広島の森保一監督が退任…5年で3度のJ1制覇も今季は降格圏に低迷
2017.07.04 11:37 Tue
▽サンフレッチェ広島は4日、森保一監督(48)の退任を発表した。4日のトレーニングから、横内昭展ヘッドコーチが監督として暫定的に指揮を執る。
▽森保監督は、1987年に前身のマツダに入団。Jリーグ元年からサンフレッチェ広島の一員としてプレーし、途中1シーズン京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)への期限付き移籍を挟むも、2001年まで広島でプレー。2002年からベガルタ仙台でプレーすると、2003年に現役を引退した。
▽日本代表としても35キャップを記録している森保監督は、2004年に広島のコーチに就任。2007年9月からはミハイロ・ペトロヴィッチ監督(現浦和レッズ監督)の下でトップチームのコーチに就任。2010年からはアルビレックス新潟のヘッドコーチに就任した。2012年に広島の監督に就任すると、就任1年目でJ1年間王者に輝き、2013年には連覇を達成。2015年にも年間優勝を果たし、4シーズンで3度のJ1王者に輝く功績を残した。
▽今シーズンは開幕から不振に陥った広島は、ここまでわずか2勝の勝ち点10で17位と降格圏に低迷。1日に行われた浦和戦でも逆転負けを喫し、4連敗と結果を残すことができず、退任となった。J1での通算成績は187試合92勝40分55敗。森保監督はクラブを通じてコメントしている。
「ファン・サポーターの皆さま、株主・スポンサーの皆さま、スタッフ、選手、サンフレッチェ広島に携わるすべての方々に支えてもらい、素晴らしい監督在任期間を過ごすことができました。皆さまのサポートには心から感謝しています」
「サンフレッチェに携わるすべての方々と3度の優勝で喜びを分かち合えたことは、いい経験となりました。今は、皆さまへの感謝の想いしかありません。とても幸せな5年半でした。ご支援、ご声援をいただき、誠にありがとうございました」
▽また、今回の森保監督の退任について織田秀和社長がコメント。慰留をしたものの、本人の意思を尊重したことを明かした。
「7月1日(土)浦和レッズ戦をもって、2017シーズンのリーグ戦前半が終了し、足立強化部長と森保監督、私の3人で総括を行ったところ、その場で、森保監督から成績不振による辞意の申し出がありました。クラブとしては慰留をしましたが、本人の意思が固く、辞任を了承しました」
「2012年に監督に就任して以降、3度のリーグ優勝を成し遂げるなど、クラブの歴史に刻まれる素晴らしい功績を残していただきましたが、これも森保監督の情熱と、選手、スタッフをはじめとした、サンフレッチェにかかわるすべての方との深い信頼関係があってこそです。選手としても活躍し、まさにチームのレジェンドともいえる森保監督の辞任を了承することは、苦渋の決断であり、非常に残念に思います。5年半の尽力に、改めて心より御礼申し上げます」
「森保監督には今後も、何らかの形でクラブ運営に携わっていただければと考えており、本人からも「即答はできないが、クラブ発展のための協力は惜しまない」との言葉をいただきました」
「サポーターの皆さまからもクラブに様々なご意見を寄せていただいておりますが、必ず現状から這い上がり、心を一つにして戦って参ります。新監督につきましては、決定次第、速やかに皆さまにお知らせいたします。週末にはリーグ戦も控えていますが、勝点を積み重ねていけるように、全力を尽くします」
▽森保監督は、1987年に前身のマツダに入団。Jリーグ元年からサンフレッチェ広島の一員としてプレーし、途中1シーズン京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)への期限付き移籍を挟むも、2001年まで広島でプレー。2002年からベガルタ仙台でプレーすると、2003年に現役を引退した。
▽今シーズンは開幕から不振に陥った広島は、ここまでわずか2勝の勝ち点10で17位と降格圏に低迷。1日に行われた浦和戦でも逆転負けを喫し、4連敗と結果を残すことができず、退任となった。J1での通算成績は187試合92勝40分55敗。森保監督はクラブを通じてコメントしている。
「ファン・サポーターの皆さま、株主・スポンサーの皆さま、スタッフ、選手、サンフレッチェ広島に携わるすべての方々に支えてもらい、素晴らしい監督在任期間を過ごすことができました。皆さまのサポートには心から感謝しています」
「プロは結果がすべての世界。皆さまに喜んでいただけるような結果を残すことができず、申し訳ありません」
「サンフレッチェに携わるすべての方々と3度の優勝で喜びを分かち合えたことは、いい経験となりました。今は、皆さまへの感謝の想いしかありません。とても幸せな5年半でした。ご支援、ご声援をいただき、誠にありがとうございました」
▽また、今回の森保監督の退任について織田秀和社長がコメント。慰留をしたものの、本人の意思を尊重したことを明かした。
「7月1日(土)浦和レッズ戦をもって、2017シーズンのリーグ戦前半が終了し、足立強化部長と森保監督、私の3人で総括を行ったところ、その場で、森保監督から成績不振による辞意の申し出がありました。クラブとしては慰留をしましたが、本人の意思が固く、辞任を了承しました」
「2012年に監督に就任して以降、3度のリーグ優勝を成し遂げるなど、クラブの歴史に刻まれる素晴らしい功績を残していただきましたが、これも森保監督の情熱と、選手、スタッフをはじめとした、サンフレッチェにかかわるすべての方との深い信頼関係があってこそです。選手としても活躍し、まさにチームのレジェンドともいえる森保監督の辞任を了承することは、苦渋の決断であり、非常に残念に思います。5年半の尽力に、改めて心より御礼申し上げます」
「森保監督には今後も、何らかの形でクラブ運営に携わっていただければと考えており、本人からも「即答はできないが、クラブ発展のための協力は惜しまない」との言葉をいただきました」
「サポーターの皆さまからもクラブに様々なご意見を寄せていただいておりますが、必ず現状から這い上がり、心を一つにして戦って参ります。新監督につきましては、決定次第、速やかに皆さまにお知らせいたします。週末にはリーグ戦も控えていますが、勝点を積み重ねていけるように、全力を尽くします」
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