徳島が白星で3位浮上! 上位対決に敗れた福岡は首位奪還ならず《J2》

2017.07.23 20:37 Sun
©超ワールドサッカー
▽23日、明治安田生命J2リーグ第24節の2位アビスパ福岡(勝ち点46)と4位徳島ヴォルティス(勝ち点40)の上位対決がレベルファイブスタジアムで行われ、1-0で徳島が勝利した。

▽福岡は現在2位に位置しているものの、今節既にモンテディオ山形に敗北した首位の湘南ベルマーレ(勝ち点47)との勝ち点差はわずかに「1」と、勝てば首位に浮上する。対する徳島は次節に湘南との試合が控えており、この2連戦に勝利し、1位、2位に土をつけることができれば、優勝に向けて大きな後押しを得ることとなる。両クラブともにリーグ戦の正念場といえる一戦となった。
▽試合前半は拮抗した展開となった。5分、福岡が右サイド深い位置で獲得したFKからウェリントンがヘディングシュートで徳島ゴールへ迫ると、13分には徳島の馬渡が敵陣中央で得たFKから直接狙うなど、お互いにチャンスが訪れる。

▽26分には、駒野が質の高いグラウンダーのクロスを供給。松田が走り込んでおり、触れていれば1点というシーンだったがDFにクリアされた。徳島がパスを細かく繋ぎ試合の主導権を握ろうとするが、福岡は堅守を軸にカウンターを繰り出した。

▽一進一退の攻防が続く試合は、スコアレスのまま後半を迎えた。後半に入ると得点を渇望する両チームの戦いは白熱し、カウンターの応酬が続いた。試合が動いたのは66分。杉本がドリブルを仕掛けてボックス内へ侵攻すると、相手DFは身体を当てながら対応。杉本が倒されながらもキープすると、混戦となったが、島屋がボールを拾い角度のないところからシュートを放つ。これがネットに突き刺さり、徳島の貴重な先制弾となった。
▽得点後、無理をする必要のない徳島はDFを経由しつつボールを回し、時計の針を進める。福岡の猛攻は叶わず。試合はこのまま終了し、勝利した徳島(勝ち点43)は3位に浮上した。福岡(勝ち点46)は順位こそ2位と変動しないものの、首位へ躍り出るチャンスを逸する痛い敗戦となった。
関連ニュース

名古屋がMF深堀隼平のポルトガル移籍を発表! 「『やってやるぞ!』という気持ち」

名古屋グランパスは24日、MF深堀隼平(20)がポルトガル1部リーグのヴィトーリア・ギマラエスに期限付き移籍することを発表した。 ヴィトーリア・ギマラエスは、1年間半の期限付き移籍を発表したが、名古屋によると、移籍期間は2019年7月31日までとなっている。 名古屋下部組織出身の深堀は、2017年にトップチーム昇格。昨シーズンは明治安田生命J1リーグに4試合出場。YBCルヴァンカップでは4試合2得点1アシスト、天皇杯では2試合1得点を記録した。 ヴィトーリア・ギマラエスへの移籍が決定した深堀は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 「僕自身これから先のことを見据えて、今自分がどうしたいかを考えて決断しました。海外でプレーする不安もありますが、それ以上に「やってやるぞ!」という気持ちが今は強いです」 「誰もが出来る経験ではないですし、このようなチャンスを与えていただいた以上、思い切ってチャレンジして自分の武器にさらに磨きをかけたいと思います。生まれ育った名古屋からは一旦は離れますがグランパスを心の底から応援しています」 「皆さんに頑張っている姿を届けられるよう頑張るので、応援していただけたら幸いです。サッカー選手として活躍している姿を見せることでクラブに少しでも恩返しが出来ればと思います。行ってきます!」 ヴィトーリア・ギマラエスによると、深堀はBチームからのスタートとなるようだ。 2019.01.24 12:55 Thu
thumb

