競り勝った首位湘南&2位福岡が共に連勝! 千葉との遺恨試合に敗れた3位徳島が今季初の連敗…《J2》
2017.08.05 22:00 Sat
▽明治安田生命J2リーグ第26節の10試合が5日に行われた。
▽首位湘南ベルマーレ(勝ち点50)と、2連勝で8位に浮上した松本山雅FC(勝ち点39)の一戦は、湘南が2-1で逆転勝利した。開始3分に左CKの場面でショートコーナーを選択した松本は、田中のクロスをニアの飯田が頭で合わせる。これはGK秋元に弾かれるも、こぼれ球を安川が身体ごと押し込み、アウェイの松本が早々に試合を動かす。
▽それでも、慌てない湘南は32分、ボックス内でジネイがトラップし損ねたボールを安川がクリアするが、これがジネイとDF當間に当たってしまい、そのままゴールネットを揺らす。相手のミスでスコアをタイに戻した湘南は、直後の37分にも自陣右サイドで不用意に自陣方向に持ちだした田中からボールを奪った端戸の折り返しを、フリーの山田が難なく流し込み、相手の2つのミスから試合を引っくり返した。その後、2-1で折り返した後半、危なげなく試合をコントロールした湘南が前半のリードを守り切って、好調松本を破り、2連勝で首位をキープした。
▽首位湘南を勝ち点1差で追う2位アビスパ福岡(勝ち点49)が、14位FC町田ゼルビア(勝ち点36)のホームに乗り込んだ一戦は、アウェイの福岡が1-0で勝利した。開始7分に岩下のロングスローからウェリントンがクロスバー直撃のヘディングシュートを放つなど、序盤から相手を押し込む福岡だが、山瀬らの決定機を相手GKに阻まれ、前半をゴールレスで終えた。
▽迎えた後半は町田が良い入りを見せたものの57分に福岡が先制。左サイドから山瀬が入れたクロスを松田が丁寧に落とすと、これをペナルティアーク付近のウェリントンが見事なダイレクトシュートでゴールに突き刺した。その後、途中出場で古巣対戦となった仲川らのスピードを活かしたカウンターで追加点に迫った福岡だったが、GK高原から2点目を奪うことはできず。それでも、持ち味の堅守で勝ち切った福岡が2連勝で湘南追走に成功した。
▽迎えた後半、清原と井筒をハーフタイム明けに同時投入した徳島はリスクを冒して攻勢に出るが、集中した千葉の守備を攻略できない。65分には馬渡の左クロスをボックス右の島屋が頭で合わすが、ピッチに叩きつけたボールはGK佐藤優の好守に阻まれた。結局、最後まで千葉のゴールをこじ開けられなかった徳島は、今季初の連敗を喫した。
▽また、11戦負けなしでプレーオフ圏内浮上に近づく7位ファジアーノ岡山(勝ち点40)が、2連勝中の13位京都サンガF.C.(勝ち点35)のホームに乗り込んだ一戦は、1-1のドローに終わった。試合前の雷雨の影響で1時間遅れでの開催となった試合は、岡山が速い時間帯にスコアを動かす。13分、ボックス手前やや右で得たFKの場面でキッカーのパク・ヒョンジンが見事な左足の直接FKを決めた。
▽その後、GK菅野との接触で赤嶺が負傷交代を強いられた岡山だが、代わって入った藤本や伊藤がきっちりゴールチャンスに絡むなど、試合をコントロールした岡山だったが、後半も追加点を奪えずにいると、後半終了間際のラストプレーで左CKからケヴィン・オリスにゴールを許し、試合は1-1のタイムアップ。12戦無敗をキープしたものの、悔いが残る一戦となった。5日に行われたJ2第26節の結果は以下の通り。
▽8/5(土)
京都サンガF.C. 1-1 ファジアーノ岡山
ザスパクサツ群馬 0-1 モンテディオ山形
横浜FC 1-2 大分トリニータ
徳島ヴォルティス 0-1 ジェフユナイテッド千葉
湘南ベルマーレ 2-1 松本山雅FC
ツエーゲン金沢 0-0 東京ヴェルディ
カマタマーレ讃岐 2-0 水戸ホーリーホック
V・ファーレン長崎 2-1 岐阜FC
レノファ山口FC 1-2 ロアッソ熊本
