終盤ポルディ弾など2発で神戸が勝利! 最下位・新潟は16戦勝ちなし…《J1》
2017.09.30 17:41 Sat
▽明治安田生命J1リーグ第28節のアルビレックス新潟vsヴィッセル神戸が30日にデンカビッグスワンスタジアムで行われ、0-2で神戸が勝利した。
▽2勝6分け19敗で最下位に沈んでいる新潟(勝ち点12)は、直近15戦で勝利がない状況だ。とはいえ、過去のホームでの神戸戦の戦績は6勝5分けの無敗。抜群に相性が良いことを示している。残留争いという観点でも必勝の試合に向けて、新潟は2-2で引き分けた前節の北海道コンサドーレ札幌戦からスタメンを1名のみ変更。富山に代えて、札幌戦で2得点の河田を、最前線で起用した。
▽対する神戸(勝ち点37)は、11勝4分け12敗で10位につけている。直近の3戦で勝利がないものの、前節の川崎フロンターレ戦では激しいプレスで優勝争い渦中の相手に善戦。スコアレスドローに持ち込んだ。『新潟の本拠地では勝てない』というジンクスの打破に挑む一戦に、神戸は前節と同様のスタメンで臨んだ。
▽試合の最序盤、河田が好調ぶりをアピールした。開始早々の1分、山崎のスルーパスに抜け出した河田が、GKとの一対一を迎える。シュートは阻まれたものの、鋭い動き出しで神戸のゴールを脅かした。11分には、ボックス左に侵攻した山崎がグラウンダーで中央に折り返し、小川がニアで合わせたが、わずかに枠を外れた。
▽守備でも集中する新潟に対し、神戸はポドルスキがたまらずボランチの位置まで降りてボール回しに参加。15分には、そのポドルスキがドリブルで持ち上がり右サイドに展開し、ボールを受けた小川がクロス。反応した渡邉がシュートを放ったがDFにブロックされた。
▽新潟が好機を迎えつつも得点を奪取できずにいると、53分に不運な形で得点が生まれた。神戸ボールの左CKの場面で、キッカーを藤田が務めると、インスイングのクロスを供給。ボールは渡邉をターゲットとしていたが、合わせることはできず。競り合った堀米に当たり、ゴールに吸い込まれた。
▽フィニッシュまで持ち込まれる展開も多かった中、貴重な先制点を獲得した神戸は、あまりリスクをかけ過ぎないカウンター攻撃にシフト。84分には、カウンターの場面で抜け出した渡邉がボックス左に侵攻し、クロスを上げる。田中が反応してダイレクトシュートを放ったが、GKのファインセーブに阻まれた。
▽神戸に良いムードが漂い始めると、試合終了間際に大物助っ人が力を見せ付けた。88分、左サイドでボールを持ったポドルスキは、ドリブルでカットイン。細かいタッチでDF4人を翻弄し、ボックス内に侵攻する。流れるように左足を振り抜きゴールに突き刺した。
▽試合はこのまま終了し、新潟の攻撃を跳ね返し続けた神戸が勝利。この結果、新潟(勝ち点12)は最下位から浮上の兆しを示すことができず、16戦無勝利となった。対する神戸(勝ち点40)は、クラブ史上初めて、新潟のホームに乗り込んで勝利。嫌なジンクスを断ち切っている。
▽2勝6分け19敗で最下位に沈んでいる新潟(勝ち点12)は、直近15戦で勝利がない状況だ。とはいえ、過去のホームでの神戸戦の戦績は6勝5分けの無敗。抜群に相性が良いことを示している。残留争いという観点でも必勝の試合に向けて、新潟は2-2で引き分けた前節の北海道コンサドーレ札幌戦からスタメンを1名のみ変更。富山に代えて、札幌戦で2得点の河田を、最前線で起用した。
▽試合の最序盤、河田が好調ぶりをアピールした。開始早々の1分、山崎のスルーパスに抜け出した河田が、GKとの一対一を迎える。シュートは阻まれたものの、鋭い動き出しで神戸のゴールを脅かした。11分には、ボックス左に侵攻した山崎がグラウンダーで中央に折り返し、小川がニアで合わせたが、わずかに枠を外れた。
▽守備でも集中する新潟に対し、神戸はポドルスキがたまらずボランチの位置まで降りてボール回しに参加。15分には、そのポドルスキがドリブルで持ち上がり右サイドに展開し、ボールを受けた小川がクロス。反応した渡邉がシュートを放ったがDFにブロックされた。
▽お互いにチャンスを作りつつも、決めきることはできず。試合は大きな動きをみせないまま折り返した。後半開始早々も、河田が気持ちをぶつけた。47分、敵陣浅い位置の左でボールを受けると、独力で切り込み倒れ込みながらも右足を振り抜いた。相手の虚を突いて作り出したチャンスだったが、シュートは枠を外れた。
▽新潟が好機を迎えつつも得点を奪取できずにいると、53分に不運な形で得点が生まれた。神戸ボールの左CKの場面で、キッカーを藤田が務めると、インスイングのクロスを供給。ボールは渡邉をターゲットとしていたが、合わせることはできず。競り合った堀米に当たり、ゴールに吸い込まれた。
▽フィニッシュまで持ち込まれる展開も多かった中、貴重な先制点を獲得した神戸は、あまりリスクをかけ過ぎないカウンター攻撃にシフト。84分には、カウンターの場面で抜け出した渡邉がボックス左に侵攻し、クロスを上げる。田中が反応してダイレクトシュートを放ったが、GKのファインセーブに阻まれた。
▽神戸に良いムードが漂い始めると、試合終了間際に大物助っ人が力を見せ付けた。88分、左サイドでボールを持ったポドルスキは、ドリブルでカットイン。細かいタッチでDF4人を翻弄し、ボックス内に侵攻する。流れるように左足を振り抜きゴールに突き刺した。
▽試合はこのまま終了し、新潟の攻撃を跳ね返し続けた神戸が勝利。この結果、新潟(勝ち点12)は最下位から浮上の兆しを示すことができず、16戦無勝利となった。対する神戸(勝ち点40)は、クラブ史上初めて、新潟のホームに乗り込んで勝利。嫌なジンクスを断ち切っている。
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