オーバメヤンPK失敗も疑惑のゴールなどでホッフェンハイムに競り勝ったドルトが3位再浮上《ブンデスリーガ》

2017.05.07 00:35 Sun
Getty Images
▽ブンデスリーガ第32節、ドルトムントvsホッフェンハイムが6日に行われ、2-1でドルトムントが勝利した。ドルトムントのMF香川真司は80分から出場している。

▽前節ケルン戦をゴールレスドローで終え、連勝が2で止まって4位に後退したドルトムント(勝ち点57)は、ケルン戦のスタメンから3選手を変更。O・デンベレやラファエウ・ゲレイロ、ピシュチェクといった主力が先発に戻り、香川はベンチスタートとなった。
▽一方、フランクフルトの堅守に苦戦しながらもヒュブナーの終了間際弾で1-0と勝利して3位の座を取り戻したホッフェンハイム(勝ち点58)は、フランクフルト戦のスタメンからアミリに代えてウートのみを変更した。

▽試合は開始4分、浮き球パスを処理したカストロのルーズボールをかっさらったロイスがボックス内へ侵入。GKの股間を抜くシュートで一対一を制した。リプレーで見るとロイスのポジションがオフサイドだったが、ゴールは認められた。

▽先制したドルトムントは続く13分、浮き球フィードを左サイドで受けたロイスの折り返したクロスが、ボックス内のカデラベクのハンドを誘ってPKを獲得。しかし、キッカーのオーバメヤンは枠の左に外して追加点を奪えない。
▽前がかるホッフェンハイムは22分、ワグナーのヘディングシュートでゴールに迫るも、GKビュルキの正面を突く。ハーフタイムにかけてもホッフェンハイムが仕掛け、ドルトムントがカウンターを狙う展開となったがスコアは動かず、1-0のまま前半を終えた。

▽迎えた後半、一進一退のオープンな攻防で立ち上がっていくと、ホッフェンハイムは56分にデミルバイのミドルシュートがGKビュルキを強襲。対するドルトムントは58分、パパスタソプーロスのロングフィードに反応してボックス内へ侵入したロイスのボレーシュートが枠を捉えたが、GKバウマンの好守に阻止される。

▽70分にDFのヒュブナーに代えてストライカーのサライを投入したホッフェンハイムに対し、ドルトムントは80分に2枚代えを敢行。ロイスに代えてローデを投入し中盤の守備の強度を上げ、O・デンベレに代えて香川を投入した。

▽すると82分、ピシュチェクの右クロスをファーサイドのラファエウ・ゲレイロが合わせたシュートは左ポストを直撃したものの、ルーズボールをオーバメヤンが頭で押し込んでドルトムントが追加点を奪った。

▽それでも諦めないホッフェンハイムは84分、右クロスに反応したワグナーがギンターに倒されたとしてPKを獲得。これをクラマリッチが決めて1点差に詰め寄った。しかし、反撃はここまで。

▽疑惑のゴールがありながらも逃げ切ったドルトムントが3位に再浮上し、CLストレートインに近づいている。
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