【フットサル大賞選考会②ベスト5】「大阪を追い詰めた町田でブレイクした中井健介の活躍は、確かなもの」

2017.05.29 12:01 Mon
©超ワールドサッカー
▽国内の6つのフットサルメディアが立ち上げた「フットサル大賞」。2016-2017シーズンの「ベスト5」は、アルトゥール、チアゴ、中井健介、星龍太、西谷良介が受賞した。なぜ、FリーグでMVPを獲得した小曽戸允哉がいないのか、なぜ、ゴレイロから誰も選ばれていないのか、なぜ、中井や星龍太、西谷なのか。選考審査の模様を全4回にわたって掲載する第2回目は、ベスト5の選考過程に迫る。なぜ、この5人なのか──。

【フットサル大賞選考審査参加者】
菊地芳樹(ストライカーDX) ※審査委員長
太田武志(フットサルナビ)
河合拓(FutsalX)
川嶋正隆(超ワールドサッカー)
軍記ひろし(Futsalgraphic)
本田好伸(FutsalEDGE)
【ベスト5】
◆結果で決める“真面目さ"よりも、“メディア目線"で選ぶ
(C)CWS Brains,LTD.

菊地:ではベスト5の選考に移りましょう。ちなみに、Fリーグのベスト5は、ゴレイロがピレス・イゴール、フィールドプレーヤーが、小曽戸允哉、加藤未渚実、ヴィニシウス、アルトゥールというシュライカー大阪の4人。
太田:やっぱり、そうなっちゃいますよね。ただ今回はメディアが決めるものなので、リーグの外国人は2人までという規定は外しましょう。それに、数字の結果だけにこだわる必要もないですよね。
軍記:じゃあまずは、それぞれが5人ずつ発表しましょうか。

太田:アルトゥール、ヴィニシウス、中井健介、相井忍、イゴール。
軍記:アルトゥール、ヴィニシウス、チアゴ、中井健介、フィウーザ
河合:アルトゥール、チアゴ、小曽戸允哉、西谷良介、フィウーザ。
本田:アルトゥール、小曽戸允哉、星龍太、西谷良介、柿原総一朗。
川嶋:アルトゥール、ヴィニシウス、チアゴ、星龍太、イゴール。
菊地:アルトゥール、滝田学、星龍太、西谷良介、藤原潤。

本田:ちょっと思ったのは、ゴレイロがマストなのかどうか。正直、誰を選ぼうかなって。
河合:そこは悩んだよね。
菊地:僕の場合は、藤原がコンスタントに出ていたからって理由。その他は、ちょっと奇をてらってフィクソ3人が並んでいるけど、“コンスタント感"は意識したかな。でも、ゴレイロはそこが一番、大事ですよね。その意味では、フィウーザも途中加入だったしね。
太田:ゴレイロは帯に短したすきに長しといった感じで……。

河合:イゴールはケガをしながらも、ちょうど半分くらい出てたね。
本田:名古屋オーシャンズも、篠田龍馬と関口優志がちょうど半分ずつくらいです。
川嶋:安定感ということでは篠田だったけど、それをどこまで評価できるかは難しいですね。

太田:イゴールからしたら、フィウーザに負けたら、「あれ?」ってなりそう。
河合:でも10位の湘南ベルマーレの守備のなかで、あれだけ守ったフィウーザの貢献度は高いですね。
軍記:貢献度を考えるとまた評価が難しくなるけど、でも彼は見どころがありますよ。

太田:そうそう、キャノンシュートをよく打ってた(笑)。
軍記:それで、自分で持ち上がって奪われたり、ね。でもゴレイロとしての技術も高いほうですよ。
太田:でもベスト5ってなると、やっぱりアルトゥール、チアゴ、ヴィニシウスの牙城が強すぎて、大阪の枠をそこで使っちゃう感じだね。

本田:加藤なんかは、キャリアハイだったと思いますけどね。
軍記:そうそう、でもFリーグの新人賞には入れない年齢なんだよね(1993年4月2日以降に生まれた23歳以下の選手に権利があり、加藤は1992年生まれ)。

菊地:アルトゥールは全員が選んでますね。
河合:そこはもう確定的かな、と。
軍記:じゃあ一旦、ゴレイロは置いておくとして、前線の選手だと、ヴィニシウスとチアゴが争っていますね。
川嶋:得点ってことでは、終盤戦の印象が強いからチアゴかな。ヴィニシウスは第2PKで6点取ってるし。

本田:でもヴィニシウスのすごいところは、カットインシュートしかないのに、決めるシュート力。相手もみんな分かっているのに止められないのは不思議ですよね。それって、まるでバイエルンのロッベンみたい。あの選手も、右サイドで縦じゃなくて必ず中に入っていって、それで決める。
軍記:でも、プレーオフは調子が悪かった。点を取れば楽な展開にできたのに、勝負を決められなかった。
川嶋:そうなんですよ。やっぱり、疲労がかなり溜まっていたんだと思います。

