アルゼンチン、サンパオリ初陣で白星! メルカド弾を死守しブラジル撃破《国際親善試合》
2017.06.09 21:17 Fri
▽国際親善試合のブラジル代表vsアルゼンチン代表が9日にオーストラリアのメルボルン・クリケット・グラウンドで行われ、1-0でアルゼンチンが勝利した。
▽ロシアW杯南米予選で現在6連勝中のブラジルは、[4-3-3]を採用した。GKにヴェヴェルトン、最終ラインは右からワグネル、チアゴ・シウバ、ジウ、フィリペ・ルイス。アンカーにフェルナンジーニョ、インサイドハーフにはパウリーニョとR・アウグスト。前線にはコウチーニョ、ガブリエウ・ジェズス、ウィリアンを並べた。
▽一方、ホルヘ・サンパオリ新監督の初陣となったアルゼンチンは、[3-4-3]を採用。GKにロメロ、最終ラインに右からオタメンディ、マイダナ、メルカド。ダブルボランチにビリアとバネガ。右サイドにホセ・ルイス・ゴメス、左サイドにディ・マリア、ツーシャドーにメッシとディバラ。ワントップにイグアインを配置した。
▽約9万5000人の観客が集まった試合は序盤から球際の激しい立ち上がりとなる。そんな中、最初にゴールを脅かしたのはアルゼンチン。6分、ハーフウェイライン付近左のディ・マリアのパスを敵陣中央で受けたディバラが、ボックス左手前へスルーパス。これに反応したディ・マリアがボックス内へ侵攻し、左足でシュートを放つが、これは左ポストに嫌われる。
▽その後もアルゼンチンが積極的なプレスをかけて、素早くゴールに迫るも、時間の経過とともにブラジルも応戦する。18分、敵陣中央やや右での細かいパス回しからワグネルが右サイドを突破すると、ボックス手前にパス。これをR・アウグストが右足インサイドで合わせたが、シュートはゴール右上を通過した。
▽両者プレッシャーに激しさが増し、互いに相手守備陣を崩し切れない時間帯のまま前半終盤に差し掛かるとアルゼンチンがブラジルを押し込み始める。38分、敵陣中央やや右でFKを獲得すると、キッカーのメッシがクロスを選択。ボックス中央に走り込んだイグアインが頭で合わせるも、GKヴェヴェルトンに対処される。さらに43分、左サイドを突破したディ・マリアのクロスをメッシがボックス手前に落とすと、ディバラが丁寧に左足でゴール左上隅を狙うが、わずかに枠を逸れた。
▽このままゴールレスで前半終了かと思われた45分、アルゼンチンが均衡を破る。メッシのパスをボックス左手前で受けたディ・マリアがクロスを供給。これをオタメンディが頭で合わせると、右ポストに弾かれるも、こぼれ球をメルカドがプッシュした。
▽1点ビハインドで試合を折り返したブラジルは後半開始から果敢に敵陣へと攻め入るが、アルゼンチンの粘り強い守備に苦戦し、ゴールを脅かすことができない。53分にはガブリエウ・ジェズスがボックス手前に転がったセカンドボールに素早く反応してシュートを放つが、GKロメロに正面でキャッチされる。
▽攻勢を強めるブラジルは59分、コウチーニョがガブリエウ・ジェズスとのワンツーで左サイドを突破。ボックス左へと侵攻すると、キックフェイントからカットインし、右足を振り抜くも、走り込んでいたパウリーニョに直撃してしまう。
▽後半の半ばに差し掛かると、ブラジルにビックチャンスが訪れる。62分、フェルナンジーニョのスルーパスに抜け出したガブリエウ・ジェズスがボックス内でGKロメロをかわしてシュートを放つと、左ポストに直撃。さらにボックス右にこぼれたボールをウィリアンが右足ダイレクトでシュートを放つが、今度は右ポストに嫌われる。
▽窮地を脱したアルゼンチンは、積極的に交代カードを切って修正を図るが、前線のパスワークが噛み合わず攻撃が停滞してしまう。対するブラジルは、両サイドから幾度となく相手ゴールに迫るも、クロスをことごとくアルゼンチン守備陣に阻まれ、シュートまで持ち込むことができない。
▽なかなかアルゼンチンの牙城を崩すことができないブラジルは終盤、ガブリエウ・ジェズスが浮き球を競り合った際に、オタメンディの右ひじが顔面に直撃するアクシデントに見舞われ、最後まで同点ゴールはうまれず、試合終了。メルカドのゴールを死守したアルゼンチンがサンパオリ監督初陣を白星で飾った。
