【リーガエスパニョーラ最終節プレビュー】優勝懸かるレアル・マドリーとバルセロナは、マラガとエイバルと対戦2017.05.19 18:00 Fri

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▽先週末に行われた第37節では、熾烈な優勝争いを繰り広げるバルセロナとレアル・マドリーが、それぞれラス・パルマス、セビージャ相手に4-1で勝利。だが、17日に行われた第21節延期分でセルタに勝利したレアル・マドリーが、消化試合数で並び3ポイント差の首位に浮上して最終節を迎えることになった。

▽また、チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いでは、3位アトレティコ・マドリーのストレートイン、4位セビージャの出場権獲得が決定。さらに、既に2チームの降格が決定していた残留争いでは、18位スポルティング・ヒホンの降格も決定し、最終節を待たずして決着が着いた。

▽最終節の注目は、首位レアル・マドリー(勝ち点90)と、2位バルセロナ(勝ち点87)による優勝争いだ。両チームの優勝条件は、レアル・マドリーが引き分け以上で文句なし。また、バルセロナが勝利以外に終わった場合でも、優勝が決まる。一方、バルセロナは自分たちが勝利し、レアル・マドリーが敗れた場合のみ、逆転優勝が決まる。なお、同条件では両チームが勝ち点90で並ぶが、リーガのレギュレーションでは勝ち点で並んだ場合、当該成績で順位が決まるため、今季1勝1分けのバルセロナが優勝となる。

▽先週末に難敵セビージャを破り、直近のセルタ戦でもエースFWクリスティアーノ・ロナウドの2ゴールの活躍などで、4-1の勝利を収めたレアル・マドリーは、2011-12シーズン以来、5年ぶりのリーガ制覇に王手をかけた。運命の最終節は、11位マラガ(勝ち点46)とのアウェイゲームとなる。

▽今年1月に行われたサンティアゴ・ベルナベウでの前回対戦ではDFセルヒオ・ラモスの2ゴールで2-1の勝利を収めているものの、マラガは直近のソシエダ戦で2-2のドローに終わるも、その前に4連勝を飾るなど、直近5試合で4勝1分けと絶好調だ。また、同チームには元バルセロナの若手FWサンドロ・ラミレス、MFフォルナスルら有望な若手、守護神カメニと好タレントを擁しており、全く油断のできない相手だ。ただ、現在同チームを率いるミチェル監督は、レアル・マドリーのレジェンドであり、古巣相手の“アシスト”が期待できるかもしれない。

▽一方、シーズン終盤の6連勝で優勝の望みを繋いだものの、セルタ戦の結果を受けて2位に転落したバルセロナは、逆転での3連覇に黄色信号が灯る。それでも、逆転優勝に向けてはカンプ・ノウで8位エイバル(勝ち点54)に勝利する以外にやれることはないため、レアル・マドリーの結果に関わらず、勝ってシーズンを締めくくりたいところだ。対戦相手のエイバルは2連敗中も、ハードワークと組織的な守備を特長とするチームだけに、エースFWメッシを筆頭に“MSN”の躍動で堅守をこじ開けたい。なお、今季28試合目の出場を目指すMF乾貴士としては、お気に入りのクラブ相手に今季2点目を狙いたい。

▽前述の優勝争いと共に注目を集めるのが、5位ビジャレアル(勝ち点64)、6位ビルバオ(勝ち点63)、7位ソシエダ(勝ち点63)の3チームによるEL出場権争い。同じくEL出場権が与えられるコパ・デル・レイの決勝のカードが、バルセロナとアラベスのため、7位チームまで出場権が与えられる可能性が高いものの、各チームとしてはストレートインや自力での出場権獲得を狙いたいところだ。

▽21日の日本時間23:45から一斉開催となる最終節では、ビジャレアルが敵地メスタージャで12位バレンシア(勝ち点46)、ビルバオが今季限りで閉鎖となるビセンテ・カルデロンで3位アトレティコ(勝ち点75)、ソシエダが13位セルタ(勝ち点44)と対戦する。

