ケイン圧巻4発で得点ランク単独トップの今季26点目! 岡崎先発レスターに6発圧勝!《プレミアリーグ》
2017.05.19 05:46 Fri
▽プレミアリーグ第34節延期分、レスター・シティvsトッテナムが18日にキングパワー・スタジアムで行われ、アウェイのトッテナムが6-1で圧勝した。レスターのFW岡崎慎司は先発出場も前半のみの出場となった。
▽一方、悲願の優勝は逃すも前節、マンチェスター・ユナイテッドとのホームゲームでホワイト・ハート・レーンでのラストゲームを勝利で飾ったトッテナムは、その試合から先発2人を変更。エリクセンに代わって、デンベレを起用したほか、ユナイテッド戦で負傷した右サイドバックのトリッピアー、ウォーカーの不在を受け、システムを[3-4-3]に変更。右ウイングバックにムサ・シッソコを配置した。
▽互いに今季の目標を達成した中、やや宙ぶらりんなモチベーションの中でスタートした一戦だったが、開始8分に左サイドからカットインしたソン・フンミンが際どいミドルシュートを放つと、直後の9分にはマフレズのスルーパスに抜け出したヴァーディがボックス右で右足を振り抜くが、ここはGKロリスの正面を突いた。
▽予想外にオープンな攻め合いとなった試合は、その後地力で勝るアウェイチームが押し込む展開に。15分にはデレ・アリの突っついたボールに抜け出したソン・フンミンがボックス右でGKと一対一になるが、ここはシュートをふかしてしまった。
▽この先制点で完全に勢いに乗ったトッテナムは、相手陣内でハーフコートゲームを展開。36分には中央でワニャマからパスを受けたデレ・アリの浮き球パスに反応したゴール前のソン・フンミンが、右足ダイレクトボレーをゴール左に流し込んだ。なお、このゴールで今季の公式戦ゴール数を20ゴールの大台に乗せたソン・フンミンは、かつてレバークーゼンなどで活躍したチャ・ボムグン氏を抜き、韓国人選手として1シーズン最多ゴール記録を樹立した。
▽立ち上がりのヴァーディの決定機を除いてほとんど良いところがなかったレスターは、前半半ばの接触プレーで少し傷んでいた岡崎を下げてハーフタイム明けからスリマニを投入した。さらに、最終ラインにシンプソン、ベナルアン、フックスを並べた[3-4-3]の布陣に変更し、相手と並びを合わせたミラーゲームを採用した。
▽このシステム変更で息を吹き返したレスターは、左サイドで積極的に仕掛けるチルウェルを起点に序盤から相手ゴールに迫る。すると59分、右サイドで裏へ抜け出したヴァーディの対応に当たったGKロリスがボックス外に飛び出てクリアしたこぼれ球を拾ったエンディディが中央のチルウェルに繋ぐと、足を滑らせてゴールマウスに戻り切れなかったロリスの隙を突いたチルウェルのシュートがゴール中央に決まった。
▽相手のシステム変更と気迫に押されて点差を縮められたトッテナムだったが、絶好調のケインとソン・フンミンの2選手が続けてゴールネットを揺らす。まずは63分、右サイドでアルデルヴァイレルトが入れたクロスをボックス左のワニャマが頭で折り返すと、これをゴール前のケインが頭で流し込み、得点ランクトップタイとなる24点目を奪取。さらに、71分には右サイドでのムサ・シッソコの持ち上がりからケイン、ソン・フンミンとボールが繋がり、ボックス手前で巧みな切り返しでDFを外し、相手DFをブラインドに使った韓国代表FWのコントロールシュートがゴール右隅に決まった。
▽この連続ゴールで試合を決めたトッテナムは、殊勲のソン・フンミンを下げてヤンセン、85分にはこれがトップデビューのレスニアクを投入し、試合を締めにかかる。対するレスターは、ベナルアン、ヴァーディを下げてグレイ、ムサをピッチに送り出し、最後までゴールを目指す。
▽試合終盤にかけてはスパーズのエースの独壇場に。89分、カウンターからレスニアクのパスを受けたケインがボックス手前でDFの股間を抜く弾丸シュートをゴール左隅に流し込み、ハットトリック達成。さらに後半アディショナルタイム2分には、再びボックス手前から右足を振り抜いてニアサイドを射抜き、圧巻の4点目を奪い、得点ランキング単独トップとなる今季26点目を記録した。ケインの圧巻4発とソン・フンミンの2ゴールで圧勝のトッテナムが、昨シーズン優勝争いを演じた昨季王者にリベンジを果たした。
