久保先発も決定機逸… ヘントは開幕3戦勝利なし《ジュピラー・プロ・リーグ》

2017.08.13 02:54 Sun
Getty Images
▽ヘントは6日、ジュピラー・プロ・リーグ第3節でメヘレンとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。FW久保裕也は79分までプレーしている。

▽リーグ戦連敗スタート、ヨーロッパリーグ予選敗退と開幕から躓いている公式戦3連敗中のヘントは、久保が前節に続き[3-4-3]の左ウイングで先発となった。
▽2分けスタートのメヘレンに対し、立ち上がりから一進一退の攻防が続く中、ヘントは29分に久保にチャンス。ロングフィードに抜け出してネットを揺らしたが、オフサイドに阻まれた。

▽続く30分にカルーが鋭い枠内シュートを浴びせたヘントは、33分に先制ゴールを奪いきる。久保の頭でのパスを受けたボックス左のクリバリの左クロスをカルーが合わせた。

▽さらに40分には久保に決定機。右サイドからのアーリークロスを受けたボックス左の久保は胸トラップから左足でシュート。しかし、わずかに枠の上を越えていった。そして43分には右クロスにアンドリアジェビッチがヘディングで合わせたシュートが枠を捉えたが、GKの好守に阻まれ、1点のリードで前半を終えた。
▽迎えた後半も互角の攻防で立ち上がった中、62分に久保に決定機。しかし、右クロスをフリーの状態で久保が頭で合わせたシュートは枠の左に外してしまった。逃げ切りを図りたいヘントは79分に久保を下げ、守備に重きを置いていく。

▽しかし87分、意表を突いたFKからボックス中央のマティーズにミドルシュートを決められ、同点とされてしまう。終盤にかけて勝ち越しを目指したヘントだったが決定機を生み出すには至らず1-1で終了。開幕からリーグ戦3試合勝利なしと厳しいスタートとなっている。
関連ニュース

