【プレミア・シーズンプレビュー】本命シティ、対抗ユナイテッド2017.08.10 23:30 Thu

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▽2017-18シーズンのプレミアリーグが8月11日(金)に開幕を迎える。昨シーズンは、チェルシーがコンテ体制下の初年度ながらも2位のスパーズに7ポイント差をつけてプレミアリーグを制覇。欧州でのコンペティションがなかったブルーズのアドバンテージがなくなる今シーズンは、昨シーズン以上の白熱した争いが見られそうだ。

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◆守備陣大刷新で大本命~シティ~
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▽本命はグアルディオラ体制2年目のマンチェスター・シティだ。昨シーズンは高齢のバックラインが不安定だったことに加え、移籍初年度のGKブラーボが苦戦したことなどもあり3位止まり。これを受け、今夏はサバレタ、サーニャ、コラロフ、クリシの4人のサイドバックを放出し、メンディ(←モナコ)、ウォーカー(←スパーズ)、ダニーロ(←レアル・マドリー)、GKエデルソン(←ベンフィカ)の4選手を総額1億6000万ユーロ(約209億円)を費やして“防衛力”を高めた。プレシーズン中に採用していた3バックならウォーカーが右、メンディが左のウイングバックとなる見込みだが、両サイドに加えて中盤センターもこなせるダニーロも定期的な出場機会を得ることになりそうだ。

▽攻撃陣もアンタッチャブルだ。将来が嘱望されるイヘアナチョをレスター・シティに放出したが、今年1月加入ながらも昨シーズンにリーグ戦10ゴール4アシストとインパクトを残したガブリエウ・ジェズスがシーズンを通して起用可能。アグエロも含めて得点が計算できるストライカー陣で、デ・ブライネ、シルバに加えて新たにプレーメーカーとしてモナコから推定移籍金5000万ユーロ(約65億3000万円)でベルナルド・シルバも補強した。選手の層、質は共にリーグ屈指。得点数、失点数ともに昨シーズンから改善されることは想像に難くない。2013-14シーズン以来となる戴冠へ態勢は整った。

◆モウ2年目で巻き返し必至~ユナイテッド~
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▽対抗は、モウリーニョの2年目で昨季6位からの巻き返しが予想されるマンチェスター・ユナイテッドだ。同監督は過去、ポルト、チェルシー(第1期と第2期)、インテル、レアル・マドリーのすべてで2年目にリーグ制覇を達成している。就任から1年が経ち、選手の特徴把握、戦術の浸透、1年目を受けての的確な補強などがその要因だ。

▽的確な補強という観点では今夏ここまで、リンデロフ、マティッチ、ルカクの3選手を補強。バイリー以外のメンバーが質を欠いていたセンターバックと、キャリックに取って代われるセントラルMF、イブラヒモビッチが抜けたストライカーとウィークポイントのポジションをきっちりと補強した。ペリシッチの獲得には失敗したものの、移籍市場閉幕までにウインガーを確保できれば盤石だ。プレシーズンを見る限りルカクはすんなりフィットしそうで、チェルシーで2度の優勝を経験しているマティッチも適応に心配はない。ラッシュフォードのさらなる成長とマルシャルの復活があればさらにプラスで、ライバルのシティと差のない優勝候補だ。

◆リーグ随一の完成度~スパーズ~
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▽3番手にはスパーズを挙げる。昨シーズンは最後までチェルシーに食らいつく戦いぶり。得失点差では8ポイントも上回っており、ポチェッティーノ体制4年目となるチームの完成度はプレミアリーグNO.1といっても差し支えない。

▽3シーズン連続でプレミア20得点を記録しているケイン、世界屈指のプレーメーカーで名フリーキッカーのエリクセン、覚醒した感のあるソン・フンミン、市場価格2億ユーロまで評価を高めてきたデレ・アリ、重厚な守備でバイタルを守るワニャマ、移籍が噂されながらも残留濃厚となったダイアー、抜群の補完性を誇るアルデルヴァイレルト&ヴェルトンゲンら個人能力の高い選手たちがポチェッティーノの下でユニットとして機能しており、1960-61シーズン以来となる悲願の優勝の可能性も十分だ。

