レヴィ弾で打ち合い制したポーランドが3大会ぶり8度目のW杯出場! 2位デンマークのPO進出も決定《ロシアW杯欧州予選》
2017.10.09 04:31 Mon
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループE最終節の3試合が8日に行われた。
▽前節でアルメニア代表相手の大勝で本大会出場に王手をかけた首位ポーランド代表(勝ち点22)と、逆転での2位浮上を目指す3位モンテネグロ(勝ち点16)の一戦は、4-2でホームのポーランドが勝利した。
▽勝ち点1以上獲得で2006年W杯以来、3大会ぶり8度目の本大会出場が決まるポーランドは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと共に予選15得点で得点ランクトップに立つレヴァンドフスキやグリク、ピシュチェク、ブワシュチコフスキらが先発に名を連ねた。
▽立ち上がりからホームの大歓声を後押しに相手を押し込むポーランドは6分、右サイドを攻め上がったピシュチェクが右足インサイドでマイナスに折り返したボールをボックス中央のジエリンスキが右足インサイドでゴール前に流すと、これをゴール前のマチニスキが三度右足インサイドのダイレクトで蹴り込み、早々に先制点を奪った。
▽幸先良くリードを奪ったポーランドは16分、右サイドから中央に切り込んだジエリンスキがボックス中央でDFを背負ったレヴァンドフスキの足元にボールを入れると、レヴァンドフスキが巧みな反転からのラストパスでグロシツキのゴールをお膳立てした。
▽2-2でも首位通過が決まるものの、相手の勢いに押されるポーランドだったが、この窮地を頼れるエースが救う。失点からわずか2分後の85分、DFミユスコビッチの不用意なバックパスに反応したレヴァンドフスキが飛び出した相手GKより先にボールをかっさらい、無人のゴールへ流し込んだ。
▽さらに87分には気落ちした相手の隙を突いてグロシツキが左サイドから入れたクロスをファーに走り込んだブワシュチコフスキがダイレクトで折り返す。これをゴール前のレヴァンドフスキが触ってコースが変わると、ファーサイドにいたDFストイコビッチのオウンゴールを誘い、決定的な4点目が入った。そして、このリードをきっちり守り切ったポーランドが4-2の勝利で本大会行きを手繰り寄せた。
▽前節、モンテネグロ代表との大一番を1-0で制して2位浮上のデンマークは、その試合で決勝点を奪ったエリクセンやベントナー、ケアー、デラネイなど主力が引き続き先発に入った。
▽立ち上がりから攻勢に転じるデンマークは、シストのキレ味鋭い仕掛けや司令塔エリクセンと主砲ベントナーのホットラインでゴールを目指す。33分にはエリクセンのスルーパスに抜け出したベントナーがボックス右に持ち込んでシュートも、これは相手DFの決死のブロックに遭う。続く38分には再びエリクセンの絶妙なキープからの浮き球パスにベントナーが抜け出しGKをかわしてゴールネットを揺らすが、ここは微妙なオフサイドの判定でゴールは認められず。
▽迎えた後半も主導権を握るデンマークは58分、ゴール前の競り合いでDFガネアに倒されたベントナーがPKを獲得。これをキッカーのエリクセンがGKにコースを読まれながらもなんとか決め、待望の先制点を奪った。
▽この先制点で重圧から解放されたデンマークは、63分に相手DFガネアが2枚目の警告を受けて退場となる追い風もあり、ここから危なげない試合運びを見せる。だが、前半同様になかなか決定機を決めきれずにいると、試合終盤にそのツケを払うことに。
▽88分、バンクの左サイドからのクロスをゴール前で胸トラップしたトゥクデアンにシュートを許すと、このディフレクトをデアクにダイレクトで蹴り込まれ、10人の相手に痛恨の同点ゴールを奪われた。その後、エリクセンやシェーネの仕掛けで勝ち越しゴールを目指したものの、試合はこのままタイムアップ。
▽首位ポーランドの勝利で本大会ストレートインを逃したデンマークだったが、2位通過9チームのうち上位8チームが進めるプレーオフへの出場を決定した。
▽また、同日行われた最下位カザフスタン代表(勝ち点2)と5位アルメニア代表の一戦は、1-1のドローに終わった。
◆ロシアW杯欧州予選グループE最終順位
(勝ち点、得点、失点、得失点差)
1.ポーランド 25pts 28得点 14失点 +14
2.デンマーク 20pts 20得点 8失点 +12
3.モンテネグロ 16pts 20得点 12失点 +8
4.ルーマニア 13pts 12得点 10失点 +2
5.アルメニア 7pts 10得点 26失点 -16
6.カザフスタン 3pts 6得点 26失点 -20
▽前節でアルメニア代表相手の大勝で本大会出場に王手をかけた首位ポーランド代表(勝ち点22)と、逆転での2位浮上を目指す3位モンテネグロ(勝ち点16)の一戦は、4-2でホームのポーランドが勝利した。
▽立ち上がりからホームの大歓声を後押しに相手を押し込むポーランドは6分、右サイドを攻め上がったピシュチェクが右足インサイドでマイナスに折り返したボールをボックス中央のジエリンスキが右足インサイドでゴール前に流すと、これをゴール前のマチニスキが三度右足インサイドのダイレクトで蹴り込み、早々に先制点を奪った。
▽幸先良くリードを奪ったポーランドは16分、右サイドから中央に切り込んだジエリンスキがボックス中央でDFを背負ったレヴァンドフスキの足元にボールを入れると、レヴァンドフスキが巧みな反転からのラストパスでグロシツキのゴールをお膳立てした。
▽その後も試合の主導権を握って試合を進めるポーランドだが、なかなか試合を決める3点目を奪うことができない。すると、試合終盤の78分には相手のCKの流れからミユスコビッチが頭で折り返したボールを交代直後のムゴサに圧巻のオーバーヘッドシュートで決められ、1点を返される。さらに83分にはベシラウがボックス右で折り返したボールを、ボックス中央でフリーのトマセビッチにダイレクトでゴール左隅へ流し込まれ、同点に追いつかれてしまった。
▽2-2でも首位通過が決まるものの、相手の勢いに押されるポーランドだったが、この窮地を頼れるエースが救う。失点からわずか2分後の85分、DFミユスコビッチの不用意なバックパスに反応したレヴァンドフスキが飛び出した相手GKより先にボールをかっさらい、無人のゴールへ流し込んだ。
▽さらに87分には気落ちした相手の隙を突いてグロシツキが左サイドから入れたクロスをファーに走り込んだブワシュチコフスキがダイレクトで折り返す。これをゴール前のレヴァンドフスキが触ってコースが変わると、ファーサイドにいたDFストイコビッチのオウンゴールを誘い、決定的な4点目が入った。そして、このリードをきっちり守り切ったポーランドが4-2の勝利で本大会行きを手繰り寄せた。
Getty Images
▽また、逆転でのW杯ストレートインにわずかなチャンスを残す2位デンマーク代表(勝ち点19)と、4位ルーマニア代表(勝ち点12)の一戦は、1-1のドローに終わった。▽前節、モンテネグロ代表との大一番を1-0で制して2位浮上のデンマークは、その試合で決勝点を奪ったエリクセンやベントナー、ケアー、デラネイなど主力が引き続き先発に入った。
▽立ち上がりから攻勢に転じるデンマークは、シストのキレ味鋭い仕掛けや司令塔エリクセンと主砲ベントナーのホットラインでゴールを目指す。33分にはエリクセンのスルーパスに抜け出したベントナーがボックス右に持ち込んでシュートも、これは相手DFの決死のブロックに遭う。続く38分には再びエリクセンの絶妙なキープからの浮き球パスにベントナーが抜け出しGKをかわしてゴールネットを揺らすが、ここは微妙なオフサイドの判定でゴールは認められず。
▽迎えた後半も主導権を握るデンマークは58分、ゴール前の競り合いでDFガネアに倒されたベントナーがPKを獲得。これをキッカーのエリクセンがGKにコースを読まれながらもなんとか決め、待望の先制点を奪った。
▽この先制点で重圧から解放されたデンマークは、63分に相手DFガネアが2枚目の警告を受けて退場となる追い風もあり、ここから危なげない試合運びを見せる。だが、前半同様になかなか決定機を決めきれずにいると、試合終盤にそのツケを払うことに。
▽88分、バンクの左サイドからのクロスをゴール前で胸トラップしたトゥクデアンにシュートを許すと、このディフレクトをデアクにダイレクトで蹴り込まれ、10人の相手に痛恨の同点ゴールを奪われた。その後、エリクセンやシェーネの仕掛けで勝ち越しゴールを目指したものの、試合はこのままタイムアップ。
▽首位ポーランドの勝利で本大会ストレートインを逃したデンマークだったが、2位通過9チームのうち上位8チームが進めるプレーオフへの出場を決定した。
▽また、同日行われた最下位カザフスタン代表(勝ち点2)と5位アルメニア代表の一戦は、1-1のドローに終わった。
◆ロシアW杯欧州予選グループE最終順位
(勝ち点、得点、失点、得失点差)
1.ポーランド 25pts 28得点 14失点 +14
2.デンマーク 20pts 20得点 8失点 +12
3.モンテネグロ 16pts 20得点 12失点 +8
4.ルーマニア 13pts 12得点 10失点 +2
5.アルメニア 7pts 10得点 26失点 -16
6.カザフスタン 3pts 6得点 26失点 -20
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