ベイル&CR7躍動のマドリーが7戦目にして敵地でドルトムント撃破! 香川はベンチ入りも出場せず《CL》
2017.09.27 05:53 Wed
▽チャンピオンズリーグ(CL)・グループH第2節、ドルトムントvsレアル・マドリーが26日にBVBシュタディオン・ドルトムントで行われ、アウェイのマドリーが3-1で勝利した。ドルトムントのMF香川真司はベンチ入りも出場機会はなかった。
▽トッテナムとの初戦を黒星でスタートしたドルトムントだが、トッテナム戦後のリーグ戦3試合では直近のボルシアMG戦で今季のリーグ初失点を喫するも、14得点1失点の圧巻のスタッツで3連勝を飾った。ボルシアMG戦からはダフード、ヴァイグルに代えてシャヒンとカストロを中盤に置き、プリシッチに代えてヤルモレンコを右ウイングに起用した。なお、香川はベンチスタートとなった。
▽一方、アポエルを一蹴しCL快勝スタートを切ったマドリーだが、国内リーグではホームゲーム3試合を1敗2分けで終え、サンティアゴ・ベルナベウでリーグ戦未勝利が続く異常事態。直近のアラベス戦では開幕から全敗中の相手に2-1の勝利を収めるも、試合内容には不満を残した。ジダン監督はそのアラベス戦から先発3人を変更。温存していたモドリッチとクロース、ベイルを復帰させ、前線にはベイル、イスコ、クリスティアーノ・ロナウドが並んだ。
▽立ち上がりからハイライン・ハイプレスでアグレッシブな入りを見せるドルトムントに対して、アウェイのマドリーは相手のプレスをいなしながら最終ラインの裏に快速アタッカーを走り込ませる形で応戦する。
▽立ち上がり数分こそドルトムントが押し込む展開が続くも、10分にカゼミロのスルーパスに抜け出したカルバハルがボックス内に侵入して最初の決定機を作ると、その直後にもイスコのスルーパスに抜け出した右サイドのC・ロナウドからベイルに決定的なクロスが送られるが、ここはDFのカバーリングに阻まれた。
▽やや幸運な判定で失点を逃れたマドリーは、直後の18分に圧巻のゴラッソで先制点を奪う。バイタルエリア右でボールを持ったカルバハルがボックス左のスペースに絶妙なクロスを入れると、これをベイルが左足インサイドを使った見事なダイレクトボレーでゴール右上隅を射抜いた。
▽その後も24分にベイルが高速ドリブルからゴールに迫るなど、マドリーのペースで試合は進んでいく。ドルトムントも要所で相手のプレスを剥がしては3トップに良い形でボールが入るものの、オーバメヤンがフィニッシュの局面でややフィーリングが合わず、幾つかのチャンスをモノにできない。逆に45分にはC・ロナウドに2点目のチャンスが訪れるが、こちらもシュートを枠に飛ばせず、前半はマドリーの1点リードで終了した。
▽迎えた後半、ドルトムントがゲッツェのスルーパスからヤルモレンコの決定機を演出するが、このヘディングシュートはDFヴァランのクリアに阻まれ、電光石火の同点ゴールとはならず。
▽すると、直後の49分には左サイドでクロースの絶妙なスルーパスに抜け出したベイルからの丁寧な折り返しを、中央に走り込んだC・ロナウドが左足のワンタッチで流し込み、貴重な追加点を奪った。
▽後半立ち上がりの2失点目で気落ちも予想されたドルトムントだが、ここまで沈黙していたエースがようやく仕事を果たす。54分、左サイドでフィリップスから短いパスを受けたカストロがゴール前のスペースにインスウィングのクロスを入れると、DFセルヒオ・ラモスの前に飛び出したオーバメヤンがワンタッチで流し込んだ。
▽昨季の対戦がいずれも2-2のドローで終わっただけに俄然ホームチームの勢いが増した中、ここからは拮抗した展開が続く。攻勢を強めたいドルトムントは60分、シャヒンとトルヤンを下げてダフードとヴァイグルを同時投入する2枚替えを敢行。この交代で中盤ダイヤモンド型の[3-4-3]にシステムを変更した。
▽この交代でトップ下にポジションを上げたゲッツェとオーバメヤンのホットラインが機能し出すと、67分にはゲッツェの左クロスをニアに飛び込んだオーバメヤンがワンタッチで合わすが、これはわずかに枠の左に外れる。
▽一方、疲れの見えたイスコに代えてアセンシオを投入し、[4-3-3]の布陣に戻したマドリーは、一瞬の隙を突いてエースが追加点を奪う。79分、カウンターから右サイドを持ち上がったモドリッチからボックス内に走り込むC・ロナウドにパスが通ると、ポルトガル代表FWが強振した右足のシュートがニアを抜いた。
▽エースの決定的な3点目で試合の流れを完全に引き寄せたマドリーは、その後セットプレーからオーバメヤンに決定機こそ許したものの、ルーカス・バスケス、ダニ・セバージョスの投入できっちり逃げ切り、3-1で勝利。通算7試合目でBVBシュタディオン・ドルトムント初攻略のマドリーが、グループステージ2連勝を飾った。一方、内容面はそこまで悪くないものの、初戦のトッテナム戦に続く1-3のスコアで連敗のドルトムントは、厳しい2連敗となった。
