ヴィオラのミリッチがオリンピアコス移籍へ

2017.07.22 22:33 Sat
Getty Images
▽フィオレンティーナが22日、所属するクロアチア代表DFフルヴォイェ・ミリッチ(28)が、オリンピアコス移籍に向けて、ギリシャでのメディカルチェックを受けると発表した。

▽クロアチアのハイドゥク・スプリトの下部組織で育ったミリッチは、2008年シーズンにトップチームデビュー。その後はスウェーデンのユールゴーデンやロシアのロストフなどでプレーし、2008年夏に再びハイドゥク・スプリトに復帰した。昨シーズンにはフィオレンティーナに加入したものの、リーグ戦17試合出場で4アシストとあまり良い結果を残すことができなかった。
▽オリンピアコスは25日、チャンピオンズリーグ3次予選ラウンド1stレグのパルチザン戦に臨む。
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アルトゥールの今夏ユーベ復帰は既定路線…フィオレンティーナは主力MFの買取OP行使見送る意向

フィオレンティーナで主力を担う元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(27)だが、現時点では今シーズン終了後のユベントス復帰が既定路線のようだ。 これまでバルセロナとユベントス、2022年夏にレンタル加入したリバプールと3つのメガクラブで思うような活躍を見せられなかったアルトゥール。 昨夏にはキャリア再生へステップダウンを受け入れる形でフィオレンティーナへ買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入。すると、その新天地ではここまで公式戦36試合に出場。定期的な出場機会を得る中でパフォーマンスを向上させ、主力を担っている。 アルトゥール自身はフィレンツェの地で公私ともに充実した日々を過ごしており、来季以降の残留を希望している模様。だが、クラブサイドは2000万ユーロ(約32億4000万円)と言われる移籍金に加え、同選手の高額なサラリーを考慮した結果、買い取りオプション行使を見送る決断を下したようだ。 アルトゥールの代理人を務めるフェデリコ・パストレッロ氏は、イタリア『TuttoMercatoWeb』で、今季終了後のユベントス復帰が既定路線であることを明かした。 「フィオレンティーナはユベントスから彼と契約するための買い取りオプションを行使しないだろう。彼はユーベに戻り、その後我々が彼の将来を決めることになるだろう」 「彼はフィレンツェとフィオレンティーナを愛しており、残りたいと考えている。だが、彼の給料はヴィオラの計画に入っていない。とにかく何が起こるか見てみよう。もちろん、フィオレンティーナとユーベの間で契約を再交渉することは可能だ」 2024.03.19 07:45 Tue

フィオレンティーナ、心臓発作で緊急搬送されたバローネGMの健康状態を報告…17日の敵地アタランタ戦の宿泊先で倒れる

フィオレンティーナは18日、心臓発作で緊急入院となったゼネラル・マネージャーのジョー・バローネ氏(57)の健康状態に関する最新の情報を報告した。 バローネ氏は、17日に開催予定だったセリエA第29節のアタランタとのアウェイゲームに帯同。だが、試合当日にチームと共に宿泊していたホテルで心臓発作を起こし、ヘリコプターでミラノの病院に緊急搬送されていた。 これを受け、フィオレンティーナ側の申し入れをアタランタやレガ・セリエAが受け入れる形で試合は開催延期となっていた。 フィオレンティーナは18日、バローネ氏の健康状態に関する最新情報を報告。同氏がサン・ラッファエーレ病院の心臓外科集中治療室に引き続き入院していることを明かした。 「ACFフィオレンティーナは、ゼネラル・マネージャーのジョー・バローネ氏が院外で心停止となり、重篤な状態でミラノのサン・ラッファエーレ病院の心臓外科集中治療室に引き続き入院していることを発表します」 「生命維持に必要な機能は、人工的な機械的サポート技術によってサポートされています」 「現在のところ、いかなる予知予測も的外れです。バローネファミリー、コンミッソファミリー、そしてフィオレンティーナに関わるすべての関係者が、最初から尽力してくれたサン・ラッファエーレとザングリーロ医師のチーム全員に感謝を伝えたいと思います」 2024.03.18 22:51 Mon

