菅澤弾で先制も逃げ切り失敗のなでしこがベルギーとドロー! 欧州遠征を1勝1分けで終える《オランダ・ベルギー遠征》
2017.06.14 05:00 Wed
▽なでしこジャパン(日本女子代表)は13日、スタジアム・デン・ドリーフ・ルーヴェンで行われた国際親善試合でベルギー女子代表と対戦し、1-1のドローに終わった。
▽オランダ・ベルギー遠征の初戦となったオランダ戦を1-0で勝利したなでしこは、その試合から中3日で行われるこの試合でベルギーと対戦。オランダ戦からは先発6人を変更。GKには山根が入り、高倉体制初採用となった3バックには熊谷、高木、市瀬。中盤はボランチに阪口と中里、2列目に杉田、長谷川、中島、2トップに横山と田中が並んだ。
▽立ち上がりからボールを保持して相手を押し込むなでしこは8分、熊谷からのロングフィードをボックス左に飛び出した阪口が頭で落とす。これを中央で拾った横山が右足を振り抜くが、この強烈なシュートはクロスバーを叩く。さらに11分には右CKの流れからボックス左の阪口が胸トラップから右足のシュートを放つが、これはわずかに枠の左に外れた。
▽その後も主導権を握るなでしこは、トップ下の長谷川を起点に田中と横山の2トップが積極的に仕掛けるが、なかなか決定機まで持ち込めない。逆に、30分にはロングボールに抜け出したケイマンにボックス内で一対一を作られるが、ここはGK山根の勇敢な飛び出しで凌ぐ。その後は横山の直接FK、中島の強烈なミドルシュートでゴールに迫ったなでしこだったが、前半はゴールレスで終了した。
▽迎えた後半、市瀬、田中、杉田を下げて鮫島、菅澤、佐々木をハーフタイム明けに投入したなでしこは、システムを[4-4-2]に変更。この交代で鮫島が左サイドバック、中島が右サイドバックに入った。
▽時間の経過と共に押し返すなでしこは、前線で身体を張る菅澤がチャンスに絡み出す。さらに67分に横山を下げて籾木を投入すると、この直後に相手のミスから先制点が生まれる。相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーの籾木がクロスを入れると、ニアで相手DFがクリアし損ねたボールをゴール前の菅澤が冷静に蹴り込んだ。
▽菅澤のゴールで均衡を破ったなでしこだったが、先制からわずか4分後に追いつかれる。72分、相手のロングフィードから右サイドで味方の落としを受けたケイマンに高精度のクロスを入れられると、DF中島の背後を取ったエルケ・ファン・ホルプに頭で流し込まれた。
▽その後、大矢と猶本を投入して最後まで勝ち越しゴールを目指すなでしこだが、疲労の影響か、相手のスピードとフィジカルに苦戦。それでも、試合終了間際に迎えたボックス内でのピンチをGK山根の好守などで何とか凌ぎ、試合は1-1でタイムアップ。欧州遠征2連勝を逃したなでしこだったが、多くの収穫を得て日本に帰国することになった。
▽オランダ・ベルギー遠征の初戦となったオランダ戦を1-0で勝利したなでしこは、その試合から中3日で行われるこの試合でベルギーと対戦。オランダ戦からは先発6人を変更。GKには山根が入り、高倉体制初採用となった3バックには熊谷、高木、市瀬。中盤はボランチに阪口と中里、2列目に杉田、長谷川、中島、2トップに横山と田中が並んだ。
▽その後も主導権を握るなでしこは、トップ下の長谷川を起点に田中と横山の2トップが積極的に仕掛けるが、なかなか決定機まで持ち込めない。逆に、30分にはロングボールに抜け出したケイマンにボックス内で一対一を作られるが、ここはGK山根の勇敢な飛び出しで凌ぐ。その後は横山の直接FK、中島の強烈なミドルシュートでゴールに迫ったなでしこだったが、前半はゴールレスで終了した。
▽迎えた後半、市瀬、田中、杉田を下げて鮫島、菅澤、佐々木をハーフタイム明けに投入したなでしこは、システムを[4-4-2]に変更。この交代で鮫島が左サイドバック、中島が右サイドバックに入った。
▽後半に入って相手の圧力に苦戦するなでしこは55分、バックパスの処理をもたついたGK山根のキックミスからボックス内のケイマンに決定機を許すが、これは相手のシュートミスに救われる。
▽時間の経過と共に押し返すなでしこは、前線で身体を張る菅澤がチャンスに絡み出す。さらに67分に横山を下げて籾木を投入すると、この直後に相手のミスから先制点が生まれる。相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーの籾木がクロスを入れると、ニアで相手DFがクリアし損ねたボールをゴール前の菅澤が冷静に蹴り込んだ。
▽菅澤のゴールで均衡を破ったなでしこだったが、先制からわずか4分後に追いつかれる。72分、相手のロングフィードから右サイドで味方の落としを受けたケイマンに高精度のクロスを入れられると、DF中島の背後を取ったエルケ・ファン・ホルプに頭で流し込まれた。
▽その後、大矢と猶本を投入して最後まで勝ち越しゴールを目指すなでしこだが、疲労の影響か、相手のスピードとフィジカルに苦戦。それでも、試合終了間際に迎えたボックス内でのピンチをGK山根の好守などで何とか凌ぎ、試合は1-1でタイムアップ。欧州遠征2連勝を逃したなでしこだったが、多くの収穫を得て日本に帰国することになった。
|
関連ニュース