【リーガエスパニョーラ最終節プレビュー】優勝懸かるレアル・マドリーとバルセロナは、マラガとエイバルと対戦
2017.05.19 18:00 Fri
▽先週末に行われた第37節では、熾烈な優勝争いを繰り広げるバルセロナとレアル・マドリーが、それぞれラス・パルマス、セビージャ相手に4-1で勝利。だが、17日に行われた第21節延期分でセルタに勝利したレアル・マドリーが、消化試合数で並び3ポイント差の首位に浮上して最終節を迎えることになった。
▽最終節の注目は、首位レアル・マドリー(勝ち点90)と、2位バルセロナ(勝ち点87)による優勝争いだ。両チームの優勝条件は、レアル・マドリーが引き分け以上で文句なし。また、バルセロナが勝利以外に終わった場合でも、優勝が決まる。一方、バルセロナは自分たちが勝利し、レアル・マドリーが敗れた場合のみ、逆転優勝が決まる。なお、同条件では両チームが勝ち点90で並ぶが、リーガのレギュレーションでは勝ち点で並んだ場合、当該成績で順位が決まるため、今季1勝1分けのバルセロナが優勝となる。
▽先週末に難敵セビージャを破り、直近のセルタ戦でもエースFWクリスティアーノ・ロナウドの2ゴールの活躍などで、4-1の勝利を収めたレアル・マドリーは、2011-12シーズン以来、5年ぶりのリーガ制覇に王手をかけた。運命の最終節は、11位マラガ(勝ち点46)とのアウェイゲームとなる。
▽今年1月に行われたサンティアゴ・ベルナベウでの前回対戦ではDFセルヒオ・ラモスの2ゴールで2-1の勝利を収めているものの、マラガは直近のソシエダ戦で2-2のドローに終わるも、その前に4連勝を飾るなど、直近5試合で4勝1分けと絶好調だ。また、同チームには元バルセロナの若手FWサンドロ・ラミレス、MFフォルナスルら有望な若手、守護神カメニと好タレントを擁しており、全く油断のできない相手だ。ただ、現在同チームを率いるミチェル監督は、レアル・マドリーのレジェンドであり、古巣相手の“アシスト”が期待できるかもしれない。
▽前述の優勝争いと共に注目を集めるのが、5位ビジャレアル(勝ち点64)、6位ビルバオ(勝ち点63)、7位ソシエダ(勝ち点63)の3チームによるEL出場権争い。同じくEL出場権が与えられるコパ・デル・レイの決勝のカードが、バルセロナとアラベスのため、7位チームまで出場権が与えられる可能性が高いものの、各チームとしてはストレートインや自力での出場権獲得を狙いたいところだ。
▽21日の日本時間23:45から一斉開催となる最終節では、ビジャレアルが敵地メスタージャで12位バレンシア(勝ち点46)、ビルバオが今季限りで閉鎖となるビセンテ・カルデロンで3位アトレティコ(勝ち点75)、ソシエダが13位セルタ(勝ち点44)と対戦する。
▽順位上では上位の2チームが優位も、ビルバオに関してはビセンテ・カルデロンで有終の美を飾りたい格上アトレティコとの難しい対戦となる。同じく敵地でのバレンシア自治州ダービーとなるビジャレアルに関しても、勝ち点を取りこぼす可能性が考えられる。その一方で、ソシエダはアウェイゲームというディスアドバンテージこそあるものの、対戦相手のセルタは6連敗中で中3日、エースFWアスパスが出場停止となる三重苦。したがって、この最終節でソシエダが逆転で5位フィニッシュする可能性は十二分にあるはずだ。
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▽また、チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いでは、3位アトレティコ・マドリーのストレートイン、4位セビージャの出場権獲得が決定。さらに、既に2チームの降格が決定していた残留争いでは、18位スポルティング・ヒホンの降格も決定し、最終節を待たずして決着が着いた。▽先週末に難敵セビージャを破り、直近のセルタ戦でもエースFWクリスティアーノ・ロナウドの2ゴールの活躍などで、4-1の勝利を収めたレアル・マドリーは、2011-12シーズン以来、5年ぶりのリーガ制覇に王手をかけた。運命の最終節は、11位マラガ(勝ち点46)とのアウェイゲームとなる。
