メッシが苦手ブッフォンから圧巻2ゴール! バルサがユーベに完勝リベンジ!《CL》
2017.09.13 06:03 Wed
▽チャンピンズリーグ(CL)・グループD第1節、バルセロナvsユベントスが12日にカンプ・ノウで行われ、バルセロナが3-0で完勝した。
▽昨季の準々決勝で完敗したユベントスとのリベンジマッチとなる初戦に臨むバルセロナは、バルベルデ新監督の下で開幕3連勝スタート。直近のエスパニョールとのダービーではエースFWメッシのハットトリック、ネイマールの後釜として獲得したデンベレのデビュー戦アシストと、良い形で今回の初戦を迎えた。今回の一戦ではデウロフェウに代えてデンベレを初先発させた以外、ダービーと同じメンバーを起用した。
▽一方、ユベントスは今季から背番号10を背負うエースFWディバラが開幕3試合で5ゴールを挙げる圧巻のパフォーマンスを披露するなど、6連覇中の国内リーグできっちり3連勝スタートを切った。ただ、今回の一戦に向けては出場停止のクアドラードと負傷中のキエッリーニやケディラ、マルキジオ、マンジュキッチが欠場。そのため、デ・シリオ、ドグラス・コスタ、マテュイディ、ベンタンクールの新戦力4人が先発に名を連ねた。
▽メッシをトップ下に配した[4-3-1-2]の布陣を採用したバルセロナに対して、ユベントスは攻撃時に[4-3-3]、守備時に[4-4-2]に並びが変わる変則な布陣を採用した。立ち上がりは前から圧力をかけるユベントスがペースを掴み、9分にカウンターからディバラ、12分にボックス手前のピャニッチが惜しいシュートを放つなど良い入りを見せる。
▽前半半ばから終盤にかけては粘り強い守備からカウンターを仕掛けるユベントスの時間が続くが、24分のベンタンクールの決定機は相手DFがブロック。28分にディバラとイグアインのコンビで作ったシュートチャンスはGKテア・シュテーゲンの正面を突く。対するバルセロナも前線3人の連係でゴールに迫ると、38分にはゴール前を横切るDFデ・シリオの軽率なパスを奪ったデンベレの決定機も、これは相手DFのブロックに遭う。
▽その後、序盤に足を痛めていたデ・シリオが41分にストゥラーロとの負傷交代を強いられると、前半終了間際にバルセロナがスコアを動かす。45分、カウンターから相手陣内中央を持ち上がったメッシが左サイドをオーバーラップするジョルディ・アルバをおとりに中央のスアレスの足元に縦パス。ペナルティアーク付近でリターンパスを受けたメッシがゴール右隅へ丁寧な左足のシュートを流し込み、苦手とするGKブッフォンから待望の初ゴールを奪った。
▽迎えた後半、ビハインドを追うユベントスは開始直後に左サイド深くでドグラス・コスタが折り返したボールをニアでDFがクリア。これをボックス左で拾ったディバラが左足を振り抜くが、シュートを枠に飛ばせない。
▽一方、立ち上がりのピンチを凌いだバルセロナは51分、ボックス中央でアルバから横パスを受けたメッシが左足を振り抜くと、これが右ポストを叩く。さらに跳ね返りがGKブッフォンの背中に当たるが、こぼれ球に反応したアルバの折り返しはゴールラインを割る。それでも、ユベントスへの苦手を払拭したメッシは56分、右サイドのスペースでパスを受けてドリブルでボックス内に侵入すると、絶妙な折り返しを入れる。すると、DFストゥラーロがゴール手前で何とかかき出したボールをラキティッチがスライディングシュートで流し込んだ。
▽痛恨の2失点目を喫したユベントスは63分、ベンタンクールを下げてベルナルデスキを投入。システムを攻撃的な[4-2-3-1]に変更するが、イグアインとディバラのアルゼンチンコンビがほとんど仕事をさせてもらえない。
▽後半に入って完全に主導権を掴んだバルセロナは69分、絶好調のエースが試合を決める。自陣からのロングカウンターでイニエスタのスルーパスに抜け出したメッシが自身の外側を追い越すデンベレをおとりに内側へ切り込み、左足のシュートをゴール右隅に突き刺した。
▽その後、デンベレとラキティッチ、イニエスタを下げてセルジ・ロベルト、パウリーニョ、アンドレ・ゴメスを入れて試合をクローズにかかるバルセロナに対して、一矢報いたいユベントスが反撃に出る。だが、80分過ぎのベナティアの決定的なヘディングシュートはDFピケの好ブロック、82分のベルナルデスキのゴール右隅を捉えたシュートはGKテア・シュテーゲンの好守に遭い、最後までゴールをこじ開けることはできず。昨シーズンの準々決勝で完敗したユベントスに完勝でリベンジを果たしたバルセロナが、快勝スタートを切った。
▽また、同日行われたグループDのもう1試合、オリンピアコスvsスポルティング・リスボンは、アウェイのスポルティングが3-2で勝利した。
▽開始2分にドゥンビアのゴールで先制したスポルティングは、その後もジェウソン・マルティンス、ブルーノ・フェルナンデスのゴールで前半のうちに3点のリードを奪う。その後、試合終了間際に途中出場のパルドに2点を決められ、冷や汗をかくも敵地で白星スタートを飾った。
