長崎が上位対決制し3位浮上! 徳島は昇格PO圏外の7位に下降…《J2》
2017.09.10 21:06 Sun
▽明治安田生命J2リーグ第32節の5試合が、10日に各地で行われた。
▽7位の東京ヴェルディ(勝ち点50)が8位の松本山雅FC(勝ち点49)をホームに迎えて臨んだ直接対決は、2-1で松本の勝利となった。
▽序盤からフィジカルコンタクトが多く見られた激しい試合で、最初にチャンスを得たのは松本だった。10分にボックス手前で工藤からのパスを受けたパウリ―ニョが、ダイレクトシュートを選択。シュートはオフサイドポジションの味方に当たり得点にはならなかったが、東京Vのゴールを脅かした。
▽ペースを握りたいホームの東京Vは、20分に右サイドでボールを持った安西がクロスを供給。飛び込んだアラン・ピニェイロが頭で合わせたが、バーに阻まれた。両クラブ共に主導権を譲らず、一進一退の攻防が続いた。
▽ゴールレスで試合を折り返すと、54分に松本の攻撃が実を結んだ。敵陣中央での競り合いから、ボールがパウリ―ニョの下にこぼれる。前を向いて右足を振り抜くと、弧を描くような弾道でゴール右隅に吸い込まれた。先制した松本は続く59分にも、ゴール前の混戦から工藤がシュートを放つ。これが相手に当たりながらもネットを揺らし、リードを広げた。
▽4位のV・ファーレン長崎(勝ち点53)が5位の徳島ヴォルティス(勝ち点51)をホームに迎えて臨んだ上位直接対決は、2-1で長崎の勝利となった。
▽堅い入りとなった試合でファーストシュートを放ったのは、アウェイの徳島だった。7分に、山崎とのワンツーから馬渡が前線に持ち上がり、ボックス手前からミドルシュートを放つ。しかし、これは枠を外れた。
▽長崎はサイド攻撃を中心にクロスを多用するが、思うように決定機を迎えることはできず。18分には、扇長が敵陣左サイドの深い位置からクロスを供給したが、DFのブロックに阻まれた。
▽お互いに決定的なチャンスを得ないまま折り返すと、試合は徳島にとって不運な形で動いた。54分に乾がボックス内で大崎に倒され、長崎がPKを獲得。キッカーの幸野が落ち着いてGKの逆に決め、先制点とした。さらに直後の60分にも、ゴール前の混戦から翁長が押し込み、長崎が一挙2得点を獲得することとなった。
▽J1昇格に向けて負けられない徳島は、85分にCKの場面で岩尾がゴールネットを揺らしたが、その後は長崎のDF陣が攻撃をシャットアウト。長崎はリードを保ったまま試合を終了し、3位に浮上した。対する徳島は、順位を7位まで下げることになった。
◆J2第32節
▽9/10(日)
カマタマーレ讃岐 0-0 ロアッソ熊本
ファジアーノ岡山 1-1 FC町田ゼルビア
東京ヴェルディ 1-2 松本山雅FC
V・ファーレン長崎 2-1 徳島ヴォルティス
ザスパクサツ群馬 2-0 ジェフユナイテッド千葉
▽9/9(土)
アビスパ福岡 0-1 愛媛FC
レノファ山口 3-5 湘南ベルマーレ
横浜FC 2-0 ツエーゲン金沢
水戸ホーリーホック 1-2 FC岐阜
モンテディオ山形 2-2 京都サンガF.C.
名古屋グランパス 0-1 大分トリニータ
▽7位の東京ヴェルディ(勝ち点50)が8位の松本山雅FC(勝ち点49)をホームに迎えて臨んだ直接対決は、2-1で松本の勝利となった。
▽ペースを握りたいホームの東京Vは、20分に右サイドでボールを持った安西がクロスを供給。飛び込んだアラン・ピニェイロが頭で合わせたが、バーに阻まれた。両クラブ共に主導権を譲らず、一進一退の攻防が続いた。
▽ゴールレスで試合を折り返すと、54分に松本の攻撃が実を結んだ。敵陣中央での競り合いから、ボールがパウリ―ニョの下にこぼれる。前を向いて右足を振り抜くと、弧を描くような弾道でゴール右隅に吸い込まれた。先制した松本は続く59分にも、ゴール前の混戦から工藤がシュートを放つ。これが相手に当たりながらもネットを揺らし、リードを広げた。
▽苦しい展開を強いられる東京Vは、後半開始から投入されたドウグラス・ヴィエイラが、84分にボックス内でGKと一対一の絶好機を迎えた。これを落ち着いて流し込み、点差を1点に縮めた。その後も追い上げを図った東京Vだったが、反撃はここまで。試合はこのまま終了し、勝利した松本が5試合負けなしで5位に浮上した。対する東京Vは9位に転落。ホームで行われた直接対決で、手痛い敗北を喫することとなった。
▽4位のV・ファーレン長崎(勝ち点53)が5位の徳島ヴォルティス(勝ち点51)をホームに迎えて臨んだ上位直接対決は、2-1で長崎の勝利となった。
▽堅い入りとなった試合でファーストシュートを放ったのは、アウェイの徳島だった。7分に、山崎とのワンツーから馬渡が前線に持ち上がり、ボックス手前からミドルシュートを放つ。しかし、これは枠を外れた。
▽長崎はサイド攻撃を中心にクロスを多用するが、思うように決定機を迎えることはできず。18分には、扇長が敵陣左サイドの深い位置からクロスを供給したが、DFのブロックに阻まれた。
▽お互いに決定的なチャンスを得ないまま折り返すと、試合は徳島にとって不運な形で動いた。54分に乾がボックス内で大崎に倒され、長崎がPKを獲得。キッカーの幸野が落ち着いてGKの逆に決め、先制点とした。さらに直後の60分にも、ゴール前の混戦から翁長が押し込み、長崎が一挙2得点を獲得することとなった。
▽J1昇格に向けて負けられない徳島は、85分にCKの場面で岩尾がゴールネットを揺らしたが、その後は長崎のDF陣が攻撃をシャットアウト。長崎はリードを保ったまま試合を終了し、3位に浮上した。対する徳島は、順位を7位まで下げることになった。
◆J2第32節
▽9/10(日)
カマタマーレ讃岐 0-0 ロアッソ熊本
ファジアーノ岡山 1-1 FC町田ゼルビア
東京ヴェルディ 1-2 松本山雅FC
V・ファーレン長崎 2-1 徳島ヴォルティス
ザスパクサツ群馬 2-0 ジェフユナイテッド千葉
▽9/9(土)
アビスパ福岡 0-1 愛媛FC
レノファ山口 3-5 湘南ベルマーレ
横浜FC 2-0 ツエーゲン金沢
水戸ホーリーホック 1-2 FC岐阜
モンテディオ山形 2-2 京都サンガF.C.
名古屋グランパス 0-1 大分トリニータ
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