【U-20日本代表プレビュー】大事な初戦、カギは守備の安定感
2017.05.21 13:00 Sun
▽21日、U-20日本代表が5大会ぶりに出場したU-20ワールドカップ(W杯)の初戦を迎える。グループDに所属する日本は、初戦でアフリカユース選手権4位で4大会ぶりに出場を果たしたU-20南アフリカ代表と対戦する。
◆グループ突破へ大事な初戦
▽内山篤監督率いるU-20日本代表は、チーム立ち上げから2年半が経過。AFC U-19選手権では優勝を果たし、各選手が所属クラブでも出場機会を得ている中で今大会を迎える。
▽2007年にカナダで行われ、MF香川真司(ドルトムント)やDF内田篤人(シャルケ)、MF柏木陽介、DF槙野智章(ともに浦和レッズ)など“調子乗り世代”と呼ばれた面々が出場して以来の本大会となる。前述の選手を含め、将来的に日本代表を担う選手は少なくなく、また2020年の東京オリンピック世代ということも考えれば、今大会で世界を体感できることは大きい。
▽それでも、ただ出場するだけでは意味が無い。「内容・結果ともに良ければ、そこから勢いを得られると思います」と内山監督が語った様に、グループステージの3試合だけでなく、その先に進みより経験を積むという意味でも、しっかりと初戦で結果を残したいところだ。
◆未知数の南アフリカ
▽南アフリカに関しては未知数というのが正直な所。それでも、アフリカ勢特有のフィジカルの強さやスピードは、高いものを持っている。キャプテンを務めるMFルーサー・シンは、今年に入り南アフリカ代表としてもデビュー。チームをU-20W杯に導く活躍も見せており、日本にとっては要注意人物となる。
▽南アフリカ相手には守備をしっかりと安定させることがまずは大事だろう。センターバック、そしてダブルボランチが守備バランスをしっかりとることができれば、日本が勝利に近づくはずだ。
★予想フォーメーション[4-4-2]
▽また、ダブルボランチにはMF坂井大将(大分トリニータ)、そして初戦ということ、南アフリカの推進力への対策として守備をベースとするMF原輝綺(アルビレックス新潟)と予想する。サイドは右にMF堂安律(ガンバ大阪)、左にMF三好康児(川崎フロンターレ)が入るだろう。
▽最前線はFW小川航基(ジュビロ磐田)を軸に、3人の中からスピードに長けたFW岩崎悠人(京都サンガF.C.)が入ると予想。注目の15歳FW久保建英(FC東京 U-18)は流れを変える切り札になると見る。
◆多種多様なメンバー構成をプラスに
◆グループ突破へ大事な初戦
Getty Images
▽内山篤監督率いるU-20日本代表は、チーム立ち上げから2年半が経過。AFC U-19選手権では優勝を果たし、各選手が所属クラブでも出場機会を得ている中で今大会を迎える。
▽それでも、ただ出場するだけでは意味が無い。「内容・結果ともに良ければ、そこから勢いを得られると思います」と内山監督が語った様に、グループステージの3試合だけでなく、その先に進みより経験を積むという意味でも、しっかりと初戦で結果を残したいところだ。
◆未知数の南アフリカ
▽南アフリカに関しては未知数というのが正直な所。それでも、アフリカ勢特有のフィジカルの強さやスピードは、高いものを持っている。キャプテンを務めるMFルーサー・シンは、今年に入り南アフリカ代表としてもデビュー。チームをU-20W杯に導く活躍も見せており、日本にとっては要注意人物となる。
◆カギはダブルボランチの組み合わせ
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▽日本での合宿中に行われたU-20ホンジュラス代表との一戦では、3-2で逆転勝利を収めたものの、ホンジュラスの身体能力の高さに後手を踏み失点を喫していた。しかし、想定を超える相手とのフィジカル差を体感したことは、本大会に向けた守備陣にとってはプラスだったはずだ。▽南アフリカ相手には守備をしっかりと安定させることがまずは大事だろう。センターバック、そしてダブルボランチが守備バランスをしっかりとることができれば、日本が勝利に近づくはずだ。
★予想フォーメーション[4-4-2]
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▽大事な初戦のメンバーは、慣れ親しんだ顔が並ぶと見る。最後方にはGK小島亨介(早稲田大学)が構え、4バックは右からDF初瀬亮(ガンバ大阪)、DF冨安健洋(アビスパ福岡)、DF中山雄太(柏レイソル)、DF舩木翔(セレッソ大阪)と並び、攻守に安定感をもたらせると見る。▽また、ダブルボランチにはMF坂井大将(大分トリニータ)、そして初戦ということ、南アフリカの推進力への対策として守備をベースとするMF原輝綺(アルビレックス新潟)と予想する。サイドは右にMF堂安律(ガンバ大阪)、左にMF三好康児(川崎フロンターレ)が入るだろう。
▽最前線はFW小川航基(ジュビロ磐田)を軸に、3人の中からスピードに長けたFW岩崎悠人(京都サンガF.C.)が入ると予想。注目の15歳FW久保建英(FC東京 U-18)は流れを変える切り札になると見る。
◆多種多様なメンバー構成をプラスに
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▽久々の世界大会ということも考えれば、初戦は固くなるはず。また、何が起きてもおかしくないのも世界との戦いだ。それでも、内山監督は各ポジションに様々なタイプの選手を選んでおり、試合の展開や流れを見て、相手のウィークポイントを突くことも可能となる。たとえ、ビハインドを負う展開となっても、焦らずに形を作ることができれば勝機は見えてくるだろう。大事な大会初戦の南アフリカ戦は21日(日)の17時にキックオフを迎える。
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