▽順位上では上位の2チームが優位も、ビルバオに関してはビセンテ・カルデロンで有終の美を飾りたい格上アトレティコとの難しい対戦となる。同じく敵地でのバレンシア自治州ダービーとなるビジャレアルに関しても、勝ち点を取りこぼす可能性が考えられる。その一方で、ソシエダはアウェイゲームというディスアドバンテージこそあるものの、対戦相手のセルタは6連敗中で中3日、エースFWアスパスが出場停止となる三重苦。したがって、この最終節でソシエダが逆転で5位フィニッシュする可能性は十二分にあるはずだ。

《リーガエスパニョーラ最終節》

▽5/19(金)
《27:45》
グラナダ vs エスパニョール

▽5/20(土)
《24:00》
スポルティング・ヒホン vs ベティス
《26:00》
レガネス vs アラベス
デポルティボ vs ラス・パルマス
《28:00》
セビージャ vs オサスナ

▽5/21(日)
《23:45》
アトレティコ・マドリー vs ビルバオ
セルタ vs ソシエダ
バレンシア vs ビジャレアル
《27:00》
バルセロナ vs エイバル
マラガ vs レアル・マドリー

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【プレビュー】盤石ブルーズ優位もガナーズのキッカケ掴む一戦となるか《チェルシーvsアーセナル》

