中川弾で競り勝った柏が8連勝で首位固め! 興梠PK失敗の浦和は3戦ぶり黒星…《J1》
2017.06.04 21:16 Sun
▽明治安田生命J1リーグ第14節、柏レイソルvs浦和レッズが4日に日立柏サッカー場で行われ、ホームの柏が1-0で勝利した。
▽7連勝で暫定首位に立つ柏(勝ち点27)と、1試合未消化ながら4位に位置する浦和(勝ち点23)による注目の上位対決。暫定2位ガンバ大阪の敗戦によって、この試合の結果次第で消化試合数に関係なく首位固めとなる柏は、4-2で勝利した大宮アルディージャ戦から先発1人を変更。鎌田に代わってU-20ワールドカップ帰りの中山が中谷と共にセンターバックに入った。
▽一方、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・ラウンド16で済州ユナイテッドFC相手に劇的な逆転突破を決めた浦和は、先月31日に行われた2ndレグから駒井と武藤に代えて高木と宇賀神を先発で起用。また、鹿島アントラーズ戦での不適切発言によって、リーグ戦2試合の出場停止を科されていた森脇が復帰した。
▽柏の猛烈なハイプレスに対して、冷静にボールを動かす浦和は、開始3分にボックス手前右から内に切れ込んだ関根がシュートを放つ。さらに、DFにブロックされたこぼれ球に反応した高木に絶好のシュートチャンスも、ここは枠に飛ばすことができない。
▽一方、時間の経過と共にハイプレスが機能し出した柏は17分に最初の決定機。ボックス左のゴールライン際でDF森脇をドリブルでかわしたクリスティアーノが低くて速いクロスを入れる。これに中川が飛び込むが、このワンタッチシュートはGK西川のビッグセーブに阻まれる。さらに23分には裏へのフィードに抜け出したクリスティアーノがボックス右角度のないところから右足のダイレクトシュートを狙うが、これも西川に防がれた。
▽すると、続け様のピンチを凌いだ柏は前半アディショナルタイム1分、右サイドを突破した小池のクロスをファーサイドでフリーの武富が頭で折り返す。これをフリーの中川が頭で押し込んだ。
▽155cmの中川が今季2度目となるヘディングでのゴールを記録し、1点リードで試合を折り返した柏は、後半開始直後に右サイドをえぐった小池の低いクロスから決定機。だが、ゴール前に飛び込んだクリスティアーノのシュートはクロスバーの上に外れてしまう。
▽一方、立ち上がりのピンチを何とか凌いだ浦和は、この直後に絶好の同点機。48分、ボックス内の興梠がボールを浮かせて反転を試みると、このボールがDF中谷のハンドを誘い、浦和にPKが与えられる。しかし、GK中村との駆け引きを試みたキッカー興梠のシュートは右に外れ、痛恨のPK失敗となった。それでも、畳みかける浦和は59分にもボックス右に抜け出した関根が強烈な左足ボレーを狙うが、このシュートは柏の若き守護神の好守に阻まれる。
▽流れを変えたいペトロヴィッチ監督は、連戦の疲労を考慮して63分に関根、70分に阿部、75分に高木を下げて、駒井と青木、武藤を続けて投入。73分にはその駒井が右サイドで上げたクロスをボックス中央で胸トラップした興梠がボレーシュートを放つが、GK中村にキャッチされる。
▽一方、逃げ切りを図る柏の下平監督は残り時間10分を切った段階で古巣初対戦の細貝や大津らを投入。86分には伊東のスルーパスに抜け出した大津がボックス左から左足のシュートを放つが、これはわずかに枠を逸れ試合を決定付ける2点目とはならない。
▽その後、何とか追いつきたい浦和が、セットプレーから武藤、槙野と続けて決定機を作るが、肝心のシュートが枠を捉え切れず、試合はこのままタイムアップ。難敵浦和相手に競り勝った柏が、破竹の8連勝で首位固めに成功した。一方、エース興梠のPK失敗などが響き競り負けた浦和は、3試合ぶりの黒星で2戦勝利なしとなった。
