【J1ピックアッププレビュー】優勝戦線に生き残れるか!? 重要な上位決戦《横浜FMvs柏》
2017.09.15 21:30 Fri
▽16日、明治安田生命J1リーグ第26節の横浜F・マリノスvs柏レイソルが日産スタジアムで行われる。
▽王者である首位・鹿島アントラーズを追う両チームの上位対決。優勝戦線に生き残るためには、互いに勝ち点3が欲しい試合となり、白熱の展開が予想される。
◆勝ち点差「2」の上位決戦
▽横浜FMは現在勝ち点47で5位、柏は勝ち点49で3位につけている。両者の勝ち点差はわずかに「2」となっており、優勝争いに生き残るための大事な“シックスポインター”となる。
◆リスタートを上手く切れるか〜横浜F・マリノス〜
▽リーグ戦14戦無敗、5試合連続無失点と好調を維持していた横浜FMだったが、前節の川崎フロンターレとの“神奈川ダービー”では0-3で敗戦。シーズン初の3失点とつまづき、無敗記録、無失点記録も途絶えた。
▽失点することも黒星を喫することもいずれは来るものだが、その内容が良くなかった。川崎Fのプレスの前に後手を踏み先手を奪われると、決して得点力が高くないチームは状況を打開できずに終わった。残り9試合となったが、ここから再びエンジンをかけ、頂点に向けて再び航海に出ることができるのか。上位対決も多く残しているだけに、柏都の一戦は重要となる。
▽対する柏も第7節から第14節まで8連勝、第16節まで10戦無敗で首位に立っていた。しかし、第17節の鹿島戦(2-3●)、第18節のセレッソ大阪戦(1-2●)と連敗。それでも第19節から7戦無敗と、再び安定感を取り戻している。
▽ここに来て、主力のケガや出場停止などが重なり、ベストメンバーで戦えない試合が続いた柏だったが、持ち前のプレスとトランジションの早さで勝ち点を積み上げ、再び優勝争いに絡んできた。前節の浦和レッズ戦(2-1◯)でも、相手のミスを誘うプレスがハマり、今シーズン加入のハモン・ロペスが初得点を記録。強力な攻撃陣で横浜FMの牙城を崩したいところだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆横浜F・マリノス[4-2-3-1]
DF:金井貢史、中澤佑二、ミロシュ・デゲネク、山中亮輔
MF:中町公祐、喜田拓也
MF:マルティノス、天野純、齋藤学
FW:富樫敬真
監督:エリク・モンバエルツ
▽前節はミスが散見され、らしくない試合に終始した横浜FM。流れを止めないためにメンバーを固定して戦ってきたが、柏戦では流れを変えるためにメンバーを変更すると見られる。右サイドバックには、松原健よりも守備に安定感がある金井貢史を配置。中盤には、劣勢でもゲームの流れを作れる中町公祐を起用すると見る。右サイドが強力な柏戦では、古巣対決となる山中亮輔、今季ノーゴールの齋藤学の躍動がカギか。
◆柏レイソル[4-2-3-1]
DF:小池龍太、中谷進之介、中山雄太、ユン・ソギョン
MF:大谷秀和、小林祐介
MF:伊藤純也、キム・ボギョン、ハモン・ロペス
FW:クリスティアーノ
監督:下平隆宏
▽調子を取り戻している柏は、前節から大きく変更はないと見る。まずは、出場停止が解ける中谷進之介が復帰することは間違いなく、ゲームメーカーとしてトップ下にキム・ボギョンを起用すると予想する。武富孝介や中川寛斗、大津祐樹など攻撃のカードも揃っているが、横浜FMの堅守が立ちはだかることが予想されるため、スコアが動かなければ後半の交代策にも注目だ。
【注目選手】
◆MF天野純(横浜F・マリノス)
◆FWクリスティアーノ(柏レイソル)
◆流れを変えるか、流れに乗るか
▽流れが止まった横浜FM、流れが止まったものの再び流れに乗っている柏。両者にとって、この一戦はとても重要になる。ホームの横浜FMにとっては正念場とも言える一戦。上位対決で続けて結果を残せないようであれば、優勝への道のりは非常に厳しくなるだろう。
▽対する柏も、再び取り戻した流れを手放したくはないはずだ。前回対戦は絶好調の中で2-0と完封勝利。その再現を果たせることができれば、チームとしても自信に繋がるはずだ。
▽堅い守備を誇る横浜FMか、それとも連動したプレスで攻撃を封じる柏か。守備の形は違えど、鍵を握るのは攻守の切り替え。注目の上位対決は、16日(土)の19時00分にキックオフを迎える。
▽王者である首位・鹿島アントラーズを追う両チームの上位対決。優勝戦線に生き残るためには、互いに勝ち点3が欲しい試合となり、白熱の展開が予想される。
▽横浜FMは現在勝ち点47で5位、柏は勝ち点49で3位につけている。両者の勝ち点差はわずかに「2」となっており、優勝争いに生き残るための大事な“シックスポインター”となる。
◆リスタートを上手く切れるか〜横浜F・マリノス〜
