川又爆発の磐田が5試合ぶりの得点で6戦ぶり白星! 今季最多3失点で完敗のG大阪は7戦ぶりの黒星…《J1》
2017.06.04 17:05 Sun
▽明治安田生命J1リーグ第14節、ジュビロ磐田vsガンバ大阪が4日にヤマハスタジアムで行われ、ホームの磐田が3-0で完勝した。
▽5戦未勝利の12位磐田(勝ち点16)と、1試合未消化ながら6戦無敗で2位に位置するG大阪(勝ち点25)の一戦。前節、サンフレッチェ広島相手にゴールレスドローに終わった磐田は、先発3人を変更。中村太、松井、上田に代わって、負傷で前節を欠場した中村俊、森下、川辺が先発に復帰した。一方、前節試合がなかったG大阪は、快勝した前々節サガン鳥栖と同じ先発となり、U-20ワールドカップ帰りの堂安と初瀬はベンチスタートとなった。
▽立ち上がりから川又とアダイウトンの強さと速さを生かした攻撃で流れを掴む磐田は15分、自陣からのロングボールに抜け出した川又がボックス左でDFを振り切って左足を振り抜くが、ここは角度を作れず、枠の右に外れる。
▽立ち上がり以降も粘り強い守備から繰り出す鋭いカウンターが猛威を振るう磐田は、28分にボックス手前中央の好位置でFKを獲得。これを中村俊が左足で直接狙うが、美しい軌道を描いたこのシュートはわずかに落ち切らず、クロスバーを叩く。それでも、攻勢を続けるホームチームは31分、ハーフウェイライン付近でパスを受けた川又がアクロバティックなキックで相手最終ラインの背後へ絶妙な縦パスを送ると、これに抜け出したアダイウトンがDF三浦を吹き飛ばし、最後はボックス内でGK東口との一対一を制した。
▽2トップの見事な連係からリーグ戦5試合ぶりのゴールを奪い、完全に勢い付く磐田は、40分に追加点を奪う。相手陣内右サイドで得たFKの場面で中村俊が入れたクロスがニアでDFの頭に当たってファーに流れると、アダイウトンが頭で折り返す。すると、DF藤春にディフレクトしたボールをゴール前の川又が泥臭く押し込んだ。
▽一方、前がかりな相手に対して後半も背後のスペースを執拗に狙う磐田は55分、川辺のフィードに抜け出した川又が先にボールに追いついたDFファビオの不用意なクリアをブロックし、ゴール前に持ち込むと、冷静にゴール右隅へシュートを流し込み、この試合2点目を奪った。
▽先制点と似たような形から痛恨の3失点目を喫したG大阪は60分、藤本を下げて負傷明けで3月19日の第4節浦和レッズ戦以来の戦列復帰となる今野を投入し、30分を残して3枚の交代枠を使い切る。今野の投入で前がかりになるG大阪だが、3点リードの余裕からか、要所で冷静な対応を続ける磐田の守備を前になかなか決定機を作れない。
▽その後、中村俊、川又、高橋を下げて松井、荒木、宮崎をピッチに送り出して試合を締めにかかる磐田は、再三のカウンターチャンスから4点目に迫るも決め切れず。それでも、最後まで集中した守備でG大阪の反撃を無失点で凌ぎ切り、ホームで3-0の完勝。川又爆発で快勝の磐田が、待望の5試合ぶりの得点でリーグ6試合ぶりの白星を手にした。一方、今季最多の3失点を喫してリーグ最少失点の堅守が崩壊したG大阪は、7試合ぶりの黒星となった。
▽5戦未勝利の12位磐田(勝ち点16)と、1試合未消化ながら6戦無敗で2位に位置するG大阪(勝ち点25)の一戦。前節、サンフレッチェ広島相手にゴールレスドローに終わった磐田は、先発3人を変更。中村太、松井、上田に代わって、負傷で前節を欠場した中村俊、森下、川辺が先発に復帰した。一方、前節試合がなかったG大阪は、快勝した前々節サガン鳥栖と同じ先発となり、U-20ワールドカップ帰りの堂安と初瀬はベンチスタートとなった。
▽立ち上がり以降も粘り強い守備から繰り出す鋭いカウンターが猛威を振るう磐田は、28分にボックス手前中央の好位置でFKを獲得。これを中村俊が左足で直接狙うが、美しい軌道を描いたこのシュートはわずかに落ち切らず、クロスバーを叩く。それでも、攻勢を続けるホームチームは31分、ハーフウェイライン付近でパスを受けた川又がアクロバティックなキックで相手最終ラインの背後へ絶妙な縦パスを送ると、これに抜け出したアダイウトンがDF三浦を吹き飛ばし、最後はボックス内でGK東口との一対一を制した。
▽2トップの見事な連係からリーグ戦5試合ぶりのゴールを奪い、完全に勢い付く磐田は、40分に追加点を奪う。相手陣内右サイドで得たFKの場面で中村俊が入れたクロスがニアでDFの頭に当たってファーに流れると、アダイウトンが頭で折り返す。すると、DF藤春にディフレクトしたボールをゴール前の川又が泥臭く押し込んだ。
▽前半終了間際に倉田が個人技で惜しいシュートを放ったものの、ほとんど良いところがなく前半を終えたG大阪は、オ・ジェソクと赤崎に代えて後半頭から初瀬とアデミウソンを同時投入する2枚替えを敢行する。50分過ぎに井手口がミドルシュートでゴールを狙うなど、立ち上がりから攻勢を仕掛ける。
▽一方、前がかりな相手に対して後半も背後のスペースを執拗に狙う磐田は55分、川辺のフィードに抜け出した川又が先にボールに追いついたDFファビオの不用意なクリアをブロックし、ゴール前に持ち込むと、冷静にゴール右隅へシュートを流し込み、この試合2点目を奪った。
▽先制点と似たような形から痛恨の3失点目を喫したG大阪は60分、藤本を下げて負傷明けで3月19日の第4節浦和レッズ戦以来の戦列復帰となる今野を投入し、30分を残して3枚の交代枠を使い切る。今野の投入で前がかりになるG大阪だが、3点リードの余裕からか、要所で冷静な対応を続ける磐田の守備を前になかなか決定機を作れない。
▽その後、中村俊、川又、高橋を下げて松井、荒木、宮崎をピッチに送り出して試合を締めにかかる磐田は、再三のカウンターチャンスから4点目に迫るも決め切れず。それでも、最後まで集中した守備でG大阪の反撃を無失点で凌ぎ切り、ホームで3-0の完勝。川又爆発で快勝の磐田が、待望の5試合ぶりの得点でリーグ6試合ぶりの白星を手にした。一方、今季最多の3失点を喫してリーグ最少失点の堅守が崩壊したG大阪は、7試合ぶりの黒星となった。
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