【日本代表選手紹介】冨安不在のCB陣…“180分間”無失点を! 北朝鮮との2連戦に挑む26選手の現状と期待

日本代表は14日に2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選・北朝鮮代表との2連戦に向け、招集メンバー26名を発表した。ベスト8で涙のアジアカップからのリスタートになる今活動のスカッドは前回から7選手が変更。ここではサバイバルでもある26選手の「現状」と「期待」をテーマにDF(センターバック陣)を紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">DF板倉滉(27)</span> 所属先:ボルシアMG(ドイツ1部) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/news_ko_itakura_20240316_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎Getty Images<hr></div> ■今季公式戦(アジアカップ後) ※3/15時点 成績:11試合2得点(4試合0得点) 先発出場/途中出場:10/1(3/1) 代表での主戦場:センターバック 代表通算:26試合1得点 名門ボルシアMGに加入2年目、最終ラインの主力に位置付けられる板倉だが、チームの守備が安定しているとは言い難い。昨季リーグ34試合55失点、今季は27試合消化の段階で49失点…板倉自身はケガやアジア杯招集で今季11試合出場にとどまるが、その中でも22失点を喫している。12日のカップ戦準々決勝でも、自身がフル出場したなかで3部ザールブリュッケンに1-2と敗戦…板倉にとって苦しいシーズンが続いている。 さて、今回の日本代表活動は北朝鮮代表との2連戦。ケガがちな最終ラインのリーダー・冨安健洋の招集が見送られたなか、平壌遠征を含む厳しい2試合を通じて板倉に求められるは、堂々たる立ち振る舞い。万全の状態なら間違いなく2試合とも起用されるはず…冨安不在下、自ら声を張り上げ、最終ラインを調整し、味方のカバーに入り、そして難敵・北朝鮮を“180分間”ゼロに抑える勇姿を見たい。私たちは、板倉の優れた守備能力を知っているのだから。 <span class="paragraph-subtitle">DF町田浩樹(26)</span> 所属先:ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー1部) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/news_koki_machida_20240316_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎Getty Images<hr></div> ■今季公式戦(アジアカップ後) ※3/15時点 成績:22試合0得点(5試合0得点) 先発出場/途中出場:21/1(4/1) 代表での主戦場:センターバック 代表通算:8試合0得点 ベルギー1部首位・ユニオンSGの最終ラインでレギュラーポジションを確保する町田。鹿島時代から日本代表入りを期待されてきた“左利きの190cmセンターバック”は、欧州移籍から1年半、ケガもあって苦しい日々が続くも、今季はアジア杯招集期間を除いてほぼフル稼働する。ヨーロッパリーグ(EL)では当代最強クラブの一角リバプールとも対戦…心身ともに充実しているに違いない。昨秋以降は日本代表にも定着した。 だからこそ、日本代表でも“チームのコア”に近づいてほしい。ELで世界最高峰リバプールとの2試合180分間を経験…欧州カップ戦が国内リーグと異なる“刺激”だとすれば、その機会を得ている今回招集組のセンターバックは渡辺剛か町田、2人しかいないのだ。難敵・北朝鮮との2連戦、冨安不在…ただでさえ平壌遠征に伴う“刺激”が予想される今回の代表活動は、町田にとって今後の代表キャリアを占う試金石となるはずだ。 <span class="paragraph-subtitle">DF谷口彰悟(32)</span> 所属先:アル・ラーヤン(カタール) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/news_shogo_taniguchi_20240316_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎Getty Images<hr></div> ■今季公式戦(アジアカップ後) ※3/15時点 成績:16試合0得点(4試合0得点) 先発出場/途中出場:16/0(4/0) 代表での主戦場:センターバック 代表通算:26試合1得点 所属はカタールのアル・ラーヤン。日本代表で唯一、欧州でもJリーグでもなく中東でプレーする谷口は、今季ここまでリーグ戦全試合フルタイム出場中…目下優勝争い中のチームでは、アジア杯による中断期間が明けると、それまでの4バックから3バックに移行し、谷口は最終ライン3枚の中央を務めるケースが多い。 そんな谷口の日本代表における序列は、センターバック陣の3〜4番手といったところ。30代を過ぎて代表に定着した彼が、2026年W杯に向けて序列を上げることは難しいかもしれない。しかし、Jリーグ時代からケガの少ない32歳はコンディションが常に安定。ゲーム途中の軌道修正(例:4バック→3バック)においても頼もしい存在だ。谷口が森保ジャパンに名を連ねる意義は、私たちが想像しうるよりも大きいはずだ。 <span class="paragraph-subtitle">DF渡辺剛(27)</span> 所属先:ヘント(ベルギー1部) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/news_tsuyoshi_watanabe_20240316_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©︎Getty Images<hr></div> ■今季公式戦(アジアカップ後) ※3/15時点 成績:25試合2得点(5試合0得点) 先発出場/途中出場:25/0(5/0) 代表での主戦場:センターバック 代表通算:3試合0得点 かつてFC東京で副主将も務めた渡辺、現在はベルギーの名門ヘントでディフェンスリーダーを担う。役割は最終ライン3枚の真ん中。フィジカル能力や守備能力と比べ、FC東京時代にウィークポイントと位置付けられたビルドアップだが、やはり求められるモノの大きさの違いか、ベルギー移籍後に少なからず改善された印象がある。 そんな渡辺も日本代表ではアジア杯5試合中2試合ベンチ外、出場1試合8分間と、冨安や板倉らの後塵を拝す立ち位置。だからこそ、冨安不在の今回は大きなチャンスだ。屈強な186cmセンターバックも27歳…フットボーラーとして脂の乗るいい年齢となった。他のCBもそうだが、やはり「ニッポンの最終ラインを任せた!」と言いたくなるような、堂々たる立ち振る舞いを期待したい。出番が巡ってくる可能性は低くないだろう。 2024.03.16 15:00 Sat

S・リエージュ川辺駿が日本人対決で1G1A! 得点は11試合ぶり

スタンダール・リエージュMF川辺駿が1得点1アシストの活躍だ。 スタンダール・リエージュは2日に行われたジュピラー・プロ・リーグ第28節で、シュミット・ダニエルや渡辺剛、横田大祐が所属するヘントと対戦。川辺、シュミット、渡辺が揃って先発し、日本人対決実現の一戦になるなか、前半に先制を許したが、4-2で勝利した。 2試合ぶり先発の川辺は2-1の62分に敵陣中央からボールを持ち上がった味方からディフェンスラインの背後に抜け出す動きでボールを引き出すと、ボックス中央から右足インサイドキックでネットを揺らし、チーム3得点目をマーク。公式戦11試合ぶりの7ゴール目となった。 そんな28歳MFは65分にも敵陣右サイドのハーフウェイライン付近からスルーパスを送り、エボワのゴールをアシストすると、88分にお役御免。チームの2連敗を止める白星に大きく貢献した。 <span class="paragraph-title">【動画】川辺駿がシュミット・ダニエル&渡辺剛の相手守備陣からゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B7%9D%E8%BE%BA%E9%A7%BF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#川辺駿</a><br>今季7ゴール目<br>\<br><br>絶好調の川辺駿が今日も魅せた!<br>縦パスに上手く反応し、冷静にグラウンダーで流し込んだ<br><br>ベルギーリーグ第28節<br>リエージュ×ヘント<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 見逃し配信中 <a href="https://t.co/uF6iezYsSm">pic.twitter.com/uF6iezYsSm</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1764114477212172490?ref_src=twsrc%5Etfw">March 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.03 13:45 Sun

