【プレミア・シーズンプレビュー】本命シティ、対抗ユナイテッド2017.08.10 23:30 Thu

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▽2017-18シーズンのプレミアリーグが8月11日(金)に開幕を迎える。昨シーズンは、チェルシーがコンテ体制下の初年度ながらも2位のスパーズに7ポイント差をつけてプレミアリーグを制覇。欧州でのコンペティションがなかったブルーズのアドバンテージがなくなる今シーズンは、昨シーズン以上の白熱した争いが見られそうだ。

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◆守備陣大刷新で大本命~シティ~
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▽本命はグアルディオラ体制2年目のマンチェスター・シティだ。昨シーズンは高齢のバックラインが不安定だったことに加え、移籍初年度のGKブラーボが苦戦したことなどもあり3位止まり。これを受け、今夏はサバレタ、サーニャ、コラロフ、クリシの4人のサイドバックを放出し、メンディ(←モナコ)、ウォーカー(←スパーズ)、ダニーロ(←レアル・マドリー)、GKエデルソン(←ベンフィカ)の4選手を総額1億6000万ユーロ(約209億円)を費やして“防衛力”を高めた。プレシーズン中に採用していた3バックならウォーカーが右、メンディが左のウイングバックとなる見込みだが、両サイドに加えて中盤センターもこなせるダニーロも定期的な出場機会を得ることになりそうだ。

▽攻撃陣もアンタッチャブルだ。将来が嘱望されるイヘアナチョをレスター・シティに放出したが、今年1月加入ながらも昨シーズンにリーグ戦10ゴール4アシストとインパクトを残したガブリエウ・ジェズスがシーズンを通して起用可能。アグエロも含めて得点が計算できるストライカー陣で、デ・ブライネ、シルバに加えて新たにプレーメーカーとしてモナコから推定移籍金5000万ユーロ(約65億3000万円)でベルナルド・シルバも補強した。選手の層、質は共にリーグ屈指。得点数、失点数ともに昨シーズンから改善されることは想像に難くない。2013-14シーズン以来となる戴冠へ態勢は整った。

◆モウ2年目で巻き返し必至~ユナイテッド~
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▽対抗は、モウリーニョの2年目で昨季6位からの巻き返しが予想されるマンチェスター・ユナイテッドだ。同監督は過去、ポルト、チェルシー(第1期と第2期)、インテル、レアル・マドリーのすべてで2年目にリーグ制覇を達成している。就任から1年が経ち、選手の特徴把握、戦術の浸透、1年目を受けての的確な補強などがその要因だ。

▽的確な補強という観点では今夏ここまで、リンデロフ、マティッチ、ルカクの3選手を補強。バイリー以外のメンバーが質を欠いていたセンターバックと、キャリックに取って代われるセントラルMF、イブラヒモビッチが抜けたストライカーとウィークポイントのポジションをきっちりと補強した。ペリシッチの獲得には失敗したものの、移籍市場閉幕までにウインガーを確保できれば盤石だ。プレシーズンを見る限りルカクはすんなりフィットしそうで、チェルシーで2度の優勝を経験しているマティッチも適応に心配はない。ラッシュフォードのさらなる成長とマルシャルの復活があればさらにプラスで、ライバルのシティと差のない優勝候補だ。

◆リーグ随一の完成度~スパーズ~
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▽3番手にはスパーズを挙げる。昨シーズンは最後までチェルシーに食らいつく戦いぶり。得失点差では8ポイントも上回っており、ポチェッティーノ体制4年目となるチームの完成度はプレミアリーグNO.1といっても差し支えない。

▽3シーズン連続でプレミア20得点を記録しているケイン、世界屈指のプレーメーカーで名フリーキッカーのエリクセン、覚醒した感のあるソン・フンミン、市場価格2億ユーロまで評価を高めてきたデレ・アリ、重厚な守備でバイタルを守るワニャマ、移籍が噂されながらも残留濃厚となったダイアー、抜群の補完性を誇るアルデルヴァイレルト&ヴェルトンゲンら個人能力の高い選手たちがポチェッティーノの下でユニットとして機能しており、1960-61シーズン以来となる悲願の優勝の可能性も十分だ。

▽それだけに補強策が難しく、実際に今夏ここまで獲得選手なし。中途半端なクオリティの選手を獲得しても、なかなか現在のレギュラー陣に組み込みづらい状況だからだ。それでも、ウォーカーを放出した右サイドバックはトリッピアーに頼りきりになるのは心もとなく、手を加えたい。そして、優勝に向けての障壁になる可能性があるのが、新スタジアム以降のためにウェンブリーがホームとなること。昨季はラストシーズンのホワイト・ハート・レーンで17勝2分け無敗としていただけに、この数字にウェンブリーでどこまで近づけることができるかがカギとなる。

◆ルーニー帰還&充実メンバーで注目~エバートン~
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▽エバートンも面白い。何といっても注目は、13年ぶりに古巣に復帰したルーニーの存在。心のクラブで新たなモチベーションを得た元悪童に以前のような活気が戻れば、一定の得点数とアシストだけでなく、チームの精神的支柱として躍進の立役者となってもおかしくない。

▽ルーニーだけでなく、主力のメンバーも豪華。新戦力ではイングランド代表の若手GKピックフォード、昨季にバーンリーで評価を高めたマイケル・キーン、バルサから万能型アタッカーのサンドロ・ラミレス、昨季アヤックスで20得点のクラーセンらを補強。ベインズやバリーといったベテランのほかにも、シュナイデルラン、コールマン、ミララスなど多士済々だ。その中でも、昨季ブレイクした19歳のセントラルMFトム・デイビスは引き続き要注目。攻守にダイナミズムを生み出すプレーヤーで、エバートンが躍進した際にはその象徴の1人となり得る逸材だ。

◆CLとの並行に不安~チェルシー~
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▽昨季王者のチェルシーは評価を落とした。昨季終了後にはコンテとジエゴ・コスタの関係悪化が露わとなり、同選手は移籍が濃厚となっている。それを受け、DFを背負えるストライカーであるルカクの獲得を目指しているとみられていたが、ものの見事にユナイテッドに掻っ攫われてしまった。その結果、ストライカーの補強はルカクとは違うタイプのモラタに。市場に出ている中で最高級の選手だったため獲得した感もあり、咄嗟の方向転換に対してコンテがいかに同選手をチームにハメ込むことができるかがチームの浮沈を左右しそうだ。

▽4番手評価に落とした理由はそれだけではなく、チャンピオンズリーグ(CL)の並行と、二足の草鞋を履くだけの選手層があるのかどうか疑問だからだ。昨季にほとんどローテーションしなかったチームだけに、ここのCLの戦いが加わるとなるとスカッドを増大させなければならない。しかし、モナコからバカヨコを獲得した一方でマティッチを放出。ウイングバックのモーゼス、マルコス・アロンソに代わるレギュラー級の選手も獲得できていない。2連覇とCLでの勝ち抜きを本気で狙うのならば、移籍市場閉鎖までにこのあたりの補強を行いたいところだ。

◆3バック本格採用も守備陣に不安~アーセナル~
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▽昨季5位でCL出場記録が19シーズンで途絶えたアーセナルは、退任も噂されたヴェンゲルが2年の契約延長となった。プレシーズンを見る限り、今シーズンも昨シーズン終盤から採用し始めた3バックシステムで開幕から戦うことが濃厚だ。

▽しかし、ヴェンゲルは相変わらず守備陣の補強に着手しない。クラブ歴代最高額で獲得したのは、ストライカーのラカゼット。もちろん、決して悪い補強ではないが、3バックを採用するならばコシエルニーやムスタフィ以外にシーズンを通して計算できるセンターバックの補強が必要となるはずだ。メルテザッカーは年齢、ホールディングもまだまだ若手、モンレアルは純粋なセンターバックではない。エジルとサンチェス抜きで臨んだコミュニティシールドはチェルシーを下して優勝したが、日程面で苦しくなるヨーロッパリーグの参戦もあり、シーズンに向けて楽観視できる状況ではない。

◆コウチーニョOutなら厳しいか~リバプール~
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▽昨季4位のリバプールは今夏、クロップが熱望したと言われる新戦力のサラーを獲得。プレシーズン中から調子の良さをアピールしているサラーは、すんなりフィットしそうで、サディオ・マネとともに強力なサイド攻撃を仕掛けられるはずだ。フィルミノ、サラー、S・マネの3トップはどんな守備陣でも蹂躙できるユニットと言える。懸念はウイングだけでなくインサイドハーフとしても起用できるコウチーニョ。同選手が噂されるバルセロナ移籍が実現するとなれば、それなりの代役を確保することが必須だ。あとは、ライバルクラブに比べてネームバリューで劣る守備陣がどこまで踏ん張れるかだろう。

◆セインツ、レスターはEL狙い~そのほかのチーム~
▽そのほかのクラブは、上述チームから少し離れた2番手集団となる。吉田所属のサウサンプトンは大きな戦力ダウンこそないものの補強が進んでおらず、狙いはヨーロッパリーグ圏内。レスター・シティはシティから獲得したイヘアナチョに期待で、ヴァーディに加えてマフレズが残留すれば降格の心配はないだろう。

▽昇格組はチャンピオンシップを制したニューカッスルと2位のブライトン、昇格プレーオフを勝ち抜いて初のプレミア昇格を果たしたハダーズフィールドの3チーム。この中では、シェルヴェイ、アヨセ・ペレスらを擁するニューカッスルに注目。知将ベニテスが上位チームを困らせる策を施すシーンも何度が見ることができそうだ。

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【EL決勝プレビュー】酒井マルセイユがフランス勢初の戴冠か、ファイナル2戦2勝のアトレティコが3度目の戴冠か

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【リーガエスパニョーラ第37節プレビュー】無敗バルサはレバンテ戦! セビージャ・ダービーも開催

▽先週末に行われた第36節では白熱のエル・クラシコが痛み分けのドローとなったほか、2位アトレティコ・マドリー、4位バレンシアが共に敗戦と上位陣が揃って取りこぼし。また、ミッドウィークに行われた第34節延期分の2試合ではバルセロナがビジャレアルに圧勝した一方、レアル・マドリーはセビージャに敗戦を喫した。 ▽優勝争いにチャンピオンズリーグ(CL)出場権争い、残留争いがすべて決した中、残り2試合で注目すべきは38試合制で初となる無敗優勝が懸かるバルセロナとヨーロッパリーグ(EL)出場権争いだ。 ▽10人での戦いを強いられたエル・クラシコを2-2のドローで終え、ミッドウィークに行われたビジャレアル戦も5-1の圧勝で飾ったバルセロナは、今節16位のレバンテとのアウェイゲームに臨む。戦前にはホーム最終戦のレバンテサイドから無敗優勝ストップに向けて意気込みの声が上がっているものの、すでに残留を決めている状況だけに、モチベーションの面では明らかにバルセロナに分があるはずだ。そのバルセロナではクラシコでマルセロの顔面を叩いたMFセルジ・ロベルトが4試合の出場停止で起用できないものの、それ以外に目立ったケガ人はおらず、万全の状態で臨める。注目はゴールデンブーツ獲得に向けてポールポジションに立つ今季34ゴールのFWメッシと、直近のビジャレアル戦で好パフォーマンスを披露したMFコウチーニョとMFデンベレの新加入組だ。 ▽また、6位ビジャレアル(勝ち点57)と7位セビージャ(勝ち点54)、8位ヘタフェ(勝ち点52)の3チームが残り2枠を争うEL出場権争いでは、すでに7位以内を確定している5位ベティス(勝ち点59)とセビージャによる、セビージャ・ダービーに注目が集まる。 ▽前節、アスレティック・ビルバオに0-2で敗れ、8試合ぶりの黒星を喫したベティスはわずかながら残されていたトップ4フィニッシュの夢が完全に潰えると共に、ELストレートインもお預けとなった。さらに、ミッドウィークの延期試合でセビージャが勝利したため、残り2試合での7位転落の可能性が出てきており、その場合来季はEL予選3回戦からシーズンをスタートすることになる。その意味でより重要性を増すエスタディオ・ベニート・ビジャマリンでのダービーでは勝ち点奪取が求められる。 ▽一方、モンテッラ前監督解任でカパロス暫定監督の下で今季残り試合を戦うセビージャは新体制以降してからレアル・ソシエダ、レアル・マドリーに2連勝と復調気配が漂う。しかし、前回対戦で敗れているベティス相手にシーズンダブルを許すようだと、勝ち点2差に迫るヘタフェに抜かれて最低限のノルマであるEL出場権を逃がす可能性も十分にある。そのため、中2日で敵地でのダービーといえども勇敢な戦いが求められる。 ▽ベティスの勝利に期待しつつ、逆転でのEL出場権獲得を目指すヘタフェはホーム最終戦で2位アトレティコとの自治州ダービーに挑む。前回対戦では格の違いを見せ付けられ0-2で敗戦したヘタフェだが、直近5試合では4勝1分けと絶好調だ。加えて、アトレティコは来週ミッドウィークにマルセイユとのEL決勝を控えており、大幅なターンオーバーを行う可能性が高い。そのため、勝機は十分にあるはずだ。なお、直近のラス・パルマス戦で5試合ぶりの出場と共にフル出場を果たしたMF柴崎岳としては、堅守アトレティコを相手に攻撃面で違いをみせ、日本代表のワールドカップメンバー入りに向けて最後のアピールと行きたい。 ▽また、最終節にレアル・マドリー戦を控えるビジャレアルはすでに降格が決定した18位デポルティボ のホームに乗り込む今節での勝利が必須だ。そのためにはバルセロナ戦で5失点を喫した守備面の立て直しが急務だ。また、好調を維持するFWバッカらがきっちり決定機を決めきることも必要となる。 ▽その他の注目はそれぞれ今季のホーム最終戦に臨む3位レアル・マドリーと10位エイバルの2チームの戦いだ。直近のセビージャ戦では主力を温存した結果、2-3の敗戦を喫したレアル・マドリー。今季最重要試合であるCL決勝リバプール戦を26日に控える中、ビジャレアルとの最終節では主力温存の可能性が高い。それだけにホーム最終戦となる今回のセルタ戦ではある程度主力を投入し、苦戦が続いたリーガでの戦いを良い形で締めくくりたいところだ。一方、エイバルでは2015年の加入から3年間を過ごしたイプルーアに別れを告げるMF乾貴士に注目だ。直近のジローナ戦では今季5点目を含め、3点に絡む圧巻のパフォーマンスを披露しており、守備に難のある19位ラス・パルマス相手の本拠地ラストゲームで持ち味の積極的な仕掛けやゴールで見せ場を作りたいところだ。 <div style="text-align:left;font-size:small;">《リーガエスパニョーラ第37節》 ▽5/12(土) 《23:15》 レアル・ソシエダ vs レガネス 《25:30》 アラベス vs ビルバオ デポルティボ vs ビジャレアル エイバル vs ラス・パルマス ヘタフェ vs アトレティコ・マドリー ジローナ vs バレンシア ベティス vs セビージャ 《27:45》 レアル・マドリー vs セルタ ▽5/13(日) 《23:15》 エスパニョール vs マラガ 《27:45》 レバンテ vs バルセロナ</div> 2018.05.12 18:00 Sat
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【プレミアリーグ最終節プレビュー】リバプールとチェルシーがCL出場権を争う最終節…吉田セインツは残留をかけて王者シティに挑む