▽7連勝で暫定首位に立つ柏(勝ち点27)と、1試合未消化ながら4位に位置する浦和(勝ち点23)による注目の上位対決。暫定2位ガンバ大阪の敗戦によって、この試合の結果次第で消化試合数に関係なく首位固めとなる柏は、4-2で勝利した大宮アルディージャ戦から先発1人を変更。鎌田に代わってU-20ワールドカップ帰りの中山が中谷と共にセンターバックに入った。
▽柏の猛烈なハイプレスに対して、冷静にボールを動かす浦和は、開始3分にボックス手前右から内に切れ込んだ関根がシュートを放つ。さらに、DFにブロックされたこぼれ球に反応した高木に絶好のシュートチャンスも、ここは枠に飛ばすことができない。
▽一方、時間の経過と共にハイプレスが機能し出した柏は17分に最初の決定機。ボックス左のゴールライン際でDF森脇をドリブルでかわしたクリスティアーノが低くて速いクロスを入れる。これに中川が飛び込むが、このワンタッチシュートはGK西川のビッグセーブに阻まれる。さらに23分には裏へのフィードに抜け出したクリスティアーノがボックス右角度のないところから右足のダイレクトシュートを狙うが、これも西川に防がれた。
▽その後は一進一退の攻防が続く中、32分には関根からのスルーパスに抜け出した李がボックス右までボールを運んで、ファーサイドに走り込む興梠を狙った丁寧なグラウンダーのクロスを供給するが、このクロスはわずかに合わない。さらに37分には興梠の中央突破から高木を経由したボールが右サイドの関根に渡る。関根が左足に持ち替えて上げたクロスを李が落とし、ペナルティアーク付近の森脇が強烈な右足のボレーシュート。だが、枠の右隅を捉えたシュートはGK中村の圧巻のセーブに阻まれ、先制点とはならない。
▽すると、続け様のピンチを凌いだ柏は前半アディショナルタイム1分、右サイドを突破した小池のクロスをファーサイドでフリーの武富が頭で折り返す。これをフリーの中川が頭で押し込んだ。
▽155cmの中川が今季2度目となるヘディングでのゴールを記録し、1点リードで試合を折り返した柏は、後半開始直後に右サイドをえぐった小池の低いクロスから決定機。だが、ゴール前に飛び込んだクリスティアーノのシュートはクロスバーの上に外れてしまう。
▽一方、立ち上がりのピンチを何とか凌いだ浦和は、この直後に絶好の同点機。48分、ボックス内の興梠がボールを浮かせて反転を試みると、このボールがDF中谷のハンドを誘い、浦和にPKが与えられる。しかし、GK中村との駆け引きを試みたキッカー興梠のシュートは右に外れ、痛恨のPK失敗となった。それでも、畳みかける浦和は59分にもボックス右に抜け出した関根が強烈な左足ボレーを狙うが、このシュートは柏の若き守護神の好守に阻まれる。
▽流れを変えたいペトロヴィッチ監督は、連戦の疲労を考慮して63分に関根、70分に阿部、75分に高木を下げて、駒井と青木、武藤を続けて投入。73分にはその駒井が右サイドで上げたクロスをボックス中央で胸トラップした興梠がボレーシュートを放つが、GK中村にキャッチされる。
▽一方、逃げ切りを図る柏の下平監督は残り時間10分を切った段階で古巣初対戦の細貝や大津らを投入。86分には伊東のスルーパスに抜け出した大津がボックス左から左足のシュートを放つが、これはわずかに枠を逸れ試合を決定付ける2点目とはならない。
▽その後、何とか追いつきたい浦和が、セットプレーから武藤、槙野と続けて決定機を作るが、肝心のシュートが枠を捉え切れず、試合はこのままタイムアップ。難敵浦和相手に競り勝った柏が、破竹の8連勝で首位固めに成功した。一方、エース興梠のPK失敗などが響き競り負けた浦和は、3試合ぶりの黒星で2戦勝利なしとなった。
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