▽それだけに補強策が難しく、実際に今夏ここまで獲得選手なし。中途半端なクオリティの選手を獲得しても、なかなか現在のレギュラー陣に組み込みづらい状況だからだ。それでも、ウォーカーを放出した右サイドバックはトリッピアーに頼りきりになるのは心もとなく、手を加えたい。そして、優勝に向けての障壁になる可能性があるのが、新スタジアム以降のためにウェンブリーがホームとなること。昨季はラストシーズンのホワイト・ハート・レーンで17勝2分け無敗としていただけに、この数字にウェンブリーでどこまで近づけることができるかがカギとなる。

◆ルーニー帰還&充実メンバーで注目~エバートン~
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▽エバートンも面白い。何といっても注目は、13年ぶりに古巣に復帰したルーニーの存在。心のクラブで新たなモチベーションを得た元悪童に以前のような活気が戻れば、一定の得点数とアシストだけでなく、チームの精神的支柱として躍進の立役者となってもおかしくない。

▽ルーニーだけでなく、主力のメンバーも豪華。新戦力ではイングランド代表の若手GKピックフォード、昨季にバーンリーで評価を高めたマイケル・キーン、バルサから万能型アタッカーのサンドロ・ラミレス、昨季アヤックスで20得点のクラーセンらを補強。ベインズやバリーといったベテランのほかにも、シュナイデルラン、コールマン、ミララスなど多士済々だ。その中でも、昨季ブレイクした19歳のセントラルMFトム・デイビスは引き続き要注目。攻守にダイナミズムを生み出すプレーヤーで、エバートンが躍進した際にはその象徴の1人となり得る逸材だ。

◆CLとの並行に不安~チェルシー~
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▽昨季王者のチェルシーは評価を落とした。昨季終了後にはコンテとジエゴ・コスタの関係悪化が露わとなり、同選手は移籍が濃厚となっている。それを受け、DFを背負えるストライカーであるルカクの獲得を目指しているとみられていたが、ものの見事にユナイテッドに掻っ攫われてしまった。その結果、ストライカーの補強はルカクとは違うタイプのモラタに。市場に出ている中で最高級の選手だったため獲得した感もあり、咄嗟の方向転換に対してコンテがいかに同選手をチームにハメ込むことができるかがチームの浮沈を左右しそうだ。

▽4番手評価に落とした理由はそれだけではなく、チャンピオンズリーグ(CL)の並行と、二足の草鞋を履くだけの選手層があるのかどうか疑問だからだ。昨季にほとんどローテーションしなかったチームだけに、ここのCLの戦いが加わるとなるとスカッドを増大させなければならない。しかし、モナコからバカヨコを獲得した一方でマティッチを放出。ウイングバックのモーゼス、マルコス・アロンソに代わるレギュラー級の選手も獲得できていない。2連覇とCLでの勝ち抜きを本気で狙うのならば、移籍市場閉鎖までにこのあたりの補強を行いたいところだ。

◆3バック本格採用も守備陣に不安~アーセナル~
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▽昨季5位でCL出場記録が19シーズンで途絶えたアーセナルは、退任も噂されたヴェンゲルが2年の契約延長となった。プレシーズンを見る限り、今シーズンも昨シーズン終盤から採用し始めた3バックシステムで開幕から戦うことが濃厚だ。

▽しかし、ヴェンゲルは相変わらず守備陣の補強に着手しない。クラブ歴代最高額で獲得したのは、ストライカーのラカゼット。もちろん、決して悪い補強ではないが、3バックを採用するならばコシエルニーやムスタフィ以外にシーズンを通して計算できるセンターバックの補強が必要となるはずだ。メルテザッカーは年齢、ホールディングもまだまだ若手、モンレアルは純粋なセンターバックではない。エジルとサンチェス抜きで臨んだコミュニティシールドはチェルシーを下して優勝したが、日程面で苦しくなるヨーロッパリーグの参戦もあり、シーズンに向けて楽観視できる状況ではない。

