連勝ヴォルフスブルクが来季1部残留! ブラウンシュヴァイク敗退で2部勢は5年連続でPO敗退…《ブンデスリーガ残留/昇格プレーオフ》
2017.05.30 05:21 Tue
▽ブンデスリーガ残留/昇格プレーオフ2ndレグ、ブラウンシュヴァイクvsヴォルフスブルクが29日にアイントラハト・シュタディオンで行われ、ヴォルフスブルクが1-0で勝利した。この結果、2戦合計2-0としたヴォルフスブルクが来季ブンデスリーガ残留を決めた。
▽ホームで逆転での昇格を目指すブラウンシュヴァイクは、1stレグからエルナンデスとモルに代えて、シェンフェルト、ケリフィを先発で起用。一方、逃げ切りを図るヴォルフスブルクは、負傷のエンテプに代えてヴィエイリーニャを先発で起用した。
▽運命の2ndレグは立ち上がりこそ地力に勝るヴォルフスブルクが押し込む入りとなったが、時間の経過と共に前線からの果敢なプレスと後方の選手が積極的に味方を追い越す動きで攻撃に絡むブラウンシュヴァイクが攻勢に転じる。
▽13分、右サイドを深くえぐったザウアーのグラウンダーのパスを、ゴール前のニュマンが右足で合わすが、ここはGKカスティールスの好守に遭う。その後も攻勢を見せるホームチームは、セットプレーから幾度かゴールに絡むが、ライヒェルやヴァルスヴィクのシュートは相手のブロックに阻まれた。
▽ゴールレスで迎えた後半、早い時間帯に試合が動く。49分、右サイド深くに侵攻したトレーシュからボックス右のマリにマイナスのクロスが渡る。そのままドリブルで縦に仕掛けたマリのシュートはGKにセーブされるが、ボックス右角でこぼれ球に反応したヴィエイリーニャの強烈な右足シュートがゴール左隅に突き刺さった。
▽痛恨のアウェイゴールを献上し、逆転での昇格には3点が必要となったブラウンシュヴァイクは、58分にエルナンデス、アブドゥラヒを同時投入する2枚替えで流れを変えにかかるが、相手の勢いを止め切れず、なかなか攻撃に出られない。
▽一方、実質3点リードで余裕が出てきたヴォルフスブルクは、前半のように守りに入ることはなく、マリやゴメスが積極的な個人技でゴールに迫るなど、相手の心を完全に打ち砕きに行く。その一方で、68分には殊勲のヴィエイリーニャを下げて、より守備的なデヤガーをピッチに送り出し、リスク管理も怠らない。
▽その後もヴォルフスブルクが冷静に時間を進めていく中、82分にはブラウンシュヴァイクのザウアーに2枚目の警告が出て退場となり、試合の大勢が決した。同じニーダーザクセン州に本拠地を置くブラウンシュヴァイクとのダービーを制したヴォルフスブルクが、2戦合計2-0のスコアでブンデスリーガ残留を決めた。
▽一方、2戦連続で惜敗のブラウンシュヴァイクは、悲願の1部復帰のチャンスを逃がし、ブンデスリーガ2部勢は残留/昇格プレーオフで5年連続で敗退となった。
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▽今季ブンデスリーガ16位のヴォルフスブルクと、今季ブンデスリーガ2部3位のブラウンシュヴァイクによるプレーオフ第2戦。25日にヴォルフスブルクホームで行われた1stレグは、ヴォルフスブルクがマリオ・ゴメスのPKによるゴールを守り切って1-0の先勝を収めた。▽運命の2ndレグは立ち上がりこそ地力に勝るヴォルフスブルクが押し込む入りとなったが、時間の経過と共に前線からの果敢なプレスと後方の選手が積極的に味方を追い越す動きで攻撃に絡むブラウンシュヴァイクが攻勢に転じる。
▽13分、右サイドを深くえぐったザウアーのグラウンダーのパスを、ゴール前のニュマンが右足で合わすが、ここはGKカスティールスの好守に遭う。その後も攻勢を見せるホームチームは、セットプレーから幾度かゴールに絡むが、ライヒェルやヴァルスヴィクのシュートは相手のブロックに阻まれた。
▽前半半ばから終盤にかけてはブラウンシュヴァイクが相変らずペースを握るものの、グスタボを中心にきっちりリスク管理を行うヴォルフスブルクの堅守を前に攻めあぐねる場面が目立つ。41分にはカウンターからニュマンのスルーパスに抜け出したライヒェルがボックス左から思い切って左足を振るが、シュートは枠を大きく外れた。
▽ゴールレスで迎えた後半、早い時間帯に試合が動く。49分、右サイド深くに侵攻したトレーシュからボックス右のマリにマイナスのクロスが渡る。そのままドリブルで縦に仕掛けたマリのシュートはGKにセーブされるが、ボックス右角でこぼれ球に反応したヴィエイリーニャの強烈な右足シュートがゴール左隅に突き刺さった。
▽痛恨のアウェイゴールを献上し、逆転での昇格には3点が必要となったブラウンシュヴァイクは、58分にエルナンデス、アブドゥラヒを同時投入する2枚替えで流れを変えにかかるが、相手の勢いを止め切れず、なかなか攻撃に出られない。
▽一方、実質3点リードで余裕が出てきたヴォルフスブルクは、前半のように守りに入ることはなく、マリやゴメスが積極的な個人技でゴールに迫るなど、相手の心を完全に打ち砕きに行く。その一方で、68分には殊勲のヴィエイリーニャを下げて、より守備的なデヤガーをピッチに送り出し、リスク管理も怠らない。
▽その後もヴォルフスブルクが冷静に時間を進めていく中、82分にはブラウンシュヴァイクのザウアーに2枚目の警告が出て退場となり、試合の大勢が決した。同じニーダーザクセン州に本拠地を置くブラウンシュヴァイクとのダービーを制したヴォルフスブルクが、2戦合計2-0のスコアでブンデスリーガ残留を決めた。
▽一方、2戦連続で惜敗のブラウンシュヴァイクは、悲願の1部復帰のチャンスを逃がし、ブンデスリーガ2部勢は残留/昇格プレーオフで5年連続で敗退となった。
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