▽ロシアW杯南米予選で現在6連勝中のブラジルは、[4-3-3]を採用した。GKにヴェヴェルトン、最終ラインは右からワグネル、チアゴ・シウバ、ジウ、フィリペ・ルイス。アンカーにフェルナンジーニョ、インサイドハーフにはパウリーニョとR・アウグスト。前線にはコウチーニョ、ガブリエウ・ジェズス、ウィリアンを並べた。
▽約9万5000人の観客が集まった試合は序盤から球際の激しい立ち上がりとなる。そんな中、最初にゴールを脅かしたのはアルゼンチン。6分、ハーフウェイライン付近左のディ・マリアのパスを敵陣中央で受けたディバラが、ボックス左手前へスルーパス。これに反応したディ・マリアがボックス内へ侵攻し、左足でシュートを放つが、これは左ポストに嫌われる。
▽その後もアルゼンチンが積極的なプレスをかけて、素早くゴールに迫るも、時間の経過とともにブラジルも応戦する。18分、敵陣中央やや右での細かいパス回しからワグネルが右サイドを突破すると、ボックス手前にパス。これをR・アウグストが右足インサイドで合わせたが、シュートはゴール右上を通過した。
▽流れを引き寄せ始めたブラジルはさらに21分、ハーフウェイライン付近やや左でフェリペ・シウバのパスを受けたガブリエウ・ジェズスが左サイドへスルーパスを供給。これに反応したウィリアンが左サイドを突破し、ボックス右へラストパスを送る。最後はコウチーニョが切り返しから左足でシュートを放つが、GKロメロの好守に阻まれた。
▽両者プレッシャーに激しさが増し、互いに相手守備陣を崩し切れない時間帯のまま前半終盤に差し掛かるとアルゼンチンがブラジルを押し込み始める。38分、敵陣中央やや右でFKを獲得すると、キッカーのメッシがクロスを選択。ボックス中央に走り込んだイグアインが頭で合わせるも、GKヴェヴェルトンに対処される。さらに43分、左サイドを突破したディ・マリアのクロスをメッシがボックス手前に落とすと、ディバラが丁寧に左足でゴール左上隅を狙うが、わずかに枠を逸れた。
▽このままゴールレスで前半終了かと思われた45分、アルゼンチンが均衡を破る。メッシのパスをボックス左手前で受けたディ・マリアがクロスを供給。これをオタメンディが頭で合わせると、右ポストに弾かれるも、こぼれ球をメルカドがプッシュした。
▽1点ビハインドで試合を折り返したブラジルは後半開始から果敢に敵陣へと攻め入るが、アルゼンチンの粘り強い守備に苦戦し、ゴールを脅かすことができない。53分にはガブリエウ・ジェズスがボックス手前に転がったセカンドボールに素早く反応してシュートを放つが、GKロメロに正面でキャッチされる。
▽攻勢を強めるブラジルは59分、コウチーニョがガブリエウ・ジェズスとのワンツーで左サイドを突破。ボックス左へと侵攻すると、キックフェイントからカットインし、右足を振り抜くも、走り込んでいたパウリーニョに直撃してしまう。
▽後半の半ばに差し掛かると、ブラジルにビックチャンスが訪れる。62分、フェルナンジーニョのスルーパスに抜け出したガブリエウ・ジェズスがボックス内でGKロメロをかわしてシュートを放つと、左ポストに直撃。さらにボックス右にこぼれたボールをウィリアンが右足ダイレクトでシュートを放つが、今度は右ポストに嫌われる。
▽窮地を脱したアルゼンチンは、積極的に交代カードを切って修正を図るが、前線のパスワークが噛み合わず攻撃が停滞してしまう。対するブラジルは、両サイドから幾度となく相手ゴールに迫るも、クロスをことごとくアルゼンチン守備陣に阻まれ、シュートまで持ち込むことができない。
▽なかなかアルゼンチンの牙城を崩すことができないブラジルは終盤、ガブリエウ・ジェズスが浮き球を競り合った際に、オタメンディの右ひじが顔面に直撃するアクシデントに見舞われ、最後まで同点ゴールはうまれず、試合終了。メルカドのゴールを死守したアルゼンチンがサンパオリ監督初陣を白星で飾った。
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