▽リーグ戦14戦無敗、5試合連続無失点と好調を維持していた横浜FMだったが、前節の川崎フロンターレとの“神奈川ダービー”では0-3で敗戦。シーズン初の3失点とつまづき、無敗記録、無失点記録も途絶えた。
▽失点することも黒星を喫することもいずれは来るものだが、その内容が良くなかった。川崎Fのプレスの前に後手を踏み先手を奪われると、決して得点力が高くないチームは状況を打開できずに終わった。残り9試合となったが、ここから再びエンジンをかけ、頂点に向けて再び航海に出ることができるのか。上位対決も多く残しているだけに、柏都の一戦は重要となる。
◆安定感を取り戻し連勝へ〜柏レイソル〜
▽対する柏も第7節から第14節まで8連勝、第16節まで10戦無敗で首位に立っていた。しかし、第17節の鹿島戦(2-3●)、第18節のセレッソ大阪戦(1-2●)と連敗。それでも第19節から7戦無敗と、再び安定感を取り戻している。
▽ここに来て、主力のケガや出場停止などが重なり、ベストメンバーで戦えない試合が続いた柏だったが、持ち前のプレスとトランジションの早さで勝ち点を積み上げ、再び優勝争いに絡んできた。前節の浦和レッズ戦(2-1◯)でも、相手のミスを誘うプレスがハマり、今シーズン加入のハモン・ロペスが初得点を記録。強力な攻撃陣で横浜FMの牙城を崩したいところだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆横浜F・マリノス[4-2-3-1]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:飯倉大樹DF:金井貢史、中澤佑二、ミロシュ・デゲネク、山中亮輔
MF:中町公祐、喜田拓也
MF:マルティノス、天野純、齋藤学
FW:富樫敬真
監督:エリク・モンバエルツ
▽前節はミスが散見され、らしくない試合に終始した横浜FM。流れを止めないためにメンバーを固定して戦ってきたが、柏戦では流れを変えるためにメンバーを変更すると見られる。右サイドバックには、松原健よりも守備に安定感がある金井貢史を配置。中盤には、劣勢でもゲームの流れを作れる中町公祐を起用すると見る。右サイドが強力な柏戦では、古巣対決となる山中亮輔、今季ノーゴールの齋藤学の躍動がカギか。
◆柏レイソル[4-2-3-1]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:中村航輔DF:小池龍太、中谷進之介、中山雄太、ユン・ソギョン
MF:大谷秀和、小林祐介
MF:伊藤純也、キム・ボギョン、ハモン・ロペス
FW:クリスティアーノ
監督:下平隆宏
▽調子を取り戻している柏は、前節から大きく変更はないと見る。まずは、出場停止が解ける中谷進之介が復帰することは間違いなく、ゲームメーカーとしてトップ下にキム・ボギョンを起用すると予想する。武富孝介や中川寛斗、大津祐樹など攻撃のカードも揃っているが、横浜FMの堅守が立ちはだかることが予想されるため、スコアが動かなければ後半の交代策にも注目だ。
【注目選手】
◆MF天野純(横浜F・マリノス)
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽横浜FMはゲームメーカーとして期待される天野純に注目だ。ここまで全試合で先発出場を続ける天野。開幕当初はボランチで起用され、なかなか持ち味を発揮できずに居たものの、トップ下に入ってからはチームも無敗を続けていた。しかし、天野自身は第20節以降ゴールがなく、結果が欲しいところ。チームの攻撃をコントロールしながら、自らゴールを狙いたい。◆FWクリスティアーノ(柏レイソル)
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽対する柏はクリスティアーノの注目だ。今シーズンここまで奪ったゴールは10得点。今シーズンも得点で柏の攻撃を牽引している。対する横浜FMは堅守が売りなだけに、クリスティアーノがいかに崩せるかがポイント。カウンターでも組み立てからでもゴールが奪えるクリスティアーノが効いてくれば、伊東純也やキム・ボギョン、ハモン・ロペスも活きるだろう。◆流れを変えるか、流れに乗るか
▽流れが止まった横浜FM、流れが止まったものの再び流れに乗っている柏。両者にとって、この一戦はとても重要になる。ホームの横浜FMにとっては正念場とも言える一戦。上位対決で続けて結果を残せないようであれば、優勝への道のりは非常に厳しくなるだろう。
▽対する柏も、再び取り戻した流れを手放したくはないはずだ。前回対戦は絶好調の中で2-0と完封勝利。その再現を果たせることができれば、チームとしても自信に繋がるはずだ。
▽堅い守備を誇る横浜FMか、それとも連動したプレスで攻撃を封じる柏か。守備の形は違えど、鍵を握るのは攻守の切り替え。注目の上位対決は、16日(土)の19時00分にキックオフを迎える。
|
関連ニュース