレーオフ
※5…10位のペルーとの大陸間プレーオフ
▽上記の通り、日本はギリギリでポット3に入る可能性が残されている。しかし、下記の4つの条件が揃わない限り、日本はポット4入りが決定する。
1.ギリシャが欧州予選プレーオフを勝ち抜く
2.ニュージーランドが大陸間プレーオフを勝ち抜く
3.ホンジュラスが大陸間プレーをオフを勝ち抜く
4.アフリカグループDでブルキナファソ or カーボベルデ or 南アフリカが首位
▽欧州予選プレーオフギリシャの相手になるのは、スイス(11位)、イタリア(15位)、クロアチア(18位)、デンマーク(19位)の4カ国。いずれも強敵だ。
▽ニュージーランドの大陸間プレーオフの相手は南米5位で、FIFAランキング10位のペルー。2010年の南アフリカW杯は、バーレーンとの大陸間プレーオフを制して、本大会出場を決めている。2014年のブラジルW杯はメキシコとの大陸間プレーオフに敗れて出場はならなかったが、今回はどうなるのか。
▽ホンジュラスの相手は、日本とアジア予選を戦った43位のオーストラリアだ。どちらも連続でのW杯出場を目指している。拮抗した試合になる可能性が高い。
▽そしてアフリカ予選グループDは、セネガルが2試合を残して勝ち点差2の首位。セネガルの残り2試合は最下位の南アフリカだが、南アフリカも連勝すれば逆転でのW杯出場の可能性がある。
▽4つの条件を満たす可能性はゼロではないが、1つでも達成されなければポット4となる。果たしてどのような結果になるのか。11月のW杯予選、プレーオフで全てが決着する。
▽今回のFIFAランキングは、12月1日に行われる、ロシア・ワールドカップの組み合わせ抽選会のポット分けに影響する。ポット分けはFIFAランキングの上位から8カ国ずつが4つ分類され、開催国であるロシア(65位)のみ、FIFAランキングに関係なくポット1に入る。
▽今回発表されたランキングを元にポット分けを予想すると、日本は限りなくポット4に入ることとなるだろう。出場が確定している国で、日本よりFIFAランキングが低いのは、パナマ(49位)、韓国(62位)、サウジアラビア(63位)の3カ国のみ。また、アフリカ予選で同グループのモロッコ(48位)、コートジボワール(61位)は、どちらが出場となっても日本よりランキングは下となる。日本以下のW杯出場国(可能性がある国を含む)のランキングは以下の通り。
◆FIFAランキング
44.日本
47.ギリシャ※1
48.モロッコ※2
49.パナマ
55.ブルキナファソ※3
61.コートジボワール※2
62.韓国
63.サウジアラビア
64.カーボベルデ※3
69.ホンジュラス※4
74.南アフリカ※3
122.ニュージーランド※5
※1…欧州予選プレーオフ
※2…アフリカ予選で同グループ
※3…アフリカ予選で同グループ。32位のセネガルが首位
※4…43位のオーストラリアとの大陸間プレーオフ
※5…10位のペルーとの大陸間プレーオフ
▽上記の通り、日本はギリギリでポット3に入る可能性が残されている。しかし、下記の4つの条件が揃わない限り、日本はポット4入りが決定する。
1.ギリシャが欧州予選プレーオフを勝ち抜く
2.ニュージーランドが大陸間プレーオフを勝ち抜く
3.ホンジュラスが大陸間プレーをオフを勝ち抜く
4.アフリカグループDでブルキナファソ or カーボベルデ or 南アフリカが首位
▽欧州予選プレーオフギリシャの相手になるのは、スイス(11位)、イタリア(15位)、クロアチア(18位)、デンマーク(19位)の4カ国。いずれも強敵だ。
▽ニュージーランドの大陸間プレーオフの相手は南米5位で、FIFAランキング10位のペルー。2010年の南アフリカW杯は、バーレーンとの大陸間プレーオフを制して、本大会出場を決めている。2014年のブラジルW杯はメキシコとの大陸間プレーオフに敗れて出場はならなかったが、今回はどうなるのか。
▽ホンジュラスの相手は、日本とアジア予選を戦った43位のオーストラリアだ。どちらも連続でのW杯出場を目指している。拮抗した試合になる可能性が高い。
▽そしてアフリカ予選グループDは、セネガルが2試合を残して勝ち点差2の首位。セネガルの残り2試合は最下位の南アフリカだが、南アフリカも連勝すれば逆転でのW杯出場の可能性がある。
▽4つの条件を満たす可能性はゼロではないが、1つでも達成されなければポット4となる。果たしてどのような結果になるのか。11月のW杯予選、プレーオフで全てが決着する。
|
関連ニュース