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▽インターナショナルウィーク明けに行われた第3節では、バルセロナとレアル・ソシエダの2チームが共に勝利し、開幕3連勝達成。また、ビルバオとセビージャも2連勝を飾り、上位に浮上した。その一方で、FIFAウイルスの影響を受けたレアル・マドリーとアトレティコ・マドリーのマドリッド勢が共にドローに終わり、勝ち点を取りこぼした。 ▽ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)と、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ初戦が行われ、来週ミッドウィークにもリーグ戦が行われる過密日程真っただ中で行われる第4節。その中で最大の注目カードは、MF柴崎岳を擁するヘタフェと、開幕3連勝中の首位バルセロナの一戦だ。 ▽前節、FWメッシのハットトリックの活躍でエスパニョールとのダービーを5-0の大勝で飾ったバルセロナは、ミッドウィークのCL初戦ユベントス戦でもメッシの2ゴールの活躍などで3-0の快勝を収め、開幕からの公式戦4試合で12得点無失点の完璧なスタートを飾った。メッシをトップ下に配する[4-3-1-2]の布陣への変更、新戦力DFネウソン・セメドの台頭に守護神テア・シュテーゲンの安定感と、バルベルデ新監督の下で充実感を窺わせる序盤戦となっている。以前からやや苦手としているコリセウム・アルフォンソ・ペレスでの一戦に向けては大きな死角はないものの、過密日程の中で採用濃厚なローテーションの人選に気を配りたいところだ。 ▽一方、前節プリメーラでは初となるレガネスとのマドリッド・ダービーで今季初勝利を飾ったヘタフェは、セビージャやビルバオという格上との対戦で粘り強い守備はある程度機能したが、ここまで2得点と迫力不足の攻撃の改善がバルセロナ撃破のカギを握る。ここまで無失点の堅守を誇るバルセロナを相手に、手数をかけないカウンターでどこまでゴールに迫れるかという部分が重要だ。そのカウンターで起点となる柴崎には正確なラストパスでチャンスを創出すると共に、クラブ・ワールドカップでレアル・マドリー相手に見せたビッグマッチでの勝負強さを発揮してもらいたい。 ▽また、前節レバンテ相手に勝ち切れず、ホーム2試合連続でドローに終わった昨季王者レアル・マドリーは、バルセロナと共に開幕3連勝スタートを飾った難敵ソシエダとのアノエタでのアウェイゲームで開幕戦以来の勝利を目指す。ミッドウィークに行われたCLアポエル戦ではFWクリスティアーノ・ロナウドの2ゴールの活躍で3-0の快勝を収め、ひとまず悪い流れは払しょくした。しかし、そのC・ロナウドは今回のソシエダ戦まで出場停止となり、レバンテ戦で悪質な報復行為で退場となったDFマルセロも今節から2試合の出場停止となる。加えて、アポエル戦で負傷したMFコバチッチがFWベンゼマに続き長期離脱が決定し、厳しい状況で今回の一戦に臨む。注目はC・ロナウドとベンゼマ不在で9番タイプの選手が若手FWマジョラルしかいない前線の起用法だ。ジダン監督としてはカスティージャ時代の教え子を抜擢するか、MFイスコに“ファルソ・ヌエベ”の役割を与える策のいずれかを採用する見込みだ。 ▽一方、対戦相手のソシエダは開幕からの公式戦4試合をいずれも3点以上奪っての4連勝と、エウセビオ監督の志向する攻撃的なスタイルが完璧に機能している。とりわけ、今夏レアル・マドリーから完全移籍で加入したDFディエゴ・ジョレンテはDFイニゴ・マルティネスの負傷を受けて、直近2試合に出場すると、その2試合で3ゴールを挙げる圧巻の活躍を披露。