◆コウチーニョOutなら厳しいか~リバプール~
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▽昨季4位のリバプールは今夏、クロップが熱望したと言われる新戦力のサラーを獲得。プレシーズン中から調子の良さをアピールしているサラーは、すんなりフィットしそうで、サディオ・マネとともに強力なサイド攻撃を仕掛けられるはずだ。フィルミノ、サラー、S・マネの3トップはどんな守備陣でも蹂躙できるユニットと言える。懸念はウイングだけでなくインサイドハーフとしても起用できるコウチーニョ。同選手が噂されるバルセロナ移籍が実現するとなれば、それなりの代役を確保することが必須だ。あとは、ライバルクラブに比べてネームバリューで劣る守備陣がどこまで踏ん張れるかだろう。

◆セインツ、レスターはEL狙い~そのほかのチーム~
▽そのほかのクラブは、上述チームから少し離れた2番手集団となる。吉田所属のサウサンプトンは大きな戦力ダウンこそないものの補強が進んでおらず、狙いはヨーロッパリーグ圏内。レスター・シティはシティから獲得したイヘアナチョに期待で、ヴァーディに加えてマフレズが残留すれば降格の心配はないだろう。

▽昇格組はチャンピオンシップを制したニューカッスルと2位のブライトン、昇格プレーオフを勝ち抜いて初のプレミア昇格を果たしたハダーズフィールドの3チーム。この中では、シェルヴェイ、アヨセ・ペレスらを擁するニューカッスルに注目。知将ベニテスが上位チームを困らせる策を施すシーンも何度が見ることができそうだ。

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【プレビュー】4連勝vs全勝による今季最初の太陽ダービー《ローマvsナポリ》

