ゴメスのPK弾を守り切ったヴォルフスブルクがホームで先勝!《ブンデスリーガ残留/昇格プレーオフ》
2017.05.26 05:37 Fri
▽ブンデスリーガ残留/昇格プレーオフ1stレグ、ヴォルフスブルクvsブラウンシュヴァイクが25日にフォルクスワーゲン・アレーナで行われ、ホームのヴォルフスブルクが1-0で先勝した。
▽試合は立ち上がりからホームのヴォルフスブルクが押し込む展開となるが、組織的な守備を見せる相手の堅守をなかなかこじ開けられない。それでも、個のタレントで勝るホームチームは、ディダヴィやマリがフィニッシュに繋げていく。
▽一方、押し込まれながらもタイトな守備で相手を抑え込むブラウンシュヴァイクは、カウンターから一発を狙う。22分には高い位置でのボール奪取からニュマンがボックス右で入れた浮き球のクロスをボラントが頭で合わすが、これは枠の左に外してしまう。
▽その後も拮抗した展開が続く試合だったが、35分にスコアが動く。ボックス手前でマリが放ったシュートがボックス付近で守っていたDFヴァルスヴィクの腕に当たり、ヴォルフスブルクにPKが与えられる。これをキッカーのゴメスが冷静に右隅へ蹴り込み、ホームチームが先制に成功。その後は球際での激しい攻防からやや荒れ模様となるが、きっちりゲームコントロールしたヴォルフスブルクが1点リードで試合を折り返した。
▽さらに、攻勢を続けるホームチームは、55分にヴィエイリーニャが右サイド深くで入れたクロスをゴール前のゴメスがヘディングシュート、続く59分には右サイドを攻め上がったトレーシュが左足で入れたクロスをディダヴィが頭で合わすが、いずれも相手GKの好守に阻まれた。
▽一方、同点に追いつきたいブラウンシュヴァイクは60分、温存していたチーム得点王のクンベラ、シェンフェルトと2人のアタッカーを同時投入し、より攻撃的な戦い方にシフト。63分には波状攻撃からボラントがミドルシュートを狙うが、これは精度を欠いた。
▽一進一退の攻防が続く中、70分過ぎに両チームにアクシデントが発生。ハムストリングを痛めたヴォルフスブルクのギラヴォギがプレー続行不可能となり、アーノルドが投入されると、ブラウンシュヴァイクは10分前に投入したばかりのエースFWクンベラが筋肉系のトラブルにより、ツックとの負傷交代を強いられた。
▽試合終盤にかけては互いに消耗が目立ち、こう着状態に陥る。それでも、守備の局面でハードワークを怠らないヴォルフスブルクが、切り札クンベラ不在で迫力を欠くブラウンシュヴァイクの攻撃をきっちり凌ぎ切って、1-0の勝利。ゴメスのPK弾を何とか守り抜いたヴォルフスブルクが、1部残留に向けて一歩前進した。なお、ブラウンシュヴァイクホームの2ndレグは29日に行われる。
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▽ブンデスリーガ最終節でハンブルガーSVとの直接対決に敗れ、クラブ史上初となるプレーオフ参戦となった今季ブンデスリーガ16位のヴォルフスブルクと、シュツットガルトとハノーファーとの三つ巴の争いに敗れ、プレーオフで昇格を目指すことになった今季ブンデスリーガ2部3位のブラウンシュヴァイクによるプレーオフ初戦。▽一方、押し込まれながらもタイトな守備で相手を抑え込むブラウンシュヴァイクは、カウンターから一発を狙う。22分には高い位置でのボール奪取からニュマンがボックス右で入れた浮き球のクロスをボラントが頭で合わすが、これは枠の左に外してしまう。
▽その後も拮抗した展開が続く試合だったが、35分にスコアが動く。ボックス手前でマリが放ったシュートがボックス付近で守っていたDFヴァルスヴィクの腕に当たり、ヴォルフスブルクにPKが与えられる。これをキッカーのゴメスが冷静に右隅へ蹴り込み、ホームチームが先制に成功。その後は球際での激しい攻防からやや荒れ模様となるが、きっちりゲームコントロールしたヴォルフスブルクが1点リードで試合を折り返した。
▽迎えた後半、エンテプに代えてヴィエイリーニャをハーフタイム明けに投入したヴォルフスブルクは、立ち上がりから攻勢をかける。50分にはボックス手前左でパスを受けたマリが中央へのドリブルでDFを引き付け、ゴール前に走り込むディダヴィにスルーパスを通すが、GKをかわした同選手のシュートは左サイドネットを叩く。
▽さらに、攻勢を続けるホームチームは、55分にヴィエイリーニャが右サイド深くで入れたクロスをゴール前のゴメスがヘディングシュート、続く59分には右サイドを攻め上がったトレーシュが左足で入れたクロスをディダヴィが頭で合わすが、いずれも相手GKの好守に阻まれた。
▽一方、同点に追いつきたいブラウンシュヴァイクは60分、温存していたチーム得点王のクンベラ、シェンフェルトと2人のアタッカーを同時投入し、より攻撃的な戦い方にシフト。63分には波状攻撃からボラントがミドルシュートを狙うが、これは精度を欠いた。
▽一進一退の攻防が続く中、70分過ぎに両チームにアクシデントが発生。ハムストリングを痛めたヴォルフスブルクのギラヴォギがプレー続行不可能となり、アーノルドが投入されると、ブラウンシュヴァイクは10分前に投入したばかりのエースFWクンベラが筋肉系のトラブルにより、ツックとの負傷交代を強いられた。
▽試合終盤にかけては互いに消耗が目立ち、こう着状態に陥る。それでも、守備の局面でハードワークを怠らないヴォルフスブルクが、切り札クンベラ不在で迫力を欠くブラウンシュヴァイクの攻撃をきっちり凌ぎ切って、1-0の勝利。ゴメスのPK弾を何とか守り抜いたヴォルフスブルクが、1部残留に向けて一歩前進した。なお、ブラウンシュヴァイクホームの2ndレグは29日に行われる。
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