主力不在で苦戦のスパーズ、頼れるエースFWケインのハットで2連勝!《CL》
2017.09.27 06:05 Wed
▽チャンピオンズリーグ(CL)・グループH第2節、アポエルvsトッテナムが26日にGSPスタジアムで行われ、アウェイのトッテナムが3-0で勝利した。
▽だが、この一戦に向けてはデレ・アリ、ヴェルトンゲンの出場停止に加え、風邪のエリクセン、負傷のデンベレ、ワニャマら多くの主力が欠場。そのため、ポチェッティーノ監督は、若手MFウィンクスをCL初先発で起用したほか、ベン・デイビスを3バックの一角に据えた[3-3-2-2]の布陣を採用。2トップはソン・フンミンとケインが務めた。
▽戦前の予想通り、引いたアポエルに対して相手陣内でハーフコートゲームを展開するトッテナムは、開始4分にボックス内でソン・フンミンがシュートを放つなど、上々の入りを見せる。だが、その後は中央を締める相手の守備に苦戦。2トップ以外の仕掛けの意識が低く、横パスや可能性の低いクロスで攻撃を終える場面が目立つ。
▽すると、徐々にボールの失い方が悪くなったトッテナムは、19分にデ・カマルゴのバー直撃のシュートで決定機を許すと、その後もカウンターからフィニッシュに持ち込まれる。さらに36分にはバックパスを処理したGKロリスのクリアが相手のサライに当たり、あわやそのままゴールインというピンチも招いた。
▽苦しみながらも敵地で先制に成功したトッテナムは、後半立ち上がりにソン・フンミンのシュートで追加点に迫る。だが、48分にサライ、56分にはアロネフティスにボックス内で決定的なシュートを許す。しかし、ここは守護神ロリスの圧巻のセーブで何とか凌ぐ。
▽後半に入っても苦戦が続くトッテナムは、57分にオーリエを下げてジョレンテを投入。この交代で[4-4-2]のシステムに変更し、守備の立て直しを図る。
▽すると62分、ボックス手前中央でムサ・シッソコから横パスを受けたケインが意表を突くタイミングで右足を振り抜き、グラウンダーのコントロールシュートを左隅に流し込む。さらに67分には左サイドからの仕掛けで右サイドのトリッピアーまでボールが繫がると、名クロッサーからのクロスをゴール前に飛び込んだケインがフリーでヘディングシュート。試合を決定付ける3点目を奪い、CLの舞台で初のハットトリックを達成した。
▽頼れるエースの活躍でようやく試合を決めたトッテナムは、その後殊勲のケインに代えてエンクドゥ、84分にはムサ・シッソコを下げて、これがトップチームデビューとなる20歳の新鋭ジョージウーをトップチームデビューさせる余裕の試合運びを見せた。
▽主力不在で厳しい展開を強いられながらも頼れるエースの活躍で3-0の勝利を収めたトッテナムが、グループステージ2連勝を飾った。
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▽ドルトムントとの初戦ではエースFWケインの2ゴールの活躍によって鬼門ウェンブリーの呪縛を解いたトッテナムは、ドルトムントとレアル・マドリーが潰し合う今節で首位浮上のチャンスを窺う。直近のウェストハムとのダービーを3-2で競り勝ち勢いに乗るチームは、グループ最弱のアポエル相手のアウェイゲームで勝ち点3奪取を狙う。▽戦前の予想通り、引いたアポエルに対して相手陣内でハーフコートゲームを展開するトッテナムは、開始4分にボックス内でソン・フンミンがシュートを放つなど、上々の入りを見せる。だが、その後は中央を締める相手の守備に苦戦。2トップ以外の仕掛けの意識が低く、横パスや可能性の低いクロスで攻撃を終える場面が目立つ。
▽すると、徐々にボールの失い方が悪くなったトッテナムは、19分にデ・カマルゴのバー直撃のシュートで決定機を許すと、その後もカウンターからフィニッシュに持ち込まれる。さらに36分にはバックパスを処理したGKロリスのクリアが相手のサライに当たり、あわやそのままゴールインというピンチも招いた。
▽プレーメーカー不在で予想外の厳しい展開が続くトッテナムだが、頼れるエースがワンチャンスを生かす。39分、敵陣右サイドのアルデルヴァイレルトがグラウンダーの縦パスを入れると、動き直してオフサイドラインをかい潜ったケインが丁寧な左足のシュートでGKとの一対一を制した。
▽苦しみながらも敵地で先制に成功したトッテナムは、後半立ち上がりにソン・フンミンのシュートで追加点に迫る。だが、48分にサライ、56分にはアロネフティスにボックス内で決定的なシュートを許す。しかし、ここは守護神ロリスの圧巻のセーブで何とか凌ぐ。
▽後半に入っても苦戦が続くトッテナムは、57分にオーリエを下げてジョレンテを投入。この交代で[4-4-2]のシステムに変更し、守備の立て直しを図る。
▽すると62分、ボックス手前中央でムサ・シッソコから横パスを受けたケインが意表を突くタイミングで右足を振り抜き、グラウンダーのコントロールシュートを左隅に流し込む。さらに67分には左サイドからの仕掛けで右サイドのトリッピアーまでボールが繫がると、名クロッサーからのクロスをゴール前に飛び込んだケインがフリーでヘディングシュート。試合を決定付ける3点目を奪い、CLの舞台で初のハットトリックを達成した。
▽頼れるエースの活躍でようやく試合を決めたトッテナムは、その後殊勲のケインに代えてエンクドゥ、84分にはムサ・シッソコを下げて、これがトップチームデビューとなる20歳の新鋭ジョージウーをトップチームデビューさせる余裕の試合運びを見せた。
▽主力不在で厳しい展開を強いられながらも頼れるエースの活躍で3-0の勝利を収めたトッテナムが、グループステージ2連勝を飾った。
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