FC町田ゼルビア 0-1 アビスパ福岡
▽8/6(日)
《18:30》
名古屋グランパス vs 愛媛FC
▽首位湘南ベルマーレ(勝ち点50)と、2連勝で8位に浮上した松本山雅FC(勝ち点39)の一戦は、湘南が2-1で逆転勝利した。開始3分に左CKの場面でショートコーナーを選択した松本は、田中のクロスをニアの飯田が頭で合わせる。これはGK秋元に弾かれるも、こぼれ球を安川が身体ごと押し込み、アウェイの松本が早々に試合を動かす。
▽首位湘南を勝ち点1差で追う2位アビスパ福岡(勝ち点49)が、14位FC町田ゼルビア(勝ち点36)のホームに乗り込んだ一戦は、アウェイの福岡が1-0で勝利した。開始7分に岩下のロングスローからウェリントンがクロスバー直撃のヘディングシュートを放つなど、序盤から相手を押し込む福岡だが、山瀬らの決定機を相手GKに阻まれ、前半をゴールレスで終えた。
▽迎えた後半は町田が良い入りを見せたものの57分に福岡が先制。左サイドから山瀬が入れたクロスを松田が丁寧に落とすと、これをペナルティアーク付近のウェリントンが見事なダイレクトシュートでゴールに突き刺した。その後、途中出場で古巣対戦となった仲川らのスピードを活かしたカウンターで追加点に迫った福岡だったが、GK高原から2点目を奪うことはできず。それでも、持ち味の堅守で勝ち切った福岡が2連勝で湘南追走に成功した。
▽前回対戦で遺恨を残した3位徳島ヴォルティス(勝ち点43)と、12位ジェフユナイテッド千葉(勝ち点36)の一戦は、アウェイの千葉が1-0で勝利した。立ち上がりから互いにチャンスを作り合った中、前半終了間際に試合が動く。前半アディショナルタイム3分、敵陣右サイドで馬渡にプレッシャーをあっけた船山がパスミスを誘い、これを拾った町田のスルーパスに抜け出したラリベイがスライディングシュートでネットを揺らした。
▽迎えた後半、清原と井筒をハーフタイム明けに同時投入した徳島はリスクを冒して攻勢に出るが、集中した千葉の守備を攻略できない。65分には馬渡の左クロスをボックス右の島屋が頭で合わすが、ピッチに叩きつけたボールはGK佐藤優の好守に阻まれた。結局、最後まで千葉のゴールをこじ開けられなかった徳島は、今季初の連敗を喫した。
▽また、11戦負けなしでプレーオフ圏内浮上に近づく7位ファジアーノ岡山(勝ち点40)が、2連勝中の13位京都サンガF.C.(勝ち点35)のホームに乗り込んだ一戦は、1-1のドローに終わった。試合前の雷雨の影響で1時間遅れでの開催となった試合は、岡山が速い時間帯にスコアを動かす。13分、ボックス手前やや右で得たFKの場面でキッカーのパク・ヒョンジンが見事な左足の直接FKを決めた。
▽その後、GK菅野との接触で赤嶺が負傷交代を強いられた岡山だが、代わって入った藤本や伊藤がきっちりゴールチャンスに絡むなど、試合をコントロールした岡山だったが、後半も追加点を奪えずにいると、後半終了間際のラストプレーで左CKからケヴィン・オリスにゴールを許し、試合は1-1のタイムアップ。12戦無敗をキープしたものの、悔いが残る一戦となった。5日に行われたJ2第26節の結果は以下の通り。
▽8/5(土)
京都サンガF.C. 1-1 ファジアーノ岡山
ザスパクサツ群馬 0-1 モンテディオ山形
横浜FC 1-2 大分トリニータ
徳島ヴォルティス 0-1 ジェフユナイテッド千葉
湘南ベルマーレ 2-1 松本山雅FC
ツエーゲン金沢 0-0 東京ヴェルディ
カマタマーレ讃岐 2-0 水戸ホーリーホック
V・ファーレン長崎 2-1 岐阜FC
レノファ山口FC 1-2 ロアッソ熊本
FC町田ゼルビア 0-1 アビスパ福岡
▽8/6(日)
《18:30》
名古屋グランパス vs 愛媛FC
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