10人同士の激戦となった金沢vs千葉は金沢に軍配! 5試合ぶり勝利で連敗を「4」でストップ《J2》
2017.05.07 15:46 Sun
▽明治安田生命J2リーグ第12節のツエーゲン金沢vsジェフユナイテッド市原・千葉が7日に石川県西部緑地公園陸上競技場で行われ、ホームの金沢が2-1で勝利した。
▽21位金沢と11位千葉によるゴールデンウィーク3連戦の最終戦。前節、東京ヴェルディに敗れて4連敗中の金沢と、カマタマーレ讃岐と引き分けて連勝を逃した千葉が対峙した一戦は、ハイラインハイプレスを志向するアウェイチームに対して、ホームチームが長いボールで背後を狙う展開が続く。
▽立ち上がりから圧倒的なボール支配率で相手ゴールに襲い掛かる千葉は、4分に船山の直接FKで最初のチャンスを作ると、その後も相手を押し込んでフィニッシュの場面を作るが、キム・ボムヨンや古巣対戦の熊谷アンドリューのシュートは先制点に繋がらず。
▽一方、要所で相手の中盤でのパス回しを阻みカウンターを狙う金沢は、27分に先制点を奪う。野田のボール奪取から左サイドを突破した山崎がゴール前に低いクロスを入れると、ニアでクリアを試みたDF若狭にディフレクトしたボールがニアに吸い込まれ、ホームチームがオウンゴールで先制に成功。これで勢いづいた金沢は直後にもカウンターから持ち上がった山崎が、ボックス左からシュートもわずかに枠の右に外れた。
▽ボールを支配しながらもゴールが遠い千葉だったが、34分にキム・ボムヨンのスルーパスに抜け出した清武がDF野田に後方から引き倒されると、これが決定機阻止と判断され、野田にレッドカードが掲示され、千葉が数的優位を得る。この影響で山崎を下げて宮崎を左サイドバックに入れた金沢に対して、猛攻を仕掛ける千葉だったが、前半のうちに追いつくことはできなかった。
▽ここから完全に千葉ペースと思われたが、今度は千葉に退場者が出てしまう。53分、最終ライン裏に抜け出した佐藤洸をDF若狭がボックス手前で倒してしまい、前半の野田と同様に一発レッドで退場した。
▽この退場で10人対10人となった試合は、ここから一気にヒートアップしていく。逃げ切りを狙う金沢は、センターバックの廣井を投入。対する千葉は指宿、菅嶋のアタッカーをピッチに送り込む。この選手交代で攻勢を強める千葉は、69分にボックス内でボールを収めた指宿が際どいシュートを放つなど同点に迫るが、粘る金沢の守備をあと一歩で崩し切れない。
▽その後も一進一退の攻防が続く中、試合終了間際にはハーフウェイライン付近まで持ち上がったGK佐藤優のスルーパスを近藤が繋ぎ、右サイドから船山が決定的なクロスを供給。だが、ラリベイのヘディングシュートはわずかに枠を外れ、このままタイムアップ。互いに退場者を出す激闘を制した金沢が、5試合ぶりの勝利で連敗を「4」でストップした。
▽21位金沢と11位千葉によるゴールデンウィーク3連戦の最終戦。前節、東京ヴェルディに敗れて4連敗中の金沢と、カマタマーレ讃岐と引き分けて連勝を逃した千葉が対峙した一戦は、ハイラインハイプレスを志向するアウェイチームに対して、ホームチームが長いボールで背後を狙う展開が続く。
▽一方、要所で相手の中盤でのパス回しを阻みカウンターを狙う金沢は、27分に先制点を奪う。野田のボール奪取から左サイドを突破した山崎がゴール前に低いクロスを入れると、ニアでクリアを試みたDF若狭にディフレクトしたボールがニアに吸い込まれ、ホームチームがオウンゴールで先制に成功。これで勢いづいた金沢は直後にもカウンターから持ち上がった山崎が、ボックス左からシュートもわずかに枠の右に外れた。
▽ボールを支配しながらもゴールが遠い千葉だったが、34分にキム・ボムヨンのスルーパスに抜け出した清武がDF野田に後方から引き倒されると、これが決定機阻止と判断され、野田にレッドカードが掲示され、千葉が数的優位を得る。この影響で山崎を下げて宮崎を左サイドバックに入れた金沢に対して、猛攻を仕掛ける千葉だったが、前半のうちに追いつくことはできなかった。
▽迎えた後半は立ち上がりにいきなり試合が動く。50分、カウンターから左サイドをドリブルで独走した佐藤洸がGKとの一対一を制し、1人少ない金沢が追加点を奪う。だが、追いすがる千葉は直後の51分、北爪に代わって後半から途中出場のアランダに相手DFのクリアボールが当たり、ゴール前にこぼれたところをラリベイが豪快に蹴り込み、すぐさま点差を1点に戻した。
▽ここから完全に千葉ペースと思われたが、今度は千葉に退場者が出てしまう。53分、最終ライン裏に抜け出した佐藤洸をDF若狭がボックス手前で倒してしまい、前半の野田と同様に一発レッドで退場した。
▽この退場で10人対10人となった試合は、ここから一気にヒートアップしていく。逃げ切りを狙う金沢は、センターバックの廣井を投入。対する千葉は指宿、菅嶋のアタッカーをピッチに送り込む。この選手交代で攻勢を強める千葉は、69分にボックス内でボールを収めた指宿が際どいシュートを放つなど同点に迫るが、粘る金沢の守備をあと一歩で崩し切れない。
▽その後も一進一退の攻防が続く中、試合終了間際にはハーフウェイライン付近まで持ち上がったGK佐藤優のスルーパスを近藤が繋ぎ、右サイドから船山が決定的なクロスを供給。だが、ラリベイのヘディングシュートはわずかに枠を外れ、このままタイムアップ。互いに退場者を出す激闘を制した金沢が、5試合ぶりの勝利で連敗を「4」でストップした。
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