【ルヴァンカップ準決勝第2戦プレビュー】4年連続or初、大阪ダービー決着へ《G大阪vsC大阪》
2017.10.07 22:00 Sat
▽Jリーグ YBCルヴァンカップ準決勝第2戦のガンバ大阪vsセレッソ大阪が8日に開催される。第2戦の会場はG大阪の本拠地である市立吹田サッカースタジアム。大阪勢同士の決勝行きを懸けた1枚の切符を巡る戦いの行方がついに決まる。
◆G大阪がアウェイゴール2つ
◆苦しい台所事情に変わりなし〜ガンバ大阪〜
▽敵地での第1戦で見事に2つのアウェイゴールを持ち帰ったG大阪だが、相変わらず苦しい台所事情に変わりない。その中で、第1戦で負傷交代したMF市丸瑞希の第2戦出場が厳しく、長谷川健太監督はよりメンバー選考に頭を悩めることに。とはいえ、ここまで天皇杯1試合の出場にとどまっていた井出に戦力としてメドが立ったことは、最近の戦績を含めてネガティブな空気が漂うチームにとって、4年連続の決勝進出に向けて少なからず光明になりそうだ。
◆主力がカムバック〜セレッソ大阪〜
▽第1戦で2つのアウェイゴールを許したC大阪だが、それよりも逃げ切れなかったことが痛い。ただ、第1戦を普段と異なる若手主体のメンバーで臨み、FW柿谷曜一朗やDFマテイ・ヨニッチ、DF山下達也ら主力の温存に成功。5日の練習で8月に痛めた左ヒザの違和感で全体から外れたMF山村和也の状態が気がかりなところだが、尹晶煥監督はクラブ初の決勝進出に向け、休養十分の主力ら現状でのベストメンバーを揃えて敵地に乗り込むに違いない。
【注目選手】
FW長沢駿(ガンバ大阪)
◆G大阪がアウェイゴール2つ
(c) J.LEAGUE PHOTOS
▽第1戦は、4日にC大阪のホームであるヤンマースタジアム長居で開催。両雄ともに代表組と負傷組を多数抱える苦しい台所事情の中で迎えた1stマッチだったが、予想以上に激しい展開となった。FW赤崎秀平の加入後初ゴールでリードを許したC大阪だったが、その後にFWリカルド・サントス、MF木本恭生の2得点で逆転。それでも、こちらも移籍後初ゴールとなるMF井出遥也の一発で追いついたG大阪がドローに持ち込み、貴重なアウェイゴールを2つ持ち帰ることに成功している。したがって、勝ち上がり条件では、1失点以内の引き分けでも決勝進出のG大阪がホームでのリターンマッチを前に優位な情勢。逆に、C大阪が90分で決着をつけるには勝利か、3点以上を奪って引き分けるしかない。▽敵地での第1戦で見事に2つのアウェイゴールを持ち帰ったG大阪だが、相変わらず苦しい台所事情に変わりない。その中で、第1戦で負傷交代したMF市丸瑞希の第2戦出場が厳しく、長谷川健太監督はよりメンバー選考に頭を悩めることに。とはいえ、ここまで天皇杯1試合の出場にとどまっていた井出に戦力としてメドが立ったことは、最近の戦績を含めてネガティブな空気が漂うチームにとって、4年連続の決勝進出に向けて少なからず光明になりそうだ。
◆主力がカムバック〜セレッソ大阪〜
▽第1戦で2つのアウェイゴールを許したC大阪だが、それよりも逃げ切れなかったことが痛い。ただ、第1戦を普段と異なる若手主体のメンバーで臨み、FW柿谷曜一朗やDFマテイ・ヨニッチ、DF山下達也ら主力の温存に成功。5日の練習で8月に痛めた左ヒザの違和感で全体から外れたMF山村和也の状態が気がかりなところだが、尹晶煥監督はクラブ初の決勝進出に向け、休養十分の主力ら現状でのベストメンバーを揃えて敵地に乗り込むに違いない。
【注目選手】
FW長沢駿(ガンバ大阪)
(c) J.LEAGUE PHOTOS
▽G大阪のキープレーヤーには今シーズン、チームの得点源として引っ張るFW長沢駿をピックアップする。FWアデミウソンの低調ぶりが目立つ中、192cmの長身ストライカーは今シーズンのここまで明治安田生命J1リーグでチームトップの9得点をマーク。だが、第1戦は前からのチェイシングに奔走するばかりで、攻撃面の怖さを欠いた。第2戦はその攻撃面で輝きたい。MFソウザ(セレッソ大阪)
(c) J.LEAGUE PHOTOS
▽C大阪の注目選手には、MFソウザをチョイスする。MF山口蛍と共に中盤の門番を担うブラジル人ハードワーカーは、ボールの刈り取り役としてはもちろん、持ち前の推進力を生かした攻撃参加でも出色の存在。ベンチスタートの第1戦では、チームとして中盤センターのところで緩さが目立っただけに、先発濃厚の第2戦はその部分のケアと攻撃参加で前に厚みをもたらしたい。
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