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▽昨季のファイナリストであるユベントス(イタリア)と優勝候補のバルセロナ(スペイン)、共にプレーオフから勝ち上がったスポルティング・リスボン(ポルトガル)、オリンピアコス(ギリシャ)の2強2弱の顔ぶれとなったグループD。▽一方、ユベントスは今季から背番号10を背負うエースFWディバラが開幕3試合で5ゴールを挙げる圧巻のパフォーマンスを披露するなど、6連覇中の国内リーグできっちり3連勝スタートを切った。ただ、今回の一戦に向けては出場停止のクアドラードと負傷中のキエッリーニやケディラ、マルキジオ、マンジュキッチが欠場。そのため、デ・シリオ、ドグラス・コスタ、マテュイディ、ベンタンクールの新戦力4人が先発に名を連ねた。
▽メッシをトップ下に配した[4-3-1-2]の布陣を採用したバルセロナに対して、ユベントスは攻撃時に[4-3-3]、守備時に[4-4-2]に並びが変わる変則な布陣を採用した。立ち上がりは前から圧力をかけるユベントスがペースを掴み、9分にカウンターからディバラ、12分にボックス手前のピャニッチが惜しいシュートを放つなど良い入りを見せる。
▽一方、時間の経過とともに相手のプレスをいなしてボールを保持したホームチームは、20分にイニエスタの巧みな仕掛けからボックス手前の好位置でFKを獲得。キッカーのメッシのシュートは壁に阻まれるも、こぼれ球に反応したスアレスが右足で強烈なミドルシュート。これが枠を捉えるもGKブッフォンが見事な反応で枠外に弾き出した。
▽前半半ばから終盤にかけては粘り強い守備からカウンターを仕掛けるユベントスの時間が続くが、24分のベンタンクールの決定機は相手DFがブロック。28分にディバラとイグアインのコンビで作ったシュートチャンスはGKテア・シュテーゲンの正面を突く。対するバルセロナも前線3人の連係でゴールに迫ると、38分にはゴール前を横切るDFデ・シリオの軽率なパスを奪ったデンベレの決定機も、これは相手DFのブロックに遭う。
▽その後、序盤に足を痛めていたデ・シリオが41分にストゥラーロとの負傷交代を強いられると、前半終了間際にバルセロナがスコアを動かす。45分、カウンターから相手陣内中央を持ち上がったメッシが左サイドをオーバーラップするジョルディ・アルバをおとりに中央のスアレスの足元に縦パス。ペナルティアーク付近でリターンパスを受けたメッシがゴール右隅へ丁寧な左足のシュートを流し込み、苦手とするGKブッフォンから待望の初ゴールを奪った。
▽迎えた後半、ビハインドを追うユベントスは開始直後に左サイド深くでドグラス・コスタが折り返したボールをニアでDFがクリア。これをボックス左で拾ったディバラが左足を振り抜くが、シュートを枠に飛ばせない。
▽一方、立ち上がりのピンチを凌いだバルセロナは51分、ボックス中央でアルバから横パスを受けたメッシが左足を振り抜くと、これが右ポストを叩く。さらに跳ね返りがGKブッフォンの背中に当たるが、こぼれ球に反応したアルバの折り返しはゴールラインを割る。それでも、ユベントスへの苦手を払拭したメッシは56分、右サイドのスペースでパスを受けてドリブルでボックス内に侵入すると、絶妙な折り返しを入れる。すると、DFストゥラーロがゴール手前で何とかかき出したボールをラキティッチがスライディングシュートで流し込んだ。
▽痛恨の2失点目を喫したユベントスは63分、ベンタンクールを下げてベルナルデスキを投入。システムを攻撃的な[4-2-3-1]に変更するが、イグアインとディバラのアルゼンチンコンビがほとんど仕事をさせてもらえない。
▽後半に入って完全に主導権を掴んだバルセロナは69分、絶好調のエースが試合を決める。自陣からのロングカウンターでイニエスタのスルーパスに抜け出したメッシが自身の外側を追い越すデンベレをおとりに内側へ切り込み、左足のシュートをゴール右隅に突き刺した。
▽その後、デンベレとラキティッチ、イニエスタを下げてセルジ・ロベルト、パウリーニョ、アンドレ・ゴメスを入れて試合をクローズにかかるバルセロナに対して、一矢報いたいユベントスが反撃に出る。だが、80分過ぎのベナティアの決定的なヘディングシュートはDFピケの好ブロック、82分のベルナルデスキのゴール右隅を捉えたシュートはGKテア・シュテーゲンの好守に遭い、最後までゴールをこじ開けることはできず。昨シーズンの準々決勝で完敗したユベントスに完勝でリベンジを果たしたバルセロナが、快勝スタートを切った。
▽また、同日行われたグループDのもう1試合、オリンピアコスvsスポルティング・リスボンは、アウェイのスポルティングが3-2で勝利した。
▽開始2分にドゥンビアのゴールで先制したスポルティングは、その後もジェウソン・マルティンス、ブルーノ・フェルナンデスのゴールで前半のうちに3点のリードを奪う。その後、試合終了間際に途中出場のパルドに2点を決められ、冷や汗をかくも敵地で白星スタートを飾った。
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