岐阜、レンタル加入中のMF永島悠史を完全移籍で獲得…今季はJ2リーグ10試合1得点

▽岐阜FCは11日、京都サンガF.C.から期限付き移籍で加入していたMF永島悠史(22)の完全移籍加入を発表した。 ▽京都下部組織出身の永島は、2015年にトップチームに昇格した。その後、2017年に岐阜へ期限付き移籍を果たし、同年の明治安田生命J2リーグで39試合5ゴール。期限付き移籍期間を延長して臨んだ今シーズンはオーバートレーニング症候群の患った影響もあり、リーグ戦10試合1ゴールとなっていた。 ▽岐阜への完全移籍が決まった永島は両クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 ◆FC岐阜 「来シーズンよりFC岐阜に完全移籍することになりました。今シーズンは思うような活躍が出来ず、本当に申し訳なく思っています。来シーズンは今シーズンの分まで活躍できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」 ◆京都サンガF.C. 「この度、京都サンガF.C.を退団することになりました。小学生時代からお世話になったこのクラブには本当に感謝しかありません。それと同時に、トップチームに上がってからは中々チームに貢献できず大変申し訳なく思っています」 「京都サンガという素晴らしいクラブで出会った方達と共に過ごした日々は、毎日が充実していてその1日1日が私にとって財産です。クラブを離れFC岐阜に移籍しますが、ここで経験したものを活かしてこれからさらに充実したサッカー人生を送りたいと思っています。これからも永島悠史をどうぞよろしくお願いします。12年間本当にありがとうございました」 2018.12.11 17:12 Tue
thumb

熊本、宮崎産経大FW北村知也の加入内定を発表

▽ロアッソ熊本は18日、宮崎産業経営大学所属のFW北村知也(22)の来シーズン加入内定を発表した。 ▽北村は鵬翔高校から宮崎産業経営大学に進学。身長は164cmと小柄だが優れた得点感覚を備えている。2013年にはU-17日本代表候補にもなっていた。 ▽来シーズンの加入が内定した北村は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 「来季よりロアッソ熊本に加入することになりました北村知也です」 「今まで支えてくださった宮崎への感謝と、熊本への感謝の気持ちをもって、皆様へ恩返しをすることが、自分の新たな目標となりましたこれからも応援よろしくお願いします」 2018.10.18 15:09 Thu
thumb

杉森弾の町田が連勝飾り2位浮上! 山口は連敗《J2》

▽明治安田生命J2リーグ第26節延期分のレノファ山口FCvsFC町田ゼルビアが17日に維新みらいふスタジアムで行れ、アウェイの町田が1-0で勝利した。 ▽直近5試合で2勝1分2敗の11位・山口(勝ち点51/1試合未消化)と、1勝3分け1敗の3位・町田(勝ち点65/2試合未消化)による一戦。 ▽試合開始序盤は、山口がサイドチェンジの駆使しながら試合を優位に進め、町田ゴール前まで迫るが、決定的なチャンスを作ることができず。 ▽結局、前半は山口のシュート4本に対し町田は1本も打てずに終了。 ▽後半に入ると一転し、両チームともにアグレッシブさを増しゴール前まで迫っていく。すると、比較的多くのチャンスを作るホームの山口に決定機が訪れる。64分、自陣からのクリアボールに反応した岸田が絶妙なトラップから抜け出して、ボックス内へ侵攻。GK福井のビックセーブで先制点は奪えなかったが、ボックス左からのシュートが町田ゴールを脅かす。 ▽押しこまれる展開が続いた町田は70分、ボックス右手前から平戸がグランダーのクロスを供給。途中出場のドリアン・バブンスキーがニアサイドでスルーすると、ボックス中央にいた杉森にパスが渡る。そのまま反転してシュートを放つと、これがゴールネットを揺らしアウェイの町田が先制する。 ▽その後、山口がカウンターでチャンスを伺うも町田が上手く試合を運び、このままのスコアで終了。 ▽町田は連勝を飾って勝ち点を「68」に伸ばし2位に浮上した。一方、山口はホームで連敗を喫した。 ◆J2順位表(10月17日時点) [勝ち点(得点/失点/得失点)試合数] <span style="position: relative;display: inline-block;font-weight: bold;font-size:13px;padding: 0.5em 0.3em;margin: 0.25em 0.25em;text-decoration: none;color: #000000;background: #99df99;transition: .4s;width:100%;">1位 松本山雅FC 69(52/33/19)37</span> <span style="position: relative;display: inline-block;font-weight: bold;font-size:13px;padding: 0.5em 0.3em;margin: 0.25em 0.25em;text-decoration: none;color: #000000;background: #99df99;transition: .4s;width:100%;">2位 FC町田ゼルビア 68(56/38/18)36</span> <span style="font-weight: bold;font-size:13px;">── ↑ 自動昇格 ↑ ──</span> <span style="position: relative;display: inline-block;font-weight: bold;font-size:13px;padding: 0.5em 0.3em;margin: 0.25em 0.25em;text-decoration: none;color: #000000;background: #ffffaa;transition: .4s;width:100%;">3位 大分トリニータ 66(67/44/23)37</span> <span style="position: relative;display: inline-block;font-weight: bold;font-size:13px;padding: 0.5em 0.3em;margin: 0.25em 0.25em;text-decoration: none;color: #000000;background: #ffffaa;transition: .4s;width:100%;">4位 アビスパ福岡 64(52/36/16)37</span> <span style="position: relative;display: inline-block;font-weight: bold;font-size:13px;padding: 0.5em 0.3em;margin: 0.25em 0.25em;text-decoration: none;color: #000000;background: #ffffaa;transition: .4s;width:100%;">5位 大宮アルディージャ 63(59/43/16)37</span> <span style="position: relative;display: inline-block;font-weight: bold;font-size:13px;padding: 0.5em 0.3em;margin: 0.25em 0.25em;text-decoration: none;color: #000000;background: #ffffaa;transition: .4s;width:100%;">6位 横浜FC 63(55/41/14)37</span> <span style="font-weight: bold;font-size:13px;">── ↑ プレーオフ ↑ ──</span> <span style="font-weight: bold;font-size:13px;">7位 東京ヴェルディ 63(50/36/14)37</span> 2018.10.17 21:12 Wed