▽今年1月に行われたサンティアゴ・ベルナベウでの前回対戦ではDFセルヒオ・ラモスの2ゴールで2-1の勝利を収めているものの、マラガは直近のソシエダ戦で2-2のドローに終わるも、その前に4連勝を飾るなど、直近5試合で4勝1分けと絶好調だ。また、同チームには元バルセロナの若手FWサンドロ・ラミレス、MFフォルナスルら有望な若手、守護神カメニと好タレントを擁しており、全く油断のできない相手だ。ただ、現在同チームを率いるミチェル監督は、レアル・マドリーのレジェンドであり、古巣相手の“アシスト”が期待できるかもしれない。
▽一方、シーズン終盤の6連勝で優勝の望みを繋いだものの、セルタ戦の結果を受けて2位に転落したバルセロナは、逆転での3連覇に黄色信号が灯る。それでも、逆転優勝に向けてはカンプ・ノウで8位エイバル(勝ち点54)に勝利する以外にやれることはないため、レアル・マドリーの結果に関わらず、勝ってシーズンを締めくくりたいところだ。対戦相手のエイバルは2連敗中も、ハードワークと組織的な守備を特長とするチームだけに、エースFWメッシを筆頭に“MSN”の躍動で堅守をこじ開けたい。なお、今季28試合目の出場を目指すMF乾貴士としては、お気に入りのクラブ相手に今季2点目を狙いたい。
▽前述の優勝争いと共に注目を集めるのが、5位ビジャレアル(勝ち点64)、6位ビルバオ(勝ち点63)、7位ソシエダ(勝ち点63)の3チームによるEL出場権争い。同じくEL出場権が与えられるコパ・デル・レイの決勝のカードが、バルセロナとアラベスのため、7位チームまで出場権が与えられる可能性が高いものの、各チームとしてはストレートインや自力での出場権獲得を狙いたいところだ。
▽21日の日本時間23:45から一斉開催となる最終節では、ビジャレアルが敵地メスタージャで12位バレンシア(勝ち点46)、ビルバオが今季限りで閉鎖となるビセンテ・カルデロンで3位アトレティコ(勝ち点75)、ソシエダが13位セルタ(勝ち点44)と対戦する。
▽順位上では上位の2チームが優位も、ビルバオに関してはビセンテ・カルデロンで有終の美を飾りたい格上アトレティコとの難しい対戦となる。同じく敵地でのバレンシア自治州ダービーとなるビジャレアルに関しても、勝ち点を取りこぼす可能性が考えられる。その一方で、ソシエダはアウェイゲームというディスアドバンテージこそあるものの、対戦相手のセルタは6連敗中で中3日、エースFWアスパスが出場停止となる三重苦。したがって、この最終節でソシエダが逆転で5位フィニッシュする可能性は十二分にあるはずだ。
《リーガエスパニョーラ最終節》
▽5/19(金)
《27:45》
グラナダ vs エスパニョール
▽5/20(土)
《24:00》
スポルティング・ヒホン vs ベティス
《26:00》
レガネス vs アラベス
デポルティボ vs ラス・パルマス
《28:00》
セビージャ vs オサスナ
▽5/21(日)
《23:45》
アトレティコ・マドリー vs ビルバオ
セルタ vs ソシエダ
バレンシア vs ビジャレアル
《27:00》
バルセロナ vs エイバル
マラガ vs レアル・マドリー
▽5/19(金)
《27:45》
グラナダ vs エスパニョール
▽5/20(土)
《24:00》
スポルティング・ヒホン vs ベティス
《26:00》
レガネス vs アラベス
デポルティボ vs ラス・パルマス
《28:00》
セビージャ vs オサスナ
▽5/21(日)
《23:45》
アトレティコ・マドリー vs ビルバオ
セルタ vs ソシエダ
バレンシア vs ビジャレアル
《27:00》
バルセロナ vs エイバル
マラガ vs レアル・マドリー
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