ACL目指す横浜FMが痛いドロー…大宮は勝ち点奪うもマルセロ・トスカーノ退場…《J1》
2017.10.14 16:01 Sat
▽14日に明治安田生命J1リーグ第29節の横浜F・マリノスvs大宮アルディージャが日産スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。
▽前節のガンバ大阪戦に2-1で勝利したACL出場権を争う4位の横浜FM(勝ち点51)が、清水エスパルス戦をゴールレスドローで終えた残留を争う17位の大宮(勝ち点22)を迎えた。横浜FMはそのG大阪戦から松原とマルティノスに代えて、遠藤とイッペイ・シノヅカを送り出した。一方の大宮は1点の変更で、大前を外してマテウスが起用されている。
▽インターナショナマッチウィークの影響で2週間ぶりの開催となった一戦は、横浜FMがバックラインから丁寧にビルドアップしていき、大宮はハーフウェイライン付近に前線のマルセロ・トスカーノを置いて、自陣に3ラインのブロックを敷いて構える。
▽すると最初のチャンスは守勢の大宮で、5分に左CKの流れから遅れてボックス内に入ってきたカウエが飛び込む。しかしボールを押し込むことはできず、このチャンスを活かしきれない。横浜FMも7分、左サイドで天野とのパス交換からボックス内に入ってきた山中が左足で狙う。9分にも攻め込んだ状態からボックス手前でこぼれ球を拾ったウーゴ・ヴィエイラが狙っていくが、どちらも決めきることはできない。
▽すると横浜FMは10分に決定機。前線で山中からのボールを受けたウーゴ・ヴィエイラが前を向き直し、ステップワークで相手を翻弄。そのままボックス内へと侵入してシュートを狙ったが、ここはGK加藤がセーブした。このプレーの中で、こぼれ球を押し込みにかかったウーゴ・ヴィエイラが、クリアに入った渡部と同時にボールを蹴りに行き、ヒザを負傷。ピッチを出て治療を終えたウーゴ・ヴィエイラはプレーを続けるも、15分にはプレーをやめてピッチに座り込む。同選手はそのまま担架で運び出され、18分に富樫が投入された。
▽嫌な流れのまま点を失った横浜FMは、その後もポゼッションこそ握るも攻めあぐねる場面が散見。29分にはボックス手前でルーズボールを拾った中町が横に出したボールを前田がダイレクトで狙っていったが、枠を大きく外す。38分には右サイドからカットインしたイッペイ・シノズカのクロスボールを、ボックス内で収めた天野が反転して右足で狙うも、ここはクロスバーに阻まれる。前半アディショナルタイムにはボックス左でこぼれ球を拾った富樫が左足でシュートを放つが、GK加藤の好守に阻まれ、前半は大宮が1点リードのまま終わった。
▽迎えた後半、大宮はハーフタイムで渡部を下げて山越を投入する。すると最初のチャンスは大宮で49分にカウンターからボックス右の江坂がシュート。ディフレクトしたボールを逆サイドのマルセロ・トスカーノが頭で押し込みにかかるが、中澤がこのシュートをヘディングでクリアする。さらに57分には中澤の背後を取った江坂が独走。GKと一対一を迎えるが、シュートは枠を捉えきれず。
▽すると直後の58分、ボックス手前左でボールを受けた中町が、相手の寄せが緩いと見るや右足を一閃。低い弾道のシュートがゴールマウス右隅を捉え、横浜FMが同点とする。60分にはイッペイ・シノズカを下げてマルティノスを送り出して勝ち越しを目指す。
▽一方の大宮は65分に奧井のクロスからマルセロ・トスカーノが頭で合わせるなど、シュートで攻撃を終える場面が増える。69分にもこぼれ球を拾ったマテウスがボックス右からシュートを狙っていくがわずかに枠を外す。横浜FMも78分に山中の縦パスを受けたマルティノスがボックス左からディフェンダーとの間合いを測って右足で狙っていくが、相手のブロックに阻まれるなど、こちらもチャンスを決めきれない。
▽終盤はオープンな展開となるが、どちらもチャンスを作りながらも決めきれない。さらに後半アディショナルタイムには大宮にアクシデント。マルセロ・トスカーノが2度目の警告で退場してしまう。試合はそのまま終了を迎え、ACL出場権を狙う横浜FCにとっては痛いポイントロス。追いつかれた大宮にとっては、次節にマルセロ・トスカーノが出場停止となるなどこちらも苦しい結果となった。