軍記:あと余談だけど、日本語力も半端じゃないよね(笑)。もはや通訳がいらないから。
菊地:うーん、チアゴとヴィニシウスを両方、入れるのかどうかは悩ましいですね。
太田:でもそれで選んじゃうと、結局のところ結果を踏まえた選考基準みたい。
川嶋:ただそれだけ、大阪が圧倒的だったということでもあります。
太田:そうすると、小曽戸や加藤は?:って話になりますよ。

菊地:ポジションごとに決める必要もないしね。
本田:やっぱり、得票数とかではなくて、どうして選ぶのかが大事。昨シーズンの大阪のように、圧倒的な結果として突き付けられてしまうと、投票で選ぶ形式だと議論の余地がなくなっちゃいますから。
太田:そういう“真面目"なアワードはFリーグのベスト5で分かるからこそ、“メディア目線"を入れたい。

軍記:その意味では、フィウーザみたいな選手もアリですよね。
本田:ちなみに、上原拓也も悪くないですよね。
河合:実際、うまいよ。フィウーザよりも良いパフォーマンスをしている試合もあったし。

軍記:フィウーザが入る前は、彼が先発で出てたよね。
本田:それに、オールスターゲームのパフォーマンスが良かった。
川嶋:あのときは相当、躍動してましたよ。それで彼がゴールデングラブ賞を受賞したんですよね。

◆タイトルを獲れなかった名古屋からアリなのか
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太田:Fリーグのベスト5に選ばれなかったチアゴには、ちゃんとスポットライトを当てたいですよね。
川嶋:選手たちは、「大阪のなかではチアゴが一番厄介」っていう意見がかなりあるんですよ。
本田:確かに、「チアゴからはボールを取れない」っていうのはホットな話題でしたね。
河合:大阪の助っ人外国人はみんなそうですけど、チアゴももちろん“費用対効果"が最高だった。

軍記:一説には、バルドラール浦安のケニーとチュスよりも給料をもらってなかったみたいで。
太田:それを言ったら、イゴールのコストパフォーマンスも決して良くないんじゃないかな。
軍記:このなかで一番の高給取りって誰?:星龍太?:西谷良介もプロみたいな契約でしょ?
太田:いや、彼の場合はクラブでスクールもやってますね。

本田:ただコスパの話をしたら、アルトゥールはもう決まりじゃないですか。
軍記:自分のなかでも、昨シーズンで一番ハマった選手だったかな。

菊地:アルトゥールが固いところだとすると、次はチアゴですかね?
川嶋:何度も言いますけど、「アルトゥール-チアゴライン」は鉄板でしたよ。
菊地:Fリーグの表彰は外国人枠に制限があって漏れてしまったのであれば、メディアとしては、彼のパフォーマンスをちゃんと評価してあげないといけない。

本田:そういう意味でも、チアゴも確定じゃないかなと。
太田:じゃあ次は、やっぱり僕は中井を推したいですね。
菊地:そうなると、残った西谷には、パワープレーのゴレイロということで……(笑)。
軍記:仮に西谷がパワープレーのゴレイロで、アルトゥールとチアゴがいて、中井健介がいたら、それは結構、面白そうなメンバーですけどね(笑)。

河合:ここに星龍太の名前があるけど、僕としては、タイトルを獲れなかった名古屋でアリなのか、とは思う。
軍記:でもそれを言ったら、中井や西谷だってそうでしょ?
河合:いや、これまでずっと優勝してきたチームだからこそ、です。
菊地:タイトルを逃した責任は重いってことだよね。

軍記:じゃあ、星龍太はなし?
太田:でも、強くはなかった名古屋で孤軍奮闘した選手でもありますからね。
川嶋:星龍太がいなかったら、きっともっと良くなかったと思います。
本田:名古屋が得点力不足で勝てなかったのであれば、守備で気を吐いた星龍太は評価されるべき。
軍記:最少失点の貢献度というか、守備で重要だったのは、GKよりもフィクソの存在だった、と。

河合:でも、名古屋がタイトルを獲れなかったシーズンだからこそ、振り返ったときに、「なんでベスト5に名古屋がいないの?:そうか、タイトルを逃した年だからか」ってなる。優勝できなかったんだな、って。
本田:逆に言えば、星龍太が選ばれたら、彼自身はきっと悔しいですよね。心から喜べないというか。

菊地:決選投票にしますか?:でもまだ他にも触れてない選手がいますね、相井忍とか。
川嶋:相井は確かに、良いパフォーマンスを続けていたんです。
太田:日本人得点王なのに、あまり話題になっていないのは惜しいですね……。でも、あれだけのプレーをしていたんだから、見てる人はちゃんと見てると思いますね。

河合:7位のデウソン神戸で28ゴールって、かなりすごいよ。
軍記:でも相井は、大阪でもっとパフォーマンスを上げるだろうって考えたら、今回ではないんじゃない?
太田:あの大阪のメンバーのなかで、コンスタントに出続けられるのかな。
軍記:それこそ、そこでちゃんと出て、結果を出してこそのベスト5じゃないかな。選手層はかなり厚いけど。