▽セリエA第8節、ローマvsナポリのデルビー・デル・ソーレが日本時間14日27:45にスタディオ・オリンピコでキックオフされる。昨シーズン2位のローマと、同3位のナポリが激突する今季最初の太陽ダービーだ。 ▽絶対的なバンディエラ、トッティの引退、ディ・フランチェスコ新体制移行と大きな変化に見舞われたローマは、第2節ホームでのインテル戦で前指揮官スパレッティに手痛い今季初黒星を与えられるなど、厳しいスタートとなった。それでも、大エースFWゼコやMFナインゴランと頼れる主力にけん引されるチームは、以降の試合で新生ミランを撃破するなど、見事な4連勝でバウンスバックを果たした。 ▽1試合未消化ながら5位まで浮上してきた中で迎える今節は、インターナショナルウィーク明けに加えて来週ミッドウィークにチェルシーとの重要なチャンピオンズリーグ(CL)の試合を控える状況で強豪ナポリとの真価が試される一戦に臨む。近年の対ナポリでのホームゲームでは好成績を残しているものの、完成度の差や負傷者続出の状況を考えれば、スコアレスドローで何とかしのぎ切ったCLアトレティコ・マドリー戦同様に最低限勝ち点1を得るための戦い方が妥当かもしれない。 ▽一方、サッリ体制3年目で熟成路線を継続するナポリは、今季も開幕から攻守に完成度の高いフットボールを展開し、唯一の開幕7連勝を達成。ここまでの試合内容では6連覇中の絶対的王者ユベントスを凌駕しており、今季のスクデット候補最右翼との声も多く挙がる。 ▽インターナショナルウィーク明けの今節では対戦相手のローマ同様に、来週ミッドウィークにCLマンチェスター・シティ戦という重要なゲームを控えている。さらに翌節には絶好調のインテル戦も控えており、ここからの3連戦がシーズン序盤一番の山場となる。今季の公式戦では相変わらずホームで圧倒的な強さを見せている一方、アウェイゲームではCLシャフタール戦での敗戦、格下SPAL相手の3-2の辛勝と苦戦傾向にあり、今回の一戦ではラツィオ相手に4-1の鮮やかな逆転勝利を飾ったオリンピコを舞台にその再現を狙いたい。 <div style="text-align:center;">◆ローマ◆ 【4-3-3】</div> ▽ローマ予想スタメン<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:アリソン DF:ブルーノ・ペレス、マノラス、フアン・ジェズス、コラロフ MF:ペッレグリーニ、デ・ロッシ、ナインゴラン FW:フロレンツィ、ゼコ、ペロッティ 負傷者:DFヌラ、エメルソン・パルミエリ、MFデ・ロッシ、ストロートマン、ペッレグリーニ、FWエル・シャーラウィ、デフレル、シック 出場停止者:なし ▽出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱中のエメルソンに加え、デフレル、シックの前線2選手、代表ウィーク前に負傷したストロートマン、エル・シャーラウィの欠場が濃厚だ。その一方で、代表ウィーク中に負傷したデ・ロッシとペッレグリーニに関しては間に合う見込みだ。 ▽スタメンに関してはW杯南米予選帰りという事情に加え、スピードに難があるファシオに代わってフアン・ジェズスがマノラスの相棒を務め、中盤はコンディションに問題がなければ、ナインゴランとデ・ロッシ、ペッレグリーニの3人が起用される見込みだが、MFジェルソン、MFゴナロンが代役に入る可能性もある。中盤と同様に負傷者続出の前線は大黒柱のFWゼコ、FWペロッティが当確で中盤での起用の可能性もあるフロレンツィとFWジェンギズのいずれかが右ウイングに入る。 <div style="text-align:center;">◆ナポリ◆ 【4-3-3】</div> ▽ナポリ予想スタメン<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:レイナ DF:ヒサイ、アルビオル、クリバリ、グラム MF:アラン、ジョルジーニョ、ハムシク FW:カジェホン、メルテンス、インシーニェ 負傷者:FWミリク 出場停止者:なし ▽出場停止者はいない。負傷者に関しても長期離脱中のミリクを除き、全選手が起用可能だ。スタメンに関しては現状のベストメンバーが起用される見込みだが、アランとジョルジーニョの中盤2選手のところに関しては、実力的に遜色ないMFジエリンスキ、MFディアワラが起用される可能性もある。 ★注目選手 ◆ローマ:FWエディン・ゼコ<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽ローマの注目プレーヤーは、昨季のセリエA得点王のゼコだ。今夏、FWサラーなど主力の流出による大幅なメンバー変更に加え、ディ・フランチェスコ新監督の招へいでチームスタイルを再構築する試行錯誤の中、リーグ戦5戦連発の7ゴールでジャッロロッソをけん引する大エース。現時点で攻守両面での完成度で勝る難敵相手の一戦では、ホームゲームといえども劣勢が予想され、CLアトレティコ・マドリー戦や直近のミラン戦同様に最前線のゼコが孤立する時間が長くなるはずだ。その中で持ち味の高さと強さ、決定力を武器に少ない決定機を確実にゴールへ結び付けたい。とりわけ、セットプレーの守備や空中戦を苦手とする相手に対しては、盟友DFコラロフやMFフロレンツィの正確なクロスやプレースキックが重要な得点源となるはずだ。 ◆ナポリ:FWドリエス・メルテンス<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽ナポリの注目プレーヤーは、昨季ゼコと熾烈な得点王争いを演じた小さな巨人メルテンスだ。今季開幕7戦でリーグダントツの25ゴールを記録する最強攻撃陣をけん引するベルギー代表FWはここまで7ゴールを記録するなど、昨季以上のハイペースでゴールを量産している。卓越したテクニックとアジリティに加え、プレーメーカーとしてのセンスも併せ持つ万能型FWは、アジリティに不安を抱えるアンカーのデ・ロッシ、マノラス以外にポジショニングに難があるローマの守備陣にとって最も脅威となる存在だ。持ち味のスペースをアタックする背後への動きに加え、中盤やサイドに流れて局地的な数的優位を作り出すプレーで相手の守備陣を混乱に陥れたい。 2017.10.14 12:00 Sat
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【プレビュー】無敗アトレティコが新本拠地で全勝バルサと激突《アトレティコ・マドリーvsバルセロナ》