渡辺剛フル出場のヘント、10人マッカビ・ハイファにドロー止まりで敗退【ECL】

ヘントは21日、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝トーナメントのプレーオフ2ndレグでマッカビ・ハイファをホームに迎え、1-1で引き分けた。この結果、2戦合計スコア1-2で敗退となった。 ヘントのDF渡辺剛はフル出場、GKシュミット・ダニエルはベンチ入りも出場せず、MF横田大祐は欠場している。 先週行われた敵地での1stレグを0-1で落としていたヘンクは、渡辺が[4-4-2]のセンターバックで引き続きスタメンとなった。 試合は開始4分にピエロにゴールを許し、ヘンクは2点を追う展開に。結局、前半は好機を作れないまま0-1で折り返すことに。 迎えた後半、69分にティソーダリのゴールで2戦合計スコアで1点差としたヘントは、直後に数的優位に。スンドグレンが2枚目のイエローカードを受けて退場となった。 その後は押せ押せのヘントだったが、同点弾を奪うには至らず敗退。ベスト16進出はならなかった。 2024.02.22 04:03 Thu

ヘント加入でポジション掴んだ横田大祐がヒザに重傷…指揮官が明かす「かなり深刻」「長期間失う」

今冬ヘントに加入したMF横田大祐だが、悲劇に見舞われてしまったようだ。 川崎フロンターレの下部組織育ちの横田。ドイツの下部リーグやラトビアでプレーした中、2023年2月にポーランド1部のグールニク・ザブジェに加入した。 今シーズンはエクストラクラサ(ポーランド1部)で18試合7ゴール1アシストと結果を残すと、1月の移籍市場でヘントに完全移籍。ステップアップを果たすと、加入後はジュピラー・プロ・リーグで4試合に出場し1ゴールを記録していた。 しかし、11日に行われたジュピラー・プロ・リーグ第25節のセルクル・ブルージュ戦は突如メンバー外に。ハイン・ヴァンハーゼブルック監督がケガをしたことを明かした。 「横田は昨日のトレーニング中にかなり深刻なヒザのケガを追ってしまった。残念ながら、我々は長期間、彼を失うことになる」 ケガの詳細は明かされていないが、加入してポジションを掴んでいた中でのヒザの負傷。長期離脱ということは今季中の復帰は難しい可能性もある。新天地で良いスタートを切っただけに、悔しいケガとなってしまった。 2024.02.12 14:55 Mon

渡辺剛が中0日で先発したヘント、同点ゴールの不可解取り消しに監督やオーナーが不満爆発「ただ強盗に遭っただけ」「最高級のアマチュアリズム」

日本人選手が3人出場した試合での判定が物議を醸している。 4日、ジュピラー・プロ・リーグ第24節のアンデルレヒトvsヘントが行われた。 日本代表としてアジアカップ2023に参加していた渡辺剛はは、イラン代表戦でベンチ入り。出番はなく、今大会は1試合の出場に終わった中、イラン戦翌日のアンデルレヒト戦で帰国後即先発出場。GKシュミット・ダニエル、MF横田大祐と共にピッチに立った。 この試合ではリードを許していたヘントだったが、86分に問題の判定が起こった。 左CKを獲得するとクロスがニアサイドでDFがクリアも、ボールが流れると、ジュリアン・デ・サールがボックス手前でボレー。ミートしたボールがネットに突き刺さり、土壇場で同点に追いついた。 しかし、このゴールに対してVARチェックが入ると、主審はオン・フィールド・レビュー。CKの際に競り合いの中でファウルがあったとし、ゴールが取り消しとなった。 同点ゴールを取り消されたヘントは敗戦。しかし、試合後にヘント陣営から不満のコメントが寄せられた。 ハイン・ヴァンハーゼブルック監督は2つの問題の判定をして厳しい言葉を並べた。 「1つではなく2つのシーンだ。最初はヴェルトンゲン。彼は体の横でボールを手に当てたが、それはPKだ。ローラン・ドゥポワトルのファウルに笛を吹いたが、大きな失敗だ」 また、デ・サールの劇的ゴールが取り消されたことはより酷いと嘆いた。 「2つ目はさらに酷い。イスマエル・カンドゥスはクリスティアン・アルンスタッドの前を通り過ぎようとしただけで、それで倒れたこと自体が間違いだ。通り過ぎる摂食もあったが、それで我々が罰せられるということは恥ずべきことだ」 「VARもだ。どうしてその場面で主審をモニターに呼び出すんだ。今日はここでただ強盗に遭っただけだ」 判定に泣かされたヘント。オーナーのサム・バロ氏も苦言。「不満だ。これは受け入れ難い。最高級のアマチュアリズムだ。明らかだ。審判としてどう説明してもらえるんだ?」とコメント。判定に不満を募らせた。 <span class="paragraph-title">【動画】不可解判定にクラブが怒り…豪快な同点ゴールもVARが介入して取り消しに</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="KDMnkmp8kN0";var video_start = 390;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.05 20:45 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly