名古屋4点先制も愛媛一時同点に!計11得点の打ち合い制した名古屋が昇格PO圏内5位浮上! 《J2》
2017.08.06 20:32 Sun
▽明治安田生命J2リーグ第26節の名古屋グランパスvs愛媛FCが6日に行われ、7-4で名古屋が勝利した。
▽7位の名古屋(勝ち点40)は、前節のロアッソ熊本戦に1-0で勝利したものの、完封勝利に貢献したワシントンが累積警告で出場停止に。守備の要を欠いて今節に臨むこととなった。J1昇格プレーオフのラインになっている6位大分トリニータ(勝ち点41)まで勝ち点差「1」に迫っているため、勝利して確実に浮上を果たしたい一戦だ。
▽15位に沈んでいる愛媛(勝ち点35)は、前節のジェフユナイテッド千葉戦に1-0で競り勝ち、リーグ7試合ぶりの勝ち点「3」を獲得。この試合で連勝を飾り、チームに良い流れを引き寄せたい。
▽試合は開始直後に大きく動いた。2分、シモビッチがボックス手前中央でボールを受けると、佐藤がディフェンスラインに対して斜めにランニングを開始。丁寧なパスが供給されると、巧みなトラップでボールを収めた佐藤が、DFを1人背負いながらも素早く左足を振り抜いて先制に成功した。
▽得点後も、名古屋はシモビッチを起点としてショートパスを多用。試合の主導権を握った。愛媛はシンプルに前線にボールを当てるが、うまく収まらない。それでも16分、守備時に5バックを敷く名古屋に対して、左サイドに大きく開いた白井が中央にマイナス気味のパスを送る。ボックス手前でボールを受けた神田がミドルシュートを放ったが、枠を外れた。
▽32分、名古屋がさらに得点を重ねた。ガブリエル・シャビエルのパスで青木がディフェンスラインの裏に抜け出し、ボックス内右まで侵攻。ボックス内中央でフリーになっていたシモビッチが、青木からのクロスにダイレクトで合わせて追加点とした。38分にもガブリエル・シャビエルのパスに抜け出したシモビッチがGKとの一対一を迎えたが、シュートは阻まれた。
▽3点差としてからもボールの支配を緩めない名古屋に対し、愛媛は前線からのプレスでボールを奪おうとするが、ディフェンスラインまで経由するボール回しをうまく追い込むことができず。試合は大差が付いた状態で折り返しを迎えた。
▽後半早々の48分にも名古屋が得点を決めた。この日、Jリーグデビューとなった秋山が左サイドでボールを受けるとDFとの一対一となり、勝負を仕掛ける。縦に突破して左足でクロスを上げることに成功すると、ボックス内に走り込んでいた田口が頭で合わせてこの試合2得点目とした。
▽それでも、58分に愛媛が反撃の狼煙を上げた。左サイド浅めの位置から白井がクロスを上げると、ボックス内で近藤が頭で落とす。反応した丹羽がシュートを放ち、ネットを揺らした。さらに、直後の59分、再び白井のクロスから近藤がヘディングシュートを放ったが、枠を外れた。
▽反撃ムードが漂い始めると、69分にも愛媛が得点に成功。左サイドでボールを持った白井が中央へドリブルを開始し、ボックス内左まで侵攻すると、そのまま右足を振り抜いてゴール右上隅に突き刺した。さらに70分にも、ボックス内で思い切りよく放った河原のシュートが決まり、試合は1点差に。
▽大差の試合は一転、猛攻をしかけた愛媛が試合をイーブンに戻した。72分に白井が左サイドからクロスを上げると、ボックス内で待ち構えた丹羽が強烈なボレーシュート。ボールはネットに突き刺さった。
▽しかし、愛媛の反撃の時間帯からさらに試合は一変し、名古屋がリードを奪う。74分、青木がガブリエル・シャビエルとのワンツーでボックス内に。リターンパスを青木がダイレクトで蹴り込んだ。さらに、81分にも追加点を決めた名古屋が愛媛を再び突き放した。ガブリエル・シャビエルが左サイドの敵陣深い位置で相手からボールを奪い、ボックス内左の青木にパスを供給。その場で反転しシュートを放つと、バーに当たりながらもゴールに吸い込まれ、青木はこの日2得点目とした。
▽点の取り合いとなった試合は、96分に田口がハットトリックとなるチームの7点目を決めて締めくくった。この結果、前半早々に点差をつけた名古屋(勝ち点43)が、一時追いつかれながらも愛媛に競り勝ち、順位を5位まで浮上させた。愛媛(勝ち点35)は勝利すれば12位まで浮上することができたが、この試合の敗北で順位を16位に下げることとなった。
▽8/6(日)
名古屋グランパス 7-4 愛媛FC
▽8/5(土)
京都サンガF.C. 1-1 ファジアーノ岡山
ザスパクサツ群馬 0-1 モンテディオ山形
横浜FC 1-2 大分トリニータ
徳島ヴォルティス 0-1 ジェフユナイテッド千葉
湘南ベルマーレ 2-1 松本山雅FC
ツエーゲン金沢 0-0 東京ヴェルディ
カマタマーレ讃岐 2-0 水戸ホーリーホック
V・ファーレン長崎 2-1 岐阜FC
レノファ山口FC 1-2 ロアッソ熊本
FC町田ゼルビア 0-1 アビスパ福岡
▽7位の名古屋(勝ち点40)は、前節のロアッソ熊本戦に1-0で勝利したものの、完封勝利に貢献したワシントンが累積警告で出場停止に。守備の要を欠いて今節に臨むこととなった。J1昇格プレーオフのラインになっている6位大分トリニータ(勝ち点41)まで勝ち点差「1」に迫っているため、勝利して確実に浮上を果たしたい一戦だ。
▽試合は開始直後に大きく動いた。2分、シモビッチがボックス手前中央でボールを受けると、佐藤がディフェンスラインに対して斜めにランニングを開始。丁寧なパスが供給されると、巧みなトラップでボールを収めた佐藤が、DFを1人背負いながらも素早く左足を振り抜いて先制に成功した。
▽得点後も、名古屋はシモビッチを起点としてショートパスを多用。試合の主導権を握った。愛媛はシンプルに前線にボールを当てるが、うまく収まらない。それでも16分、守備時に5バックを敷く名古屋に対して、左サイドに大きく開いた白井が中央にマイナス気味のパスを送る。ボックス手前でボールを受けた神田がミドルシュートを放ったが、枠を外れた。
▽愛媛がチャンスを逸した直後の18分、田口の無回転シュートが炸裂した。愛媛陣内中央付近で名古屋がFKを獲得すると、キッカーを田口が務めた。右足を振り抜くと、無回転のロングシュートがGKの目前でバウンドし、ネットを揺らした。
▽32分、名古屋がさらに得点を重ねた。ガブリエル・シャビエルのパスで青木がディフェンスラインの裏に抜け出し、ボックス内右まで侵攻。ボックス内中央でフリーになっていたシモビッチが、青木からのクロスにダイレクトで合わせて追加点とした。38分にもガブリエル・シャビエルのパスに抜け出したシモビッチがGKとの一対一を迎えたが、シュートは阻まれた。
▽3点差としてからもボールの支配を緩めない名古屋に対し、愛媛は前線からのプレスでボールを奪おうとするが、ディフェンスラインまで経由するボール回しをうまく追い込むことができず。試合は大差が付いた状態で折り返しを迎えた。
▽後半早々の48分にも名古屋が得点を決めた。この日、Jリーグデビューとなった秋山が左サイドでボールを受けるとDFとの一対一となり、勝負を仕掛ける。縦に突破して左足でクロスを上げることに成功すると、ボックス内に走り込んでいた田口が頭で合わせてこの試合2得点目とした。
▽それでも、58分に愛媛が反撃の狼煙を上げた。左サイド浅めの位置から白井がクロスを上げると、ボックス内で近藤が頭で落とす。反応した丹羽がシュートを放ち、ネットを揺らした。さらに、直後の59分、再び白井のクロスから近藤がヘディングシュートを放ったが、枠を外れた。
▽反撃ムードが漂い始めると、69分にも愛媛が得点に成功。左サイドでボールを持った白井が中央へドリブルを開始し、ボックス内左まで侵攻すると、そのまま右足を振り抜いてゴール右上隅に突き刺した。さらに70分にも、ボックス内で思い切りよく放った河原のシュートが決まり、試合は1点差に。
▽大差の試合は一転、猛攻をしかけた愛媛が試合をイーブンに戻した。72分に白井が左サイドからクロスを上げると、ボックス内で待ち構えた丹羽が強烈なボレーシュート。ボールはネットに突き刺さった。
▽しかし、愛媛の反撃の時間帯からさらに試合は一変し、名古屋がリードを奪う。74分、青木がガブリエル・シャビエルとのワンツーでボックス内に。リターンパスを青木がダイレクトで蹴り込んだ。さらに、81分にも追加点を決めた名古屋が愛媛を再び突き放した。ガブリエル・シャビエルが左サイドの敵陣深い位置で相手からボールを奪い、ボックス内左の青木にパスを供給。その場で反転しシュートを放つと、バーに当たりながらもゴールに吸い込まれ、青木はこの日2得点目とした。
▽点の取り合いとなった試合は、96分に田口がハットトリックとなるチームの7点目を決めて締めくくった。この結果、前半早々に点差をつけた名古屋(勝ち点43)が、一時追いつかれながらも愛媛に競り勝ち、順位を5位まで浮上させた。愛媛(勝ち点35)は勝利すれば12位まで浮上することができたが、この試合の敗北で順位を16位に下げることとなった。
▽8/6(日)
名古屋グランパス 7-4 愛媛FC
▽8/5(土)
京都サンガF.C. 1-1 ファジアーノ岡山
ザスパクサツ群馬 0-1 モンテディオ山形
横浜FC 1-2 大分トリニータ
徳島ヴォルティス 0-1 ジェフユナイテッド千葉
湘南ベルマーレ 2-1 松本山雅FC
ツエーゲン金沢 0-0 東京ヴェルディ
カマタマーレ讃岐 2-0 水戸ホーリーホック
V・ファーレン長崎 2-1 岐阜FC
レノファ山口FC 1-2 ロアッソ熊本
FC町田ゼルビア 0-1 アビスパ福岡
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