▽トッテナムとの初戦を黒星でスタートしたドルトムントだが、トッテナム戦後のリーグ戦3試合では直近のボルシアMG戦で今季のリーグ初失点を喫するも、14得点1失点の圧巻のスタッツで3連勝を飾った。ボルシアMG戦からはダフード、ヴァイグルに代えてシャヒンとカストロを中盤に置き、プリシッチに代えてヤルモレンコを右ウイングに起用した。なお、香川はベンチスタートとなった。
▽立ち上がりからハイライン・ハイプレスでアグレッシブな入りを見せるドルトムントに対して、アウェイのマドリーは相手のプレスをいなしながら最終ラインの裏に快速アタッカーを走り込ませる形で応戦する。
▽立ち上がり数分こそドルトムントが押し込む展開が続くも、10分にカゼミロのスルーパスに抜け出したカルバハルがボックス内に侵入して最初の決定機を作ると、その直後にもイスコのスルーパスに抜け出した右サイドのC・ロナウドからベイルに決定的なクロスが送られるが、ここはDFのカバーリングに阻まれた。
▽マドリーのシンプルに背後を狙う攻撃に背筋が凍る思いが続くドルトムントだが、14分にこちらも決定機を作る。ボックス右に抜け出したヤルモレンコが右足で上げたクロスをファーサイドのフィリップが頭で折り返す。GKケイロル・ナバスの脇を抜けたボールがゴールに向かうが、これはDFセルヒオ・ラモスが決死のゴールカバー。リプレイで確認すると、セルヒオ・ラモスのクリアは手に当たっていたものの、ドルトムントにPKは与えられず。
▽やや幸運な判定で失点を逃れたマドリーは、直後の18分に圧巻のゴラッソで先制点を奪う。バイタルエリア右でボールを持ったカルバハルがボックス左のスペースに絶妙なクロスを入れると、これをベイルが左足インサイドを使った見事なダイレクトボレーでゴール右上隅を射抜いた。
▽その後も24分にベイルが高速ドリブルからゴールに迫るなど、マドリーのペースで試合は進んでいく。ドルトムントも要所で相手のプレスを剥がしては3トップに良い形でボールが入るものの、オーバメヤンがフィニッシュの局面でややフィーリングが合わず、幾つかのチャンスをモノにできない。逆に45分にはC・ロナウドに2点目のチャンスが訪れるが、こちらもシュートを枠に飛ばせず、前半はマドリーの1点リードで終了した。
▽迎えた後半、ドルトムントがゲッツェのスルーパスからヤルモレンコの決定機を演出するが、このヘディングシュートはDFヴァランのクリアに阻まれ、電光石火の同点ゴールとはならず。
▽すると、直後の49分には左サイドでクロースの絶妙なスルーパスに抜け出したベイルからの丁寧な折り返しを、中央に走り込んだC・ロナウドが左足のワンタッチで流し込み、貴重な追加点を奪った。
▽後半立ち上がりの2失点目で気落ちも予想されたドルトムントだが、ここまで沈黙していたエースがようやく仕事を果たす。54分、左サイドでフィリップスから短いパスを受けたカストロがゴール前のスペースにインスウィングのクロスを入れると、DFセルヒオ・ラモスの前に飛び出したオーバメヤンがワンタッチで流し込んだ。
▽昨季の対戦がいずれも2-2のドローで終わっただけに俄然ホームチームの勢いが増した中、ここからは拮抗した展開が続く。攻勢を強めたいドルトムントは60分、シャヒンとトルヤンを下げてダフードとヴァイグルを同時投入する2枚替えを敢行。この交代で中盤ダイヤモンド型の[3-4-3]にシステムを変更した。
▽この交代でトップ下にポジションを上げたゲッツェとオーバメヤンのホットラインが機能し出すと、67分にはゲッツェの左クロスをニアに飛び込んだオーバメヤンがワンタッチで合わすが、これはわずかに枠の左に外れる。
▽一方、疲れの見えたイスコに代えてアセンシオを投入し、[4-3-3]の布陣に戻したマドリーは、一瞬の隙を突いてエースが追加点を奪う。79分、カウンターから右サイドを持ち上がったモドリッチからボックス内に走り込むC・ロナウドにパスが通ると、ポルトガル代表FWが強振した右足のシュートがニアを抜いた。
▽エースの決定的な3点目で試合の流れを完全に引き寄せたマドリーは、その後セットプレーからオーバメヤンに決定機こそ許したものの、ルーカス・バスケス、ダニ・セバージョスの投入できっちり逃げ切り、3-1で勝利。通算7試合目でBVBシュタディオン・ドルトムント初攻略のマドリーが、グループステージ2連勝を飾った。一方、内容面はそこまで悪くないものの、初戦のトッテナム戦に続く1-3のスコアで連敗のドルトムントは、厳しい2連敗となった。
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