インシーニェ弾でローマとの太陽ダービー制したナポリが開幕8連勝!《セリエA》
2017.10.15 06:01 Sun
▽セリエA第8節、ローマvsナポリのデルビー・デル・ソーレが14日にスタディオ・オリンピコで行われ、アウェイのナポリが1-0で勝利した。
▽一方、サッリ体制3年目で熟成路線を継続するナポリは、今季も開幕から攻守に完成度の高いフットボールを展開し、唯一の開幕7連勝を達成。インターナショナルウィーク明けの今節では対戦相手のローマ同様に、来週ミッドウィークにCLマンチェスター・シティ戦という重要なゲームを控えている。だが、サッリ監督は8連勝に向けてハムシク、インシーニェ、メルテンス、カジェホンとベストメンバーをピッチに送り込んだ。
▽立ち上がりから攻守の切り替えが速いハイインテンシティの展開が続く中、時間の経過と共にボールポゼッションの質で勝るナポリが試合の主導権を握る。後方から丁寧に繋ぎサイドとゾーンの隙間を使って相手守備ブロックの攻略を図るナポリは、カジェホンやメルテンスがハイラインの背後を狙う。19分には中央でうまく入れ替わったインシーニェのヘディングパスに抜け出したメルテンスがボックス左からシュートも、GKアリソンの正面を突いた。
▽最初の決定機を逸したナポリだったが、この直後の20分に幸運な形から先制点を奪う。左サイドで高い位置を取ったグラムからの斜めのパスは相手DFにカットされるも、自陣ゴール方向に戻りながら味方に繋ごうとしたデ・ロッシのパスをボックス内でカットしたインシーニェが冷静にゴール左隅へ流し込んだ。
▽前半終盤にかけては一進一退の攻防が続くが、よりフィニッシュの形を作り出したのはナポリ。36分には右CKの流れからグラムのクロスにメルテンス、その直後にも中央の密集をメルテンスとインシーニェの小兵コンビの仕掛けでこじ開けに懸かるが、追加点とはならず。前半はアウェイのナポリの1点リードで終了した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、立ち上がりから攻勢に出たローマは50分にデ・ロッシからパスを受けたボックス付近のゼコがファーストシュートを放つと、56分にも左サイドから内に切り込んだコラロフが得意の左足を振るが、いずれも枠を捉えきれない。
▽一方、後半もボールを保持するナポリは57分、ボックス内でマノラスとの地上戦を制したメルテンスがフリーでシュートを狙うが、これは枠の右に外れる。すると、この場面でそ径部を痛めたマノラスがプレー続行不可能となり、ファシオの緊急投入を余儀なくされる。
▽その後も一進一退の攻防が続く中、70分にはローマにこの試合最大の決定機。左CKの流れからペロッティが入れたクロスをニアで戻りながら頭で合わせたファシオのシュートがゴール左隅へ。だが、このシュートをGKレイナが何とか触り、ボールは左ポストを叩く。
▽この直後に両ベンチは主力の疲労を考慮して積極的に動く。ビハインドを追うローマはフロレンツィに代えてジェンギズ・ウンデル、ペッレグリーニに代えてジェルソンを投入。対するナポリはハムシクとジョルジーニョに代えて、ジエリンスキとディアワラというおなじみの中盤のセットを投入した。
▽試合終盤にかけてはパワープレーを交えた厚みのある仕掛けでローマがナポリを押し込んでいく。84分にはコラロフの左CKをゴール前で競り勝ったゼコが頭で合わすが、今度はクロスバーを叩く。さらに、試合終了間際の94分にはコラロフの絶妙な左クロスをファーサイドで待ち受けたジェンギズが左足ボレーで合わすが、これはGKレイナにキャッチされてしまい、試合はこのままタイムアップ。
▽リーグ4連勝中のローマとの敵地でのデルビー・デル・ソーレを制したナポリが、開幕8連勝で今季のスクデット争いの主役に名乗りを上げた。
PR
