水沼が古巣FC東京相手に2アシストで逆転勝利のC大阪が暫定首位浮上!!《J1》
2017.07.02 21:19 Sun
▽明治安田生命J1リーグ第17節、セレッソ大阪vsFC東京が2日にキンチョウスタジアムで行われ、3-1でC大阪が勝利した。
▽ここまで9勝5分2敗で2位につけるC大阪(勝ち点32)が、7勝3分6敗で8位のFC東京(勝ち点24)をホームに迎えた。4-2で勝利を収めた前節の仙台戦での負傷で、清武を欠くことになったC大阪は、その仙台戦からスタメンを1名変更し水沼を起用。古巣のFC東京を相手に、水沼は今季4度目の先発となる。また第16節終了時点で、C大阪と首位・柏レイソル(勝ち点34)の勝ち点差は2と、勝利さえすれば暫定首位に立つ可能性が浮上する。
▽対するFC東京は、2-0で敗北した前節のジュビロ磐田戦で大久保が負傷。直近9戦で負けなしと好調のC大阪を相手に、チーム内得点王抜きで挑むこととなったFC東京は、前節からスタメンを1名変更し永井を最前線で起用する。
▽試合序盤、DFラインを高く設定するC大阪に対し、FC東京は永井をターゲットにシンプルに裏を狙う。4分、中島がハーフウェイライン付近でボールをキープしDFの裏へ走る永井とロングパスを送る。これをボックス手前右で受けた永井が中央へ落とすと、ウタカがワンタッチでシュートを放つ。GKは反応できていなかったが、ゴール右へ外れ得点とはならず。
▽永井を警戒したC大阪がDFラインを下げ、FC東京がC大阪陣内でボールを保持する展開が続く。しかし8分、攻撃の機会をうかがうC大阪が反撃に出る。ソウザが敵陣でボールをキープし、右サイドを駆け上がる水沼へとスルーパスを送る。スピードに乗ったままボックス右へ侵攻し素早いクロスを上げるも、これに準備していた林がキャッチし得点には繫がらなかったが、C大阪が柿谷と水沼を起点に押し込み始める。
▽裏抜けに備えてMFとDFの2ラインの間が広がるC大阪に対し、森重や太田が中央で起点となるウタカへ直接ボールを入れるシーンが目立ち始める。前半の内に追いつきたいC大阪は、24分には水沼が右サイドの裏へ抜けようとするがフィードが繫がらず、26分には松田が右サイドをオーバーラップしクロスを上げるもクリアされるなど、C大阪は太田の上がった右サイドのスペースを狙おうとするが、思うようにシュートまで持ち込めない。
▽34分、FC東京はボックス手前中央でFKを得る。これは太田が直接狙うも、鋭い弾道のシュートにGKの手はとどかず。しかし、バーに嫌われ追加点は奪えない。
▽前半終了間際の46分、FC東京に悲劇が起こる。森重が足を痛め、ピッチの外へ。結局、森重が復帰することはなく、前半の50分に丸山との交代を余儀なくされる。森重が抜けてFC東京が10人となっている間に、C大阪は決定的なチャンスを2つ作り出す。47分、左CKのキッカーをソウザが務めると、杉本がニアでフリック。ファーに走り込んでいた丸橋が触っていれば1点という場面だったが、反応できず。さらに49分、ソウザがボックス手前左からクロスを上げると、右へ走り込んでいた松田が中央へ折り返す。待ち構えていた柿谷が勢いよくヘディングシュートを放つも、枠を外れた。
▽ビハインドで試合を折り返したC大阪は、より攻勢を強める。松田や水沼からのクロスを、杉本、柿谷、山村がボックス内に密集して待ち構えるという構図が続くと、この形が実を結ぶ。57分、杉本が右サイドへ走り込む水沼へスルーパスを送る。フリーでボールを受けた水沼が、ボックス内へ飛び込んだ杉本へ質の高いクロスを供給。これを確実に決め、同点とした。
▽さらに63分、C大阪があっという間に試合を引っくり返す。またも右サイドでボールを持った水沼が、今度はオーバーラップした松田へスルーパスをし、GKとの一対一を作り出す。ボックス内右でフリーとなった松田がニアサイドに流し込み、元FC東京の2人で逆転弾を奪い切った。
▽反撃に出たいFC東京だが、守備時にソウザが一列降りて5バックを形成するC大阪を前に、敵陣深くまでボールを運べない。嫌な雰囲気を変えたいFC東京は77分、橋本からパスを受けた東がボックス手前右で右足を振り抜きミドルシュートを放つ。しかし、これは枠を外れた。
▽83分、勢いに乗るC大阪がさらに突き放す。ソウザがボックス手前中央へゆったりとボールを持ち上がるも、FC東京のDFは背後をケアし、チェックへ行かず。少し遠めの位置から意表を突いて放ったソウザのシュートが、ゴール右下の絶妙なコースへ決まり3点目とした。
▽試合はこのまま終了し、C大阪は勝ち点を35まで伸ばし、勝ち点34で足踏みをした柏を追い抜き暫定首位となった。リーグ戦3連敗となったFC東京は順位を1つ落とし、9位に沈んでいる。