▽いよいよ最終節を迎えるプレミアリーグ。マンチェスター・シティは4月半ばに早々に優勝を決め、ミッドウィークに行われた第31節延期分の結果により、マンチェスター・ユナイテッドの2位が決定。トッテナムも4位以内を確定させ、チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いはリバプールとチェルシーが最後の1枠を争う様相となった。 ▽一方、こちらも注目の残留争いでは、ミッドウィークの試合でハダースフィールドがチェルシーと引き分けたことで残留を勝ち取り、ストーク・シティ、WBAに続く降格の可能性はスウォンジーとサウサンプトンに絞られた。様々な思いが交錯する注目の最終節は日本時間5月13日23:00から一斉開催となる。 ▽引き分け以上で4位以内がほぼ確定する4位のリバプール(勝ち点72)は、ホームでブライトンと対戦。前節のチェルシー戦で敗れてしまったことにより、最後の最後までCL出場権争いに巻き込まれてしまったが、そのチェルシーがハダースフィールドと引き分けてくれたことで引き分け以上でもCL権獲得が可能となった。対ブライトン戦では第15節のアウェイ戦では5-1で大勝しているうえ、2010年11月以降、昇格組との試合では21試合で16勝5分けとすこぶる成績も良い。モハメド・サラーのリーグ最多得点記録(※20チーム制以降)もかかる特別な試合、CLファイナリストが死力を尽くす。 ▽そして5位のチェルシー(勝ち点70)はニューカッスルとアウェイで対戦。対戦成績はここ4試合で3勝1分け。第15節では3-1で快勝しており悪くない相手。しかし、ニューカッスルとしてもチェルシーとのホーム戦はここ4試合で3勝1分け。その各試合で少なくとも2得点以挙げており、ことセント・ジェームズ・パークでの試合に関しては要塞と化している。自力でのCL出場権獲得の可能性は無くなったチェルシー。それでも最後の最後まで望みを捨ててはいけない。 ▽17位のサウサンプトン(勝ち点36)は、18位のスウォンジーとは勝ち点差「3」、得失点差は「9」あるため、もし敗れてもよほどのことがない限り残留は堅い。しかし、最終節の相手は王者シティ。その“よほど”のことが起こり得る相手だ。この試合に向けてはミッドウィークのスウォンジー戦を累積警告で欠場した吉田麻也が復帰。アウェイ戦最多勝利、最多勝ち点という記録に挑むシティという厄災から被害を最小限に抑えたい。 ▽最後まで望みを捨てない18位のスウォンジー(勝ち点33)。最終節の相手は降格が決定しているストーク。プレミア過去13度の対戦ではスワンズが9勝3分1敗と大きく勝ち越しているが、第29節を最後に勝利がなくズルズルと降格圏まで落ちてきてしまった。直近4試合では連敗中と調子が上がらないまま迎える最終節。最下位相手に大勝し、奇跡の残留を勝ち取ることが出来るか。 ◆プレミアリーグ最終節 ▽5/13(日) 《23:00》 ウェストハム vs エバートン トッテナム vs レスター・シティ スウォンジー vs ストーク・シティ ニューカッスル vs チェルシー サウサンプトン vs マンチェスター・シティ マンチェスター・ユナイテッド vs ワトフォード リバプール vs ブライトン クリスタル・パレス vs WBA バーンリー vs ボーンマス ハダースフィールド vs アーセナル 2018.05.11 18:00 Fri
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