◆なぜ、FリーグのMVPは小曽戸允哉だったのか?
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本田:それじゃあ、改めて決選投票します?:でも、投票よりも議論を交わしたほうが良いですよね。そういうことでは僕は、やっぱり星龍太と小曽戸を入れたいです。
軍記:議論で決めるほうがいいと思う。

本田:まず、プレースタイルは違っても、タイプが近い西谷と小曽戸を比較すると、やはり小曽戸のほうが評価されるべき。小曽戸はチームに欠かせない存在として勝利に貢献してきた一方で、西谷はパフォーマンスを落としてしまったことでチームに勝利をもたらせない時期があったので、シーズンを通して考えると小曽戸は外せないなと。
太田:小曽戸の活躍はもはや明らかだから、入っていてしかるべきだけど……。でも僕の場合は、各チームでの象徴的な選手やシーズンを通しての成長がすごくあった選手こそ、その年を代表する選手だと思えるっていう感覚で選びました。それで言うと、中井かな。今年、ブレイクした選手がベスト5に入っていることで、振り返ったときにも、「こういうシーズンだったな」って分かるから。その意味で、西谷はもうブレイクしていた選手で、逆に星龍太は今年ブレイクした感じがある。引退した北原亘の魂を継ぐ男でしたね。

河合:ブレイクってところは、もしかしたら別の賞をつくってもいいかも。
菊地:小曽戸の名前が挙がったからちょっと触れたいのが、みんなの感覚だとアルトゥールが圧倒的に目立っていたシーズンにもかかわらず、FリーグのMVPは小曽戸だった。
軍記:この選考については票数とかもオープンになってないから真相は分からないですね。日本人選手に取らせたいっていう、意思が反映されたりすることってあるのかな?
川嶋:でもそれを言ったら、過去にはヴィニシウスも取ってますよね。
河合:そこの理由は分からないよね。

本田:でも純粋に投票結果ってことも考えられます。最終的な票数は分からないですけど、それほど多くないのであれば特に、そういう割れ方をすることも十分ありえる。
河合:外国人枠が2人だから、それでチアゴとヴィニシウスを選んだ人がいて、アルトゥールの票数が思ったほど伸びなかったってことは考えられるね。

本田:そうです。それで逆に小曽戸は、日本人としては絶対的に入ってくるような選手だったので。
太田:リーグには票数とかを発表してもらいたいところですね。
河合:話を続けるけど、僕は西谷と小曽戸かな。中井は今年のFリーグを象徴するかというと、そこまでなのかなって部分があるから。プレーオフとか全日本選手権とか、シーズン終盤に掛けてだんだんと良くなっていったのは間違いないけど、Fリーグで安定してインパクトを残していたかどうか。
本田:僕も中井はまだ今じゃない気がします。町田にとってすごく大事な存在になって、プチブレイクもしたけど、もっと継続していって、チームを勝たせられる選手になってくれたら5人に入ってくるのかなと。

◆ゴレイロ該当者なしという象徴的なシーズン

太田:ちなみに、新人賞っていうのは決めますか?
菊地:ここまでの話の流れだと、該当するような選手がいないですよね。このフットサル大賞は、あらかじめ賞を決めて、そこに人を当てはめていく必要もないし、ベスト5はあってしかるべきだけど、その他の賞に関しては、シーズンごとに決めていくってことで良いんじゃないかと思います。

本田:新人賞ではないですけど、ブレイク賞はつくりたいですね。
河合:それだったら、そこに加藤でしょう。
太田:確かに、加藤こそブレイク賞にふさわしい選手だと思います。

軍記:じゃあベスト5の話に戻るけど、中井って2位になったチームだから入ってもおかしくないんじゃないかと思います。それに、ここまで評価が上がってくると、本人もより強く日本代表を意識するんじゃないかな。
菊地:僕たちがそういうメッセージ性のある人選をすることで、選手を後押しできたら良いですよね。

軍記:それと、「活躍」というのがピッチに限らないなら、中井はピッチ外の発信も頑張ってるよね。
太田:確かにそうだけど、それを言うなら他の誰よりも小曽戸がすごいですよ。「会場へのアクセスはこちらです」って、そこまでやってるからね。

河合:しかも自分が出られない試合でもいつも丁寧にやってるから頭が下がる。
太田:たぶん、全試合やってるよね。
本田:それはそれで、別の賞をあげたいくらいです。
太田:SNS賞みたいなね。それで、中井はどうしようか?

菊地:ベスト5?:それとも別の賞?
軍記:2位になった町田で、大阪をあそこまで追い詰めた活躍は、確かなものですよ。
太田:そうだよね、プレーオフファイナルは、ちょっと別次元の選手だった。

河合:選考理由で、大事な場面で活躍できるかどうかも大事だよね、町田は誰のおかげで2位になったの?
軍記:中井の成長。
川嶋:それとも、滝田学?
河合:うーん、滝田学と金山友紀と森谷優太?