▽リーガエスパニョーラ第8節、アトレティコ・マドリーvsバルセロナが日本時間14日27:45にワンダ・メトロポリターノでキックオフされる。昨シーズン3位のアトレティコ・マドリーと、同2位のバルセロナが激突するリーガビッグ3による今季最初の上位対決だ。 ▽今夏、FIFAから科された補強禁止処分の影響で継続路線を余儀なくされたアトレティコは、ここまで4勝3分けと微妙なスタートとなった。MFトーマスやDFリュカと若手の成長で戦力値を上げているものの、戦術面のアップデートに対して、対戦相手の研究の方が進んでおり、前線のアタッカーのコンディションがいまひとつ上がり切れない中で攻撃面の停滞が目立つ。とりわけ、直近のレガネス戦では格下相手に攻めあぐねて今季の公式戦3度目のゴールレスドローとなった。また、直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではチェルシー相手にホーム初黒星を喫しており、要塞化を目指した新本拠地で早くも土が付いてしまった。 ▽今冬にMFビトロ、FWジエゴ・コスタの加入が内定しており、来年1月以降の巻き返しが期待されているものの、序盤戦でこれ以上躓けば、シーズン半ばで優勝争いから脱落する可能性もあるだけに、ホームで戦う今回のバルセロナ戦はチームにとって非常に重要な戦いとなる。絶好調のFWメッシに加え、自分たちのお株を奪う堅守と、ほとんど穴がない難敵に対して、智将シメオネは卓越したモチベート能力に加え、相手を上回る戦術的な対策を用意できるか。 ▽一方、FWネイマールの電撃退団、宿敵レアル・マドリー相手の低調なスーペル・コパと強い逆風の中でシーズンをスタートしたバルセロナだが、蓋を開けてみれば、リーガ開幕7連勝を含む公式戦9連勝と、近年稀にみる好スタートを切った。もちろん、絶好調のメッシに極度に依存する攻撃面など、課題は決して少なくないが、ルイス・エンリケ前監督の下で崩れ始めたバランスを新指揮官バルベルデがここまではうまく整えている。 ▽今季2度目のインターナショナルウィーク明けとなる今節はアトレティコ相手のアウェイゲームとかなり厳しい日程となるが、CLではやや力が劣るオリンピアコスとの連戦、国内リーグでも次節はマラガとのホームゲームとなるため、今回の一戦に全力を注ぐことができる。また、リーグ奪還に向けた最大のライバル、レアル・マドリーの序盤戦の躓きにより、ある程度の勝ち点の取りこぼしは許容されるだけに、敵地でのアウェイゲームではより割り切った戦いも可能だ。 <div style="text-align:center;">◆アトレティコ・マドリー◆ 【4-4-2】</div> ▽アトレティコ・マドリー予想スタメン<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:オブラク DF:フアンフラン、サビッチ、ゴディン、フィリペ・ルイス MF:コケ、トーマス、サウール、カラスコ FW:グリーズマン、コレア 負傷者:DFヴルサリコ、リュカ、フィリペ・ルイス 出場停止者:なし ▽出場停止者はいない。負傷者に関してはヴルサリコ、リュカ、フィリペ・ルイスの3選手がいずれも軽傷を抱えているが、3選手共に起用可能なようだ。スタメンに関しては中盤の構成に注目が集まる。前述の予想布陣か、カラスコに代えて主将MFガビを起用し、サウールとコケをサイドに配す守備的な布陣のどちらかを採用する見込みだ。