バイエルンが名伯楽ハインケスを新指揮官に招へい! 4年半ぶりの監督業復帰で通算4度目の指揮に

2017.10.06 23:20 Fri
Getty Images
▽バイエルンは6日、ユップ・ハインケス氏(72)が今季終了までの契約で指揮官に復帰することを発表した。ハインケス氏は9日から正式にチームを指揮することになる。

▽バイエルンのカールーハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)は、ハインケス氏の招へいを決めた理由に関して以下のように語っている。
「バイエルンとハインケスの間には素晴らしい信頼関係がある。ウリ・ヘーネスとハサン・サリハミジッチ、私との会談の中でそれを示してくれた。ユップが我々のトップチームの指揮官を引き受けてくれたことに、非常に感謝している。同時に現時点で彼こそがバイエルンにとって理想的な人物なんだ」

▽さらに、スポーツ・ディレクター(SD)を務めるハサン・サリハミジッチ氏は、「ユップ・ハインケスは人心掌握と戦術のスペシャリストだ。そして、我々は現時点で彼こそがチームを成功に導き、目標を達成するために最も適した人物であると確信している」と、ハインケス氏の招へいが現時点で最高の選択肢であることを強調した。

▽また、バイエルンを指揮した2012-13シーズン限りで監督業から勇退していたハインケス氏は、バイエルンとの特別な絆こそが監督業復帰を決断した大きな理由であると語っている。
「世界の他のクラブなら戻らなかったよ。バイエルンはいつでも私の心にある。私のコーチングチームと私はファンに再び成功をもたらすために全力を注ぐつもりだ。この仕事が楽しみだよ」

▽先月27日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン(PSG)戦で0-3と惨敗したバイエルンは翌日、カルロ・アンチェロッティ監督を解任。その後は暫定指揮官として、アシスタントコーチを務めていたウィリー・サニョル氏がチームを率いていた。

▽後任候補には元ドルトムント指揮官のトーマス・トゥヘル氏や数々のトロフィーを獲得してきた元バイエルン指揮官でもあるルイス・ファン・ハール氏の名前が挙がっていたが、クラブ幹部は2012-13シーズンにCL、ブンデスリーガ、DFBポカールのトレブルを達成した手腕に加え、これまで3度に渡ってクラブを率いた経験を持つなど、バイエルンのすべてを知り尽くす老将の下で立て直しを図ることを選んだ。
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