サウジ戦を控える日本…累積リーチは5人、ファウルトラブルを避けるためのスタメンとは!?
2017.09.05 21:30 Tue
▽6大会連続6度目のワールドカップ(W杯)出場を決めた日本代表。5日の深夜には、長く厳しい戦いが続いたロシアW杯アジア最終予選の最終節、サウジアラビア代表戦が行われる。
▽既に本大会出場を決めている日本代表にとっては、勝敗はW杯出場には関係ないものの、サウジアラビアにとっては死活問題。オーストラリア代表が最終節でタイ代表に2-1で勝利しため、日本に勝利しない限りは3位に転落し、グループA3位とのプレーオフに回ることとなる。
▽日本にとって最も避けたいのは選手の負傷だ。サウジアラビアが激しく来ることを考えれば、負傷というリスクが伴う可能性がある。そして次に気をつけたいのが、選手の警告だ。
▽ロシアW杯アジア最終予選では、2度の警告で1試合の出場停止となる。日本では、DF酒井宏樹(マルセイユ)が2度の警告を受けて、第4節のオーストラリア戦で出場停止処分となっていた。
◆前回大会は予選の出場停止は持ち越し
▽サウジアラビア戦で日本のW杯予選は終了となるため、最終節が終わった段階で警告が累積した場合は、2014年のブラジルW杯と同じルールであれば、本大会の初戦でプレーできないこととなる。実際に、ブラジルW杯ではクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチやコロンビア代表MFフレディ・グアリンは、予選最終節で退場処分となり、初戦を欠場している。
DF吉田麻也(第1戦:UAE)
DF酒井宏樹(第5戦:サウジアラビア)
DF槙野智章(第4戦:オーストラリア)
FW久保裕也(第6戦:UAE)
FW大迫勇也(第9戦:オーストラリア)
▽この他に、GK西川周作(浦和レッズ)とDF森重真人(FC東京)が警告を受けているもの、今回のメンバーには招集されていないためリセット。また、FW大迫勇也(ケルン)もメンバー外になるとみられるため、リセットとなる。ちなみに、予選での警告は本大会に持ち越されないため、その他の選手がサウジアラビア戦で警告を受けても、リセットされる。もちろん、2度の警告や退場処分となれば、その出場停止は持ち越される。
▽そうなると、吉田、酒井宏、槙野、久保が警告を受けた場合、出場停止となってしまう。本大会の初戦を考えると、不動のセンターバックである吉田、右サイドバックのレギュラーである酒井宏が警告を受けることは避けたい。また、右ウイングでポジション争い中の久保、センターバック、サイドバックをこなせる貴重なバックアッパーとなっている槙野も警告は避けたいところだ。
▽チームの成熟度アップと、底上げを図っていきたい日本にとって、吉田と酒井宏を先発で起用する可能性は高いだろう。しかし、この件を踏まえると、リスクを回避するために出場させないことも考えられる。そうなった場合のスターティングメンバーは、以下のメンバーになる可能性が高いのではないだろうか。
◆日本代表予想スタメン
DF:酒井高徳、植田直通、昌子源、長友佑都
MF:柴崎岳、山口蛍、井手口陽介
FW:本田圭佑、岡崎慎司、原口元気
▽DF三浦弦太(ガンバ大阪)もメンバーから外れるとみられており、鹿島アントラーズを支えるセンターバックコンビが日本代表で実現する可能性がある。また、右サイドには酒井宏に代わって酒井高徳(ハンブルガーSV)を起用できるだろう。
▽センターバックを植田と昌子の鹿島コンビにする場合は、GKは川島永嗣(メス)となるだろう。GK東口順昭(ガンバ大阪)やGK中村航輔(柏レイソル)のプレーも観たいが、大幅な変更は経験値の積み上げにもなりにくい。左サイドバックも槙野を起用しないと考えるならDF長友佑都(インテル)になるだろう。
▽中盤はMF長谷部誠(フランクフルト)、MF香川真司(ドルトムント)が離脱したため、選択肢は減る。連携面と経験を考えるとMF山口蛍(セレッソ大阪)、MF井手口陽介(ガンバ大阪)の2人は継続して起用したい。残る1枚はMF柴崎岳(ヘタフェ)を使いたいところだ。MF小林祐希(ヘーレンフェーン)、MF高萩洋次郎(FC東京)は展開によって起用か。
▽前線は総入れ替えとなると予想。大迫がメンバー外になるとみられ、久保は累積が心配だ。オーストラリア戦で先発したFW乾貴士(エイバル)、FW浅野拓磨(シュツットガルト)を起用しないとなれば、選択肢は限られる。右はMF本田圭佑(パチューカ)、センターはFW岡崎慎司(レスター・シティ)と予想。FW杉本健勇(セレッソ大阪)は戦術の落とし込みが十分ではなく、先発は考えにくい。
▽いずれにしても、本大会を見据えた戦いをスタートさせる日本。チームとしての成熟度アップ、新たな戦力の発掘、スタイルの浸透など課題は多い。それでも、本大会へのリスク回避という点では、激しい戦いになると予想されるサウジアラビア戦での累積警告だけは避けたいところだ。26時30分と深い時間のキックオフとなるが、そのあたりに注目するのもいいのではないだろうか。