FWウィリアン・ジョゼやMFイジャラメンディ、MFカナレスなど下部組織やトップチームに在籍経験のある仲間と共に古巣への恩返しを狙う。なお、ソシエダはミッドウィークにELローゼンボリ戦(4-0で勝利)を戦っており、コンディションの面だけが気がかりだ。 ▽また、今節の注目の1つが新スタジアム、ワンダ・メトロポリターノのお披露目試合となるマラガ戦に臨むアトレティコだ。昨季限りで慣れ親しんだビセンテ・カルデロンを離れることになったアトレティコは、今季開幕からの公式戦4試合をすべてアウェイで戦った結果、1勝3分けと勝ち切れない状況に陥っている。とりわけ、前節のバレンシア戦、ミッドウィークに行われたCLローマ戦では多くの決定機を作りながらも2戦連続ゴールレスドローと悔しい結果に終わった。今回のマラガ戦では2試合の出場停止明けとなるエースFWグリーズマンの復帰と、新スタジアムでの熱狂的なサポートを後押しに、ワンダ・メトロポリターノでの初陣を勝利で飾りたい。 ▽開幕戦こそドローに終わったものの、ヘタフェ、エイバルを続けて撃破して2連勝を飾ったセビージャは、ミッドウィークに敵地で行われたCLリバプール戦でも粘り強い戦いでドローに持ち込み、開幕からの公式戦無敗を継続。今節では昇格組のジローナとのアウェイゲームに臨む。注目は2戦連続決勝点を決め、リーグ戦2連勝の立役者となったMFガンソ。昨季は独特なプレーリズムの影響で思うように活躍できなかったが、今季は積極的にゴール前へ飛び出すなど、少しずつヨーロッパ仕様のプレースタイルに順応しており、今節では3試合連続ゴールが期待される。 ▽その他では、MF乾貴士を擁するエイバルと、前節連勝がストップしたものの好調を継続するレガネスの一戦、昇格組レバンテとバレンシアによる2年ぶりの“バレンシア・ダービー”の2試合に注目したい。開幕戦こそ勝利で飾ったものの、ビルバオ、セビージャの強豪相手に連敗を喫したエイバルは、ハードワークを基調とした戦い自体は機能しているだけに今季初ゴールが期待される乾を筆頭にフィニッシュの精度が勝利のカギだ。また、共に1勝2分けの無敗に加え、サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリー相手に勝ち点1を持ち帰るという共通点を持つレバンテとバレンシアのダービーでは、特長とするカウンターの応酬やダービーらしい肉弾戦を期待したいところだ。 <div style="text-align:left;font-size:small;">《リーガエスパニョーラ第4節》 ▽9/15(金) 《28:00》 エイバル vs レガネス ▽9/16(土) 《20:00》 レバンテ vs バレンシア 《23:15》 ヘタフェ vs バルセロナ 《25:30》 ベティス vs デポルティボ 《27:45》 アトレティコ・マドリー vs マラガ ▽9/17(日) 《19:00》 アラベス vs ビジャレアル 《23:15》 ジローナ vs セビージャ 《25:30》 ラス・パルマス vs ビルバオ 《27:45》 レアル・ソシエダ vs レアル・マドリー ▽9/18(月) 《28:00》 エスパニョール vs セルタ</div> 2017.09.15 18:00 Fri
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【プレミア第5節プレビュー】チェルシーvsアーセナルのロンドン・ダービー開催