グリーズマンの相棒に関してはコレアの起用が濃厚だが、バルセロナキラーのFWトーレス、FWビエットのいずれかを先発起用し、途中出場でも存在感を示せるコレアをジョーカーとして起用するプランも考えられる。 <div style="text-align:center;">◆バルセロナ◆ 【4-3-3】</div> ▽バルセロナ予想スタメン<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:テア・シュテーゲン DF:ネウソン・セメド、ピケ、ユムティティ、ジョルディ・アルバ MF:ラキティッチ、ブスケッツ、イニエスタ FW:メッシ、スアレス、デニス・スアレス 負傷者:MFイニエスタ、デンベレ、ラフィーニャ 出場停止者:なし ▽出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱中のラフィーニャ、デンベレの2選手の欠場が確定。左太ももに筋肉系のトラブルを抱えるイニエスタに関しては全体練習に復帰しており、ギリギリまで起用の可否を見極める予定だが、先発復帰が濃厚だ。 ▽スタメンに関しては代表ウィーク明けという状況、システム選考を含めて予想が難しいところだ。[4-3-3]を採用する場合、左ウイングにデニス・スアレスを配し、中盤はラキティッチとブスケッツの相棒にイニエスタか、セルジ・ロベルト、パウリーニョのいずれかを起用する見込みだ。一方、[4-4-2]を採用する場合は、イニエスタかデニス・スアレスを左サイドハーフに置き、右にセルジ・ロベルトかアレイシ・ビダルを置き、ブスケッツの相棒にはパウリーニョかラキティッチを起用することになる。 ★注目選手 ◆アトレティコ・マドリー: FWアントワーヌ・グリーズマン<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽アトレティコの注目プレーヤーは、エースのグリーズマンだ。今季もアトレティコの主軸としてチームをけん引するグリーズマンだが、ここまでのリーグ戦では2試合の出場停止の影響もあり、わずか2ゴールと思うような活躍を披露できていない。それでも、直近のインターナショナルウィークでは母国フランスをワールドカップ出場に導く1ゴール1アシストの活躍を見せるなど、勝負強さは健在。今回のビッグマッチでは、リーグ7戦でわずか2失点のバルセロナ守備陣攻略に向けてカウンターの精度が重要となる。その中で同胞DFユムティティとの一対一でいかに優位に立てるか。 ◆バルセロナ:FWリオネル・メッシ<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽バルセロナの注目プレーヤーは、グリーズマン同様に絶対的エースのメッシだ。今季開幕から公式戦13ゴールとバルベルデ新体制でも特大の輝きを放つメガクラックは、今回のインターナショナルウィークでも崖っぷちに立たされた母国アルゼンチンを圧巻のハットトリックでW杯出場に導き、またひとつ伝説を作った。その代表戦での消耗は大きいものだったが、アルゼンチン代表同様におんぶにだっこの状態が続くバルセロナにおいて勝利のカギを握るのは、やはりメッシのパフォーマンスだ。同じく代表戦帰りで疲労を抱えるDFゴディンが統率するアトレティコの堅牢な守備を、圧巻の個人技と連係でこじ開けたい。 2017.10.14 12:00 Sat
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【プレビュー】レッド・デビルズ、アンフィールドで声明を出すか《リバプールvsマンチェスター・ユナイテッド》

