オーリエ退場で終盤に大苦戦も“ダービーキング”ケインの2発などでスパーズがハマーズとのダービー制す!《プレミアリーグ》
2017.09.23 22:31 Sat
▽プレミアリーグ第6節、ウェストハムvsトッテナムのロンドン・ダービーが23日にロンドン・オリンピックスタジアムで行われ、アウェイのトッテナムが3-2で勝利した。
▽トッテナムはここ最近、採用しているケインとデレ・アリを2トップに配し、アンカーのエリック・ダイアーの前にムサ・シッソコとエリクセンが並ぶ[3-3-2-2]の布陣で臨み、序盤からボールを支配していく。
▽しかし、自陣で堅牢な守備ブロックを築くウェストハムの守備を崩し切れないトッテナムは、17分にアルナウトビッチの突破をDFオーリエが見事なカバーリングで防ぐなど、相手のカウンターに手を焼くも失点は許さない。
▽その後、28分に内転筋を痛めたアントニオがプレー続行不可能となり、ウェストハムがキャロルの投入を余儀なくされると、30分過ぎにトッテナムのダービーキングがようやく本領を発揮する。
▽ケインの2ゴールでセーフティーリードを奪って後半を迎えたトッテナムは、立ち上がりからきっちり主導権を握る。すると60分、セットプレーの流れからペナルティアーク付近でルーズボールに反応したエリクセンが抑えの利いた右足のシュートをゴール右隅に突き刺した。
▽この3点目で試合の大勢は決したと思われたが、ホームのウェストハムがここから意地を見せる。65分、右CKの場面でフォンテがニアでフリックしたボールがファーに流れると、これをフリーのエルナンデスが頭で流し込んだ。
▽この1点で完全に息を吹き返したウェストハムに対して、トッテナムは64分に1枚カードをもらっていたオーリエがキャロルへのアフターチャージで2枚目のカードをもらい、70分に退場処分となる。
▽すると、ここから防戦一方の展開を強いられたトッテナムはウィンクス、トリッピアー、ジョレンテと交代カードを切って逃げ切りを図る。だが、キャロルやクヤテといった屈強なプレーヤーへのロングボールで圧力をかけるウェストハムに押し込まれると、87分にはマスアクの左クロスをクヤテに豪快なヘディングで決められ、点差を1点に縮められる。
▽それでも、粘り強い守備で試合終盤のリードらの決定機を何とか凌ぎ切ったトッテナムが、ダービーキングのケインの2ゴールの活躍で勝ち切り、2試合ぶりの白星を手にした。
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▽前節、鬼門ウェンブリーでスウォンジーとゴールレスドローに終わったトッテナムだが、ミッドウィークに行われたEFLカップではチャンピオンシップ(イングランド2部)のバーンズリー相手にそのウェンブリーで辛勝し、一先ず悪い流れを断ち切った。昨季のアウェイゲームで苦杯を舐めたハマーズとのダービーに向けては、前節のスウォンジー戦から先発2人を変更。トリッピアーとソン・フンミンの両ウイングバックをオーリエ、ベン・デイビスに変更した。▽しかし、自陣で堅牢な守備ブロックを築くウェストハムの守備を崩し切れないトッテナムは、17分にアルナウトビッチの突破をDFオーリエが見事なカバーリングで防ぐなど、相手のカウンターに手を焼くも失点は許さない。
▽その後、28分に内転筋を痛めたアントニオがプレー続行不可能となり、ウェストハムがキャロルの投入を余儀なくされると、30分過ぎにトッテナムのダービーキングがようやく本領を発揮する。
▽まずは34分、オフサイドポジションのケインをおとりに右サイドで絶妙な飛び出しを見せたデレ・アリにエリクセンからスルーパスが出る。これに抜け出したデレ・アリの正確なクロスをゴール前にフリーで走り込んだケインが頭で合わせた。さらに38分には相手GKのクリアを奪ったヴェルトンゲンが左サイドを持ち上がってデレ・アリにスルーパス。デレ・アリの一対一はGKハートに阻まれるが、こぼれ球をケインが無人のゴールへ流し込んだ。
▽ケインの2ゴールでセーフティーリードを奪って後半を迎えたトッテナムは、立ち上がりからきっちり主導権を握る。すると60分、セットプレーの流れからペナルティアーク付近でルーズボールに反応したエリクセンが抑えの利いた右足のシュートをゴール右隅に突き刺した。
▽この3点目で試合の大勢は決したと思われたが、ホームのウェストハムがここから意地を見せる。65分、右CKの場面でフォンテがニアでフリックしたボールがファーに流れると、これをフリーのエルナンデスが頭で流し込んだ。
▽この1点で完全に息を吹き返したウェストハムに対して、トッテナムは64分に1枚カードをもらっていたオーリエがキャロルへのアフターチャージで2枚目のカードをもらい、70分に退場処分となる。
▽すると、ここから防戦一方の展開を強いられたトッテナムはウィンクス、トリッピアー、ジョレンテと交代カードを切って逃げ切りを図る。だが、キャロルやクヤテといった屈強なプレーヤーへのロングボールで圧力をかけるウェストハムに押し込まれると、87分にはマスアクの左クロスをクヤテに豪快なヘディングで決められ、点差を1点に縮められる。
▽それでも、粘り強い守備で試合終盤のリードらの決定機を何とか凌ぎ切ったトッテナムが、ダービーキングのケインの2ゴールの活躍で勝ち切り、2試合ぶりの白星を手にした。
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