▽第2節ホームでのインテル戦で前指揮官スパレッティに手痛い今季初黒星を与えられるなど、厳しいスタートとなったローマだが、以降の試合は新生ミランを撃破するなど、見事な4連勝でバウンスバックを果たした。1試合未消化ながら5位まで浮上してきた中で迎える今節は、インターナショナルウィーク明けに加えて来週ミッドウィークにチェルシーとの重要なチャンピオンズリーグ(CL)の試合を控える状況で強豪ナポリとの真価が試される一戦に臨んだ。ここ最近、負傷者に悩まされるローマは、ストロートマンやエル・シャーラウィが欠場もデ・ロッシとペッレグリーニが間に合い、何とか形を整えてきた。▽立ち上がりから攻守の切り替えが速いハイインテンシティの展開が続く中、時間の経過と共にボールポゼッションの質で勝るナポリが試合の主導権を握る。後方から丁寧に繋ぎサイドとゾーンの隙間を使って相手守備ブロックの攻略を図るナポリは、カジェホンやメルテンスがハイラインの背後を狙う。19分には中央でうまく入れ替わったインシーニェのヘディングパスに抜け出したメルテンスがボックス左からシュートも、GKアリソンの正面を突いた。
▽最初の決定機を逸したナポリだったが、この直後の20分に幸運な形から先制点を奪う。左サイドで高い位置を取ったグラムからの斜めのパスは相手DFにカットされるも、自陣ゴール方向に戻りながら味方に繋ごうとしたデ・ロッシのパスをボックス内でカットしたインシーニェが冷静にゴール左隅へ流し込んだ。
▽やや不運な形のミスから先手を許したローマだが、必要以上に慌てることなく失点前と同様に素早いトランジションを生かした攻めからゼコを使った中央からの攻め、ウイングとサイドバックの連係を活かしてチャンスを窺う。しかし、クリバリやヒサイを中心に集中した相手守備を前になかなか決定機まで持ち込めない。
▽前半終盤にかけては一進一退の攻防が続くが、よりフィニッシュの形を作り出したのはナポリ。36分には右CKの流れからグラムのクロスにメルテンス、その直後にも中央の密集をメルテンスとインシーニェの小兵コンビの仕掛けでこじ開けに懸かるが、追加点とはならず。前半はアウェイのナポリの1点リードで終了した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、立ち上がりから攻勢に出たローマは50分にデ・ロッシからパスを受けたボックス付近のゼコがファーストシュートを放つと、56分にも左サイドから内に切り込んだコラロフが得意の左足を振るが、いずれも枠を捉えきれない。
▽一方、後半もボールを保持するナポリは57分、ボックス内でマノラスとの地上戦を制したメルテンスがフリーでシュートを狙うが、これは枠の右に外れる。すると、この場面でそ径部を痛めたマノラスがプレー続行不可能となり、ファシオの緊急投入を余儀なくされる。
▽その後も一進一退の攻防が続く中、70分にはローマにこの試合最大の決定機。左CKの流れからペロッティが入れたクロスをニアで戻りながら頭で合わせたファシオのシュートがゴール左隅へ。だが、このシュートをGKレイナが何とか触り、ボールは左ポストを叩く。
▽この直後に両ベンチは主力の疲労を考慮して積極的に動く。ビハインドを追うローマはフロレンツィに代えてジェンギズ・ウンデル、ペッレグリーニに代えてジェルソンを投入。対するナポリはハムシクとジョルジーニョに代えて、ジエリンスキとディアワラというおなじみの中盤のセットを投入した。
▽試合終盤にかけてはパワープレーを交えた厚みのある仕掛けでローマがナポリを押し込んでいく。84分にはコラロフの左CKをゴール前で競り勝ったゼコが頭で合わすが、今度はクロスバーを叩く。さらに、試合終了間際の94分にはコラロフの絶妙な左クロスをファーサイドで待ち受けたジェンギズが左足ボレーで合わすが、これはGKレイナにキャッチされてしまい、試合はこのままタイムアップ。
▽リーグ4連勝中のローマとの敵地でのデルビー・デル・ソーレを制したナポリが、開幕8連勝で今季のスクデット争いの主役に名乗りを上げた。
PR
|
関連ニュース