シリア戦でアシスト記録のDF長友佑都、FW本田圭佑のインサイドハーフは「極めたら面白い」《ロシアW杯アジア最終予選》
2017.06.08 15:15 Thu
▽日本代表は8日、キリンチャレンジカップ2017のシリア代表戦を終え、東京都内でロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のイラク代表戦に向けたトレーニングを実施した。
▽練習後、DF長友佑都(インテル/イタリア)がメディアの囲み取材に応対。FW本田圭佑(ミラン/イタリア)のインサイドハーフについてや、左サイドでのコンビネーション、DF昌子源(鹿島アントラーズ)が入った新たなディフェンスラインについて語った。
◆DF長友佑都(インテル/イタリア)
「昨日は倉田(秋)が敵を引きつけてくれたと言ってましたが、よく見たら(本田)圭佑でしたね。髪が金髪だったので(笑)僕は圭佑に出そうと思ってたのですが、相手の重心は圭佑の方に向いていたのが感覚的にわかりました。倉田も中にいましたし、あれだけゴール前に人数がいると、クロスを入れる側としてはやりやすいです。崩しとしては良い崩しだったなと思います」
──本田選手が投入されてから左サイドで良い崩しができていたように感じたが
「圭佑がインサイドハーフをやったことあるのかどうかわかりませんが、チームに左利きがいることは大きな武器というか、違った展開が生まれるなと」
「出てきたらいつものポジションに入るんだろうなと思っていました。インサイドハーフに入ったので、どんなプレーをするんだろうと楽しみにしてました。むしろ、あそこを極めたら面白いことになるんじゃないかなと思いますよ。前目のポジションもいいですが、あそこで起点となり、タメを作って時間ができる分、周りの選手も上がれます。チームとして生きるのではないかなと感じましたね」
「もしかしたら、センターバックがベストポジションかもしれません(笑)まだわかりませんが、インサイドハーフは彼の特長を活かせると思います」
──次の試合では香川真司選手がいない中、サイドの選手として中央との関わり方は
「[4ー3-3]自体がこの前のUAE戦で初めてやりました。昨日の前半も難しかったですし、いい流れを作れませんでした。やはり、中央を良い形で使わないとあのフォーメーションは機能しません。特にインサイドハーフがキモになるのかなと思います。イラク戦はどういう形で行くかわかりませんが、前半のような相手にパワーがある状態の時に苦戦してます。その中で何ができるか。前半を振り返って考えないといけませんね。同じような前半をしてしまえば、イラク戦はアウェイですし、点を獲られる可能性があると思います」
──同サイドでは原口元気選手、乾貴士選手とコンビを組んだが
「昨日の試合の評価で一概には言えません。前半は相手にあれだけエネルギーがあり、チームが機能していなかったなかで、(原口)元気に多くを求めてたところがありました。逆に乾が前半から出ていたらどういうプレーをしていたかわかりません。後半は相手も疲れてある程度スペースがありました。そこを比べるのは難しいです。ただ、後ろで彼らをサポートしている僕としては、彼らが動きやすいようにプレーしようと思ってます。なおかつ、僕自身も生きるようなポジションを彼らにとってもらう。そこは大事だと思いますし、今日も走りながらいろいろ話はしました。もっとコミュニケーションが必要だと思います」
「失点については、まずはかわされてフリーでクロスを入れられたことが問題です。中ではなんでも起こり得るので、そこは修正しないといけません。ピンポイントのクロスを入れられてしまえば、対応することは簡単ではありません。あそこは、たまたま昌子の頭を越えて、彼自身も反省はしてると思います。僕も左サイドとして、何かできることはなかったかと課題として考えなければいけません」
「ただ、昌子はいいプレーもたくさんありましたし、自信を持っていいと思います。まだまだ若くて経験はこれからです。1つのミスで下を向くような選手ではないと思います。一対一でも良かったですし、僕は良いプレーを見せていたと思います。あとは連動の部分で、僕と昌子、昌子と(吉田)麻也のところの連係は高めなければいけません。ポジショニングてあやふやな部分があったなと思ってます」
──香川選手が離脱してどんなやりとりがあったか
「まず、脱臼では僕が先輩なので(笑) 佑都にリハビリのことなど聞きにいくから、オフもよろしくと言ってましたね。なので、可動域を広げること、どういう筋トレをするべきかを伝えていますし、今後も伝えていきたいなと思います」
──(復帰までは)どのくらいかかりそうか
「僕の時は最初にやったのが高校生の時で、1カ月くらいはかかりました。簡単ではなく、怖さも残ると思います。ただ、僕もトレーニングをやって、可動域や上半身をバラバラに使えるようなトレーニングをしてきました。外れやすい肩ですが、対人も問題なくできてます。(香川)真司もしっかりリハビリできれば大丈夫だと思います。チームとしては痛いですよね。今の彼ならば2、3人いなくなったくらいの影響力がありますから」
▽練習後、DF長友佑都(インテル/イタリア)がメディアの囲み取材に応対。FW本田圭佑(ミラン/イタリア)のインサイドハーフについてや、左サイドでのコンビネーション、DF昌子源(鹿島アントラーズ)が入った新たなディフェンスラインについて語った。
(C)CWS Brains,LTD.
──シリア戦の得点場面を振り返って「昨日は倉田(秋)が敵を引きつけてくれたと言ってましたが、よく見たら(本田)圭佑でしたね。髪が金髪だったので(笑)僕は圭佑に出そうと思ってたのですが、相手の重心は圭佑の方に向いていたのが感覚的にわかりました。倉田も中にいましたし、あれだけゴール前に人数がいると、クロスを入れる側としてはやりやすいです。崩しとしては良い崩しだったなと思います」
──本田選手が投入されてから左サイドで良い崩しができていたように感じたが
「圭佑がインサイドハーフをやったことあるのかどうかわかりませんが、チームに左利きがいることは大きな武器というか、違った展開が生まれるなと」
(C)CWS Brains,LTD.
──本田選手のインサイドハーフについて「出てきたらいつものポジションに入るんだろうなと思っていました。インサイドハーフに入ったので、どんなプレーをするんだろうと楽しみにしてました。むしろ、あそこを極めたら面白いことになるんじゃないかなと思いますよ。前目のポジションもいいですが、あそこで起点となり、タメを作って時間ができる分、周りの選手も上がれます。チームとして生きるのではないかなと感じましたね」
──これまで色々なポジションをやってきて、本田選手はやっとベストポジションを見つけた印象か
「もしかしたら、センターバックがベストポジションかもしれません(笑)まだわかりませんが、インサイドハーフは彼の特長を活かせると思います」
──次の試合では香川真司選手がいない中、サイドの選手として中央との関わり方は
「[4ー3-3]自体がこの前のUAE戦で初めてやりました。昨日の前半も難しかったですし、いい流れを作れませんでした。やはり、中央を良い形で使わないとあのフォーメーションは機能しません。特にインサイドハーフがキモになるのかなと思います。イラク戦はどういう形で行くかわかりませんが、前半のような相手にパワーがある状態の時に苦戦してます。その中で何ができるか。前半を振り返って考えないといけませんね。同じような前半をしてしまえば、イラク戦はアウェイですし、点を獲られる可能性があると思います」
──同サイドでは原口元気選手、乾貴士選手とコンビを組んだが
「昨日の試合の評価で一概には言えません。前半は相手にあれだけエネルギーがあり、チームが機能していなかったなかで、(原口)元気に多くを求めてたところがありました。逆に乾が前半から出ていたらどういうプレーをしていたかわかりません。後半は相手も疲れてある程度スペースがありました。そこを比べるのは難しいです。ただ、後ろで彼らをサポートしている僕としては、彼らが動きやすいようにプレーしようと思ってます。なおかつ、僕自身も生きるようなポジションを彼らにとってもらう。そこは大事だと思いますし、今日も走りながらいろいろ話はしました。もっとコミュニケーションが必要だと思います」
(C)CWS Brains,LTD.
──守備に関して、昌子源選手が入ったバックラインは「失点については、まずはかわされてフリーでクロスを入れられたことが問題です。中ではなんでも起こり得るので、そこは修正しないといけません。ピンポイントのクロスを入れられてしまえば、対応することは簡単ではありません。あそこは、たまたま昌子の頭を越えて、彼自身も反省はしてると思います。僕も左サイドとして、何かできることはなかったかと課題として考えなければいけません」
「ただ、昌子はいいプレーもたくさんありましたし、自信を持っていいと思います。まだまだ若くて経験はこれからです。1つのミスで下を向くような選手ではないと思います。一対一でも良かったですし、僕は良いプレーを見せていたと思います。あとは連動の部分で、僕と昌子、昌子と(吉田)麻也のところの連係は高めなければいけません。ポジショニングてあやふやな部分があったなと思ってます」
──香川選手が離脱してどんなやりとりがあったか
「まず、脱臼では僕が先輩なので(笑) 佑都にリハビリのことなど聞きにいくから、オフもよろしくと言ってましたね。なので、可動域を広げること、どういう筋トレをするべきかを伝えていますし、今後も伝えていきたいなと思います」
──(復帰までは)どのくらいかかりそうか
「僕の時は最初にやったのが高校生の時で、1カ月くらいはかかりました。簡単ではなく、怖さも残ると思います。ただ、僕もトレーニングをやって、可動域や上半身をバラバラに使えるようなトレーニングをしてきました。外れやすい肩ですが、対人も問題なくできてます。(香川)真司もしっかりリハビリできれば大丈夫だと思います。チームとしては痛いですよね。今の彼ならば2、3人いなくなったくらいの影響力がありますから」
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