【選手評】ハリルホジッチ監督、不選出の本田に「コンディションを取り戻してから考えたい」

2017.09.28 18:31 Thu
©超ワールドサッカー
▽日本サッカー協会(JFA)は28日、来月初旬に行われるキリンチャレンジカップ2017の2試合に向けた日本代表メンバー24名を発表した。

▽メンバー発表に合わせて、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が選手の選出理由をコメント。また、招集外となったFW本田圭佑やMF長谷部誠といったメンバーについても触れた。
GK
川島永嗣(メス/フランス)
東口順昭(ガンバ大阪)
中村航輔(柏レイソル)

「GKは3人だ。川島(永嗣)、東口(順昭)、中村(航輔)。そして、西川(周作)も最近調子を上げてきたと思う。昨夜のACL(AFCチャンピオンズリーグ)の試合で浦和(レッズ)を支えたと思う。決勝に進んで欲しい。永嗣は内転筋に少し問題があったが、合宿に来る。来たところで、またチェックしたいと思う」

DF
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
酒井高徳(ハンブルガーSV/ドイツ)
長友佑都(インテル/イタリア)
車屋紳太郎(川崎フロンターレ)
「SBが4人だ。右のSBとして、(酒井)宏樹と(酒井)高徳。左のSBとして、長友(佑都)と車屋紳太郎。車屋は、ここ最近(好調を)キープしている選手で、機会を与えるに値する内容をみせている。また、左利きが少ない代表において、彼にもチャンスを掴んでもらいたいと思っている。私は毎回新しい選手にチャンスを与えたいが、もちろん代表に値するプレーを見せなければ、リストに載ることはない。高徳にもクラブでポジションを勝ち取ってもらいたいが、現状がどういった状態なのか彼と話をしてみたい」

DF
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
昌子源(鹿島アントラーズ)
槙野智章(浦和レッズ)
植田直通(鹿島アントラーズ)

「CBは、(吉田)麻也、昌子(源)、槙野(智章)、そして植田(直通)だ。槙野は(ACLで)ブラジル人に対して非常に良いゲームができた。植田は、先週末のガンバ(大阪)戦で非常に良いパフォーマンスをみせていた」

MF
山口蛍(セレッソ大阪)
井手口陽介(ガンバ大阪)
遠藤航(浦和レッズ)

「守備的MFは(山口)蛍、井手口(陽介)、そして遠藤(航)だ。昨日の遠藤は右サイドだったが、良いプレーだったと思う。今回は長谷部が入っていない。ケガの問題があったため、そういった部分も考慮した。試合後にいつも少し心配を抱えていたため、しっかり治してもらうためという判断でもある」

「そして、守備的MFのところでフィジカル的なパワーを、この代表にさらにつけてもらいたい。そういったところで、遠藤を選んだ。そして、成長し続けている井手口の姿も嬉しい。非常に将来性のある選手だと思う」

MF
香川真司(ドルトムント/ドイツ)
倉田秋(ガンバ大阪)
小林祐希(ヘーレンフェーン/オランダ)

「攻撃MFが3人。(香川)真司はゲームには出ているものの、完全に自分のポジションを獲得するには至っていない。彼とも話をしたいと思う。小林祐希は試合に出続けている選手で、点も最近とった。そして倉田秋は、ここ最近2試合でまたコンディションが上がってきているからリストに入った。彼のプレースピードを上げる能力や、仕掛ける能力は、我々にとって面白い」

FW
久保裕也(ヘント/ベルギー)
浅野拓磨(シュツットガルト/ドイツ)
乾貴士(エイバル/スペイン)
原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)

「右と左のFWだ。試合にあまり沢山は出られていない。特に(原口)元気は。しかし、元気は代表では毎回良いパフォーマンスをみせている。彼を励ます話をしたいということもあり、呼んだ。彼は契約の延長の問題で、クラブであまり試合に出られていない。浅野(拓磨)、久保(裕也)、乾(貴士)の方が試合に出ていて、点をとったりもしている。しっかり、彼らにもストライカーとして得点してもらいたい」

「今回は、本田圭佑が入っていない。彼もケガをしていた選手だ。彼にはコンディションをしっかりと取り戻してもらいたい。クラブでも試合に出て欲しいと思っている。より長い時間出てもらいたい。コンディションを取り戻してから、またメンバーに入ってくるかどうかということを考えていきたい」

FW
大迫勇也(ケルン/ドイツ)
杉本健勇(セレッソ大阪)
武藤嘉紀(マインツ/ドイツ)

「中央は大迫(勇也)、杉本(健勇)、武藤(嘉紀)だ。杉本にも表現の場を与えたい。武藤もより試合に出るようになってきた。杉本と大迫とは、また違った特徴を持つ選手だ。今回は岡崎がリストに入っていない。杉本と武藤にチャンスを与えたいと思ったためだ」

「2試合とも違ったメンバーで戦うことになる。それぞれの選手にチャンスを掴んでもらいたい。ワールドカップに向けての準備が始まる。ただ不運なことに、それぞれの選手に10回ずつ機会を与えることはできない。選手同士の競争をより激しいものにしてもらいたいと思うし、ロシアへのチケットを確約している選手は誰1人としていない。それぞれの力で、勝ち取らなければならない」
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