太田:森谷は本当に良い選手だった。オシム監督の言うところの「水を運ぶ選手」ですよ。
太田:やっぱり中井はブレイク賞?
軍記:いや、ベスト5で推したい。

太田:西谷と星龍太は両方、入るのかな?
本田:そうなるとゴレイロは? なしっていう選択肢もあると思いますが、「フットサル大賞」の第1回目として、それで良いのかどうかってところも気になります。

河合:でも、そういうシーズンだったとも言えるよね。
太田:確かに、該当者なしっていうことも、昨シーズンの一つの象徴的なこと。

河合:リーグのベスト5の投票でもそうだったけど、みんなゴレイロを誰にするかで悩んでいた。あれはポジションごとに選ぶから、必ず1人を記載しなきゃいけないし。毎年、この選手だなっていうのがあるけど、今年はそれがなかったというのが正直なところ。
川嶋:本当に、今までで一番、悩みました。
河合:例えばイゴールにしても、昨シーズンはベストパフォーマンスじゃなかったよね。

太田:そうそう、だから消去法で選んでいくような感じだった。
河合:それで無理やり選ぶなら、フィールドプレーヤーから選んで良いんじゃないかな。昨シーズンは本当に、目立っていた選手が多かったと思うし。
本田:では、該当者なしという結論ですね。

川嶋:ちなみに、フィウーザって点もそれなりに取ってますよね?
菊地:20試合で3得点。
軍記:え?:もっと取ってるかと思った。じゃあ、そのゴールは全部見てるかも(笑)。

太田:キャノンシュートから取っていた印象があるね。
河合:でも、大阪戦では、蹴れないほうに押し込まれて、無理やり、利き足じゃない左足で蹴って、それで枠を外しちゃうっていうシーンが目立っていた。
軍記:でも実はそれって最近、左に動かされたら、左足のトゥーキックというものを編み出した。

本田:編み出したんだ(笑)。
軍記:撮ってて気づいたんだけど、面白いなって。次元は違うけど、蹴れない足はトゥーキックにするって、まるで自分を見ているようだった(笑)。

河合:ブラジルではきっと、あんなに前に出てこなかったんだろうなって思いましたね。
菊地:でも、本当に、コンスタントに出場し続けたゴレイロが少なかった。それでいて、順位に貢献しているわけでもない。例えばこれで町田が優勝していれば、イゴールになっていた可能性も高いけど。

河合:そうですね、イゴールが戻ってきてチームの調子が上向いたって見方ができるから。
菊地:そうそう。でもまあ、ここではそういう選び方をしなくて良いってこと。Fリーグのベスト5じゃないから。

軍記:いろんな意味で活躍した人を選ぶってことだよね。
菊地:そう言えばフィウーザって、マイボールのときに、普通だったら「キーパー」って言うようなところで、「フィウーザ!」って言うよね(笑)。

河合:そうそう!(笑)
菊地:だからやっぱり、ちょっと面白いよね(笑)。ゴレイロは選ばないってことになったけど……。
本田:あとちなみに、河合さんの西谷推しの理由って何ですか?

河合:いやもう、前半戦は圧倒的だったから。あのプレーを見せてくれるんだったら、見に行きたいなって思わせてくれる選手だった。
本田:確かに、それくらいのプレーでした。ところで、府中や浦安の話題には全く触れてないですね……。
太田:本当だね。

本田:府中はプレーオフにも行きましたし、4位/5位決定戦ですみだに勝ちました。
菊地:皆本晃はどうだった?
太田:「ビッグマウス賞」があるのであれば。シーズン開幕前には、「ケガ明けくらいがちょうど良い」って湘南戦に向けて発言して、ちょっと話題になりましたよね。

河合:でもまあ、その試合ではちゃんと点を取って勝ったからね。
菊地:ただこの辺の順位の選手は、今までの話題よりも議論していくのが難しそうですね。

川嶋:浦安はその意味ではもっと……。
太田:星翔太が長期離脱から復帰しましたけど、プレーオフ進出争いに勝ち残れなくて、出来の良いシーズンだったとは言えないですよね。
菊地:そうですね。では議論はこれくらいにしましょう。ゴレイロは該当者なしで、リーグMVPの小曽戸の活躍は誰もが知るところという意味で、それ以外で推したい選手を選んだということですね。2016-2017シーズンのベスト5は、アルトゥール、チアゴ、中井健介、星龍太、西谷良介の5人に決定です!