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▽昨シーズンに優勝を争った11位レスター(勝ち点43)と、2位トッテナム(勝ち点80)による、トッテナムのFAカップ準決勝出場によって延期されていたリーグ戦延期分。前節、岡崎に24試合ぶりのゴールが生まれるも、マンチェスター・シティに敗れ、連勝がストップしたレスター。迎えた今節はシティ戦から負傷のアンディ・キングに代わって、アマルテイを起用した以外、同じメンバーを起用。岡崎は4試合連続でスタメンを飾った。▽互いに今季の目標を達成した中、やや宙ぶらりんなモチベーションの中でスタートした一戦だったが、開始8分に左サイドからカットインしたソン・フンミンが際どいミドルシュートを放つと、直後の9分にはマフレズのスルーパスに抜け出したヴァーディがボックス右で右足を振り抜くが、ここはGKロリスの正面を突いた。
▽予想外にオープンな攻め合いとなった試合は、その後地力で勝るアウェイチームが押し込む展開に。15分にはデレ・アリの突っついたボールに抜け出したソン・フンミンがボックス右でGKと一対一になるが、ここはシュートをふかしてしまった。
▽攻勢を続けるトッテナムは25分、得点王争いに身を置くケインが仕事を果たす。自陣右サイドでアルデルヴァイレルトからのロングフィードに反応したソン・フンミンが、オフサイドラインをかい潜ってボックス右に抜け出す。最後はゴール前に走り込んだケインに丁寧なマイナスパスを送ると、ケインが冷静に右足で流し込み、今季のリーグ戦23点目を奪取。得点ランキングトップのエバートンFWルカクに1ゴール差に迫った。
▽この先制点で完全に勢いに乗ったトッテナムは、相手陣内でハーフコートゲームを展開。36分には中央でワニャマからパスを受けたデレ・アリの浮き球パスに反応したゴール前のソン・フンミンが、右足ダイレクトボレーをゴール左に流し込んだ。なお、このゴールで今季の公式戦ゴール数を20ゴールの大台に乗せたソン・フンミンは、かつてレバークーゼンなどで活躍したチャ・ボムグン氏を抜き、韓国人選手として1シーズン最多ゴール記録を樹立した。
▽立ち上がりのヴァーディの決定機を除いてほとんど良いところがなかったレスターは、前半半ばの接触プレーで少し傷んでいた岡崎を下げてハーフタイム明けからスリマニを投入した。さらに、最終ラインにシンプソン、ベナルアン、フックスを並べた[3-4-3]の布陣に変更し、相手と並びを合わせたミラーゲームを採用した。
▽このシステム変更で息を吹き返したレスターは、左サイドで積極的に仕掛けるチルウェルを起点に序盤から相手ゴールに迫る。すると59分、右サイドで裏へ抜け出したヴァーディの対応に当たったGKロリスがボックス外に飛び出てクリアしたこぼれ球を拾ったエンディディが中央のチルウェルに繋ぐと、足を滑らせてゴールマウスに戻り切れなかったロリスの隙を突いたチルウェルのシュートがゴール中央に決まった。
▽相手のシステム変更と気迫に押されて点差を縮められたトッテナムだったが、絶好調のケインとソン・フンミンの2選手が続けてゴールネットを揺らす。まずは63分、右サイドでアルデルヴァイレルトが入れたクロスをボックス左のワニャマが頭で折り返すと、これをゴール前のケインが頭で流し込み、得点ランクトップタイとなる24点目を奪取。さらに、71分には右サイドでのムサ・シッソコの持ち上がりからケイン、ソン・フンミンとボールが繋がり、ボックス手前で巧みな切り返しでDFを外し、相手DFをブラインドに使った韓国代表FWのコントロールシュートがゴール右隅に決まった。
▽この連続ゴールで試合を決めたトッテナムは、殊勲のソン・フンミンを下げてヤンセン、85分にはこれがトップデビューのレスニアクを投入し、試合を締めにかかる。対するレスターは、ベナルアン、ヴァーディを下げてグレイ、ムサをピッチに送り出し、最後までゴールを目指す。
▽試合終盤にかけてはスパーズのエースの独壇場に。89分、カウンターからレスニアクのパスを受けたケインがボックス手前でDFの股間を抜く弾丸シュートをゴール左隅に流し込み、ハットトリック達成。さらに後半アディショナルタイム2分には、再びボックス手前から右足を振り抜いてニアサイドを射抜き、圧巻の4点目を奪い、得点ランキング単独トップとなる今季26点目を記録した。ケインの圧巻4発とソン・フンミンの2ゴールで圧勝のトッテナムが、昨シーズン優勝争いを演じた昨季王者にリベンジを果たした。
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