メッシ、さらなるスキャンダルが発覚か…メッシ財団が申告以前から活動を行い約12億円を隠ぺい
2017.06.27 09:56 Tue
▽脱税容疑で懲役21カ月が求刑されたバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに対して、新たなスキャンダルがあるようだ。スペイン『アス』が報じている。
▽しかしここに来て新たなスキャンダルが報じられている。報道によると、メッシが設立した慈善団体であるメッシ財団の収入が明らかとされてない期間があるという。
▽メッシ財団は2007年からバルセロナで業務を開始した。その後2009年5月に、メッシの故郷であるロサリオにサブ・オフィスを構えている。しかしこの時点で親会社はスペイン当局では非政府組織(NGO)としての登録はされておらず、メッシは義務を怠ったこととなる。
▽その後も活動を続けていたメッシ団体は、2013年に正式にNGOとして承認される。しかしロサリオのサブ・オフィスに関しては収益を開示しないことからNGOとしての登録を取り消されている。
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▽メッシは以前から410万ユーロ(約5億1300万円)の脱税容疑を報じられており、先月24日にはスペイン最高裁判所への上訴が棄却されたため21カ月の懲役刑と130万ユーロ(約1億6300万円)の罰金が科された。スペインの法律では、2年以下の懲役刑は執行猶予がついており収監は免れている。▽メッシ財団は2007年からバルセロナで業務を開始した。その後2009年5月に、メッシの故郷であるロサリオにサブ・オフィスを構えている。しかしこの時点で親会社はスペイン当局では非政府組織(NGO)としての登録はされておらず、メッシは義務を怠ったこととなる。
▽その後も活動を続けていたメッシ団体は、2013年に正式にNGOとして承認される。しかしロサリオのサブ・オフィスに関しては収益を開示しないことからNGOとしての登録を取り消されている。
▽ところがこれはメッシ側の作戦だった可能性があるようで、実際の収入と社会貢献に充てられた費用がわからない状況となっている。そのためこの期間に宣告していないスポンサーからの収入などをメッシ団体を用いて隠した疑いがあるようで、『アス』によると、2007年から2015年にかけておよそ1000万ユーロ(約12億5100万円)の所得を隠ぺいしたようだ。
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