【フットサル大賞2016-2017】
■選考対象期間:
2016年4月1日(金)〜2017年3月31日(金)
■選考対象者:
国外で活動する日本人を含む、国内選手および指導者、スタッフなど
■表彰:※所属クラブは2016-2017シーズン
「マン・オブ・ザ・シーズン」
アルトゥール(シュライカー大阪)

「ベスト5」
アルトゥール(シュライカー大阪)
チアゴ(シュライカー大阪)
中井健介(ペスカドーラ町田)
星龍太(名古屋オーシャンズ)
西谷良介(フウガドールすみだ)

「ベスト監督賞」
木暮賢一郎(シュライカー大阪)

「ブレイク賞」
加藤(シュライカー大阪)

■特別賞:
「広報活動賞」
小曽戸允哉(シュライカー大阪)

「未来賞」
Fリーグ育成組織の選手

「がっかり賞」
フットサル日本代表
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2022年3月13日、JFLの2022シーズンが開幕。日本サッカー界のレジェンドである“キングカズ”こと元日本代表FW三浦知良が初めてJFLのピッチに立った。 2月26日で55歳となったカズ。今シーズンは横浜FCから期限付き移籍でJFLの鈴鹿ポイントゲッターズへと加入した。 鈴鹿は、実兄である三浦泰年氏が2021年7月から監督権ゼネラルマネージャー(GM)を務めていることでも知られ、カズの獲得は大きな話題を呼んだ。 三浦兄弟が共演することとなった鈴鹿。13日にJFLの開幕戦でホームにラインメール青森を迎えた中、カズは先発出場でJFLでのデビューを飾った。 今回は、新たな挑戦をスタートさせた“キングカズ”のキャリアにおいて、重要な意味を持つデビュー戦を5つ紹介する。 <span class="paragraph-title">◆55歳での新たな挑戦</span> 試合日:2022年3月13日 年齢:55歳 所属:鈴鹿ポイントゲッターズ 相手:ラインメール青森 出場時間:65分 “キング”と呼ばれる所以がここにあると言っても良いだろう。55歳になってもなお、挑戦を続けるカズ。この年齢でデビューすることなどそうそう無い。 JFL史上最年長出場記録をデビュー戦で作るという不思議な事態も起こったカズ。2トップの一角として先発するが、チームが守備的な戦いを認めに決定的な試合は訪れない。 やや下がりながらもボールを受けに来るカズ。新天地の中で、しっかりと自分の役割を果たそうと55歳が奮闘した。 チームは後半早々にゲームキャプテンであるMF橋本晃司が相手のチャージを受けて負傷交代。すると、カズがキャプテンマークを巻くこととなった。 カズは精力的な動きを見せたが、65分に途中交代。デビュー戦でのゴールとはならなかった。なお試合は、2-0で鈴鹿が勝利した。 <span class="paragraph-title">◆Jリーグの歴史に残る開幕ゲームに出場</span> <span data-other-div="page1"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/kazu20220315_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©︎J.LEAGUE<hr></div> 試合日:1993年5月15日 年齢:26歳 所属:ヴェルディ川崎 相手:横浜マリノス 出場時間:90分 背番号11を着けたカズは、Jリーグの開幕戦に先発出場。かつての読売サッカークラブ(ヴェルディ川崎)と日産自動車サッカー部(横浜マリノス)の対戦となった。 スタジアムには59,626人の大観衆が集結。カズは3トップの一角として、ラモス瑠偉や武田修宏、北澤豪らとともにピッチに立った。 当時のスター選手が揃っていたV川崎。試合は、V川崎のマイヤーがファーストゴールを記録するも、横浜Mがエバートン、ディアスのゴールで逆転勝利を収めていた。 なお、カズはフル出場を果たすも、ゴールを決めることはできず。しかし、ここからカズが多くの伝説を作り出した。 <span class="paragraph-title">◆日本人初のセリエA挑戦</span> <span data-other-div="page2"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/kazu20220315_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 試合日:1994年9月4日 年齢:27歳 所属:ジェノア 相手:ミラン 出場時間:45分 今でこそ数多くの選手がヨーロッパの地でプレーするようになっているが、セリエAに初めて足を踏み入れたのはカズだった。 それは日本人というだけでなく、アジア人として初めてのセリエA挑戦。V川崎からレンタル移籍でなんとか移籍に漕ぎ着けたという背景もある。 カズは背番号「9」という珍しい番号を背負いデビューを果たした。 プレシーズンでも良いプレーを見せ、すでにコッパ・イタリアでもデビューしていた数は、アウェイでのミラン戦に臨む。 しかし、試合の前半にミランのレジェンドであるフランコ・バーレジしと激突。鼻骨骨折と眼窩系神経を損傷という重傷を負った。 1カ月半の離脱を経て復帰。その後初ゴールを記録するなどした中、20試合で1ゴールという成績を残した。 <span class="paragraph-title">◆オーストラリアに渡り初のCWC出場選手に</span> <span data-other-div="page3"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/kazu20220315_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 試合日:2005年12月12日 年齢:38歳 所属:シドニーFC 相手:デポルティボ・サプリサ 出場時間:90分 後にJリーグクラブも出場することとなり、多くの日本人選手もプレーすることとなったが、クラブ・ワールドカップ(CWC)に日本人として初めてピッチに立ったのはカズだった。 3トップの中央として先発出場。かつてジェフユナイテッド市原でプレーしていたピーエル・リトバルスキー監督の下で起用された。 大会自体は日本で開催されており、カズは凱旋試合という形に。チームでは「21」の背番号が与えられていたが、「11」を背負って、日本のファンの前で、オーストラリアのチームの一員として戦った。 <span class="paragraph-title">◆サッカー以外の日本代表としてもデビュー</span> <span data-other-div="page4"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/kazu20220315_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 試合日:2012年10月24日 年齢:45歳 所属:フットサル日本代表 相手:フットサルブラジル代表 出場時間:- カズの経歴の中でも忘れてはいけないのは、フットサル選手としてもプレーしたという点だ。 横浜FCに在籍しながら、Fリーグのエスポラーダ北海道にも在籍し、フットサル選手としてFリーグの試合にも出場した。 そして2012年10月に、フットサルでも日の丸を背負う。ワールドカップを控えた中、国立代々木競技場第一体育館でのフットサルブラジル代表戦でデビュー。2000年以来の日本代表戦となった。 フットサルでも高い技術と、サッカーで培ったフィジカルの強さを見せたカズ。その後、タイで行われたフットサル・ワールドカップに出場。サッカーでは成し遂げていないW杯出場の夢を、フットサルでは達成したこととなった。 2022.03.15 06:45 Tue