▽プレミアリーグ第8節、リバプールvsマンチェスター・ユナイテッドが14日の日本時間20時30分からアンフィールドでキックオフを迎える。ここまで3勝3分け1敗で7位のリバプールと、6勝1分け無敗で2位のユナイテッドによるノースウェスト・ダービーだ。 ▽リバプールは前節、ニューカッスルを相手に1-1のドロー。最近のリーグ戦4試合で1勝と白星を重ねることができていない。今回の一戦で仮に敗れることになれば、その差は10ポイントまで広がり、早くも優勝争い脱落の様相を呈することになりかねない。ホームのここで勝利を収め、今後に向けて勢いづけたいところだ。 ▽対するユナイテッドは、前節のクリスタル・パレス戦で4-0の圧勝。マンチェスター・シティと共に優勝候補筆頭に挙げられているものの、ここまで昨季トップ6の対戦はなかった。今回の一戦で結果とともに好パフォーマンスを披露することができれば、正真正銘の優勝候補と言われることになりそうだ。 ◆モウリーニョのアプローチ ▽この試合の最大の注目ポイントは、モウリーニョ監督が採るアプローチだ。モウリーニョ監督はこれまで、ビッグマッチのアウェイ戦では顕著に引き分け狙いとも見える守備的な戦術で試合に臨むことが多かったが、今回アンフィールドではどのようなアプローチを採るか。ユナイテッドは今季21得点を挙げており、ルカク、マルシャル、ラッシュフォードらアタッカー陣が好調を維持しているため、積極策で臨む手もあり得る。果たして、今季これまで通りの戦いで勝利を目指し、ライバルクラブに強さをアピールする“声明”を出すことができるか。 ◆リバプール◆ 【4-3-3】 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_22_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.</div>▽リバプール予想スタメン GK:ミニョレ DF:アーノルド、マティプ、クラバン、アルベルト・モレーノ MF:ジャン、ヘンダーソン、ワイナルドゥム FW:サラー、フィルミノ、コウチーニョ 負傷者:DFクライン、MFララナ、FWマネ 出場停止者:なし<hr> ▽代表戦で負傷したマネが6週間の離脱となったため起用できない。南米予選帰りのフィルミノとコウチーニョが先発するかはコンディション次第。フィルミノをベンチスタートとするなら、センターフォワードはスタリッジが務めるだろう。クラインが負傷中で苦しいサイドバックには、ミルナーが入る可能性も考えられる。 ◆マンチェスター・ユナイテッド◆ 【4-2-3-1】 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_22_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.</div>▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン GK:デ・ヘア DF:バレンシア、バイリー、スモーリング、ダルミアン MF:エレーラ、マティッチ MF:マタ、ムヒタリアン、マルシャル FW:ルカク 負傷者:DFロホ、MFフェライニ、MFキャリック、MFポグバ、FWイブラヒモビッチ 出場停止者:なし <hr> ▽長期離脱中のポグバに加えて、代表戦で負傷したフェライニが起用できない。そのため、中盤の底でマティッチを組むのはエレーラになるとみられる。モウリーニョ監督が守備的なアプローチを採るなら、ウイングは守備に貢献できるリンガードの起用が考えられる。また、マルシャルではなくラッシュフォードをスタートで起用する可能性も十分だ。そのほか、アシュリー・ヤングを左ウイングバックとする[3-4-1-2]の形を採る可能性もあるだろう。 ★注目選手 ◆リバプール:FWモハメド・サラー <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_22_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images</div>▽今夏リバプールに加入後、公式戦11試合6得点と好調のサラーに注目だ。右ウイングでの起用が見込まれており、対面の相手はダルミアンかブリントが濃厚だが、いずれにしてもスピードで優位性を取れる相手。アシュリー・ヤングかショーが相手でも、前者はポジショニング、後者は故障明けという不安があり、主導権を握れるはずだ。代表戦ではエジプト代表として2得点を記録し、母国を28年ぶりのワールドカップに導いて英雄となった。心身ともに充実した状態だけに、あとは課題のラストプレーだけ。ここでも決定的な存在となりたい。 ◆マンチェスター・ユナイテッド:MFアンデル・エレーラ <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171012_22_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images</div>▽フェライニの負傷を受けて先発が濃厚。昨シーズンはファンが選ぶクラブの最優秀選手となったが、今季はここまでレギュラーポジションを確保できずにいた。代表招集外となっており、休養は十分。本人としてもこの一戦に懸ける思いは強いはずだ。リバプールはテクニカルなコウチーニョやパワーに長けたジャンらを擁するだけに、彼らに対してエレーラが中盤の守備面で存在感を発揮できるかどうかが、チームの勝敗の行方に大きく影響するだろう。 2017.10.14 08:00 Sat
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【リーガエスパニョーラ第8節プレビュー】FIFAウイルス蔓延の中、アトレティコvsバルサ開催!

