まさに天国と地獄…レディングとのPK戦制したハダースフィールドがプレミア初昇格!《チャンピオンシップ昇格プレーオフ》
2017.05.30 02:17 Tue
▽イングランド・チャンピオンシップ昇格プレーオフ決勝、ハダースフィールドvsレディングが29日にウェンブリー・スタジアムで行われ、0-0のまま120分の戦いが終了。その後、行われたPK戦を4-3で制したハダースフィールドが、1972年以来となるトップディビジョン復帰を果たすと共にプレミアリーグ初昇格を決めた。
▽一方、今季3位のレディングは、同じく準決勝で6位フルアムを退けてウェンブリーへの切符を手にした。
▽プレミア昇格を懸けた一発勝負の昇格プレーオフ決勝。試合は立ち上がりから緊迫感のある攻防が続く。それでも、徐々に攻勢を仕掛けるハダースフィールドは10分、右サイドからカチュンガが入れたグラウンダーのクロスを、ボックス左に走り込んだアイザイア・ブラウンが左足で合わすが、わずかに枠の左に外れる。
▽その後は中盤での潰し合いが目立ち、こう着状態が続く。それでも、カウンターからゴールを目指すレディングが主砲FWケルモルガンを起点にゴールに迫るが、35分にボックス手前中央の好位置で得たFKはキッカーのスウィフトが枠の右に外してしまう。結局、イーブンな攻防が目立った試合は、ゴールレスで後半へと折り返した。
▽その後は前半同様に行ったり来たりのカウンターの応酬となるが、互いに決め手を欠き、ゴールレスの状況が続く。攻勢に転じたいハダースフィールドは、エースのカチュンガに代えてクヴァナー、足を痛めたトミー・スミスに代えてクレイニーをピッチに送り出す。対するレディングはファン・デン・ベルフとグラバンを下げて、オビタとマクリアリーを投入した。だが、いずれの選手交代も流れを変えるまでには至らず、試合はこう着状態のまま延長戦に突入した。
▽互いに延長戦での決着を目指すものの、運動量の低下が著しく、セットプレー以外になかなか攻め手を見いだせないまま、120分間の戦いを終え、プレミア昇格はPK戦に委ねられることになった。運命のPK戦では互いに1人ずつが失敗した中、5人目を迎えた。ここで先行のレディングはオビタが右隅を狙って蹴るが、これをハダースフィールドGK
ダニー・ウォードが見事な読みでセーブ。そして、後攻のハダースフィールドの5人目シンドラーが冷静に左隅へ蹴り込んで、壮絶な死闘に終止符が打たれた。
▽ユルゲン・クロップ監督の薫陶を受けてきたデイヴィッド・ワグナー監督の下、リーグ上位のレディングを破ったハダースフィールドが、1972年以来となるトップディビジョン復帰を果たした。なお、ハダースフィールドはこれまで全てのディビジョンでプレーオフを勝ち抜いて昇格を決めた史上2つ目のクラブとなった。
▽一方、ヤープ・スタム監督の下で素晴らしいシーズンを送りながらもリーグ戦3位で自動昇格を逃し、PK戦の末にプレーオフで敗れたレディングは、5年ぶりのプレミア復帰を逃した。
PR
▽今季のチャンピオンシップ(イングランド2部)を5位で終えたハダースフィールドは、昇格プレーオフ準決勝で4位シェフィールド・ウェンズデイを破り、ファイナル進出を決めた。▽プレミア昇格を懸けた一発勝負の昇格プレーオフ決勝。試合は立ち上がりから緊迫感のある攻防が続く。それでも、徐々に攻勢を仕掛けるハダースフィールドは10分、右サイドからカチュンガが入れたグラウンダーのクロスを、ボックス左に走り込んだアイザイア・ブラウンが左足で合わすが、わずかに枠の左に外れる。
▽その後は中盤での潰し合いが目立ち、こう着状態が続く。それでも、カウンターからゴールを目指すレディングが主砲FWケルモルガンを起点にゴールに迫るが、35分にボックス手前中央の好位置で得たFKはキッカーのスウィフトが枠の右に外してしまう。結局、イーブンな攻防が目立った試合は、ゴールレスで後半へと折り返した。
▽後半もレディングが優勢な入りを見せると、46分にレーヴェ、48分にスウィフトが枠を捉えたシュートを放つが、ここは相手GKに難なくセーブされる。
▽その後は前半同様に行ったり来たりのカウンターの応酬となるが、互いに決め手を欠き、ゴールレスの状況が続く。攻勢に転じたいハダースフィールドは、エースのカチュンガに代えてクヴァナー、足を痛めたトミー・スミスに代えてクレイニーをピッチに送り出す。対するレディングはファン・デン・ベルフとグラバンを下げて、オビタとマクリアリーを投入した。だが、いずれの選手交代も流れを変えるまでには至らず、試合はこう着状態のまま延長戦に突入した。
▽互いに延長戦での決着を目指すものの、運動量の低下が著しく、セットプレー以外になかなか攻め手を見いだせないまま、120分間の戦いを終え、プレミア昇格はPK戦に委ねられることになった。運命のPK戦では互いに1人ずつが失敗した中、5人目を迎えた。ここで先行のレディングはオビタが右隅を狙って蹴るが、これをハダースフィールドGK
ダニー・ウォードが見事な読みでセーブ。そして、後攻のハダースフィールドの5人目シンドラーが冷静に左隅へ蹴り込んで、壮絶な死闘に終止符が打たれた。
▽ユルゲン・クロップ監督の薫陶を受けてきたデイヴィッド・ワグナー監督の下、リーグ上位のレディングを破ったハダースフィールドが、1972年以来となるトップディビジョン復帰を果たした。なお、ハダースフィールドはこれまで全てのディビジョンでプレーオフを勝ち抜いて昇格を決めた史上2つ目のクラブとなった。
▽一方、ヤープ・スタム監督の下で素晴らしいシーズンを送りながらもリーグ戦3位で自動昇格を逃し、PK戦の末にプレーオフで敗れたレディングは、5年ぶりのプレミア復帰を逃した。
PR
|
関連ニュース