▽前節のガンバ大阪戦に2-1で勝利したACL出場権を争う4位の横浜FM(勝ち点51)が、清水エスパルス戦をゴールレスドローで終えた残留を争う17位の大宮(勝ち点22)を迎えた。横浜FMはそのG大阪戦から松原とマルティノスに代えて、遠藤とイッペイ・シノヅカを送り出した。一方の大宮は1点の変更で、大前を外してマテウスが起用されている。
▽すると最初のチャンスは守勢の大宮で、5分に左CKの流れから遅れてボックス内に入ってきたカウエが飛び込む。しかしボールを押し込むことはできず、このチャンスを活かしきれない。横浜FMも7分、左サイドで天野とのパス交換からボックス内に入ってきた山中が左足で狙う。9分にも攻め込んだ状態からボックス手前でこぼれ球を拾ったウーゴ・ヴィエイラが狙っていくが、どちらも決めきることはできない。
▽すると横浜FMは10分に決定機。前線で山中からのボールを受けたウーゴ・ヴィエイラが前を向き直し、ステップワークで相手を翻弄。そのままボックス内へと侵入してシュートを狙ったが、ここはGK加藤がセーブした。このプレーの中で、こぼれ球を押し込みにかかったウーゴ・ヴィエイラが、クリアに入った渡部と同時にボールを蹴りに行き、ヒザを負傷。ピッチを出て治療を終えたウーゴ・ヴィエイラはプレーを続けるも、15分にはプレーをやめてピッチに座り込む。同選手はそのまま担架で運び出され、18分に富樫が投入された。
▽すると直後のプレーで試合が動く。左サイドのライン際でボールを受けたマルセロ・トスカーノがワンフェイク入れてタイミングを外してゴール前にクロスを入れる。逆サイドから斜めに走り込んでフリーな状況を作った横谷が好クロスをしっかりと頭で押し込み、横谷の今季初ゴールで劣勢だった大宮が先制に成功した。
▽嫌な流れのまま点を失った横浜FMは、その後もポゼッションこそ握るも攻めあぐねる場面が散見。29分にはボックス手前でルーズボールを拾った中町が横に出したボールを前田がダイレクトで狙っていったが、枠を大きく外す。38分には右サイドからカットインしたイッペイ・シノズカのクロスボールを、ボックス内で収めた天野が反転して右足で狙うも、ここはクロスバーに阻まれる。前半アディショナルタイムにはボックス左でこぼれ球を拾った富樫が左足でシュートを放つが、GK加藤の好守に阻まれ、前半は大宮が1点リードのまま終わった。
▽迎えた後半、大宮はハーフタイムで渡部を下げて山越を投入する。すると最初のチャンスは大宮で49分にカウンターからボックス右の江坂がシュート。ディフレクトしたボールを逆サイドのマルセロ・トスカーノが頭で押し込みにかかるが、中澤がこのシュートをヘディングでクリアする。さらに57分には中澤の背後を取った江坂が独走。GKと一対一を迎えるが、シュートは枠を捉えきれず。
▽すると直後の58分、ボックス手前左でボールを受けた中町が、相手の寄せが緩いと見るや右足を一閃。低い弾道のシュートがゴールマウス右隅を捉え、横浜FMが同点とする。60分にはイッペイ・シノズカを下げてマルティノスを送り出して勝ち越しを目指す。
▽一方の大宮は65分に奧井のクロスからマルセロ・トスカーノが頭で合わせるなど、シュートで攻撃を終える場面が増える。69分にもこぼれ球を拾ったマテウスがボックス右からシュートを狙っていくがわずかに枠を外す。横浜FMも78分に山中の縦パスを受けたマルティノスがボックス左からディフェンダーとの間合いを測って右足で狙っていくが、相手のブロックに阻まれるなど、こちらもチャンスを決めきれない。
▽終盤はオープンな展開となるが、どちらもチャンスを作りながらも決めきれない。さらに後半アディショナルタイムには大宮にアクシデント。マルセロ・トスカーノが2度目の警告で退場してしまう。試合はそのまま終了を迎え、ACL出場権を狙う横浜FCにとっては痛いポイントロス。追いつかれた大宮にとっては、次節にマルセロ・トスカーノが出場停止となるなどこちらも苦しい結果となった。
|
関連ニュース