各カテゴリーの日本代表年間スケジュールが発表! カタールW杯予選や女子アジアカップなど

日本サッカー協会(JFA)は17日、2022年の日本代表年間スケジュールを発表した。 2021年は、コロナ禍において東京オリンピックやカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選が開催。一方で、世代別の国際大会が中止になるなど、大きな変更が起きたシーズンだった。 2022年に関しては、日本代表はカタールW杯が11月21日から12月18日まで開催。その出場権を懸け、1月27日に中国代表、2月1日にサウジアラビア代表、3月24日にオーストラリア代表、3月29日にベトナム代表と対戦。現在2位につける中で、そのまま出場権確保といきたいところだ。 なお、2022年最初の試合は、1月21日のキリンチャレンジカップ2022のウズベキスタン代表戦となる。 また、5月から6月にかけてと9月にインターナショナルウィンドウが設定。7月には19日から27日に中国でEAFF E-1サッカー選手権が予定されている。 同日会見に出席した反町康治技術委員長は、5月から6月にかけては4試合の親善試合を予定していると明言。ただ、カタールW杯開幕直前の11月の強化試合については海外組との折り合いもあるため未定とのこと。「できて2試合」とのみ答えた。 なでしこジャパンは、1月にトレーニングキャンプを実施。その後、1月20日からAFC女子アジアカップがインドで開催され、2月6日まで行われる、その後は4月、6月、11月にインターナショナルウインドウが設定されているほか、7月にはトレーニングキャンプとEAFF E-1サッカー選手権、9月にはアジア競技大会、10月には2試合の国際親善試合が予定されている。 大岩剛監督の就任が決定した2024年のパリ五輪出場を目指すU-21日本代表は、3月にトレーニングキャンプと海外遠征を予定。5月にはAFC U-23アジアカップがウズベキスタンで行われる。9月には中国で開催されるアジア競技大会に出場、11月には海外遠征も予定されている。 その他、U-19日本代表は9月にU-20アジアカップ予選、 U-16日本代表は9月から10月にかけてU-17アジアカップ予選が開催。U-20日本女子代表は8月にコスタリカでU-20女子W杯、U-17日本女子代表は10月にインドでU-17女子W杯が開催される。 また、フットサル日本代表は10月にフットサルアジアカップがクウェートで開催。その地区予選が4月上旬に予定されている。 各カテゴリーの日本代表のスケジュールは以下の通り。 ◆2022年 年間スケジュール 【SAMURAI BULE(日本代表)】 ・1月21日 キリンチャレンジカップ2022 vsウズベキスタン代表/埼玉スタジアム2002 ・1月27日 カタールW杯アジア最終予選 vs中国代表/埼玉スタジアム2002 ・2月1日 カタールW杯アジア最終予選 vsサウジアラビア代表/埼玉スタジアム2002 ・3月24日 カタールW杯アジア最終予選 vsオーストラリア代表/未定 ・3月29日 カタールW杯アジア最終予選 vsベトナム代表/埼玉スタジアム2002 ・5月30日〜6月14日 FIFA インターナショナルウインドウ ・7月19日〜7月27日 EAFF E-1サッカー選手権/中国 ・9月19日〜9月27日 FIFA インターナショナルウインドウ ・11月21日〜12月18日 カタールW杯 【なでしこジャパン(日本女子代表)】 ・1月11日〜1月16日 トレーニングキャンプ ・1月20日〜2月6日 AFC 女子アジアカップ/インド ・4月4日〜4月12日 FIFA インターナショナルウインドウ ・6月20日〜6月28日 FIFA インターナショナルウインドウ ・7月13日〜7月17日 トレーニングキャンプ ・7月19日〜7月27日 EAFF E-1サッカー選手権/中国 ・9月7日〜9月25日 アジア競技大会/中国・杭州 ・10月6日 国際親善試合/ノエビアスタジアム神戸 ・10月9日 国際親善試合/長野Uスタジアム ・11月7日〜11月15日 FIFA インターナショナルウインドウ 【U-21日本代表】 ・3月6日〜3月9日 トレーニングキャンプ ・3月21日〜3月29日 海外遠征 ・5月8日〜5月11日 トレーニングキャンプ ・5月23日〜6月19日 AFC U-23アジアカップ/ウズベキスタン ・9月7日〜9月25日 アジア競技大会/中国・杭州 ・11月14日〜11月22日 海外遠征 【U-19日本代表】 ・2月27日〜3月2日 トレーニングキャンプ ・3月21日〜3月29日 海外遠征 ・4月24日〜4月27日 トレーニングキャンプ ・5月26日〜6月13日 海外遠征 ・8月14日〜8月17日 トレーニングキャンプ ・9月5日〜9月19日 AFC U-20アジアカップ予選 ・11月14日〜11月22日 海外遠征 【U-18日本代表】 ・2月下旬〜3月上旬 トレーニングキャンプ ・6月18日〜6月22日 トレーニングキャンプ ・8月22日〜8月28日 SBSカップ国際ユースサッカー/静岡 ・11月14日〜11月22日 海外遠征 【U-17日本代表】 ・3月16日〜3月21日 トレーニングキャンプ ・8月8日〜8月14日 国内大会 ・9月13日〜9月19日 国際ユースサッカー/新潟 ・11月14日〜11月22日 海外遠征 【U-16日本代表】 ・2月上旬 トレーニングキャンプ ・3月中旬 トレーニングキャンプ ・4月10日〜4月20日 モンテギュー国際大会/フランス ・6月8日〜6月12日 U-16インターナショナルドリームカップ/ユアテックスタジアム仙台 ・7月10日〜7月14日 トレーニングキャンプ ・8月中旬 海外遠征 ・9月26日〜10月10日 AFC U-17アジアカップ予選 ・11月中旬 海外遠征 【U-15日本代表】 ・2月上旬 トレーニングキャンプ ・6月中旬 海外遠征 ・8月上旬 トレーニングキャンプ ・10月下旬 海外遠征 【U-20日本女子代表】 ・3月6日〜3月10日 トレーニングキャンプ ・5月8日〜5月12日 トレーニングキャンプ ・6月13日〜6月30日 海外遠征 ・7月29日〜8月5日 トレーニングキャンプ ・8月6日〜8月30日 U-20女子ワールドカップ/コスタリカ 【U-17日本女子代表】 ・2月27日〜3月3日 トレーニングキャンプ ・4月10日〜4月14日 トレーニングキャンプ ・5月15日〜5月20日 トレーニングキャンプ ・7月10日〜7月14日 トレーニングキャンプ ・8月中旬 海外遠征 ・9月30日〜10月6日 トレーニングキャンプ ・10月 U-17女子ワールドカップ/インド 【U-15日本女子代表】 ・8月 トレーニングキャンプ 【フットサル日本代表】 ・1月20日〜2月4日 FIFA インターナショナルウインドウ ・4月上旬 フットサルアジアカップ地区予選 ・9月5日〜9月12日 トレーニングキャンプ ・9月15日 国際親善試合/松江市総合体育館 ・9月18日 国際親善試合/スカイホール豊田 ・10月上旬〜中旬 フットサルアジアカップ ・11月5日〜11月9日 トレーニングキャンプ 【フットサルU-19日本代表】 ・3月7日〜3月14日 海外遠征/スペイン ・5月27日〜6月5日 トレーニングキャンプ ・12月25日〜12月27日 トレーニングキャンプ 【フットサル日本女子代表】 ・8月 トレーニングキャンプ ・11月 海外遠征 【ビーチサッカー日本代表】 ・2月 トレーニングキャンプ ・5月 トレーニングキャンプ ・6月 海外遠征 ・8月 トレーニングキャンプ ・10月25日〜10月29日 インターコンチネンタルカップ/UAE 【サッカーe日本代表】 ・1月27日〜1月28日 FIFAe Nations Online Qualifiers 2022 Play-In Match Week2 ・3月10日〜3月11日 FIFAe Nations Online Qualifiers 2022 Play-In Match Week3 ・4月7日〜4月8日 FIFAe Nations Online Qualifiers 2022 Play-In Match Week4 ・4月下旬 サッカーe日本代表選考 ・5月19日〜5月21日 FIFAe Nations Online Qualifiers 2022 Play-In Main Stage ・6月7日〜6月12日 FIFAe Nations Playoffs 2022 ・7月18日〜7月24日 FIFAe Nations Cup 2022 2021.12.17 14:47 Fri