本間至恩のクラブ・ブルージュはPAOKと、昨季ファイナリストのフィオレンティーナはビクトリア・プルゼニと対戦!【ECL】

15日、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の組み合わせ抽選会が15日にスイスのニヨンで行われた。 14日にラウンド16が終了。ベスト8が決まった中、日本人選手所属クラブではMF本間至恩のクラブ・ブルージュが唯一勝ち残っている。 また、昨シーズンのファイナリストであるフィオレンティーナも勝ち上がり。その他、アストン・ビラ、フェネルバフチェ、オリンピアコスなど力のあるクラブも残った。 本間が所属するクラブ・ブルージュはPAOKテッサロニキと対戦。2年連続ファイナル行きを目指すフィオレンティーナは、ビクトリア・プルゼニと対戦する。 準々決勝1stレグは4月11日、2ndレグは同18日。準決勝1stレグは5月2日、2ndレグは同9日。決勝は5月29日に行われる。 ◆準々決勝 クラブ・ブルージュ(ベルギー) vs PAOKテッサロニキ(ギリシャ)ー【1】 オリンピアコス(ギリシャ) vs フェネルバフチェ(トルコ)ー【2】 アストン・ビラ(イングランド) vs リール(フランス)ー【3】 ビクトリア・プルゼニ(チェコ) vs フィオレンティーナ(イタリア)ー【4】 ◆準決勝 【3】の勝者 vs 【2】の勝者ー【5】 【4】の勝者 vs 【1】の勝者ー【6】 ◆決勝 【1】の勝者 vs 【2】の勝者 2024.03.15 22:22 Fri

ECLベスト8が決定! 本間至恩在籍のクラブ・ブルージュが日本人所属クラブ唯一の勝ち上がり…アストン・ビラや昨季準優勝チームも

ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)・ラウンド16が14日にヨーロッパ各地で行われ、ベスト8進出チームが出揃った。 今ラウンドにはDF町田浩樹、MF金子拓郎、DF荻原拓也、DF常本佳吾、MF本間至恩と5人の日本人選手が参戦。 その中で唯一勝ち上がりを決めたのは、本間の所属するクラブ・ブルージュ。本間自身は2試合共に出場機会がなかったが、チームは1stレグを1-2で落としていた中、ホームでの2ndレグではスコフ・オルセンの2ゴールの活躍などで3-0の快勝。2戦合計4-2で逆転での突破を決めた。 金子、荻原がいずれも2ndレグに途中出場したディナモ・ザグレブは、ホームでの1stレグを2-0で勝利していたが、2ndレグではPAOKに1-5の大敗。逆転負けでの敗退となった。 町田が2試合共に先発出場したユニオン・サン=ジロワーズはホームでの1stレグを0-3で落としていた中、敵地での2ndレグでは1-0の勝利を収めて意地を見せたが、逆転までは持っていけなかった。 常本の所属するセルヴェットはビクトリア・プルゼニとの2試合をいずれも0-0のスコアで終え、延長戦でもスコアが動かずにPK戦での決着となった。2試合を通してフル出場し、好パフォーマンスを見せていた常本だったが、このPK戦では味方2人がすでにPKを失敗していた中、5人目のキッカーを務めたが、大きく枠の左に外してしまい、自身のPK失敗と共に敗退が決定するほろ苦い経験となった。 アヤックスとの強豪対決に臨んだアストン・ビラが初戦を0-0のドローで終えていた中、ホームでの2ndレグではワトキンス、ベイリー、デュラン、ディアビと攻撃陣揃い踏みの活躍で4-0の完勝。UEFAのカップ戦で驚異的な勝負強さを誇るエメリのチームらしい戦いぶりで勝ち上がりを決めた。 その他では昨季ファイナリストのフィオレンティーナ、リール、オリンピアコスが準々決勝進出を果たした。 なお、準々決勝の組み合わせ抽選会は15日にスイスのニヨンで開催。今ラウンドからはフリードローとなり、同じ国のサッカー協会に属する同国勢対決も行われる。そして、準々決勝は4月11日に1stレグ、4月18日に2ndレグが開催される予定だ。 ◆ベスト8進出チーム ビクトリア・プルゼニ(チェコ) フェネルバフチェ(トルコ) PAOK(ギリシャ) フィオレンティーナ(イタリア) アストン・ビラ(イングランド) クラブ・ブルージュ(ベルギー) リール(フランス) オリンピアコス(ギリシャ) ◆ラウンド16結果 ビクトリア・プルゼニ 0-0(PK:3-1) セルヴェット フェネルバフチェ 3-1 ユニオン・サン=ジロワーズ PAOK 5-3 ディナモ・ザグレブ フィオレンティーナ 5-4 マッカビ・ハイファ アストン・ビラ 4-0 アヤックス クラブ・ブルージュ 4-2 モルデ リール 4-1 シュトゥルム・グラーツ マッカビ・テルアビブ 5-7 オリンピアコス 2024.03.15 07:54 Fri

ローマがヴィオラとの名門対決で劇的ドロー! スヴィラールPKストップで望み繋ぎジョレンテが圧巻のラストプレー弾【セリエA】

セリエA第28節、フィオレンティーナvsローマが10日にスタディオ・アルテミオ・フランキで行われ、2-2のドローに終わった。 リーグ3連勝で4位のボローニャと4ポイント差の5位に付けるローマは、前日にそのライバルが敗れた中、8位のフィオレンティーナとの上位対決に臨んだ。 ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)のブライトン戦を望外の4-0のスコアで先勝したデ・ロッシ率いるチームは、その試合から中2日での一戦に向けて先発3人を変更。チェリクとスピナッツォーラ、ペッレグリーニに代えてジョレンテ、アンヘリーニョ、アワールを起用。右のウイングバックに左利きのアンヘリーニョを配置する[3-4-2-1]の布陣で臨んだ。 立ち上がりはアンヘリーニョ、ルカクが続けてシュートを放つなどローマが良い入りを見せる。だが、時間の経過と共にシステム上のミスマッチを活かし始めたフィオレンティーナが押し返していく。 すると18分、右CKの場面でキッカーのマキシム・ロペスの右足アウトスウィングのクロスをニアのニコラス・ゴンサレスが頭でフリック。マークを振り切ってファーに走り込んだラニエリが頭で押し込み、ホームチームが先制に成功した。 幸先よく先制に成功したフィオレンティーナは、前からの圧力を強めつつマンドラゴラ、ボナヴェントゥーラ、マキシム・ロペスの中盤を起点に幾度も良い崩しを見せる。24分にはショートカウンターからボックス左に抜け出した古巣初対戦のベロッティに決定機も、ニア下を狙ったシュートはGKスヴィラールの好守に阻まれた。 一方、守備面で後手を踏むローマは立ち上がりに1枚カードをもらっていたマンチーニが、以降も際どい守備対応であわや2枚目のカードで退場という場面を招く。これを受け、デ・ロッシ監督は30分過ぎにゲームキャプテンを下げてハイセンを投入する苦渋の決断を下した。 その後は粘りの守備で何とか2失点目を回避したローマだったが、攻撃では崩しの局面で精度、連携の問題を抱えた。33分にはボックス左でパスを受けたアワールに決定機もファーポストを狙った右足コントロールシュートはわずかに枠の右へ外れた。 迎えた後半、ローマはメンバー変更を行わなかったものの、システムを[4-3-3]に変更。ハイセンが右、アンヘリーニョが左のサイドバックに入った。 この変更とギアを上げたことで押し込んでいくと、エル・シャーラウィのボックス左での折り返しからクリスタンテの強烈なシュートでGKテラッチアーノにファインセーブを強いる。 すると58分、中央左でボックス付近まで運んでタメを作ったディバラの短いスルーパスに反応したアンヘリーニョがボックス左からクロスを供給。ブロックを試みたDFにディフレクトして浮き球の形でゴール前に向かうと、これをアワールがゴール左隅へヘディングで流し込んだ。 ハーフタイムの的確な修正によって流れを掴んで同点に追いついたジャッロロッシは、以降もアワールとディバラを起点に小気味いいパスワークで攻撃のテンポを生み出す。さらに、本職の左サイドでストレスなくプレーするアンヘリーニョの正確なクロスからクリスタンテやハイセンに惜しい場面が訪れる。 しかし、良い流れの中で逆転まで持っていけなかったアウェイチームは、一瞬の気の緩みから勝ち越しゴールを奪われる。 69分、フィオレンティーナは相手陣内左サイドでの素早いリスタートから左サイド深くに侵攻したビラーギが正確なクロスを供給。これをベロッティがヘディングでゴール前に落とすと、これに反応したマンドラゴラがゴール至近距離から蹴り込んだ。 再び追う展開となったローマはディバラ、エル・シャーラウィの両翼を下げてバルダンツィ、ザレフスキを投入するが、攻勢を強めたい状況でミスからピンチを招く。ボックス内でベロッティと入れ替わられかけたパレデスが思わずユニフォームを引っ張ってしまい痛恨のPK献上。だが、この絶体絶命のピンチではキッカーのビラーギが左を狙って蹴ったシュートをGKスヴィラールが完璧な読みでストップ。何とか1点差を維持した。 すると、新守護神のこのビッグプレーが最終的に後半最終盤の劇的展開を演出する結果となった。 4分が加えられた後半アディショナルタイムまでフィオレンティーナが盤石の試合運びを見せていたが、ローマはラストプレーで右CKを獲得する。そして95分、そのCKの二次攻撃から右サイドのペッレグリーニが左足でクロスを上げると、ボックス中央のエンディカがヘディングで右のスペースに流したボールをジョレンテがストライカーさながらの抑えの利いた右足ダイレクトシュート。クロスバーの内側を掠めた強烈なシュートがゴールネットを揺らした。 そして、この直後にタイムアップを迎え、スヴィラールのPKストップ、ジョレンテの値千金のセリエA初ゴールで劇的ドローに持ち込んだローマが、ボローニャとの勝ち点差を「3」に縮めた。 2024.03.11 06:52 Mon
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