新潟は5連敗で最下位脱出ならず…“裏天王山”は大宮が制す《J1》
2017.06.17 21:41 Sat
▽明治安田生命J1リーグ第15節のアルビレックス新潟vs大宮アルディージャが17日にデンカビッグスワンスタジアムで行われ、2-1で大宮が勝利した。
▽2勝2分10敗の17位に沈む大宮 (勝ち点8)と、同じく2勝2分10敗の18位で最下位に転落している新潟 (勝ち点8)の対戦は、残留を争う両チームとって絶対に負けられない試合となる。新潟は0-4で大敗したセレッソ大阪戦から先発を3名変更し、川浪、矢野、ロメロを起用した。対する大宮も1-1で引き分けたサガン鳥栖戦から先発を3名変更し、渡部、大山、大前を起用した。なお、長谷川アーリアジャスールは戦術的な理由でベンチ外となった。
▽開始早々の1分、新潟がファーストシュートを放つ。DFからのフィードを矢野が大宮のDFラインの裏へ落とすと、走り抜けた山崎が追いつきボックス内右の角度がないところから右足を振り抜く。枠を捉えることはできなかったが、新潟が幸先の良いスタートを切る。
▽大宮は10分、14分、15分とクロスを多用して決定機を作り出そうと試みるが、待ち構える新潟DFにことごとく弾き返される。新潟陣営も人数をかけて攻める大宮を相手に攻撃の手を欠き、にらみ合いが続く。
▽そんな中、27分に大宮のエースが仕事を果たす。新潟陣内中央でボールを持った大山が、オフサイドライン上で駆け引きをする江坂へスルーパスを送る。ボックス内左で待ち構えていた江坂がワンタッチで前を向き、右足一閃。確実に得点を決め、先制に成功した。
▽立て直したい新潟は、早めのカードを切る。39分、ロメロに代えてこれでJ1通算300試合出場となる成岡を投入した。新潟はこの交代をきっかけにポゼッションを高め始める。
▽折り返して60分、新潟が反撃に成功する。ボックス内中央でボールを受けたホニが、DFを背負いながらも山崎へと落とす。浮き球となったパスを受けた山崎は、胸でトラップをし、短いステップで左足を振り抜く。豪快に放ったシュートがネットに突き刺さり、ビハインドを1点に縮めた。
▽勢い付く新潟は66分にもチャンスを作り出す。ホニが左サイドから個人技で中央へボールを運び、ボックス手前からGKを強襲する。しかしこれは弾かれ、同点弾とはいかなかった。
▽徐々に押し込まれる大宮だが、71分には再び怖さを見せ付ける。新潟陣内中央でボールを持った茨田が、裏に抜け出した岩上へループパスを送る。ボックス内右から放たれたシュートはネットへ吸い込まれたが、これはオフサイドの判定を受ける。新潟の巧みなラインコントロールを前に、3得点目とはならなかった。
▽守備に人数をかける大宮に対して攻めあぐねる新潟は、76分に山崎を下げて鈴木を投入する。すると78分、鈴木が早速見せ場を作る。DFからのフィードに抜け出した鈴木が、ボックス内左でボールを収める。そのままコントロールしたキックで得点を狙うが、枠を外れた。
▽試合はそのまま大宮が逃げ切り、貴重な勝ち点3を獲得した。大宮(勝ち点11)は残留を争う新潟(勝ち点8)を直接突き放すことに成功し、監督交代後の公式戦全3試合で2勝1分と、チームの好調を印象付けた。対する新潟(勝ち点8)は最下位を脱することができず。泥沼の5連敗となった。
▽2勝2分10敗の17位に沈む大宮 (勝ち点8)と、同じく2勝2分10敗の18位で最下位に転落している新潟 (勝ち点8)の対戦は、残留を争う両チームとって絶対に負けられない試合となる。新潟は0-4で大敗したセレッソ大阪戦から先発を3名変更し、川浪、矢野、ロメロを起用した。対する大宮も1-1で引き分けたサガン鳥栖戦から先発を3名変更し、渡部、大山、大前を起用した。なお、長谷川アーリアジャスールは戦術的な理由でベンチ外となった。
▽大宮は10分、14分、15分とクロスを多用して決定機を作り出そうと試みるが、待ち構える新潟DFにことごとく弾き返される。新潟陣営も人数をかけて攻める大宮を相手に攻撃の手を欠き、にらみ合いが続く。
▽そんな中、27分に大宮のエースが仕事を果たす。新潟陣内中央でボールを持った大山が、オフサイドライン上で駆け引きをする江坂へスルーパスを送る。ボックス内左で待ち構えていた江坂がワンタッチで前を向き、右足一閃。確実に得点を決め、先制に成功した。
▽続いて33分にも、江坂が得点を決める。ボックス手前中央で相手のパスミスを拾った江坂は、そのまま右足を振り抜く。これがゴールネットに突き刺さり、この日2点目を決めた。
▽立て直したい新潟は、早めのカードを切る。39分、ロメロに代えてこれでJ1通算300試合出場となる成岡を投入した。新潟はこの交代をきっかけにポゼッションを高め始める。
▽折り返して60分、新潟が反撃に成功する。ボックス内中央でボールを受けたホニが、DFを背負いながらも山崎へと落とす。浮き球となったパスを受けた山崎は、胸でトラップをし、短いステップで左足を振り抜く。豪快に放ったシュートがネットに突き刺さり、ビハインドを1点に縮めた。
▽勢い付く新潟は66分にもチャンスを作り出す。ホニが左サイドから個人技で中央へボールを運び、ボックス手前からGKを強襲する。しかしこれは弾かれ、同点弾とはいかなかった。
▽徐々に押し込まれる大宮だが、71分には再び怖さを見せ付ける。新潟陣内中央でボールを持った茨田が、裏に抜け出した岩上へループパスを送る。ボックス内右から放たれたシュートはネットへ吸い込まれたが、これはオフサイドの判定を受ける。新潟の巧みなラインコントロールを前に、3得点目とはならなかった。
▽守備に人数をかける大宮に対して攻めあぐねる新潟は、76分に山崎を下げて鈴木を投入する。すると78分、鈴木が早速見せ場を作る。DFからのフィードに抜け出した鈴木が、ボックス内左でボールを収める。そのままコントロールしたキックで得点を狙うが、枠を外れた。
▽試合はそのまま大宮が逃げ切り、貴重な勝ち点3を獲得した。大宮(勝ち点11)は残留を争う新潟(勝ち点8)を直接突き放すことに成功し、監督交代後の公式戦全3試合で2勝1分と、チームの好調を印象付けた。対する新潟(勝ち点8)は最下位を脱することができず。泥沼の5連敗となった。
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