▽前節は、好調のマンチェスター・シティとリバプールが激突したが、ホームのシティが数的有利を生かしたこともあって5-0で圧勝。また、マンチェスター・ユナイテッドはアウェイでのストーク・シティ戦を2-2で終え、開幕からの連勝が3試合でストップした。迎える今節は、日曜日の日本時間21時30分から行われるチェルシーvsアーセナルのロンドン・ダービーが最注目カードだ。 ▽開幕節のバーンリー戦を落としたチェルシーだが、そこからスパーズ、エバートン、レスター・シティと難敵との3連戦を勝利。火曜日にはチャンピオンズリーグ(CL)でカラバフを6-0で粉砕しており、王者らしい強さを見せている。今節は、開幕節で退場したケイヒルが累積警告の出場停止明けで起用可能。モラタが4試合3得点と結果を残しており、新加入のバカヨコやザッパコスタ、リュディガーらもすんなりとチームに溶け込んでいる。ホームでのロンドン・ダービーを制し、4連勝となれば勢いは増す。 ▽対するアーセナルはボーンマスと対戦した前節、0-4で敗れた前々節のリバプール戦からバウンスバックする3-0の勝利を記録。前節ではコシエルニー、ムスタフィ、モンレアルの3バックが今季初めて揃い、安定した戦いを見せた。今節も相手のシステムに合わせた[3-4-2-1]のシステムを採用することが濃厚だ。初めての参戦となった木曜日のヨーロッパリーグ(EL)初戦は、ケルンを相手に3-1で勝利。中2日と厳しい日程の中でのアウェイ戦だけに、勝ち点1でも御の字だろう。 ▽日曜日の日本時間24時キックオフとなるユナイテッドvsエバートンも注目だ。ユナイテッドは前節、ストークを相手に苦戦して2-2のドロー。だが、火曜日にはCLでバーゼルを3-0と一蹴したように、チームは好調だ。この試合では、そのバーゼル戦で負傷したポグバが1カ月程度の離脱となり、起用することができないため、古巣対決となるフェライニに期待がかかる。 ▽対するエバートンは前節、スパーズに0-3で敗れて2連敗中と苦しんでいる。今夏の移籍後、初めてオールド・トラフォードに帰還するルーニーに注目。入れ替わりでユナイテッド入りしたルカクとのストライカー対決でどちらが結果を残すか、必見だ。 ▽首位のユナイテッドと勝ち点で並ぶシティは、アウェイでのワトフォード戦。リバプールを5-0で粉砕して勢いに乗るチームは、水曜日のCLでもフェイエノールトに敵地で4-0と圧勝した。共存することが増えてきたガブリエル・ジェズスとアグエロのコンビが好調で強力。3連勝として、その後に試合を控えるユナイテッドらライバルにプレッシャーをかけたい。 ▽リバプールは、ホームでのバーンリー戦だ。水曜日のCLはセビージャに2-2のドロー。中2日となる今回は、前節にGKエデルソンに対して顔面キックを入れる形になって一発退場となったS・マネが3試合出場停止処分となったため起用できない。バーンリーは今季、チェルシーに勝利し、スパーズからも勝ち点1を奪うなど、各上相手に結果を残している。リバプールは公式戦3試合ぶりの白星を飾ることができるか。 ▽そのほか、水曜日のCLでドルトムントを3-1で下して仮住まいのウェンブリーでの今季初勝利を手にしたスパーズは、引き続き聖地でのスウォンジー戦。ユナイテッド、チェルシーを相手に連敗したレスターは、昇格組ハダースフィールドのホームに乗り込む。代表ウィーク明けの前節でベンチ外となった岡崎が先発に復帰する可能性がありそうなだけに、期待したいところだ。 ◆プレミアリーグ第5節 ▽9/15(金) 《28:00》 ボーンマス vs ブライトン ▽9/16(土) 《20:30》 クリスタル・パレス vs サウサンプトン 《23:00》 ニューカッスル vs ストーク・シティ WBA vs ウェストハム ハダースフィールド vs レスター・シティ リバプール vs バーンリー ワトフォード vs マンチェスター・シティ 《25:30》 トッテナム vs スウォンジー ▽9/17(日) 《21:30》 チェルシー vs アーセナル 《24:00》 マンチェスター・ユナイテッド vs エバートン 2017.09.15 18:00 Fri
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【CLグループ開幕節プレビュー②】スパーズvsドルト、リバプールvsセビージャのビッグマッチ開催!