ファンマの2試合連続ゴールなどで長崎が高田新社長のホーム初ゲームを白星で飾る!!《J2》

▽3日に明治安田生命J2リーグ第11節のV・ファーレン長崎vsファジアーノ岡山がトランスコスモススタジアム長崎で行われ、3-0で長崎が勝利した。 ▽ゴールデウィーク連戦に突入したJ2リーグ。前節のレノファ山口FC戦でファンマのハットトリックにより3-0と快勝して4試合ぶりの白星を挙げた8位の長崎(勝ち点16)が、湘南ベルマーレに敗れて3試合ぶりの黒星を喫した16位の岡山(勝ち点12)を迎えた。長崎はジャパネットたかたの創業者である高田明氏が、新社長となって迎える最初のホームゲームとなった。 ▽快晴の中で迎えた一戦は、お互いに[3-6-1]のフォーメーションを用いるミラーゲームで試合開始となった。長崎は最前線のファンマを使いながらビルドアップをしていく。対する岡山は守り際には、長崎の起点となるファンマに対して激しいプレスを仕掛け、ボールを奪うとサイドから攻撃を展開していく。 ▽立ち上がりこそお互いに前線からボールを奪いにいく場面が見られたが、10分を過ぎる頃には自陣でブロックを作って受ける形となる。岡山が長崎陣内に攻め込む場面が多く見られるが、どちらも決定機を作れない堅いゲームとなった。すると19分、長崎は最終ラインの田代から前線に一気にロングボールが出る。ファンマが抜け出すと、ボックス内でややもたつくが、しっかりと蹴り込んで、長崎がファーストチャンスで試合を動かした。 ▽さらに21分、ファンマが競り勝ったボールを澤田が受けてボックス右に侵入。キックフェイントからマーカーをずらして逆サイドに低く鋭いクロスをいれると、中村が押し込んで長崎が2点目を奪った。岡山は失点直後、片山がボックス内でボールを受ける。しかしここは戻った田代の対応で、シュートはミートできなかった。 ▽その後は岡山がボールを持って攻め込んでいくが、長崎がコンパクトな陣形を作って待ち構えたことでチャンスが作れない。逆に36分には右サイドの深い位置まで侵入した澤田のクロスにファンマが合わせるなど、長崎が3点目に迫った。結局前半はそのまま長崎が2点のリードを得て終えている。 ▽岡山はハーフタイムで渡邊を下げて石毛を送り出す。すると48分にはその石毛が中央に流れてシュートを放つなど、岡山が積極的にしかけていく。守勢の長崎は、自陣でしっかりとラインを敷いて岡山の攻撃を完全にブロック。特に縦に入るボールに対して鋭いディフェンスを見せて自由にはさせない。さらに63分にはファンマを下げて吉岡を送り出すなど、早くも守りを意識した交代カードを切っていった。 ▽岡山は68分にビッグチャンスを迎える。右サイドの大竹がドリブルでボックス内に侵入し、左足でシュートを放つ。ゴール前の混戦を抜けて、ゴール方向に向かうが左ポストを直撃。味方もこぼれ球を押し込めずに決定機を逸した。70分には2選手を入れ替えて交代カードを切り終える岡山だが、74分には右サイドからのクロスに大竹が合わせるも枠を捉えきれない。 ▽迎えた86分、長崎は左CKを獲得すると、中央でフリーとなった中村のヘディングシュートがポストに当たりながらもネットを揺らし、長崎がだめ押しとなる3点目を奪取。試合はそのまま終了し、長崎が高田新社長のホーム初ゲームを勝利で飾った。 2017.05.03 14:57 Wed
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly