リバプールvsユナイテッドは痛み分け! モウリーニョが敵地で得意のゴールレスに持ち込む《プレミアリーグ》
2017.10.14 22:35 Sat
▽プレミアリーグ第8節、リバプールvsマンチェスター・ユナイテッドが14日にアンフィールドで行われ、0-0のドローに終わった。
▽対するユナイテッドは、前節のクリスタル・パレス戦で4-0の圧勝。マンチェスター・シティと共に優勝候補筆頭に挙げられているものの、ここまで昨季トップ6の対戦はなかった。正真正銘の優勝候補として名乗りを挙げるうえで必勝が求められるこの一戦に向けては、ポグバやフェライニ、バイリーと主力に故障者が出たため、スモーリングやダルミアン、エレーラと出場機会が少ない選手たちが代役を担った。
▽代表ウィーク明けの厳しいコンディションを受けて、互いにやや抑えめの入りを見せたものの、遅攻に問題を抱えるホームチームに対して、アウェイのユナイテッドがあっさりとボールポゼッションを譲ったことで、時間の経過と共にリバプールが押し込む展開に落ち着く。
▽ワイナルドゥムのボール奪取を起点に幾度かショートカウンターを仕掛けるリバプールは、開始7分にフィルミノとの連携でそのワイナルドゥムがゴール前に飛び出すなど、相手ゴールに迫る。対するユナイテッドは無暗に前からボールを奪いに行かず、自陣中央をきっちり締めたブロック構築しつつ、右サイドのヤングとバレンシアのベテランコンビを筆頭にサイドでの連動した守備で相手の強力なサイドアタックにもきっちりアジャストする。
▽その後、前半終了間際の44分にはマティッチのパスカットからマルシャル、ムヒタリアンとのダイレクトパスでゴール前に飛び出したルカクに決定機も、ここは同胞GKミニョレに至近距離からのシュートをセーブされ、前半はゴールレスで終了した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半は、より勝ち点3がほしいリバプールが攻勢を強める。立ち上がりにはフィル・ジョーンズの不用意なパスをカットしたコウチーニョの仕掛けからフィルミノに決定機も、ここはオフサイドにかかってしまう。その後も相手を押し込むリバプールは56分、右サイドのジョー・ゴメスからのクロスをゴール前にフリーで飛び出したジャンがワンタッチで合わせるが、これを枠に飛ばせない。
▽一方、後半に入って失点こそ免れているものの、全く攻撃の形を作れなくなったユナイテッドは、63分にムヒタリアンに代えてリンガード、65分にマルシャルに代えてラッシュフォードを投入し、生え抜きのイングランド代表コンビに局面の打開を託すが、この交代も流れを変えるまでには至らず。
▽その後も試合を支配するものの、アタッキングサードでの崩しのアイデアを欠くリバプールは、疲れの見えるサラーとコウチーニョ、フィルミノの前線3枚を次々に下げて、スタリッジ、チェンバレン、ソランケとフレッシュな選手の投入であと一押しを目指す。だが、試合終盤には完全に引き分けモードに入ったユナイテッドの堅守を前に決定機らしい決定機を作れず、試合はこのままタイムアップ。
▽代表ウィーク明けのランチタイムキックオフという厳しいコンディションで行われたビッグマッチは、互いに攻守の切り替えなどレベルの高さを見せた一方、やや見せ場を欠くゴールレスドローに終わった。
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▽リバプールは前節、ニューカッスルを相手に1-1のドロー。最近のリーグ戦4試合で1勝と白星を重ねることができていない。今回の一戦で仮に敗れることになれば、その差は10ポイントまで広がり、早くも優勝争い脱落の様相を呈することになりかねない。今後に向けて重要となるホームゲームに臨んだクロップ監督だが、代表ウィーク中にマネがハムストリングを痛め6週間の離脱を強いられた。そのため、コウチーニョをサラーとフィルミノと共に3トップの一角で起用。その一方で、それ以外のポジションは現状のベストメンバーを揃えてきた。▽代表ウィーク明けの厳しいコンディションを受けて、互いにやや抑えめの入りを見せたものの、遅攻に問題を抱えるホームチームに対して、アウェイのユナイテッドがあっさりとボールポゼッションを譲ったことで、時間の経過と共にリバプールが押し込む展開に落ち着く。
▽ワイナルドゥムのボール奪取を起点に幾度かショートカウンターを仕掛けるリバプールは、開始7分にフィルミノとの連携でそのワイナルドゥムがゴール前に飛び出すなど、相手ゴールに迫る。対するユナイテッドは無暗に前からボールを奪いに行かず、自陣中央をきっちり締めたブロック構築しつつ、右サイドのヤングとバレンシアのベテランコンビを筆頭にサイドでの連動した守備で相手の強力なサイドアタックにもきっちりアジャストする。
▽上位対決らしい拮抗した展開が続く中、試合開始30分を過ぎてようやく試合が動き始める。30分には右サイドでヤングが入れたクロスのこぼれをボックス手前のムヒタリアンが胸で落とし、これをマティッチが豪快な左足ボレーで合わせるが、わずかに枠を捉えられない。直後の34分にはリバプールのCKからボックス左フリーでフィルミノが折り返したボールをゴール前のマティプがワンタッチで合わすが、これはGKデ・ヘアの圧巻のセーブに遭う。さらに、こぼれ球をサラーが左足で蹴り込むが、枠の左に外れた。
▽その後、前半終了間際の44分にはマティッチのパスカットからマルシャル、ムヒタリアンとのダイレクトパスでゴール前に飛び出したルカクに決定機も、ここは同胞GKミニョレに至近距離からのシュートをセーブされ、前半はゴールレスで終了した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半は、より勝ち点3がほしいリバプールが攻勢を強める。立ち上がりにはフィル・ジョーンズの不用意なパスをカットしたコウチーニョの仕掛けからフィルミノに決定機も、ここはオフサイドにかかってしまう。その後も相手を押し込むリバプールは56分、右サイドのジョー・ゴメスからのクロスをゴール前にフリーで飛び出したジャンがワンタッチで合わせるが、これを枠に飛ばせない。
▽一方、後半に入って失点こそ免れているものの、全く攻撃の形を作れなくなったユナイテッドは、63分にムヒタリアンに代えてリンガード、65分にマルシャルに代えてラッシュフォードを投入し、生え抜きのイングランド代表コンビに局面の打開を託すが、この交代も流れを変えるまでには至らず。
▽その後も試合を支配するものの、アタッキングサードでの崩しのアイデアを欠くリバプールは、疲れの見えるサラーとコウチーニョ、フィルミノの前線3枚を次々に下げて、スタリッジ、チェンバレン、ソランケとフレッシュな選手の投入であと一押しを目指す。だが、試合終盤には完全に引き分けモードに入ったユナイテッドの堅守を前に決定機らしい決定機を作れず、試合はこのままタイムアップ。
▽代表ウィーク明けのランチタイムキックオフという厳しいコンディションで行われたビッグマッチは、互いに攻守の切り替えなどレベルの高さを見せた一方、やや見せ場を欠くゴールレスドローに終わった。
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