フットサル日本代表新監督に木暮賢一郎氏、女子代表は元フウガ監督の須賀雄大氏が就任

日本サッカー協会(JFA)は22日、フットサル日本代表、フットサル日本女子代表の新監督を発表した。 男子は元フットサル日本代表の木暮賢一郎氏(42)、女子は須賀雄大氏(39)が就任することを発表した。 木暮氏は、FIRE FOX(ファイルフォックス)でプレーし、その後スペインへ渡ると、クリペウス・ナサレノ、カルニセール・トレホン、MNP ブハランセ、ヘステサ・グアダラハラでプレー。2008年にはFリーグの名古屋オーシャンズへと加入して2012年までプレーした。 フットサル日本代表としては2000年から2012年にわたってプレー。2004年、2008年、2012年にはフットサルワールドカップに出場し、2006年にはAFC年間最優秀フットサル選手賞を受賞した。 引退後は、FリーグU-23選抜の監督やシュライカー大阪の監督を務め、2016年4月にはフットサル日本代表も指揮。その後は、フットサル日本代表のコーチやU-20フットサル日本代表のコーチを務めた後、2018年にU-18フットサル日本女子代表の監督を務め、2019年からU-20フットサル日本代表の監督を務めていた。 須賀氏は、暁星高校サッカー部出身で、そのサッカー部メンバーで「森のくまさん」を立ち上げ。同期の元フットサル日本代表FP北原亘、FP稲葉洸太郎と共にプレーした。 その後、BOTSWANA MEGUROに合流し、東京都のフットサルリーグを戦うと、徐々に昇格を繰り返し1部まで昇格。2005年に監督となると、そのチームがFUGA MEGUROと名前を変え、その後、FUGA TOKYOを経て、2011年いはフウガすみだに改名。2014年からはフウガドールすみだとしてFリーグに参戦し、その間監督を務めていた。 2020-21シーズンで監督を退任。今回新たにフットサル日本女子代表の監督を務める。 2021.11.22 20:05 Mon

元フットサル日本代表の湘南FP久光重貴が39歳で他界、ガンと闘病しながらFリーグでプレー

湘南ベルマーレは20日、フットサルクラブに所属するFP久光重貴が他界したことを発表した。39歳だった。 久光はヴェルディ川崎の下部組織出身で、帝京高校へ進学。その後、カスカヴェウ(現ペスカドーラ町田)に加入してフットサルを始める。 2007年に開幕したFリーグにも参加。2008年からは湘南ベルマーレでプレーした。 フィクソ(サッカーでいうディフェンダー)のポジションでプレー。2009年にはフットサル日本代表にも選出されていたが、2011年に骨髄炎を発病。2013年7月には右上葉肺腺癌が発見された。 その後現役復帰を果たし、闘病生活を送りながらFリーグでもプレー。通算で135試合に出場。今シーズンもメンバーに登録されていた。 湘南によると、19日に久光が逝去したとのことだ。 2020.12.20 21:30 Sun

日本開催ならず…2020年フットサルW杯はリトアニアで開催

▽国際サッカー連盟(FIFA)は26日、ルワンダのキガリでFIFA評議会を開催。2020年に開催されるFIFAフットサルワールドカップの開催地が、リトアニアに決定したと発表した。 ▽2020年のフットサルワールドカップには、日本も開催地として立候補。2016年3月24日に日本サッカー協会(JFA)がFIFAに対し招致に関する意思を表明した。Fリーグの名古屋オーシャンズが本拠地とする愛知県を開催候補地とする開催最終書類「招致ブック」を提出していたものの、招致は叶わなかった。 ▽JFAは、招致が叶わなかったことを受け、FIFAフットサルワールドカップ2020日本招致委員会の小倉純二委員長、JFAの田嶋幸三会長のコメントを発表した。 ◆小倉純二委員長(FIFAフットサルワールドカップ2020日本招致委員会) 「FIFAフットサルワールドカップ2020の開催地に決定したリトアニアに心からおめでとうと伝えたいです。暑くても寒くても、どんな時間でも、女性でも男性でも楽しむことができるフットサルが、リトアニアでの開催を機にさらに発展し、世界に発信されることを願っています」 「2020年の日本/愛知での開催は叶いませんでしたが、フットサルが競技スポーツとして、生涯スポーツとして、日本でその地位を確固たるものにできるよう、日本サッカー協会、Fリーグが一体となって取り組んでいくつもりです。最後になりますが、招致活動、スポーツ普及活動をともに進めてくださった愛知県、大村秀章知事にお礼申し上げます」 ◆田嶋幸三会長(日本サッカー協会) 「FIFAフットサルワールドカップ開催地となったリトアニア、おめでとうございます。世界各国の最高峰のパフォーマンスを間近で見ていただき、フットサルの魅力をさらに拡散させたいと、この数年間、愛知県とともに招致活動を行ってきました」 「2020年に愛知で開催することはできませんが、招致活動を通じて、愛知県を中心にフットサルの普及や発信がなされたことは必ず未来につながります。フットサル日本代表としては、このリトアニアでのワールドカップ出場を目指し、引き続き北澤豪フットサル委員長ならびにブルーノ監督のもとしっかりと強化を進めていきたいと思います。招致活動にご協力、ご尽力いただきました愛知県をはじめ、関係者の皆様に心から御礼申し上げます」 2018.10.27 10:30 Sat
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