▽2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ開幕節が12日と13日に開催される。ここでは13日に開催されるグループE~H開幕節のマッチプレビューを紹介していく。 ★CLグループステージ第1節 ▽9/13(水) ◆グループE 《27:45》 リバプール vs セビージャ マリボル vs スパルタク・モスクワ ◆グループF 《27:45》 フェイエノールト vs マンチェスター・シティ シャフタール vs ナポリ ◆グループG 《27:45》 ライプツィヒ vs モナコ ポルト vs ベシクタシュ ◆グループH 《27:45》 トッテナム vs ドルトムント レアル・マドリー vs アポエル <span style="font-weight:700;">◆グループE:首位突破狙う強豪2チームの直接対決</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170912_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽国内リーグ優勝でポット1に入ったスパルタク・モスクワ(ロシア)と、プレーオフを勝ち抜いたリバプール(イングランド)、セビージャ(スペイン)、マリボル(スロベニア)の3チームという顔ぶれとなったグループE。今回の初戦ではリバプールがホームでセビージャと、マリボルがホームでスパルタク・モスクワと対戦する。 ▽ホッフェンハイムとのプレーオフを制して3年ぶりのCL本戦行きを決めたリバプールは、今夏の移籍市場でGKやセンターバックの獲得を見送るも、FWサラー、FWソランケ、MFチェンバレン、DFロバートソンと各ポジションに的確な補強を敢行。国内リーグではアーセナルに大勝するなど、2勝1分けの順調なスタートを切った。しかし、直近のマンチェスター・シティ戦ではFWマネの一発退場というアクシデントもあり、0-5の大敗を喫して今季の公式戦初黒星となった。その大敗からのバウンスバックが求められる今回のCL初戦では、シティ戦大敗のキッカケとなったマネの奮起が期待される。加えて、今夏バルセロナ移籍問題に揺れたMFコウチーニョが、途中出場ながら今季初出場を飾る見込みだ。 ▽一方、イスタンブール・バシャクシェヒルとのプレーオフを制したセビージャは、国内リーグでも2勝1分けの無敗スタートと好調を継続。サンパオリ前監督からチームを引き継いだベリッソ新監督の戦術の浸透に加え、FWムリエルやMFバネガ、MFヘスス・ナバスなど新戦力も徐々に馴染んでおり、加入2年目のMFガンソも2試合連続決勝点を挙げるなど、ようやくフィットしてきている。共にインテンシティの高さを売りとするリバプールとの対戦では、MFエンゾンジやヘスス・ナバスなどプレミア経験者のプレーに注目が集まる。 ▽また、ユベントス時代にコンテ監督(チェルシー)の副官として大舞台を経験してきたカッレーラ監督の下で昨季16年ぶりのリーグ制覇を達成したスパルタク・モスクワは、プレーオフでハポエル・ベエルシェバを破ったスロベニア王者マリボルとの初戦に臨む。混戦模様の国内リーグではここまで3勝3敗3分けと苦戦が続くが、DFタスキやMFフェルナンド、FWルイス・アドリアーノ、FWプロメスとタレントは揃っているだけに、今回の初戦できっちり勝利し、突破候補の2チームにプレッシャーをかけたい。 <span style="font-weight:700;">◆グループF:ジオvsペップによる元バルサ対決</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170912_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽昨季のベスト16進出チームのマンチェスター・シティ(イングランド)とナポリ(イタリア)と、フェイエノールト(オランダ)とシャフタール(ウクライナ)の国内王者2チームという顔ぶれとなったグループF。今回の初戦ではフェイエノールトがホームでシティと、シャフタールがホームでナポリと対戦する。 ▽グループF大本命のシティは、直近のリバプール戦で5-0の大勝を飾るなど、開幕から3勝1分けと絶好調。今夏の移籍市場ではDFウォーカー、DFダニーロ、DFメンディ、MFベルナルド・シウバ、GKエデルソンの獲得に今夏の移籍市場最高資金を投下し、大幅なスケールアップを遂げた。ピッチ上での共演経験はないものの、バルセロナを古巣とするファン・ブロンクホルスト監督が率いるフェイエノールト戦に向けては、負傷のエデルソンに代わって昨季大きく期待を裏切ったGKブラーボの起用という不安要素はあるものの、戦力差を考えれば、取りこぼしは許されない。 ▽一方、昨季18年ぶりのリーグ制覇を成し遂げたフェイエノールトだが、レジャンドFWカイトの引退に加え、DFコンゴロやDFカルスドルプなど主力の流出で戦力低下が指摘されるが、今季のリーグ戦ではMFベルフハイスやMFヴィルエナ、MFトールンストラらの活躍で開幕4連勝と好調を継続しており、デ・カイプのホームアドバンテージを生かして番狂わせを狙いたい。 ▽シティと共に有力な突破候補に上がるナポリは、ニースとのプレーオフに圧勝して本戦行きを決定。今夏の移籍市場では主力クラスの補強がなかった一方、主力の流出もなくサッリ体制3年目の完成度で勝負をかけるシーズンとなる。国内リーグでは開幕3連勝を飾り、その3試合でいずれも3ゴールを奪うなど、持ち味の攻撃力は健在だ。ただ、対戦相手のシャフタールも開幕から7勝1敗と好調を継続しており、MFタイソンやMFベルナールなど強力なブラジル人アタッカーの個の力を全面に押し出したカウンタースタイルと、地の利を生かして応戦するはずだ。 <span style="font-weight:700;">◆グループG:実力拮抗の中、注目の初戦</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170912_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽昨季ベスト4のモナコ(フランス)、RBライプツィヒ(ドイツ)、ベシクタシュ(トルコ)、ポルト(ポルトガル)という顔ぶれとなったグループGは、メガクラブ不在も、実力者揃いの今グループステージで最も実力が拮抗したグループだ。その初戦ではCL初参戦のライプツィヒがホームでモナコと、ポルトがホームでベシクタシュと対戦する。 ▽世界的な飲料メーカー『レッドブル』社の巨額な資金を武器に、わずか数年でCL出場という目標を達成した昨季ブンデスリーガ2位のライプツィヒは、今夏もラングニックSDの下で10代後半~20代前半の逸材をチームに迎え入れ、CL仕様のスカッドを構築。国内リーグではシャルケとの開幕戦こそ敗れたものの、以降は内容も伴った形で2連勝を飾った。ただ、記念すべきCL初戦に向けてはMFフォルスベリの復帰が決定的となった一方、負傷のMFナビ・ケイタの離脱が濃厚となり、中盤の要不在で本命モナコと対戦することになる。 ▽実力拮抗のグループG本命のモナコは、今夏に昨季ベスト4の立役者となったFWムベッペやMFベルナルド・シウバ、MFバカヨコ、DFメンディと多くの主力が流出。それでも、新10番のFWヨベティッチ、FWケイタ、MFティーレマンスなどの逸材を後釜に確保。国内リーグでは開幕4連勝を達成も、直近のニース戦では0-4というまさかの大敗を喫した。代表ウィーク明けと対戦相手のハイパフォーマンスという事情はあったにせよ、CL初戦に向けて大きな不安を残す。 ▽今夏FFPの問題で多くの主力を手放したポルトだが、セルジオ・コンセイソン新監督の下でソリッドなトランジションフットボールを展開するチームは、開幕から無失点での5連勝とロケットスタートを飾った。対してトルコリーグ2連覇中のベシクタシュも、開幕から3勝1分けの無敗スタートと好調を維持する。今回の初戦に向けてはレアル・マドリーで同僚だったポルトGKカシージャスとベシクタシュDFペペの競演、昨季ベシクタシュにレンタル移籍していたポルトFWアブバカルのプレーに注目が集まるところだ。 <span style="font-weight:700;">◆グループH:スパーズvsドルトのビッグマッチ</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20170912_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽2連覇中の絶対王者のレアル・マドリー(スペイン)、昨季国内リーグ2位のドルトムント(ドイツ)、トッテナム(イングランド)、キプロス王者のアポエル(キプロス)という顔ぶれとなったグループH。3強1弱という三つ巴の争いとなる中、注目の初戦ではトッテナムがホームでドルトムントと、レアル・マドリーが敵地でアポエルと対戦する。 ▽経験不足を露呈してグループステージ敗退となった昨季からのリベンジを目指すトッテナムは、今夏の移籍市場でDFウォーカーを除く主力の残留に成功。ただ、補強はFWジョレンテ、DFオーリエ、DFダビンソン・サンチェスなどワールドクラスの獲得はならず、継続路線となった。例年、スロースターターの印象があるチームは、ここまで2勝1敗1分けと調子はいまひとつも、直近のエバートン戦ではエースFWケインの2ゴールなどで3-0の快勝を収めた。苦手意識のあるホームのウェンブリーでは、今季ここまで1敗1分けと未勝利が続いており、今回のドルトムント戦では是が非でも初勝利を飾りたい。ただ、昨季ELの退場で3試合出場停止のMFデレ・アリの不在が気がかりなところだ。 ▽一方、昨季に続いてマドリーと同グループとなった中、2年連続の首位通過を目指すドルトムントは、今季からボス新体制での戦いとなるが、直近のフライブルク戦でドローに終わったものの2勝1分けの無敗スタートとまずまずの滑り出しだ。今夏の移籍市場ではMFデンベレの流出というネガティブな要素もあったが、DFトプラク、MFダフード、FWヤルモレンコなど実力者を迎えており、エースFWオーバメヤンの残留を含め今後に向けて期待感がある。ただ、トッテナムとの重要な初戦に向けては、DFバルトラやDFシュメルツァー、DFラファエウ・ゲレイロと最終ラインに負傷者が続出しており、長期離脱で登録外のMFロイスを含め、チームを率いるボス監督は選手選考に頭を悩ませそうだ。なお、コンディション不良のMF香川はベンチスタートが濃厚だ。 ▽昨季に続き史上初の3連覇を目指すマドリーは、今夏にMFハメス・ロドリゲス、DFダニーロ、FWモラタという準主力を放出した一方、補強はDFテオ・エルナンデス、MFダニ・セバージョスと期待の若手の獲得にとどまった。また、国内リーグではFWクリスティアーノ・ロナウドの出場停止による欠場が響き、直近2戦連続ドロー中とやや低調なスタートとなった。それでも、2011-12シーズンの準々決勝で対戦したアポエルとの再戦となるCL初戦に向けては、休養十分のC・ロナウドの復帰を追い風に、リーグ戦2連続ドロー中のサンティアゴ・ベルナベウで快勝スタートといきたい。 2017.09.13 17:00 Wed
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