▽インターナショナルウィーク前に行われた第7節では、首位バルセロナが開幕7連勝を飾り、レアル・マドリーが4戦目にしてホーム初白星を飾った。その一方で、レガネスとのオトラ・ダービーに臨んだアトレティコ・マドリーは痛恨のゴールレスドローとなった。 ▽ロシア・ワールドカップ(W杯)本大会出場を懸けた熾烈な各予選(来月のプレーオフ除く)を終えた各国代表選手を抱えるクラブにとって、FIFAウイルスが懸念される代表ウィーク明けの今節。先月の代表ウィーク明けの第3節では、バルセロナがダービーで快勝した一方、マドリッドの2強はいずれもドローで勝ち点をとりこぼしていた。 ▽その第8節最大の注目カードは、4位アトレティコと首位バルセロナが対峙する今季最初のビッグ3同士の一戦。共に移動距離が長い南米予選帰りの主力が多いうえ、来週ミッドウィークにはチャンピオンズリーグ(CL)も控えており、コンディション面が一番の懸念材料だ。 ▽前節、レガネスとの敵地でのダービーで引き分けたアトレティコは、公式戦2戦未勝利と波に乗り切れない序盤戦となっている。とりわけ、新本拠地ワンダ・メトロポリターノでの直近のCLチェルシー戦では試合終了間際の痛恨逆転負けで同スタジアムでの初黒星を喫しただけに、バルセロナをホームに迎える今回の一戦では勝ち点3が求められる。今回の一戦に向けてはリーガ最少失点のバルセロナに対して、FWグリーズマンやFWコレア、MFカラスコなど迫力不足も指摘される課題の攻撃陣が、いかにチャンスを作れるかがカギとなる。また、クラブでも代表でも絶好調な相手のエースFWメッシを封じ込めるかが、同じく重要なポイントだ。 ▽一方、リーガ全勝キープに加え、公式戦10連勝が懸かるバルセロナにとって、先日のCLユベントス戦に続き真価が試される今回のアトレティコ戦。ここまでは絶好調のメッシを全面に押し出した[4-4-2]の新布陣を活かした攻撃、守護神テア・シュテーゲンにけん引される守備と、攻守にバランスの良さが光る。ただ、どの試合でも完全に試合を掌握できておらず、アトレティコとの一戦でもタフな戦いが予想される。堅守アトレティコに対しては、代表戦帰りの疲労を抱えるメッシとFWスアレスの2大エースのパフォーマンス、主将MFイニエスタ不在の中盤の出来が重要になりそうだ。 ▽ライバルの躓きを期待しつつ代表明けの一戦に臨むレアル・マドリーは、マドリッド第3のクラブである昇格組ヘタフェとのダービーに臨む。前述の2強が来週のCLで格下と対戦する一方、トッテナムという気が抜けない相手との対戦が控えるレアル・マドリーとしては、一部主力を温存したいところだ。幸い、DFマルセロやFWベンゼマといった主力が代表ウィーク中に復帰を果たしており、少しずつ選手層の問題が改善されている。ただ、FIFAウイルスの影響で負傷したGKケイロル・ナバスの欠場が濃厚となり、前回の代表ウィーク明けの出場で勝ち点3を逃した控えGKカシージャの奮起が期待される。なお、鹿島時代のFIFAクラブ・ワールドカップでレアル・マドリー相手に2ゴールを決めたヘタフェのMF柴崎岳はケガのため、残念ながらこのビッグマッチを欠場する。 ▽ビッグ3と同様にミッドウィークにCLスパルタク・モスクワ戦を控える2位セビージャは、同じくミッドウィークにヨーロッパリーグ(EL)の戦いを控えるビルバオと対戦する。主力に数人のアルゼンチン代表を控えるセビージャに対して、バスク純血主義の影響で代表ウィークに主力がほぼ離脱せず、盤石の状態を整えてきたビルバオは、コンディション面のアドバンテージが大きい。さらに、開幕からの不振脱却に向けて並々ならぬモチベーションで挑んでくることが予想されるだけに、セビージャとしてはベリッソ監督の用兵や戦術的柔軟性が試される試合になりそうだ。 ▽また、日本代表帰りのMF乾貴士を擁するエイバルは、デポルティボとのホームゲームに挑む。直近3試合で13失点3連敗と絶不調のエイバルは、そろそろメンディリバル監督の去就問題に発展しそうな厳しい状況だ。幸い、代表ウィーク突入によって一旦は負の流れを払拭できただけに、今節からの巻き返しが期待される。まずはチームの哲学であるハードワークを基本とした堅守構築に立ち返り、乾ら個人技に優れる前線のアタッカーを活かしたカウンターで接戦をモノにしたい。 ▽その他の注目カードは、共に新指揮官の下で内容も伴った快進撃を見せている6位ベティスと3位バレンシアの上位対決。直近2試合で4ゴールずつを奪うなど、破壊力のある攻撃陣が売りのベティスでは若きエースFWサナブリアに注目。一方、マルセリーノ仕込みの組織的なカウンターが猛威を振るうバレンシアでは、共に好調を継続するFWザザとFWロドリゴ・モレノの2トップの活躍が期待される。 <div style="text-align:left;font-size:small;">《リーガエスパニョーラ第8節》 ▽10/13(金) 《28:00》 エスパニョール vs レバンテ ▽10/14(土) 《20:00》 ビルバオ vs セビージャ 《23:15》 ヘタフェ vs レアル・マドリー 《25:30》 アラベス vs レアル・ソシエダ 《27:45》 アトレティコ・マドリー vs バルセロナ ▽10/15(日) 《19:00》 エイバル vs デポルティボ 《23:15》 ジローナ vs ビジャレアル 《25:30》 マラガ vs レガネス 《27:45》 ベティス vs バレンシア ▽10/16(月) 《28:00》 ラス・パルマス vs セルタ</div> 2017.10.13 18:00 Fri
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