▽ここまで9勝5分2敗で2位につけるC大阪(勝ち点32)が、7勝3分6敗で8位のFC東京(勝ち点24)をホームに迎えた。4-2で勝利を収めた前節の仙台戦での負傷で、清武を欠くことになったC大阪は、その仙台戦からスタメンを1名変更し水沼を起用。古巣のFC東京を相手に、水沼は今季4度目の先発となる。また第16節終了時点で、C大阪と首位・柏レイソル(勝ち点34)の勝ち点差は2と、勝利さえすれば暫定首位に立つ可能性が浮上する。
▽試合序盤、DFラインを高く設定するC大阪に対し、FC東京は永井をターゲットにシンプルに裏を狙う。4分、中島がハーフウェイライン付近でボールをキープしDFの裏へ走る永井とロングパスを送る。これをボックス手前右で受けた永井が中央へ落とすと、ウタカがワンタッチでシュートを放つ。GKは反応できていなかったが、ゴール右へ外れ得点とはならず。
▽永井を警戒したC大阪がDFラインを下げ、FC東京がC大阪陣内でボールを保持する展開が続く。しかし8分、攻撃の機会をうかがうC大阪が反撃に出る。ソウザが敵陣でボールをキープし、右サイドを駆け上がる水沼へとスルーパスを送る。スピードに乗ったままボックス右へ侵攻し素早いクロスを上げるも、これに準備していた林がキャッチし得点には繫がらなかったが、C大阪が柿谷と水沼を起点に押し込み始める。
▽しかし21分、永井が監督の起用に応える活躍を見せる。DF2名とGKを残し、後の8名全員がFC東京陣内へ入り込み攻撃を仕掛けるC大阪。FC東京がボールを奪いロングボールを放り込むと、DFラインに張り付いていた永井が広大なスペースへと走り抜ける。DF二枚を置き去り完全に独走状態となった永井はボックス内でGKと一対一になるが、斜め後方へ走り込んでいたウタカへ冷静にパスをする。ウタカが落ち着いて無人のゴールへ流し込み、先制に成功した。
▽裏抜けに備えてMFとDFの2ラインの間が広がるC大阪に対し、森重や太田が中央で起点となるウタカへ直接ボールを入れるシーンが目立ち始める。前半の内に追いつきたいC大阪は、24分には水沼が右サイドの裏へ抜けようとするがフィードが繫がらず、26分には松田が右サイドをオーバーラップしクロスを上げるもクリアされるなど、C大阪は太田の上がった右サイドのスペースを狙おうとするが、思うようにシュートまで持ち込めない。
▽34分、FC東京はボックス手前中央でFKを得る。これは太田が直接狙うも、鋭い弾道のシュートにGKの手はとどかず。しかし、バーに嫌われ追加点は奪えない。
▽前半終了間際の46分、FC東京に悲劇が起こる。森重が足を痛め、ピッチの外へ。結局、森重が復帰することはなく、前半の50分に丸山との交代を余儀なくされる。森重が抜けてFC東京が10人となっている間に、C大阪は決定的なチャンスを2つ作り出す。47分、左CKのキッカーをソウザが務めると、杉本がニアでフリック。ファーに走り込んでいた丸橋が触っていれば1点という場面だったが、反応できず。さらに49分、ソウザがボックス手前左からクロスを上げると、右へ走り込んでいた松田が中央へ折り返す。待ち構えていた柿谷が勢いよくヘディングシュートを放つも、枠を外れた。
▽ビハインドで試合を折り返したC大阪は、より攻勢を強める。松田や水沼からのクロスを、杉本、柿谷、山村がボックス内に密集して待ち構えるという構図が続くと、この形が実を結ぶ。57分、杉本が右サイドへ走り込む水沼へスルーパスを送る。フリーでボールを受けた水沼が、ボックス内へ飛び込んだ杉本へ質の高いクロスを供給。これを確実に決め、同点とした。
▽さらに63分、C大阪があっという間に試合を引っくり返す。またも右サイドでボールを持った水沼が、今度はオーバーラップした松田へスルーパスをし、GKとの一対一を作り出す。ボックス内右でフリーとなった松田がニアサイドに流し込み、元FC東京の2人で逆転弾を奪い切った。
▽反撃に出たいFC東京だが、守備時にソウザが一列降りて5バックを形成するC大阪を前に、敵陣深くまでボールを運べない。嫌な雰囲気を変えたいFC東京は77分、橋本からパスを受けた東がボックス手前右で右足を振り抜きミドルシュートを放つ。しかし、これは枠を外れた。
▽83分、勢いに乗るC大阪がさらに突き放す。ソウザがボックス手前中央へゆったりとボールを持ち上がるも、FC東京のDFは背後をケアし、チェックへ行かず。少し遠めの位置から意表を突いて放ったソウザのシュートが、ゴール右下の絶妙なコースへ決まり3点目とした。
▽試合はこのまま終了し、C大阪は勝ち点を35まで伸ばし、勝ち点34で足踏みをした柏を追い抜き暫定首位となった。リーグ戦3連敗となったFC東京は順位を1つ落とし、9位に沈んでいる。
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