ドンナルンマの代理人に同業者から苦言「こんな振る舞いにはガッカリだ」

2017.06.21 08:34 Wed
ミランの18歳GKジャンルイジ・ドンナルンマが契約延長オファーを拒否したことで波紋を呼んだが、代理人のミーノ・ライオラ氏に非難が向けられている。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が19日、報じている。

幼少の頃よりミラニスタであり、常にミラン愛を訴えていたドンナルンマが所属クラブとの契約更新を拒否したことで、波紋が広がった。これについてライオラ氏は、ミランの強引な交渉の進め方を非難し、悪者扱いされるドンナルンマをミランが守らなかったとして、交渉決裂の理由に挙げたほか、他の選手の状況を引き合いに出し、保身を図った。

ライオラ氏と同業のマリオ・ジュフレーディ氏は、ドンナルンマと同じくU-21イタリア代表のメンバーで、才能ある若手として期待されているアタランタのDFアンドレア・コンティの代理人を務めている。ライオラ氏が自身の利益のために、「コンティはミランへ移籍したいからといってアタランタの練習を欠席したが、ドンナルンマは違う」などと話したため、ジュフレーディ氏は不快感を示している。

「ライオラの行動にはガッカリだ。彼は偉大な代理人のはずだ。選手の地位を確保するためとはいえ、関係のない選手の状況まで引き合いに出すなどあるまじき行為だ。私が担当以外の選手について話すことは一切ないが、このような振る舞いをしていることが残念でならない。おそらくオランダで考え方が変わってしまったのだろう」


提供:goal.com

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