▽既に本大会出場を決めている日本代表にとっては、勝敗はW杯出場には関係ないものの、サウジアラビアにとっては死活問題。オーストラリア代表が最終節でタイ代表に2-1で勝利しため、日本に勝利しない限りは3位に転落し、グループA3位とのプレーオフに回ることとなる。
▽ロシアW杯アジア最終予選では、2度の警告で1試合の出場停止となる。日本では、DF酒井宏樹(マルセイユ)が2度の警告を受けて、第4節のオーストラリア戦で出場停止処分となっていた。
◆前回大会は予選の出場停止は持ち越し
▽サウジアラビア戦で日本のW杯予選は終了となるため、最終節が終わった段階で警告が累積した場合は、2014年のブラジルW杯と同じルールであれば、本大会の初戦でプレーできないこととなる。実際に、ブラジルW杯ではクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチやコロンビア代表MFフレディ・グアリンは、予選最終節で退場処分となり、初戦を欠場している。
▽現時点で、日本代表選手で警告を受けているのは7名。今回招集されているメンバーでは5名が警告を受けており、サウジアラビア戦では2枚目のイエローカードをもらわないことが重要となる。警告を受けている選手は以下のとおり。
DF吉田麻也(第1戦:UAE)
DF酒井宏樹(第5戦:サウジアラビア)
DF槙野智章(第4戦:オーストラリア)
FW久保裕也(第6戦:UAE)
FW大迫勇也(第9戦:オーストラリア)
▽この他に、GK西川周作(浦和レッズ)とDF森重真人(FC東京)が警告を受けているもの、今回のメンバーには招集されていないためリセット。また、FW大迫勇也(ケルン)もメンバー外になるとみられるため、リセットとなる。ちなみに、予選での警告は本大会に持ち越されないため、その他の選手がサウジアラビア戦で警告を受けても、リセットされる。もちろん、2度の警告や退場処分となれば、その出場停止は持ち越される。
▽そうなると、吉田、酒井宏、槙野、久保が警告を受けた場合、出場停止となってしまう。本大会の初戦を考えると、不動のセンターバックである吉田、右サイドバックのレギュラーである酒井宏が警告を受けることは避けたい。また、右ウイングでポジション争い中の久保、センターバック、サイドバックをこなせる貴重なバックアッパーとなっている槙野も警告は避けたいところだ。
▽チームの成熟度アップと、底上げを図っていきたい日本にとって、吉田と酒井宏を先発で起用する可能性は高いだろう。しかし、この件を踏まえると、リスクを回避するために出場させないことも考えられる。そうなった場合のスターティングメンバーは、以下のメンバーになる可能性が高いのではないだろうか。
◆日本代表予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:川島永嗣DF:酒井高徳、植田直通、昌子源、長友佑都
MF:柴崎岳、山口蛍、井手口陽介
FW:本田圭佑、岡崎慎司、原口元気
▽DF三浦弦太(ガンバ大阪)もメンバーから外れるとみられており、鹿島アントラーズを支えるセンターバックコンビが日本代表で実現する可能性がある。また、右サイドには酒井宏に代わって酒井高徳(ハンブルガーSV)を起用できるだろう。
▽センターバックを植田と昌子の鹿島コンビにする場合は、GKは川島永嗣(メス)となるだろう。GK東口順昭(ガンバ大阪)やGK中村航輔(柏レイソル)のプレーも観たいが、大幅な変更は経験値の積み上げにもなりにくい。左サイドバックも槙野を起用しないと考えるならDF長友佑都(インテル)になるだろう。
▽中盤はMF長谷部誠(フランクフルト)、MF香川真司(ドルトムント)が離脱したため、選択肢は減る。連携面と経験を考えるとMF山口蛍(セレッソ大阪)、MF井手口陽介(ガンバ大阪)の2人は継続して起用したい。残る1枚はMF柴崎岳(ヘタフェ)を使いたいところだ。MF小林祐希(ヘーレンフェーン)、MF高萩洋次郎(FC東京)は展開によって起用か。
▽前線は総入れ替えとなると予想。大迫がメンバー外になるとみられ、久保は累積が心配だ。オーストラリア戦で先発したFW乾貴士(エイバル)、FW浅野拓磨(シュツットガルト)を起用しないとなれば、選択肢は限られる。右はMF本田圭佑(パチューカ)、センターはFW岡崎慎司(レスター・シティ)と予想。FW杉本健勇(セレッソ大阪)は戦術の落とし込みが十分ではなく、先発は考えにくい。
▽いずれにしても、本大会を見据えた戦いをスタートさせる日本。チームとしての成熟度アップ、新たな戦力の発掘、スタイルの浸透など課題は多い。それでも、本大会へのリスク回避という点では、激しい戦いになると予想されるサウジアラビア戦での累積警告だけは避けたいところだ。26時30分と深い時間のキックオフとなるが、そのあたりに注目するのもいいのではないだろうか。
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